沖の島釣行 346回目(2024年16回目)


沖の島釣行 346回目(2024年16回目)

2024年05月08日(水)
岡崎渡船/二並島
・東のハナ高場(二並島)
出船 04:30 納竿 13:30
乗船客 8名
晴れ時々曇り
最高 22.3℃  最低 15.1℃(宿毛)
水温 21.7℃
潮 上り/下り

先週は、GWの期間だったため、釣行を見送りましたので、約2週間ぶりの沖の島釣行となりました。
いつも書いていますように、少し間隔が空くだけで、行きの道中がいつもよりも楽しく感じられ、お得な気分になれます。
なので、時々お休みを挟んでいくのも悪くないのかなと思いつつ、行けるのであれば、毎週行きたいというのが本音かなと。
で、ふと思ったのですが、久しぶりの釣行の際、何故いつもよりも楽しく感じるのか。
実際のところ、行きの道中に関しましては、毎週行っている時の方が近く感じますし、久しぶりの時ですと、妙に長く(遠く)感じたりすることがあるのも事実。
それなのに、楽しく感じられる理由というのは、釣れない感覚のリセットではないかと。
毎週、毎週釣れない釣行を続けていますと、どうせ釣れないだろうという気持ちになってきますが、釣行が飛びますと、それが一旦リセットされ、釣れるような気がしてくるということです。
もっとも、それは気持ちだけの問題というか、錯覚のようなもの。
釣行をお休みにしたところで、釣りの腕が上達するわけでもなく、磯に上がった1時間後(30分後?)には、現実に引き戻されているという。

しかし、尾長狙いの日は、何も起こらないことが大半で、釣行記を書くのが難しいのですが、今回も、内容がなさ過ぎて、書くのに苦労しました。
というか、毎回、毎回、釣れなかったことを報告するだけの釣行記。
書くのが嫌になってきています。
ブログ自体、面倒になってきていますので、潮時かも。


今回は、3日前の夕方に予約の連絡をしたのですが、その時点では、問い合わせなし。
二並島周りの日でしたし、釣行を回避するような予報にもなっていませんでしたので、てっきり、出船が決まっているものだと思っていました。
確かに、過去のデータを見てみましても、GW明けの週は、お客さんが少なくなる傾向があるのも事実。
ただ、よく釣れている年でしたら、そこそこの人数になることもありますし、やはり、集客という意味では、釣果というのは、非常に大きな意味を持つのでしょう。
そして、これも、よく書いていることですが、下手くそなことが知れ渡っている僕が釣果を上げれば、それなりの宣伝になるはずだと。
ですが、それが出来ないから下手くそということになるわけで、僕が釣れるかどうかは運次第。
僕にでも釣れる日に当たってくれることを期待しながら、通ってきているわけですが、なかなか。


なお、出船が決まったのは、前日の昼頃で、最終的な人数は、僕を含めて8人でした。
二並島周りでのこの人数は、寂しい限りですが、お客さん全員が知り合いの方。
しかも、その大半が、よくお会いします常連さんでしたので、出船を待っている時間から、磯に上がるまで、常にどなたかとお話をしているような状態。
さらに、今回は、知り合い(友人)の方と一緒に上がりましたので、磯に上がってからも、喋りっぱなし。
僕的には、理想のパターンだったと言えるのかも。


定時の4時半に出港した船は、約50分で二並島に到着。
一緒に上がる友人と僕以外には、尾長狙いのお客さんはおられず、東のハナの高場に上げてもらうことに。
ちなみに、今回は、時間がなかったこともあり、来る途中に買ってきました餌を、そのままバッカンに詰めてきていました。
赤アミ4枚とボイル2枚ですので、その重量は20kg超。
それを一つの1つのバッカンに詰め込んでいたのですが、このままでは、簡単に持ち上がる代物ではありません。
ただ、ここの荷渡しの手伝いは何度もしていますし、僕自身が上げてもらった回数も40回超。
こういった事情はよく分かっています。
なので、詰め込んだ餌の一部を、ビニール袋に入れて、すぐに取り出せるようにしていました。
こういう所には機転が利くのですが、釣りの方になりますと、全然駄目だという。


荷物を移動させ、少し休んでいますと、先に餌を撒き始めた友人から、魚が見えるとの声。
ここ最近、魚が見えているとは聞いていましたが、3月に上げてもらった時もそうでしたように、僕が上がる時は、魚が見えなくなることが多いため、少し不安だったのも事実。
釣り上げることの前に、掛けること。
そして、東のハナの場合、掛けることの前に、魚が見えることが大前提ともなりますので、取り敢えずは、一安心。


僕も、釣り座に立って、餌を撒いてみますと、餌取りとかイサキとかに混じって、大きめの魚の姿が見えてきます。
少し深めな所にいるため、尾長だとは断定しにくいですが、尾長だと思われる魚も見えており、これはチャンスかも。
そう期待しながら、餌を撒いていっていますと、集まってきた魚を蹴散らしていく、大きな影。
大きなサメです。
サメがいることは、友人から聞いており、数日前には、数匹が、ずっとウロウロしていたようです。
このサメが悪さするサメなのかは分かりませんが、サメ対策として重要なのは、釣った魚を食わせないこと。
一度食ってしまったら、そのまま居着くことが濃厚ですので、釣った魚を食われる前に、対応しておきたい所。
それに、イサキであれば、強引なやり取りで、交わすことが可能ではあるものの、尾長の場合、そうもいきません。
ただでさえ、掛からない尾長が、こういう時に限って掛かり、サメの餌食にでもなれば、悔しくて仕方ないはずですから、ここで、友人からの提案で買ってきていましたサメよけ用のサメを投入することに。


ちなみに、サメを投入するのは、今回が初めて。
さらに言いますと、サメを触ったのも、おそらく、今回が初めて。
なので、投入の仕方が分かりません。
取り敢えず、繋いでおくロープを通すために、口を開けてみるものの、どこを通せばよいか分からず、分かったのは、こんな小さなサメでも、歯が鋭いこと。


指を突っ込みますと、大変なことになりそうですし、口からロープを通すことは断念。
尻尾にロープをくくりつけることにします。


すっぽ抜けないか、少し不安ですが、しっかりと結んで、磯の上からドボン。


この程度のことで効果があるのかは疑問ですが、この後、サメの姿を一度も見ませんでしたし、それなりの効果があるのかも。
もっとも、これを投入する前に見たサメは1匹のみ。
しかも、ゆら~っと泳いでいただけですので、攻撃的なサメでなかった可能性も否定はできません。
つまり、サメよけ用のサメを投入しなくても、いなくなっていたかもということです。
ですが、せっかく買ってきたわけですし、効果があったと思っておきましょう。
ただ、磯の上からサメを吊していますと、思いの外、邪魔ですし、もしかしたら、尾長にとってもマイナスなのかも。
そうだとしましたら、今後どうするかを決める上での、判断材料の一つになりそうです。
ちなみに、投入したサメですが、そのまま海に投げ込みますと、不法投棄になる恐れがあるとのこと。
そのため、釣行後に、海から引き上げておきました。


まぁ、そのために、ロープで繋いでいたわけですし、そうでなければ、繋いでいません。
釣りだけでなく、磯の上を移動する際にも、相当邪魔でしたので。
なお、引き上げたサメですが、持ち帰って、スタッフが美味しく頂きました。
というのは、さすがに嘘で、持ち帰って、処分しておいたと。


さて、本題に戻ります。
魚は見えているものの、ほとんどがキツ?
僕の目が確かなのかはともかく、僕の目からは、キツにしか見えませんし、一緒に上がっている友人も、キツだと。
まぁ、中には、尾長も混じっているのでしょうが、圧倒的に多いキツの中から、尾長を釣り上げるなんて芸当が、僕に出来るはずがありません。
というか、キツも掛かってきませんし、真っ茶色になるくらい浮き上がってきていますイサキですら掛からない有様。
僕が下手くそ過ぎるのか、ここの魚が難しいのか、この日の状況がよくないのか。
おそらく、その全てが当てはまると思われますが、その中でも、一番大きいのが、僕の腕の問題。
上手くなろうという気持ちがないわけではありませんが、ポンコツすぎて、どうにもなりません。

そして、いくら餌を撒いても、尾長が見えてきませんので、8時頃に、釣り座の移動。
ここまでは、北東の先端で釣りをしていましたが、船着きに移動してみることにします。
船着き周辺で、磯際を狙ってみようということです。
磯際に仕掛けを沈めていった場合、何が掛かってくるか分かりませんし、掛かっても、大きい魚なら、ほぼ獲れません。
また、ウキなどをロストする可能性もあり、なるべくはしたくないのですが、尾長が見えていませんし、かといって、何もせずに待つだけというのも勿体ないですから、何かやってみようと。
なお、磯際狙いをする際、北東の先端でやってもよかったのですが、今回は、サメを吊していたため、それが邪魔になりそうでしたので、船着きに移動してみました。


船着きに移動し、磯際を狙っていますと、魚からの反応。
ここまで、イサキどころか、餌取りすら掛かっていませんでしたの、本日初めてのヒット!
重量感はないものの、パワフルな引きで、手前の方にグイグイと突っ込んできます。


ちなみに、手前の方というのは、われの部分の穴のこと。
今回の魚は小さかったですから、引きずり出せましたが、大きい魚だった場合、アウトになるやつ。
やり取りも練習していかないと、ここの魚には辿り着けないなと。
なお、釣れたのは、40cm弱(35cm強ともいう)尾長。


こんなサイズの魚で喜んでいても仕方ないのですが、何も釣れていませんでしたので、ほっと一安心。
でも、小さいながらも尾長がいることは分かりましたし、サイズアップを目指して、さらに続けていますと、今度は、キツ。


どうしたら、こんな所に針が掛かるのか分かりませんが…
そして、この後も、キツ、キツ、キツ…
1匹目の尾長は、本当にラッキーヒットだったようで、キツしか釣れません。
しかも、そのキツも、ガンガン掛かってくるわけではなく、潮が動いている時に、ポツポツと掛かるだけ。
また、この磯際狙いも、最初のうちは楽しいでのですが、楽しくなくなってくるのも事実。
1時間くらいやって、元の釣りに戻ります。
まぁ、元の釣りといっても、仕掛けを戻すだけ。
尾長は見えていませんし、浮いてくるイサキを狙ってみても、一向に釣れません。
このイサキに関しましては、後日、改めて書きますが、僕がイメージしていた簡単に釣れるイサキとは、違うものだったかなと。


なお、12時頃からの最後の1時間は、尾長が見えていました。
沖の島、鵜来島周辺では、干潮前後にチャンスタイムが来ることが多いとも聞きますが、今回は、12時くらいが干潮でしたので、まさにそのタイミング。
ただ、その絶好のチャンスも活かすことができず、今回の尾長チャレンジも失敗に終わりました。
ちなみに、片付けをして、船を待っている時間が、一番よく見えていましたが、夕釣り(二並島)の当番船は、出船されていませんでしたし、岡崎渡船さんも含め、半夜があった渡船やさんはなかったのではないかと。
何か、勿体ない話です。


ということで、今回も、見事に撃沈。
35cm強(よく言えば40cm弱)では釣ったうちに入りませんし、あんなにたくさんいたイサキも、わずか4匹。
一体、何をしていたんだという感じですが、途中にも書きましたようにポンコツなので、仕方ありません。
ただ、ポンコツなりには、頑張ってみたつもりですし、今回は、友人と一緒でしたから、釣れなかったことが全く気にならないくらい楽しかったのも事実です。
また、同船の方々とも、たくさんお話もでき、良い1日になりましたので、今回の沖の島釣行も大満足です。


来週は、火曜日から金曜日にどこかで行きたいと思っています。
あまりにも釣れていませんし、尾長狙いは、一旦休止にしようかなと。
上物がメインなのは変わりませんが、口太、イサキを狙いで行ってみようということ。
また、ルアーも面白くなってきていますし、そろそろ、キビナゴを持っていくのも悪くないかも。
確かに、尾長狙いは楽しいですし、どんなに釣れなくても、尾長狙いをしたいというのが本音です。
ただ、たまには、違う釣りも悪くないのかなと。
もっとも、来週は、火曜日から金曜日までが、一ツバエ、ノコバエ、ムロバエ、三ノ瀬となっており、見事に、二並島周りの日が外れているというだけのことなのですが。

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