沖の島釣行 308回目(2023年18回目)


沖の島釣行 308回目(2023年18回目)

2023年06月15日(木)
岡崎渡船/二並島
黒ハエのウラ(二並島)
ヒカリの親(二並島)
出船 04:30 納竿 13:30
乗船客 11名
晴れ
最高 25.1℃  最低 20.3℃(宿毛)
水温 ?
潮 下り/上り (中潮)

雨の日の釣行の場合、磯が滑りやすくなる分、足腰への負担が増加します。
また、使わなかった竿なども洗わないといけませんし、さらに、今回は、ここまでの雨になることを想定していませんでしたので、タックルバッグの中の対策も十分ではなく、帰ってからの片付けが、大変でした。
ただ、その分と言っては何ですが、魚の処理は楽だったという。

今回の二並島回り、お客さんは、全部で11名。
二並島の周辺は、イサギが好調ですし、もっと多いと思っていましたが、雨の予報にもなっていましたし、それが影響したのかも。
ちなみに、今回も、知り合いの方がたくさんで、しかも、よく知った常連さんばかり。
朝から、会話が弾みます。
また、来る途中に降っていました雨も、出船前の段階では、上がっており、ワクワクした気持ちで、出船を待ちます。

4時半に出船した船は、約45分で二並島に到着。
まずは、複数組の方々から渡礁が始まり、高場、低場、中バエ、黒ハエ船着きに上がっていかれます。
さらに、単独のお客さんが、西のハナレ、黒ハエの北に上がられ、残ったのは、僕一人。
潮位の関係で、スクモバエとかは無理としても、ヒカリの子、ヒカリの親、黒ハエのウラ、裸島など、実績の高い磯が、たくさん残っており、自分で選ぶことになれば、少し迷ったかもしれませんが、今回は、船長任せ。
気楽に、船長の指示を待ちます。
で、船長から伝えられたのが、黒ハエのウラ
前日よく釣れていたということで、この磯になったようですが、ここでしたら、どちらの潮にも対応できますし、よく知った磯でもありますので、正直、自分で選んでいたとしても、ここにしたかも。
ということで、今回の磯は、黒ハエのウラ
 磯の紹介 黒ハエのウラ/二並島

果たして、イサギは、何匹釣れてくれるのか。
大きな期待を胸に、釣り開始です。
まず、足下付近に、餌を撒いてみますと、ポツポツと餌取りが、姿を現し、さらに、イサギの姿も見えてきます。
といっても、イサギが見えるのは、底の方。
この時期でしたら、餌取りを蹴散らすように、イサギが食い上がってくることも、珍しくありませんが、そういった状況ではなさそう。
ただ、餌を撒いていくうちに、浮き上がってくるかもしれませんし、取り敢えずは、速い下り潮に乗せて、仕掛けを流してみることに。
この時期のイサギ狙いの場合、特に、磯際周辺を狙う釣りでしたら、単調な作業のような釣りとなり、それこそ、スリルを味わうために、サメでもいないかなと思うことがあるくらい。
まぁ、釣りそのものに関しましては、メチャクチャ面白いとは言いにくいのが本音。
ですが、この流して釣る釣り方は、話が別。
スプールから、糸がバチバチと出ていく瞬間は、楽しく、好きな釣りの一つです。
イサギを確保するという目的だけを考えますと、効率が悪くなりますし、サメがいますと、取り込みが難しくなってくるものの、潮が動いている時でしたら、この釣り方で、イサギ狙いをしたい所。
ここ最近、二並島周辺には、サメが多いと聞いているものの、朝一は、まだいないことも考えられますし、取り敢えず、この方法で、イサギを狙ってみますと…

早々に、イサギをゲット。
しかも、丸々と太っていて、美味しそうな個体。
サメの気配も感じませんし、いざとなれば、足下付近を狙えば、数も確保できるはず。
また、曇っていて、あまり暑くなく、これは、良い釣りができるかも。
そう思ってみたものの、現実は、そう甘いものではありません。
まず、イサギの2匹目が遠い。
というか、1匹目がまぐれだったのか、仕掛けを流していっても、イサギが掛かってくる気配がなく、
その代わりに、ニセカンランハギが、やたらと掛かってきます。

おそらく、僕の釣り方が悪いのでしょうが、この魚って、そんなに釣れる魚ではないはずで、実際、僕自身も、数回しか釣った記憶がありません。
割と引きが強いですし、何も釣れていない時とかでしたら、これはこれで楽しめそうではあるものの、よりにもよって、イサギ狙いの時に、イサギよりも釣れる必要はないかなと。
まぁ、こういう所が、下手くそと言われる所以なのでしょうが。

そして、早い段階で、サメが登場。
いることは聞いていましたし、サメがいた方が、イサギもいるような気はしますが、先程も書きましたように、サメがいましたら、流して釣る方法がやりにくくなるのも事実。
さらに、このサメ。

どう見ても、1匹ではなく、異常に早いペースで、回ってきています。
ちなみに、黒ハエの船着きとか、西のハナレとかでは、サメを見なかったとのことでしたので、この周辺だけを回遊していたのかも。
イサギ狙いのことをブログに書く度に、サメはそれ程気になりませんと書いていますし、今も、スリルを味わうためには悪くないなどとも書きましたが、さすがに、今回の状況は、ヤバい感じ。
おそらく、これのせいで、イサギが浮いてこないのではないかと。
特に、この黒ハエのウラは、隠れられる場所が少ない分、底の方にいたのかも。
ただ、この時期のサメは、イサギ釣りの標準装備のようなものですし、いなくなる時間もありますので、これは我慢するとして、問題なのが、雨。
ぽつり、ぽつりと降り出した雨が、本格的な雨となり、最後は、結構な雨に。

新しい方のレインウェアを着ていましたが、これだけ降れば、そこそこ濡れてきますし、シューズの中はビショビショ。
おまけに、風が吹いてきたため、かなり寒いです。
そういえば、これまでにも、この黒ハエのウラで、嵐のような雨に打たれたことがあったはず。
しかも、複数回。
まぁ、それは、たまたまとして、ジンクスとか運とかが、非常に大きなウェイトを占める僕の釣りにとっては、無視するわけにはいかない状況ですので、早々に、磯代わりすることを決め、準備をしておくことに。

そして、待っている間、足下付近で、イサギが数匹釣れるという。
磯代わりすると決めた後に、バタバタと釣れる。
これもまた、下手くそな僕らしい状況といえば、それまでなのですが、イサギが釣れたことで、磯代わりするかどうかを迷ってしまったのも事実。
なので、取り敢えず、船長に相談しようと、弁当船に乗り込みますと、船長から、「乗って」という指示。

おそらく、釣れそうな磯が空いているということでしょう。
それならと、船に乗り込み、磯代わりです。
で、磯代わりしてきた先は、ヒカリの親
 磯の紹介 ヒカリの親/二並島

ここも、イサギの実績が高い磯で、僕自身も、昨年のこの時期に、30匹くらいのイサギを釣っています。
また、今回は、特に期待が持てる下り潮ですし、さらに、他船のお客さんが、ヒカリの子の方に上がれており、結構な数が釣れているとのこと。
その情報を元に、ここに上げて頂いたようで、磯上がりの際、船着きが駄目そうなら、水道側に回ってみてという指示も出ます。
で、取り敢えず、潮が下りなら、船着きからでも十分だろうと、仕掛けを流していきますと、イサギが釣れてくれたものの、ここでも、単発。
また、船着きの足下付近は、餌取りすら見えませんし、それならと、水道側に回ってみることに。

ちなみに、昨年、イサギが釣れたのは、主にこちらの水道側。
その時は、水道の中に、イサギの群れが入ってきており、餌を撒いたら、上まで食い上がってくるような状況でした。
今回は、その時とは、潮も違いますし、どうなのかなと思いつつ、数を確保したければ、食い上がってくるイサギを狙うのが手っ取り早い気もしますので、移動して、餌をまいてみますと、餌取りすら見えてきません。
やはり、そう甘いものではないようです。
なので、水道側の先端まで行き、そこで釣りをしてみることにします。
ちなみに、先端部分というのは、ここのこと。

船着きとの移動の際には、この狭い部分を通らないといけませんし、途中には、異常に滑りやすい場所もあって、少し面倒ではあるものの、ここからですと、水道側も、沖向き側も狙えます。

さらに、ヒカリの子がと隣り合わせになりますので、ヒカリの子に上がれている方ともお話が出来るというメリットも。
実際、今回も、初福渡船さんのお客さんでしたが、快く会話に応じて頂き、釣れるポイントのアドバイスも下さったりと、楽しくお話できました。
非常に感じの良いお二人だったことに加えまして、沖の島の場合、磯回りが決まっている分、磯の上で、他船のお客さんとお話ししたりする機会は滅多にありませんので、これだけでも、ここに磯代わりしてきた甲斐があると思えたくらいです。
ただ、肝心の釣果の方は、今ひとつ。
水道側の釣り座と、船着き側の釣り座を、行ったり来たりしながら、イサギを狙っていくものの、ぽつりぽつりと釣れてくるだけ。

クーラーの中身が、一向に増えていきません。
で、結局、12時過ぎに、餌がなくなり、終了。
正確に言いますと、バッカンに入れてあった方の餌がなくなったということ。
ブロックのまま持っていっていました赤アミ3枚と、ボイル1枚は、手つかずで残っていましたが、
これを使ってまでという気もして、納竿としました。
それに、11時過ぎ頃からは、潮が動かなくなってきて、さらに、上り潮に変わってきたため、魚からの反応が極端に少なくなっていましたので、続けてもどうかなと思ったのも事実。
もっとも、ヒカリの子の方々は、最後の方まで、よく竿を曲げておられましたので、狙えば、釣れたのかもしれませんし、釣れなかったのは、僕の腕の問題なのですが。

ということで、今回も、見事に撃沈。
10匹くらいは釣れましたから、自分で食べる分は確保できたものの、この時期のイサギ狙いで、この数なら、撃沈と言ってよいでしょう。
しかも、今回は、尾長狙いの中でのイサギ狙いではなく、イサギを狙っての、この釣果。
情けない限りです。
ですが、書きましたように、岡崎渡船のお客さんは、よく知った方ばかり。
さらに、磯の上では、他船のお客さんとたくさんお話ができ、楽しい時間が過ごせました。
なので、今回の沖の島釣行も、大満足!!です。

来週は、水曜日の二並島で行きたいというのが本音ですが、今年は、水曜日を休みにしづらくなっているため、おそらく、調整が難しいと思われます。なので、行けるとしましたら、火曜日の三ノ瀬、木曜日の一ツバエ、金曜日の大小島、このどこかということに。
いずれも、まだ出船が決まっていませんが、天気予報を見る限りでは、火曜日が一番可能性が高いかなと。

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