沖の島釣行 154回目(2019年44回目)


沖の島釣行 154回目(2019年44回目)

2019年10月31日(木)
岡崎渡船/一ツバエ
・一ツバエ(一ツバエ)
出船 05:00 納竿 14:30
乗船客 10名
晴れ
最高 23.5℃ 最低12.0℃(宿毛)
水温 ?℃
潮 上り (中潮)

10月の最終日、天気が良い予報でしたので、いくらか賑わっているかなと期待していましたが、到着時の片島港はガラガラ。
また、出船のあった渡船やさんは、沖の島では、岡崎渡船さんのみ。
寂しい状態でした。
確かに、まだあまり釣れていないというのもあるのでしょうが、沖の島って、本当に夢のある場所で、釣れる釣れないに関係なく、メチャクチャ楽しい場所ですから、もっと多くの方に来て頂きたいというのが、僕の素直な感想です。

お客さんは、他船のお客さんを含め、全部で10名。
上物、底物、ルアー、キビナゴと、バラエティに富んでいます。
磯回りは、一ツバエ回り。
といっても、他の渡船やさんの出船がありませんので、実質、「沖の島回り」のようなもの。
で、沖の島に着き、まず、泊まりの3人組の方が、平バエに渡礁され、続いて、底物の方が、一ツバエに。
そして、その際、船長から「柴田君、どうする?」と声が掛かります。
正直、グレとかイサギとかであれば、二並島周辺の方が釣れそうな気がするのも事実。
また、この一ツバエ、この時期には、餌取りが抜群に多く、釣りづらいのも間違いありません。
ただ、それでも、超一級磯で、しかも大好きな磯の一つである一ツバエを断る理由は、見当たりませんから、僕も上げてもらうことにしました。
ということで、今回の磯は、一ツバエ

8月24日以来の、渡礁です。
その前回は、ルアーを投げなくて、少し後悔した記憶もありますので、今回は、ルアーからやってみることに。
ちなみに、ここ最近は、上物ばかりしており、勘違いされそうではありますが、僕は、ルアーマンです。
というか、ルアーマンのつもりです。
で、まずは、潮が当たってきます北面に、ルアーを投げてみますと、何かがコツコツ当たります。
ただ、これは、青物ではなさそうな感触。
小さめのダツか、ヤガラか。
これまでに、無数のヤガラを掛けてきました僕としましては、後者が本命ですが、果たして、正体は。
いやいや、果たしてでもなんでもなく、正体は、ヤガラ

これが1匹釣れましたら、まさに、堰を切ったような感じで、ヤガラのラッシュに突入。
このヤガラ、掛けても、あまり面白くありませんし、おまけに、ヌルヌルして厄介ですから、あまり掛けたくないというのが本音。
なので、しばらくして、ルアーは、一旦終了としることに。
そして、ここからは、キビナゴ。
もっとも、ルアーをキビナゴに変えたからといって、劇的に状況が変わるとは、とても思えないのも事実ですが、それでも、もしかしたらと、やってみましたら、最初に掛かってきたのは、この魚。

一応、変わったとはいえ、これもヤガラの一種。
まぁ、そんなものでしょう。
さらに、日が昇ってきますと、磯際の餌取りが増えてきて、仕掛けを入れても、すぐ餌がボロボロになる状況。
海中映像を見てみましたら、餌取りが、キビナゴをつついています。

キツと、茶色い魚、そして、ヤガラ。
これでは、餌がもちません。
そのため、この餌取りの猛攻を避けるように、遠投して沖を狙ってみますと、今度は、この魚が、ガンガン当たってきます。

青物といえば、青物なのですが、大根くらいの極小サイズ。
これを餌にして、流してみようかと思ったくらいの小さな魚です。
あとは、南方系の魚と思われますこんな魚

下の魚は、前回の一ツバエでも、似たような魚を掛けましたが、何という魚なのでしょう。
もっとも、掛かってくる魚は、どれもこれも、小さくて、あまり引きも楽しめません。
そういえば、朝、ルアーに当たってきていましたコツコツとした感触、正体は、これらだったのかも。
しかし、いずれにせよ、このままでは、またしても、持ち帰りなしになりそうでしたので、重めのガン玉をつけ、底の方まで沈めてみましたら、やっと、持ち帰ることが出来る魚が釣れました。

美味しい魚、アカハタです。
取り敢えず、これで、ほっと一安心。
とはいえ、それは、釣果の面、持ち帰りの面での話。
アカハタって、ルアーで狙いますと、割と楽しめるのですが、キビナゴの場合、当たった感触があまり伝わってきませんし、それこそ、いつの間にか掛かっていたなんてことも、珍しくありません。
また、5号の竿で、このサイズの魚ということになれば、引きも楽しめませんので、お土産確保に走るのはやめ、キビナゴも、ここで一旦休止。
ここからは、オキアミ、つまり、フカセに切り替えます。
ただ、あれだけの餌取りの中、本命が釣れそうな気は、全くしないのも事実。
まぁ、それでも、アカハタは、確保してありますし、いっそのこと、キツとかを釣って楽しむのもありかも。
そういう気楽な気持ちが功を奏して、となれば、良かったのでしょうが、当然のように、掛かってくるのは、キツばかり。

ここのキツは、割と良いサイズのものが多く、引きは楽しめますし、バシュッとウキが沈むのは、快感であるのも間違いありません。
ですが、所詮は、キツ。
キツばかり釣っていても、飽きが来るも事実です。
ただ、そんな気持ちを、少しだけ和らげてくれたのが、小さなグレたち

35cmくらいまでのグレが3匹。
さらに、30cmもないようなグレも数匹。

その前に掛かっていましたキツが、割と強烈だったこともあり、道糸を3号、ハリスを3.5号にし、針も、尾長用の9号を使っていましたが、魚が元気な時は、こんな仕掛けでも掛かってくるものなのだなと。
で、今回は、上物をメインとはしていませんでしたので、持ってきていました餌は、オキアミと赤アミを2枚ずつのみ。
12時半頃には、餌がなくなり、上物は、強制終了。
餌取りが多い時期ですし、もっと持ってくるべきだったかも。
ただ、いまさらですし、一旦、磯の掃除をし、残り時間は、キビナゴで楽しむことに。
もっとも、オキアミがキビナゴに変わったところで、餌取りの勢いが止まるわけでもありません。
というか、元々は、餌取りの猛攻のせいで、餌のキビナゴがもたないということで、キビナゴを一旦やめていたわけですから、その状況に戻っただけの話。
となれば、当然、掛かってくるのは、キツばかり。

まともな魚が釣れないまま、終了となりました。
ということで、今回も、釣果としましては、非常に残念結果に終わりましたが、同礁の底物の方とお話をしながら、ワイワイと釣りができましたし、持ち帰りの出来る魚ということに拘らなければ、常に何らかの反応があって、楽しめたのも事実。
ですから、今回の沖の島釣行も大満足!!です。

ちなみに、今回は、非常によく潮が流れており、潮が当たってくる北面は、仕掛けを投げてみましたら、ウキが数秒で磯際まで戻ってくるような状況。
このような時には、どうやって攻めるのか、引き出しの少ない僕には、非常に難しい話で、結局、僕がとった方法は、この場所を攻めることを諦めること。
無理なものは、無理ですから。
しかし、明後日の大会(グレパラダイスカップ)とかで、こういう場所に当たられた方とかは、割と苦戦されるのでは?

あと、今回同礁させてもらいました底物の方
初めてお会いしたのは、2015年の6月
多分、4回目の沖の島釣行の時だったと思います。
もちろん、岡崎渡船の常連さんですので、それ以来、ちょくちょくお会いすることになり、僕が早めに着いた時とかには、片島港で1~2時間話し込んだりすることも。
そんなわけで、仲良くして頂いており、まだまだ元気で、沖の島に通ってきて欲しいと思っている所です。

さて、来週は、木曜日か金曜日のどちらかが理想ではあるものの、昨日の時点では、まだ問い合わせが入っていないとのこと。
なので、一応、土曜日か日曜日に行くことも、考えておこうかなと。
もっとも、その両日も、まだ出船は決まっていませんが。


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