沖の島釣行 325回目(2023年35回目)


沖の島釣行 325回目(2023年35回目)

2023年11月08日(水)
岡崎渡船/ムロバエ
・ノコバエ3番(ノコバエ)
・東のハナ低場(二並島)
出船 05:30 納竿 14:30
乗船客 4名
晴れ時々曇り
最高 22.1℃  最低 14.2℃(宿毛)
水温 24.4℃
潮 下り

釣行の翌日は、多かれ少なかれ、疲労感を感じるものなのですが、今回は、特に、それがきつくなっています。
朝も、なかなか起きることができませんでしたし、起きても、身体が痛くて、力が入らない状態。
足場があまり良くない磯だったというのも、一つの原因でしょうが、釣れなかったというのも、影響しているのはないかと。
釣れた時と、釣れなかった時では、気持ちの面で違ってきますし、実際、昨日は、帰りに道中が、珍しく、面倒に感じたくらいでしたので。
満足のいく釣果を上げて、疲労感を吹き飛ばしたいものですが、下手くそな僕には、なかなか難しい話です。
とはいえ、今回の疲労感につきましては、釣行の日程を変更したことが、一番の原因かと。
前日に日程の変更を決めたため、睡眠時間が足りておらず、これが影響しているのは、間違いありません。
慣れているとはいえ、片道280kmの運転も含め、それなりに大変ですし、無理の利きにくい年齢にもなってきていますので、なるべくは、しっかりと準備をして臨みたいものです。

今回は、2時頃に着いたのですが、片島港の駐車場はガラガラ。
沖の島の渡船やさんのうち、出船されていたのは3船のみで、しかも、どの渡船やさんも少数での出船。
パラダイスカップの直後だったとか、前日まで荒天だったとか、条件が良くなかったのは事実ですが、やはり、釣れていないというのが、一番の原因なのではないかと。
僕のように、釣果に関係なく、沖の島に通ってくる者ならともかく、グレの釣果というのは、釣行を決める際の重要なポイントの一つのはず。
特に、遠方から来られる方とかであれば、なるべく、釣れそうな日に行きたいと思うのは、当然かと。
そういう意味でも、釣れ始めたという情報が欲しいものですし、出来れば、その発信源になりたい所ですが、僕の場合、腕がありませんので、なかなか。

今回のお客さんは、全部で4名。
底物の2人組の方と、上物の方、それに僕という内訳。
少人数で寂しい状況です。
そして、今回も、ルアーのお客さんはゼロ。
ムロバエ回りの日ですから、ルアーのお客さんもおられるかなと思っていましたが、ルアーは、オフシーズンが近づいているようです。
5時半に出港した船は、他船のお客さんを、弘瀬港に送り届けたあと、ムロバエに。

底物の2名の方が、ここに渡礁され、船長からの指示を待っていますと、「ノコの方に行こうと思うけど…」と声が掛かります。
正直、ルアーが本命ということなら、ムロバエの方が面白そうですが、今回は、上物がメイン。
そして、出来れば、尾長狙いをしたいというのが本音でしたので、僕にとっては、まさに、理想の展開。
もう一人の方と一緒に、ノコバエの方に行ってもらい、僕が上げてもらったのは、ノコバエ3番。

ここ数年、大型尾長の釣果を聞くことは、少なくなっているものの、沖の島を代表する尾長場であることは間違いありませんし、状況が良い日には、尾長が乱舞する姿が見えることがあると聞いています。それに、釣れていないといっても、50cmくらいまでの尾長であれば、毎年、コンスタントに釣れているのも事実で、夢がある磯であることは、間違いありません。
ワクワクしながら、準備に取り掛かるわけですが、気になるのは、ノコバエ1番の裏側にあるサラシ。

ここからですと、少し狙いにくくなるものの、それでも、サラシを見れば、ルアーを投げてみたくなってしまいます。
なので、まずは、ルアーのタックルを準備し、ヒラスズキに期待をして、ルアーを投げてみますが、魚からの反応はなく、約30分で、終了としました。

ただ、釣れなくても、サラシの中を狙うというこの行為自体が楽しいのも事実ですし、それこそ、狙いのポイントに、ピタリとキャストが決まった時は、割と快感だったりもします。
なので、上物のシーズン中も、チャンスがあれば、ルアーを投げてみたいというのが、本音です。
で、ルアータックルを、一旦、置いて、上物の準備に取り掛かるわけですが、餌を撒いてみますと、一面、オヤビッチャだらけに。
これにつきましては、事前に聞いていましたので、ある程度は覚悟していたものの、さすがに、これはというレベル。
撒き餌が効いている所はもちろん、どこに投げても、ほぼ一投一匹のペースで、掛かってきます。

しかも、合わせなくても掛かってきますし、時には、着水と同時に掛かることも。
極端な話、たまに掛かってくるキツが、嬉しく感じるくらいでした。
ですが、まだ序盤。
この先、状況が良くなってくるかもしれませんし、前日には尾長(らしき魚)の姿が見えていたとも聞いていましたので、それに期待をして、釣りをしていましたら、8時20分頃に、弁当船の見回り。

納竿時間が遅くなりますこの時期は、9時を過ぎてから、見回りに来られることが多いのですが、妙に早いなと思っていましたら、「二並島が空いているので、準備しておいて」とのこと。
船長の方から磯代わりの指示が出ることが滅多になく、この二並島というのは、もしかして、東のハナのこと?
それなら、磯代わりしたいですし、急いで、準備に取り掛かります。
ただ、ノコバエ3番に上がった時点で、最後までここで釣りをするつもりでしたから、荷物がバラバラに置いてあり、さらに、複数の場所にロッドホルダーを設置していました。
しかも、弁当船が見えて、慌てて、仕掛けを回収した際、北側の釣り座に、仕掛けが引っ掛かってしまっている状態。
船長が、ヌクモリに上がられている方を迎えにいかれている間のわずかな時間に、バタバタと片付けをし、急いで、船に乗り込みました。
こういう時は、忘れ物をしたり、道具を破損、紛失したりすることが多いのですが、奇跡的に、何も起こらず、それはよかったかなと。

そして、船が向かったのは、やはり、東のハナ。
二並島の当番船も出船されていたのですが、年配の方だったようで、東のハナを敬遠され、高場も低場も空いている状態。
それで、早めに見回りに来られたようです。

で、高場に上がるか、低場に上がるか。
もう一人の方に聞きますと、高場に上がりたいとのこと。
船長からは、一緒に上がってもよいと言われましたが、もう一人の方が、沖の島に初めて来られた方でしたので、せっかくなら、一人で上がってもらおうと、僕は、低場の方を選択。
というか、前回までの3週で、高場は少し懲りていたというのもありますし、潮も下りだったため、こちらを選択したというのが、本当の所。

ということで、後半戦の磯は、東のハナの低場。
早速、餌を撒いてみますと、たくさんの餌取り。
まぁ、これは想定内。
そして、たくさんのキツ。
もちろん、これも想定内。
さらに、猛烈な勢いで食い上がってくるイサギ。
先週、高場に上がっていた際、高場の方では、たくさんのイサギがいたのですが、低場に上がられておられた方に聞きましたら、浮き上がってくるイサギは見えないとのことでした。
高場と低場で、イサギの釣果が分かれることも珍しくなく、実は、これも、低場を選んだポイントの一つだったのですが、これは、少し想定外。
それこそ、梅雨時期のイサギであれば、喜んで持ち帰るのですが、ここ最近釣れているのは、ほとんどが小さいサイズ。
美味しくないわけではないものの、狙って釣ろうと思う魚ではありません。
しかも、高活性な時のイサギは、狙っていなくても掛かってきますし、遊泳力があるため、交わすことも難しいですから、ある意味、中途半端な餌取りよりは、厄介な存在とも。
でも、考えてみますと、先週、低場に上がられていた方は、集魚剤を使われていましたから、それで、浮いてこなかったのかもしれませんし、高場の方にあれだけいたのであれば、低場の方にもいるのが、当然と言えば当然かと。
それに、今回は、尾長の姿を見ることがなかったため、結果的には、イサギがいてくれてよかったとなるわけで、邪魔な存在にしてみたり、ありがたい存在にしてみたりと、勝手な話だと思います。

で、今も書きましたように、尾長の姿は確認できず。
もしかしたら、いたのかもしれませんが、少なくとも、僕には、キツしか見えませんでした。
低場の場合、高場と比べ、魚が見えにくくはなるものの、逆に、距離が近くなる分、魚の種類は分かりやすくなります。
なので、見間違えてはいないと思いますが、如何せん、まともに尾長を釣ったことがない僕の話ですから、その信憑性は、何とも言えない所ですが。
また、その一方で、いつにも増して、キツは高活性。

大小様々なキツが、竿を曲げてくれました。
引きは楽しめますし、尾長が見えていない時は、これはこれでありかなと思うことがあるものの、それは、道具の被害がないことが前提の話。
今回は、ウキを2個もロストしてしまいましたので、さすがに、邪魔な存在だったかなと。
そして、キツよりも高活性だったのが、イサギ。

サイズが小さいため、数匹しか持ち帰りませんでしたが、梅雨の時期くらい釣れたのではないかと。
でも、狙いの魚ではないとはいえ、釣れて嬉しくないわけではありませんし、今回は、これが釣れてくれたおかげで、気持ち的には、多少マシになったのも事実です。
あと、今回は、湧きグレが大量にいました。
近くに寄ってきた際に、軽く狙ってみましたが、残念ながら、ノーヒット。
ただ、餌をかじったような痕跡がありましたので、それ用の仕掛けにして、狙ってみれば、釣れたのではないかと。

ということで、今回も、見事に撃沈。
せっかく尾長が狙える磯に上げてもらい、しかも、釣れそうな雰囲気があっただけに、いつも以上に、情けなく感じている所です。
もっとも、あまり釣れていない状況の中、下手くそな僕が、尾長を釣るなんていうのは、奇跡のようなことでもあるわけで、当然の結果とも言えるのかなと。
それに、尾長が釣れなかったとはいえ、キツとかイサギとかは、たくさん掛かってくれて、楽しめましたし、ノコバエ3番から東のハナの低場という、贅沢な磯代わりも経験出来ました。
そして、何より、沖の島で釣りが出来たということが一番!
なので、今回の沖の島釣行も、大満足!!です。

そういえば、低場には、水汲みバケツが浮いていました。
どなたかが引っ掛けられて、回収不可能になったということなのでしょうが、これが、割と邪魔だったため、取り敢えず、引っ張ってきて、磯の上に上げておくことに。
ただ、ロープが磯に食い込んでおり、外すのが、難しそうでしたので、磯の割れ目の間に、バケツを挟んだ状態にして、釣りをしていました。
ところが、帰り際になって、大きな波が、磯を洗ったタイミングで、このバケツが再び流出。
潮位が高くなっていたため、回収するのには、危険を伴いそうでしたから、そのまま放置してあります。
次に上がられる方には、迷惑をお掛けする形となりましたが、ご了承下さい。

来週は、火曜日には行けませんので、木曜日か金曜日のどちらか。
ただ、一ツバエ、ノコバエの日となっており、出船があるかどうか微妙な所。
なので、水曜日も行けるように調整しています。
昨日聞いた段階では、水曜日も出船は決まっていませんでしたが、二並島の日ですから、この日なら、出船があるでしょう。
とはいえ、ここまで釣れていませんと、二並島以外のエリアに行ってみるのもありなのかなと思えてきます。
それこそ、例年、早めに釣れ始めます姫島の周辺とか。
もっとも、その日が、行くことが出来ない火曜日なのですが。


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