沖の島釣行 145回目(2019年35回目)


沖の島釣行 145回目(2019年35回目)

2019年08月29日(木)
岡崎渡船/三ノ瀬
黒ハエのウラ(二並島)
赤崎の地(三ノ瀬)
出船 04:30 納竿 13:30
乗船客 5名
曇りのち晴れ
最高 30.9℃ 最低25.1℃(宿毛)
水温 ?℃
潮 下り 大潮

今回は、久しぶりの平日釣行。
といっても、この時期は、土日であっても、平日のような人数ですので、あまり違いを感じませんでしたが。
なお、今回は、ダイブハウジングに浸水の恐れがあったため、海中映像を撮っていません。

今回のお客さんは、5名。
というか、出船があったのが、岡崎渡船さんのみですから、片島港全体で5名ということです。
この時期の平日で、10m前後の南西風と南からのうねり。
出船があっただけでも、すごいことなのかも。
で、このような状況であれば、まず候補になるのが、一ツバエ。

少し潮を被ってはいるものの、先日は、キハダマグロも釣れており、ルアーの方にとっては、もってこいの磯。
ここに、ルアーの三人組の方が上がられます。
その後、船は、二並島の方に向かい、もう一人の方が、黒ハエの船着きに上がられ、僕は、黒ハエのウラ上げてもらいました。
 磯の紹介 黒ハエのウラ/二並島

何度も上がっている磯ですが、キビナゴで上がるのは、今回が初めて。
早速準備をしてといきたいところであるものの、まずは、磯の状況確認を兼ねて、ルアーから始めてみることに。
ちなみに、状況確認というのは、波の確認ということ。
南からのウネリには、比較的強い磯ですが、西側の方は、低くなっており、波が回り込んでくることもあります。
そういった際、キビナゴの竿を持っているよりは、ルアーの竿を持っている時の方が、パッと逃げやすいかなと。
それに、ここ最近の状況を考えますと、朝一は、ヤズとかネイリのチャンスタイムのはず。
ここで、何らかの釣果を上げておきますと、その後の展開が楽にもなるでしょうから、ルアータックルを準備し、青物を狙ってみることに。

使う竿は、いつものヒラスズキタックル。
ルアーは、komomo SF-125を選択し、鵜来島方向を狙ってみますと、1投目から、小さなネイリが吹っ飛んできました。

ネイリが吹っ飛んできました。
いつものサイズのネイリ。

35cm、いや30cmくらいでしょうか。
カンパチ(ネイリ)なら、このサイズでも美味しいですから、持って帰ってもよかったのですが、今回は、カツオを釣る気満々ですから、クーラーのスペースを確保しておかないと。
そんな偉そうなことを言える立場ではないのは、重々承知の上。
ただ、それでも、いつものことながら、朝一は、気持ちが大きくなりますので。
ということで、写真だけ撮って、この魚はリリース。
そして、2投目。
さすがに、ここでは、ヒットしませんでしたが、それでも、何匹かのネイリらしき魚が、チェイスしてきているのが見えました。
これは、おそらく、投げれば釣れる状態。
リリースするような魚を釣り続けても仕方がないとはいえ、ヒラスズキタックルですから、結構楽しめるはずですし、運が良ければ、キープサイズのネイリが釣れるかも。
そう期待しながら、ルアーを投げ続けるものの、掛かってくるのは、すべて同じサイズ。
結局、1時間弱ほど、ルアーを投げ、10匹に到達した時点で、一旦、終了することにしました。

なお、朝一は、大物狙いということで、大きなルアーを使いたくなりますし、それで構わないと思うのですが、釣果だけを考えましたら、ライトなタックルで、10~13cmのミノーを投げてみますと、そこそこ遊べるかも?
ちなみに、今回は、当たってくる潮よりも、払い出す潮の方が好反応でした。

で、ここからは、キビナゴ。
今回は、PEを使ってみようかとも思っていましたが、風がありますので、無難に、ナイロンにしておきます。
仕掛けを準備し、いざ、釣り開始!
先程までの、ルアーでの状況を考えますと、ネイリがすぐに釣れてくれるだろう、そう思っていたものの、なかなか反応がありません。
1匹目のネイリが釣れたのは、15分以上経った後でした。

前回も書きましたように、この手の魚の場合、やはり、ルアーの方に分がありそうです。
というか、そもそも、僕の場合、キビナゴを使った釣りが、上手く出来ていなくて、それで釣れていないというのが、正解なのかもしれませんが。
ただ、それでも、釣りを続けていますと、ネイリだけでなく、他の魚からの反応もあり、アカハタとか、モンツキとかが釣れてくれました。

そして、釣れましたモンツキの中には、40cm以上の良型のものも。

これって、もしかして、キビナゴの威力?
実際、ルアーで釣れるモンツキも、ミノーで釣れる魚より、ワームとかスピンテールとかで釣れる魚の方が大きいことが多いですし、底付近を狙った方が、良型が釣れやすいのかも。
ちなみに、使っています竿が、5号の竿ですから、このモンツキも問題なく抜き上げることが出来ましたが、ここで新しい玉網を使っておくべきでした。
というのが、この後に釣れてきましたダツとかヤガラとかが、意外と大きく、抜き上げが難しいサイズ。

新しい玉網で最初に掬うのが、こいつらというのは、どうしても納得が出来ず、ハリスを持って、引き上げる羽目に。
もっとも、初めて使う場合でなくても、ダツとかヤガラとかは、玉網で掬いたくないのですが。

こんな感じで、前半戦は、色々な魚を釣りながら、楽しく過ごすことが出来ました。
そのため、後半戦も、このまま残るという手もあったものの、ある程度、満足していたこともあり、今回は、敢えて、磯代わりすることに。
で、船長に、「西のハナレはどうですか?」と聞いてみますと、「取り敢えず、行ってみる?」とのことでしたので、まずは、手ぶらで行ってみます。
すると、思っていた以上の風とウネリ。
しかも、風の向きから考えますと、下の低い石が邪魔になりそう。
なので、西のハナレは断念。
また、ヒカリの子、低場なども、風を真正面から受けますし、裸島には、一ツバエのお客さんが移ってこられています。
となりますと、二並島周辺で上がれる磯はなく、かといって、一ツバエの方に行ってもらうのも、申し訳ありませんので、風裏になります赤崎の地に、連れていってもらうことにしました。
 磯の紹介 赤崎の地/二並島

この赤崎の地は、8月11日にも、上がっていますが、その時は、釣りを始める前に、竿を折ってしまって、キビナゴの竿を使えていません。
一応、青物用の竿などで、キビナゴの釣り自体はしてみたものの、正規のタックルで挑むのは、今回が初めて。
前回は、タマメらしき魚に何度か切られていますから、今度は、この竿でリベンジをとの期待を込めて、釣りを開始するものの、とにかく、反応がありません。
魚も全く見えていませんし、前半戦とは打って変わり、何もない時間が延々と続きます。
たまに、釣れてくるダツも、サヨリみたいなサイズですし、今回は、玉網の出番はないかなと思い始めました12時過ぎ、何の予兆もなく、突然、その時が訪れることに。
この玉の柄、メーカーさんのHPには、10kgなら余裕と書いてあります。
ただ、実際に使ってみないと、その感触は分かりませんので、その機会を、虎視眈々と待っていたということです。

で、実際に使ってみますと、一切のたわみもなく、無事、ランディング成功。
掬ったのは、これ。

不注意で落としましたガン玉ケース。
新しい玉の柄で初めて掬った物が、これとは。
改めて、前半戦に、モンツキかネイリを掬っておけばと思いました。

なお、後半戦は、何も釣れないまま、納竿の時間を迎えます。
ちなみに、今回は大潮で、迎えの時間には、潮位が下がっていましたので、船と磯の高低差がかなり大きくなっている状況。
しかも、迎えが、一番目ですから、一人で荷物の運搬をしなければなりません。

ほぼ無駄のない動きで、1分以内に、荷物の積み込みが完了。
歩いている部分は、靴と同じ幅かそれより狭いくらいですし、しかも、最後は、魚と氷の入ったクーラーを、片手で運ばないといけません。
こういうのが、経験ということなのでしょうが、釣りの腕は、一向に上達しないものの、こういった部分は、割と上達した気がします。
なお、船から磯、磯から船に移動する時は、危険を伴いますし、急かされることはなく、ゆっくり待ってもらえますので、安全を優先して下さい。

ということで、今回は、数こそ釣れましたが、小物ばかり。
良い釣果と呼べるのかは疑問ですが、楽しかったのは間違いありませんので、今回の沖の島釣行も、もちろん、大満足!!です。

さて、来週ですが、基本的には、木曜日か金曜日。
このどちらかで出船があれば、行こうと思っていますが、現時点で、予約は入っていません。
というか、週末ですらまだ予約が入っていない状況です。
天気が読みにくい時期ですし、予約が入ってもギリギリだろうと、船長も仰っていました。
なので、取り敢えず、予約が入ることを期待して、待とうと思いますが、一応、土か日に変更できるようにも、保険をかけておくつもりです。


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