沖の島釣行 303回目(2023年13回目)
2023年04月13日(木)
岡崎渡船/ノコバエ
・ヌクモリバ(ノコバエ)
出船 04:45 納竿 14:30
乗船客 7名
晴れ
最高 21.7℃ 最低 11.9℃(宿毛)
水温 ?
潮 下り (小潮)
今回は、少し寝不足気味の状態での釣行でしたので、どうかなと思っていましたが、予想通り、釣行翌日の今日は、朝から、強烈な疲労感に襲われています。
やはり、釣行の前日の過ごし方は大切なのだなと、再認識しました。
ただ、その一方で、薬を飲み忘れたにも関わらず、花粉症の症状がそれ程出ておらず、こちらは、落ち着いてきたということでしょうか。
それならよいのですが。
お客さんは、全部で7名
いの町の友人をはじめ、すべての方が、知り合いで、しかも、大好きな方ばかり。
僕の沖の島釣行は、ある意味、日帰りの旅行のようなもの。
釣りがメインだとして、それ以外の部分が持つ意味も、それなりに大きく、特に、どなたとお会いできるかは、かなり重要なポイントの一つ。
なので、こういう日は、これだけで、来て良かったと思え、満足感を感じることが出来ます。
4:45に出港した船は、泊まりの方が待つ母島港を目指します。
ちなみに、上の写真で、遠くが霞んで見えますのは、黄砂のせいではないかと。
母島港で、泊まりの方を乗せた後、向かうのは、今回の磯回りであるノコバエ。
まず、底物の方がノコバエに上がられ、続いて、上物の方がチョボもに。
そして、この後、船長から「柴田君、ヌクモリ行こうか」と声が掛かります。
僕は、一応、本当に一応ですが、尾長狙いのつもりですので、これを断る理由はなく、上げてもらうことにしました。
正直、ここなら、ルアーを持っていく必要があるのかと思ったものの、広い磯ですから、荷物を置く場所には困りませんし、取り敢えず、持っていくことにしました。
ただ、これが正解だったのかどうかは、後ほど。
さて、このヌクモリバ、上げてもらうのは、今回で3回目
初回(12/16)は、狙うポイントが分からず、口太が釣れただけに終わり、前回(3/8)に至ってみれば、ウネリとダツのせいで、まともに釣りが出来ず、弁当船で磯代わりする始末。
この磯のポテンシャルを、全く引き出せていませんので、今回こそはと、準備したのは、上物でなく、ルアーの方。
今は、青物にも期待できそうな時期ですし、せっかく持ってきたのであれば、投げてみるのも悪くないかなと。
それに、朝一、水平線に向けて、ルアーを投げるのって、最高に楽しいですから。
そして、狙いの魚が釣れてくれたら、言うことなしなのでしょうが、そう上手くはいきません。
ヒラスズキからも、青物からも反応はなく、唯一相手してくれたのが、カマス。
食べたら美味しいとのことですが、僕の中では、キープする魚の対象に入っていないため、当然、リリース。
ちなみに、この魚、引きが今ひとつな上に、表面がぬるぬるしていて、キープしないのであれば、あまり歓迎したくない魚の一つ。
そして、厄介なのが、釣れる時には、ひたすら掛かってくること。
一投一匹のペースで掛かってきて、ダツと変わりません。
ということで、カマスを7~8匹釣ったところで、ルアーは、一旦終了(ギブアップ)。
しかし、厄介な魚とはいえ、ルアーで魚を釣ったということにはなるわけですし、ルアーを持ってきたのは、一応、正解と言うべきか。
そして、ここからは、メインの上物
一応、尾長狙いですので、「マスターモデルⅡ尾長」を使います。
この竿、これまでは、東のハナなどの特別な尾長場でのみ使ってきましたが、僕の場合、東のハナだろうが、どこだろうが、ほとんど同じということがよく分かってきましたので、それなら、尾長狙いの時には、積極的に、この竿を使うようにしようかなと。
僕の尾長狙いは、ほとんどが気持ちだけのもの。
握っているだけで、尾長狙いの気持ちにさせてくれるこの竿は、最高のアイテムとも言えますので。
で、その最高のアイテムで、最初に釣れたのが、イサギ。
狙いの尾長ではないものの、お腹がパンパンに太っていて、嬉しい1匹です。
餌を撒いても、尾長が見えてこず、それならばと、タナを深くしてみたら、このイサギが釣れたわけですが、釣れたのは、この1匹のみ。
連発してくる程の状況には、まだなっていないのか、あるいは、連発させるだけの腕がないのか。
まぁ、どちらも正解で、さらに言いますと、5:5、いや、3:7くらいで、後者の方が大きいかなと。
なお、結構な餌を撒き続けてみましたが、かなり下の方に、オヤビッチャが見えただけで、尾長の姿は、確認できません。
もちろん、餌の撒き方に問題があったというのは否定しませんし、僕が見逃していたということも、十分に考えられます。
ただ、絶好の状態だとは言いにくいのも事実で、結局、弁当船までに釣れたのは、先程のイサギと、30cmもないような小さな尾長
キツ、オヤビッチャが少々…
あと、まぐれで釣れてくれました湧きグレ
この湧きグレ、潮目に乗って近づいてきた時に、尾長狙いの仕掛けのまま狙いましたら、運良く釣れてくれた魚なのですが、お腹は(白子で)パンパン。
さらに、40cmを越えていましたので、嬉しい1匹。
しかし、湧きグレって、本気で狙っている時には、掛かってくれず、それこそ、針を小さくしたり、ハリスを細くしてみたりしても、全然駄目なことも多いのですが、今回は、ハリスが3号で、針も尾長針の8号。
しかも、わずか数投で釣れましたので、釣れる時というのは、そんなものなのかなと。
もちろん、後半戦も、この磯で続行するわけですが、尾長には、あまり期待出来そうにありませんし、あのサイズが釣れるなら、湧きグレ狙いも悪くないかも。
ということで、湧きグレ狙い用の竿を準備し、湧きグレが寄ってくるのに備えます。
この竿と、マスターモデルⅡ尾長、ルアーロッド
磯には、3本の竿。
足場の広い磯ですと、色々置けて楽しいです。
もっとも、広いといっても、釣り座と道具を置いている場所は離れていて、その途中は、割と狭くなっているため、移動が面倒なのですが。
そして、湧きグレを狙う気満々の後半戦、予想通りというか、何というか、すぐに潮が動かなくなり、それに伴って、湧きグレも姿を消します。
まぁ、いつものことですし、僕が湧きグレ狙いの竿を準備をした時点で、こうなることは必然だったような気がしないでもありません。
また、この湧きグレ、完全に姿を消すわけではなく、たまにふらっと姿を見せ、それが決まって、ルアーを投げている時。
完全に裏目、裏目に出る状況。
というか、ルアーを持ってきたこと自体が、失敗だったのかも。
湧きグレもそうですが、朝一の活性の高そうな時間に、上物から始めていれば、もっと釣れた可能性もあったのでは。
上物のついでに、ルアーとかを持っていくのって、色々と楽しみたい時には、悪くない気もしますし、いざという時の保険にもなるのでしょうが、それは、正しく状況判断が出来る人の話。
僕のような者が、色々と持っていきますと、どっちつかずになって、裏目、裏目となるのが関の山。
上物なら上物、ルアーならルアー、一つだけに絞るべきかなと。
もちろん、それは、これまでの経験から、痛いほど分かっているものの、どうしても、色々とやりたくなるんですよね。
で、後半戦の釣果ですが、潮が動き始めた時間などに、ポツポツと釣れたものの、大きくても、35cmちょいまで
尾長と呼べるような魚は、1匹も釣れませんでした。
また、本日一番の引きで、これは良いサイズの尾長かと期待させました魚は、寄せてきてみましたら、普通サイズのキツ
変な所に、スレ掛かりしており、強烈な引きでした。
まぁ、これはこれで、引きを楽しんだと思えば、損をした気にはなりませんが。
ということで、今回も、見事に撃沈したわけですが、あまり釣れていない最近の状況を考えますと、これだけでも、上出来と言えるのかも。
少なくとも、僕にしては、頑張った方かなと。
それに、こういう言い方をしますと、負け惜しみのようにも聞こえますが、持ち帰りとしては、まさに、ちょうどよい数。
これ以上多くなりますと、食べきれない可能性も出てきますし、何より、帰ってからの処理が面倒ですので。
ちなみに、(かなり)小さな尾長は、前回、塩焼きで美味しかったため、もう一度確認をということで、持って帰ってみましたが、果たして、美味しいのか。
気になる所です。
ただ、釣果はともかく、沖の島の中でも、トップクラスに景色のよいノコバエ周辺で、良い天気のもとで釣りができましたし、最初にも書きましたように、知り合いの方ばかりの船内
当然、最高に楽しい1日となり、今回も、大満足!!!です。
さて、来週の沖の島釣行は、木曜日か金曜日のどちらかでと考えているのですが、木曜日の方は、今のところ、雨の予報ですので、微妙な状況。
また、金曜日の方は、三ノ瀬回りですから、出船があれば、夕釣り(半夜)もついてくることが濃厚。
さて、どうしましょう。
ただ、天気にしても、出船にしても、どうにも出来ないことですので、待つしかないのですけどね。