沖の島釣行 93回目(2018年24回目)
2018年07月14日(土)
岡崎渡船/姫島南
・裸島船着き(二並島)
・中バエの西(二並島)
出船 04:00 納竿 13:30
乗船客 6名
晴れ
最高 30℃ 最低 25℃(高知西部)
水温 26.0℃
潮 下り/上り (大潮)
前回の釣行が6月27日でしたので、1週飛んだだけなのですが、毎週通っていますと、これだけで、久しぶり感が味わえて、少しお得な気がします。
もっとも、このようなお得感よりは、毎週行ける方がよいのは、当然ですが。
今回は、姫島南回りですが、この時期の磯回りは、あってないようなもの。
それでも、船は、姫島の方に向かい、ルアーの方が、南の磯に渡礁されます。
そして、その後、二並島の方に引き返し、僕が上げてもらった磯は、裸島船着き。
磯の紹介 裸島船着き/二並島
霧が掛かっていて、幻想的です。
こういう光景、瀬戸内海ではよく見かけましたが、沖の島で見ることは珍しく、というか、初めてかも。
また、潮は下りとのことで、釣れそうな雰囲気を感じますので、早速、準備に取り掛かります。
最初は、ルアーから。
青物はともかくとして、サラシがありますので、ヒラスズキに期待をして、ルアーを投げていますと、早い段階で、魚からの反応があり、掛かってきたのは、モンツキ
ルアー(13cmのミノー)の大きさからでもお分かり頂けますように、小さめのモンツキです。
ただ、このサイズでも、引きはパワフルで、十分に楽しめます。
そして、このモンツキ、活性が高かったようで、この後も、反応を見せてくれ、5ヒットで2キャッチ。
狙いのヒラスズキこそ釣れなかったものの、ルアーを満喫できたかなと。
そういえば、5時頃に沖の方で、鳥が群れていて、その下を魚がバシャバシャとしていました。
射程圏内には入ってきませんでしたが、5月以降、この周辺に上がる度に、ナブラを見ており、青物を狙うなら、この辺りが面白いのかも?
で、ルアーを満喫した後は、本日のメインイベントとなりますイサギ狙い。
が、餌取りの猛攻に、大苦戦。
餌を撒きましたら、とんでもない数の餌取りが寄ってきて、仕掛けを入れても、掛かってくるのは、オヤビッチャとキツばかり。
特に、キツの猛攻は凄まじく、僕の腕では、どうすることも出来ません。
しかし、この裸島の船着き、イサギの実績が高い磯と聞いているのですが、一向に釣れる気配がなく、どうしたら釣れるのでしょう?
もっとも、僕の場合、イサギの釣り方どころか、釣り自体がよく分かっていませんので、イサギ狙いがどうのこうの以前の話とも言えますが。
また、弁当船の時間が近づくにつれ、潮が上りに変わっきて、ルアーでも残る理由が薄くなったため、弁当船での磯代わりを決定。
素早く磯代わりできるよう、上物の竿は一旦片付け、ルアーを投げながら、船を待つことにします。
日が昇ってきて、あまりにも暑く、おまけに、釣れる気もしませんので、座りながらルアーを投げていますと、見回りの船が向かってくるのが見え、立ち上がろうとしました、その瞬間。
まさかのヒット!
釣れると思っていなかったため、びっくりしましたが、掛かってきたのは、これまたびっくりのヒラスズキ。
朝一には、しっかり狙っていたにも関わらず、完全に無反応。
それが、こんな時間に、しかも、やる気のないような釣り方で釣れてしまうとは。
まぁ、こういう所も、僕が下手くそだという証拠かなと。
しかし、このヒラスズキのせいで、迷いが生じたのも事実。
上物はともかく、ルアーへの反応はあるわけですし、このまま残った方がよいのではと。
しかも、船着きのサラシの中には、ベイトも見えていましたし、今回は、ルアーをメインにしてみるのも悪くないかも。
とはいえ、それでも、イサギが釣りたいですし、イサギを狙うなら、この餌取りだらけの船着きは、僕には厳しいのも現状。
結局、磯代わりすることにし、連れていってもらったのが、中バエの西。
磯の紹介 中バエの西/二並島
船着きの方に上がった際、ここまで移動してきたことは、何度かありますが、最初からここに上げてもらったのは、今回が初めて。
初めて上げてもらい、まず思ったのが、足場の狭さ
僕の場合、荷物が多めですから、足の踏み場もないような状態。
ただ、下の方に降りていけば、比較的広い場所もありますし、釣りをする分には、問題なさそう。
ということで、取り敢えず、パラソルを設置してみます。
かなり気温が上がっていましたし、これは持ってきて大正解。
仕掛けの交換などは、この下でやれば、かなり快適に行え、さらに、うまく角度を調整すれば、日陰の中で釣りをすることも出来ますので、暑い時期の必須アイテムとも言えるでしょう。
さて、早速、イサギを狙っていくわけですが、中バエは、黒ハエなどと並んで、イサギがよく釣れていた磯の一つ。
なので、大きな期待を持って、釣りを開始します。
が、目の前に広がる光景は、先程までとほぼ同じ。
敢えて言いますと、キツの比率が上がったかなといった程度の違い。
となりますと、結果は明らか。
掛けても掛けても、キツばかり。
狙いのイサギは、まぐれででも掛かってくれることはなく、見事に撃沈。
ただ、帰ってから確認しました海中映像には、イサギのような魚も映っており、釣れなかったのは、やはり、自分の腕のせいではないかと。
ということで、今回も、イサギの持ち帰りはなし。
食べる準備だけは、早々に出来上がっているものの、いつになったら釣れてくれるのか。
もしかして、今シーズンはもう無理で、次は、来シーズンとか…
でも、下手くそな僕はともかく、全体的に、ほとんど釣れていなかったようですから、イサギ自体が厳しい時期に入ってきたのは、間違いないようです。
ですが、ルアーでは、ヒラスズキとモンツキが釣れてくれ、上物も引きだけは楽しめました。
それに、久しぶりの沖の島でしたし、今回の沖の島釣行も大満足!!と言ってよいでしょう。
そういえば、釣りを終えて、片島港に向かう途中、海には大量のゴミが浮いていました。
先日の大雨の影響ということなのでしょうが、いかに凄い雨だったかとよく分かります。
また、通行止めが解除されました高知道
あの短期間で、ここまで復旧しているとは。
工事関係者の皆様には、頭が下がる思いです。
そして、実際に見てみました崩落現場。
改めて、自然の驚異というものを感じさせられます。
さて、次の釣行は、土曜日を予定していますが、木曜日の出船が決まっているとも聞いており、そちらに変更することも検討中です。