沖の島釣行 349回目(2024年19回目)


沖の島釣行 349回目(2024年19回目)

2024年06月07日(金)
岡崎渡船/二並島
・東のハナ高場(二並島)
出船 04:30 納竿 13:30
乗船客 18名
晴れ時々曇り
最高 25.0℃  最低 20.1℃(宿毛)
水温 23.0℃
潮 下り

先週は台風の影響でお休み。
2週間ぶりの沖の島釣行となりました。
シーズンの終盤にきてのお休みは、あまり歓迎するべきものではないのですが、仕事の都合などと違い、天気はどうすることも出来ませんので、仕方がありません。
そして、今回も、前日になって、突然の雨マーク。
出船に影響するようなものではなかったものの、レインウェアを着なければいけないかどうかは、割と大きな問題。
幸い、出船の前までには、雨マークが消え、レインウェアを着なくて済みましたが、レインウェアを着ていたら、大変だったかも。
夏用のウェアでも、相当暑かったですので。
なお、今日も、恒例の筋肉痛、体中がバキバキです。


さて、今回は、二並島周り。
イサキがよく釣れているということもあり、お客さんは18名。
ちなみに、日曜日に聞いた時点では3人でしたので、そこからの数日で、一気に増えたことになります。
ただ、最近は、このパターンが多くなっているのも事実。
今も書きましたように、天気が不安定なこともあり、皆さん、ギリギリまで様子を見られているということしょうか。
1~2日前に予約される方が多くなっています。
なので、お客さんの人数を聞いてから釣行日を決めようと思うのであれば、前日の夕方以降にということになるわけで、あまり現実的ではないかも。
なお、僕の場合は、人数自体も気にはなりますが、それ以上に重要なのが、知り合いの方がおられるかどうか。
そういう意味でも、釣行日を、二並島周りの日にしているのは正解で、今回も、たくさんの知り合いの方々とお会いできました。

4時半に、出船した船は、母島港に寄り、泊まりの方を乗せた後、二並島に向かいます。
まず、泊まりの方が、裸島のハナレと船着きに渡礁され、続いて、東のハナの低場。


いかにも、僕が渡礁するかのように先頭に立っていますが、ここで釣りをするのは、僕ではありません。
僕は、鉄柱を立てるために、一旦、上がっただけ。


僕が上げてもらうのは、この横にある高い方です。
といっても、低場の高い場所ということではなく、高場に上げてもらうということ。
この人数で、しかも、泊まりの方とか、複数組の方とかがおられる中、東のハナの高場に上げてもらえることになるとは。

ということで、今回の磯は、東のハナの高場。


同じく単独で来られていた方と一緒に、二人で上げてもらうことになりました。
東のハナの高場に上げてもらうのは、今回で44回目。
上げてもらった回数だけなら、ベテランの域に達しているとも言えそうですが、上手くなったのは、渡礁の仕方とか、荷物の運び方だけ。
腕の方は全く上達していません。
これだけ上がっていて、こんなに上手くならないのは、ある意味、凄いことなのかも。


荷物を移動させ、少し休憩した後、準備に取りかかるのですが、使う竿は、もちろん、マスターモデルⅡ尾長MH-530
道糸、ハリスは、ブラックストリームの2.75号。
ウキは、松山NEXTの5-5をチョイス。
柄杓は、松山一投流
いわゆる、尾長狙い用のセット。
これを準備しただけで、尾長狙いの気持ちになれます


なお、僕の釣り座は、北東の先端。
東の風をまともに受けますので、少し釣りづらくなっていますが、これは想定内。
というか、風がない日であっても、上手く釣りをすることができないわけで、むしろ、風があった方が、下手くそさをごまかすことが出来て、好都合と言えるくらいです。
また、潮は、速い下り潮。
朝の時点で、船長から、潮が速くて釣りにくいかもと聞いていましたが、まさにその通り。
東のハナの高場では珍しいくらいの速さで流れています。
しかも、いつもとは違う向きから当たってくる潮で、これまた釣りづらい要素。
もっとも、これに関しましても、僕の下手くそさを考えましたら、あまり関係ないとも言えるのですが。
そして。肝心の魚。
餌を撒く前から、グレらしき魚の姿が見えており、これはもしかしたらと期待してみたものの、餌を撒いてみますと、おびただしい数のイサキが寄ってきて、一面、真っ茶色に。
まぁ、こんな時期ですし、想定内と言えばそれまでですが、この分厚い壁をどう突破すればよいのか。
尾長が浮いてくることを期待して、餌を撒き続けてみるものの、イサキの数が増えていくだけ。
餌を撒く前に見えていましたグレらしき魚の姿は、餌を撒き始めてすぐに見えなくなりましたし、これは、イサキ狙いに切り替えた方がよいのかも。
ということで、取り敢えず、お土産を確保しておこうと、イサキを釣りにいっていましたら、サメの登場。


これはすっかり忘れていました。
サメがいることが分かっていれば、サメよけの対策もできたのですが。
というより、東のハナの高場に上がれること自体が想定外。
サメがいることが分かっていても、準備はしていなかったでしょう。
ということで、磯の周りにいる4~5匹のサメと付き合いながらの釣りになることが確定。
ちなみに、4~5匹と書きましたが、同時に、視界の中に入ってきたサメの数が4匹だったということ。
少なくとも4匹はいたとして、どれだけいたのか。
ただ、イサキ狙いであれば、サメを交わすのは、それ程難しいわけではありませんし、あまり気になりません。


で、イサキ狙いということなら、風をまともに受ける北東の先端にいる必要はなく、さらに、潮が速い下り潮ですから、船着きに移動することに。
また、イサキ狙いであれば、松山は不要。
それこそ、サメがいるわけですし、そんなのでロストしてしまったら、悔しくて仕方ありませんから、仕掛けを丸ごと交換。
ですが、その際、竿だけはそのままにしておきます。
竿まで交換してしまいますと、完全なイサキ狙いになってしまうわけで、気持ち的には、あくまで尾長狙い。
何かのタイミングで、尾長が見えてくるかもしれませんので、それに備えておこうかと。
というか、正直な所、竿を交換するのが面倒だったというのが、一番の理由ですが。


ということで、自分で食べる分の4~5匹は確保しておこうと、イサキ狙いを始めるわけですが、これはさすがに簡単なミッション。
あっという間に達成し、そして、あっという間に飽きます。
贅沢を言えるような立場ではないのは分かっていますが、簡単すぎる釣りは面白くありません。
しかも、今回は、金曜日の釣行ですから、週末が控えており、たくさんのイサキを持って帰りたくないのが本音で、さらには、身内の者も含め、引き取り手がない状況。

なので、一旦、上物は休止し、予備として持ってきていましたキビナゴをしてみることに。
しかし、イサキ狙いにしても、キビナゴにしても、何をしに東のハナに上がっているのかと。
尾長狙いの人に文句を言われそうですが、今回は、他に上がる人がいなかったわけですし、大目に見てもらいましょう
なお、そのキビナゴですが、魚の反応があったのは1回のみ。


北の地向きを狙っていますと、仕掛けが一気に引き込まれ


掛かった魚が、東の1番の方に突進。


根に入られてしまい、何とか引きずり出そうとしてみたものの


最後は、ハリスが切られて、無念のバラし。


おそらく、タマメだったのではないかと思われますが、残念。
とはいえ、釣ってもリリースしたわけですし、やり取りを楽しめたので、これでよしとしましょう。
なお、魚からの反応はこれだけと書きましたが、餌取り(キツなど)は好反応で、頻繁に餌がかじられていました。
そのため、約1時間で、持ってきていた餌がなくなり、強制終了。
今回は、あくまで予備として持ってきていましたから、小さなパックしか用意しておらず、こんなことなら、もっとたくさんの餌(キビナゴ)を持ってきておくのだったと、少し後悔。


ということで、ここからは、再び上物。
尾長の姿は見えてきませんので、引き続き、イサキを狙っていきます。
もちろん、いくらイサキでも、ずっと釣れ続けるわけではなく、餌を撒いても寄ってこない時間もありましたし、食いが悪くなる時間もあったのですが、それでも高活性だったのは間違いありません。


特に、11時半頃からは、真正面から風を受けるようになり、波も出てきて、釣りにくくなったものの、魚の活性は、爆上がり。
イサキが、ガンガン掛かってきましたし、おまけで小さな尾長も数匹


写真の撮り方で、大きく見えないかと、色々とやってみましたが、無理でした。


35cmくらいの尾長を、50cmくらいに見せるには、それなりの技術が必要なようです。
もっとも、僕の場合、実際に50cmの尾長を釣ることよりも、写真で大きく見せる技術を身に付ける方が簡単なような気もしますが。

ということで、イサキを15匹持ち帰り。


そのうちの3匹を知り合いの方に引き取ってもらい、12匹を自分用に。
10匹以上はリリースしましたし、抜き上げてから落としたものも数匹。
抜き上げの途中に落としたものもあわせますと、結構な数が釣れました。
しかも、サメの猛攻を完全に交わし、1匹も取られなかったという。
もっとも、サメを交わそうとして、バラしたのは何度かありましたが。
一方、尾長狙いということであれば、完敗。
釣れた35cmくらいの尾長も、狙って釣ったものではありませんし、またしても、東のハナを無駄にしてしまいました。
なので、撃沈なのかそうでないのか分からないような結果になりましたが、楽しかったのは事実。
同礁させて頂いた方は、気さくで感じの良い方で、初めてとは思えないくらいたくさんお話ができましたし、それ以外の同船の方々とも、たくさんお話ができ、本当に楽しい時間が過ごせました。
なので、今回の沖の島釣行も、当然の大満足!!です。


なお、来週も、二並島周りの日を予定しています。
昨日聞いた時点で予約は入っているとのことでしたので、あとは天気がどうなるか。
もっとも、余程の悪天候でもない限り、出船があるなら行くつもりです。


関連記事

  1. 沖の島釣行 345回目(2024年15回目)

  2. 沖の島釣行 126回目(2019年16回目)

  3. 沖の島釣行 339回目(2024年9回目)

  4. 沖の島釣行 065回目(2017年29回目)

  5. 沖の島釣行 296回目(2023年06回目)

  6. 沖の島釣行 328回目(2023年38回目)