沖の島釣行 344回目(2024年14回目)


沖の島釣行 344回目(2024年14回目)

2024年04月17日(水)
岡崎渡船/三ノ瀬、二並島(半夜)
・裸島ナダレ(二並島 )
・東のハナ低場(二並島)
出船 04:30 納竿 18:30
乗船客 4名
晴れのち曇り
最高 23.6℃  最低 13.8℃(宿毛)
水温 ?℃
潮 上り

今回の沖の島釣行。
水曜日にするべきだったのか、木曜日にするべきだったのか。
また、水曜日にした場合、昼釣りだけにするべきだったのか、通しにするべきだったのか。
天気、ウネリの有無、潮、お客さんの人数、通しに釣りにした場合の疲労など、色々と考える要素がある中、選択したのは、水曜日の通し釣り。
この時期の夕釣り(半夜)は初めてでしたし、東のハナの低場に上がれるということで、期待してみたものの、残念な結果に。
ただ、朝一で、三ノ瀬周辺が使えなかったこともあり、昼釣りだけで帰っていたら、これはこれで後悔したはず。
また、木曜日につきましても、お客さんが多くなるのが分かっており、それで水曜日にしたわけですし、結果的に、地震を回避できたのも事実ですので、これまた何とも言えない所。
ですが、いずれにせよ、自然を相手にする釣りの場合、行ってみないと分からない部分、やってみないと分からない部分も多く、何が正解なのかを決めるのは難しいということでしょう。
でも、寝不足の状態で、通し釣りをするべきはないということだけは、よく分かりました。
この釣行記、釣行の翌々日に書いていますが、いつもの翌日くらいの疲労感を感じています。
あと、多少無理をしてでも、釣行記は、翌日に書くべきだなと。
時間が経ちますと、記憶も薄れてきて、書くこと自体が面倒になってきますし、今回の釣行記は、書き終えるまでに、10時間以上掛かってしまいました。
しかも、途中からは、面倒になってきて、後半の方は、かなり簡潔に書いてしまいましたし、自分の文章力のなさ、頭の悪さに、イライラしながら書いていたという…


今回は、三ノ瀬周り。
夕釣り(半夜)が、二並島になりますので、もっと多いかなと思っていましたが、お客さんは、わずか4名。
通し釣りをされる二人組の方は、3月に同礁させて頂いたお二人で、昼釣りだけで帰られるもう一人の方は、いつもの常連さん。
知った方ばかりでしたので、僕自身は、楽しい気分になれてよかったのですが、少人数での出船の日は、申し訳なく思ってしまいます。

夕釣りが始まったということで、出船時間は4時半。
僕の場合、出発する時間が遅いこともあり、この30分、1時間が割と大きかったりもします。
夕釣りのことも考え、少しでも寝ておこうと思ったのですが、ワクワクした状態で寝られるはずもなく、結局、磯に着くまで、ずっと起きていました。


約1時間で、三ノ瀬に到着。
今回は、お客さんが少なかったため、2番のオモテに上げてもらえたらと思っていたのですが、三ノ瀬2番の全体が波を被っている状態で、使えそうにありません。
この時期、2番のオモテには、底物の方が上がられることが多く、底物の方がおられない今回はチャンスかなと期待していただけに残念です。
で、二人組の方が、スクモに渡礁され、僕は、ノコギリに上げてもらうことになったものの、思った以上にうねりが大きく、こちらもパスすることに。
そして、一旦、白岩の方に向かい、もう一人の方が、岬のハナに渡礁された後、船長から、「裸のナダレなら空くけど、どうする?」と聞かれます。
裸島のナダレは、前々回(4/5)に上がったばかり。
東のハナなどのような、何度でも上がりたいと思うような磯でもありませんし、正直、裸島は、ナダレ以外の磯も含め、特に苦手としていることもあり、あまり好みではないのも事実。
かといって、白岩周辺の磯もあまり興味がなく、少人数での出船でしたので、姫島の方に行ってもらうのも、気が引けます。
それに、今回は、夕釣り(半夜)で、東のハナの低場に上がれることが分かっており、そちらが本番のようなものですので、それなら、前半はどこでもよいかなと、裸島のナダレに上げてもらうことに。


ということで、前半(昼釣り)の磯は、裸島のナダレ。
ちなみに、ここだけが空いていたということは、あまり人気のない磯ということなのかもしれませんが、仮にそうだとしても、釣れないからというわけではありません。
実際、今年は、比較的好調な磯の一つで、それこそ、黒ハエ周辺の磯よりも、釣果が出ているくらいです。
ただ、問題なのが、その足場。


足場自体は悪くないものの、その名の通り、磯全体が斜めになっているため、ずっと立っていますと、少し疲れます。
また、ウネリがある日は、波が駆け上がってくることもありますし、磯際は滑りやすくもなっていますので、これにも注意が必要です。

さて、後半(半夜)がある分、いつもより、のんびりした気分で渡礁しましたが、ここ最近、良い釣果が出ている裸島。
前々回に上げてもらった際には、40cmくらいの尾長が釣れており、今回は、それよりもサイズアップした魚に期待したい所。
また、ルアーにつきましても、前々回は不発でしたが、この時期は、数日単位で、状況が良くなってくるなんてことも珍しくありませんので、こちらも楽しみ。


朝一のチャンスタイムを、メインの上物に使うのか、あるいは、ルアーの方に使うのか、難しい選択ではありますが、サラシがあって、ルアーを持ってきていれば、どうしても、ルアーを投げたくなってしまいます。
ということで、今回も、ルアーから始めることに。
船着きの前から、先端(一ツバエ方向) 付近まで、ヒラスズキロッドを持って、歩き回っていますと、約30分経った頃、先端付近のサラシの中で、待望のヒット!


掛かったのは、ヒラスズキ。
小さいサイズですが、エラ洗いを繰り返しながら、パワフルな引きを見せてくれます。
やっと掛かってくれた魚でしたし、動画も撮りたかったですから、しばらくの間、取り込まずに、引きを楽しんでいたのですが、掛かったのは、シモリが密集している場所。
しかも、波が駆け上がってくるため、上の方からやり取りしていましたので、途中に何度か危ない場面も。


これなんて、少し大きいヒラスズキでしたら、かなりの高確率で切られているはず。
ということで、十分に引きを楽しんでから、最後は、引き抜いて、取り込んだのが、このヒラスズキ。


小さいサイズと書きましたが、取り込んでみましたら、びっくりするくらい小さなヒラスズキでした。
これは、スズキというよりセイゴ。
いや、セイゴとも呼べないようなサイズですが、こんなサイズでも、パワフルな引きで、結構スリリングでしたので、改めて、ヒラスズキ狙いは楽しいなと。

そして、この後も、さらなる釣果を求め、ルアーを投げ続けてみますが、釣れたのは、この1匹のみ。
7時半頃に、ルアーロッドを置きました。
しかし、上物がメインになった今でも、ルアーを投げるのは楽しく、今回も、軽くなげるつもりが、ついつい夢中になってしまい、気付いたら、約1時間半、ルアーを投げ続けていたことに。
朝一は、上物にも期待できる時間ですので、勿体ない気がしないでもありませんが、これからも、機会があれば、ルアーの方も楽しんでいきたいと思っています。


で、ここからは、メインの上物。
仕掛けを準備し、まずは、前々回の釣行の際に反応があった磯際周辺から攻めてみることに。
ですが、餌を撒いてみても、餌取りすら見えてきませんし、魚からの反応が感じられません。
さらに、思っていた以上に、うねりが大きく、辺り一面、サラシだらけになることもありますから、磯際を狙いにくいのも事実で、早々に、磯際狙いを断念し、沖の潮目を狙う作戦にチェンジ。
ただ、こちらの方も、風があって、釣りにくく、ようやく魚からの反応があったのは、約30分後。
結構パワフルな引きで、重量感もあったため、何が掛かったのだろうと思いましたが、上がってきたのはイサギ。


ここ最近、リリースすることも多かったイサギですが、これは、サイズも良く、かなり太った個体でしたので、お土産用にキープすることに。
しかし、尾長狙いの時には、釣れても、あまり嬉しいと思わないイサギが、今回のように、何でもよいからという気楽なスタイルの時には、妙に嬉しく感じます。
もしかしたら、尾長狙いをすることで、色々と失っているものがあるのではないかなと。
まぁ、それはともかく、イサギは、この後も数匹釣れましたが、掛かったのは、すべて深いタナでした。
表層付近まで食い上がってくる程には活性が高くなっていないのか、今回がたまたまだったのか。
ただ、釣れたイサギは、どれも太っていましたし、これから梅雨時期に向けて、楽しみなターゲットの一つであることは間違いありません。


そして、前半戦(昼釣り)は、イサギだけでなく、口太も釣れてくれて、僕には珍しく、3匹の釣果がありました。
そのうちの2匹は、30cm後半のサイズだったものの、最初に釣れた1匹は、45cmくらいのナイスサイズ。


先程も書きましたように、手前の方での反応がなかったため、遠投して、沖の方を狙っていましたら、潮目付近でヒットしました。
沖の方には、湧きグレがいて、浮いたり、沈んだりしていましたし、それが掛かったのではないかと。
なお、口太の方は、反応があったのは、10時頃まで。
その後は、ぴたりと釣れなくなりました。
ここ最近、このパターンも多いようで、チャンスが高いのは、弁当船の前後頃まで。
そうなりますと、改めて、朝一に、上物をするのか、ルアーをするのかで、迷うことになりそうです。

ということで、前半戦(昼釣り)は、口太3匹とイサギ5匹。
僕にしては、上出来な釣果と言えるのではないかと。



そして、後半戦は、東のハナの低場!
もちろん、尾長狙いです。
前半戦に使っていました道具類を、尾長狙い用に交換。
竿は、マスターモデルⅡ尾長MH-50


リールも、2.75号が巻いてある方のTECHNIUMに。
また、ベストのポケットの中の、ウキケース、針ケース、ガン玉ケースも、それぞれ尾長狙い用の物に交換。
さらに、柄杓は、松山一投流!
臨戦態勢が整います。
この日の昼釣りでは、尾長が見えていたと聞いており、ワクワク、ドキドキしながら、餌を撒き始めますが、最初のうち、深いタナでちらっと魚が見えただけ。
それもすぐに見えなくなり、撒いても撒いても、尾長どころか、イサギや餌取りすら見えてきません。
あちこちの釣り座に移動してみましたし、それこそ、こんな場所からも撒いてみました。


ですが、どこに撒いてみても、魚が浮いてくる様子はなし。
せめて、キツでも見えてくれれば、まだ可能性がありそうな気がするものの、それすら見えず、まさに、生命反応を感じない海。
また、魚が見えていないなら仕方ないと、磯際に仕掛けを沈めてみますが、こちらも無反応。
餌取りすらいないのか、餌はずっと残ったまま。
結局、18時に竿を片付けるまでに、当たりがあったのが1回だけ。
当然、魚は1匹も釣れず、完全ボウズ。
なお、その唯一の当たりは、沖の方に流している時の当たりで、しかも、17時半過ぎのかなり眠たくなっていた時間のものでしたので、完全に油断していて、合わせた瞬間にバチン!
しかも、着けていたのが、松山NEXT。
かなり沖の方でしたから、回収できず、まさに踏んだり蹴ったりの状態。
期待しながら、臨んだ夕釣り(半夜)は、散々な結果に終わりました。



ということで、今回も、見事に撃沈。
まぁ、釣れなかったのは、仕方ないとして、尾長どころか、餌取りすら見えない海だったのは、さすがに辛かったというのが本音。
しかも、わざわざ半夜(夕釣り)に残ってのそれで、さらには、ウキなどのロストもありましたから、精神的なダメージが大きく、昼釣りで口太やイサギが釣れたことが、完全にかき消されてしまい、珍しく、帰りの運転が面倒に感じたくらいでした。
とはいえ、大好きな磯(東のハナの低場)で、尾長狙いができましたし、同船させて頂いた方々は、皆さん、知り合いの方でしたので、楽しい時間を過ごせたのは、間違いありません。
なので、今回の沖の島釣行も、大満足!!です。


しかし、今回の地震、僕自身は、間一髪で回避した形となりましたが、宿毛の方も、大きな被害がないようで、一安心。
あと、ふと思ったのですが、魚が見えなかったのって、地震の影響とかではないのかなと。
魚とかは、事前に、そういうのが分かっていたりとか…
まぁ、それは考えすぎかな。
なお、最初にも書いてありますように、途中で書くのが面倒になり、色々と省略した釣行記になっています。
書きたいことは、他にもありましたし、それらにつきましては、気が向けば、書いていくつもりです。
もっとも、そのほとんどが、釣果とは関係ない、ハプニング的なものですが。


来週は、二並島の火曜日を予定していますが、今のところ、雨の予報。
風向きもよくありませんし、厳しそうな気配です。
となりますと、翌日以降に変更となるわけで、天気予報を見る限りでは、木曜日か金曜日になりそうかなと。
もっとも、そうなりますと、今度は、出船の有無も心配になってきますが、今考えても仕方ありませんし、日曜日の夕方くらいから、動き始めようと思っています。
ただ、いずれにせよ、通し釣りは、もういいかなというのが本音です。

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