沖の島釣行 345回目(2024年15回目)


沖の島釣行 345回目(2024年15回目)

2024年04月23日(火)
岡崎渡船/二並島
・東のハナ低場(二並島)
出船 04:30 納竿 13:30
乗船客 6名
曇り時々雨
最高 20.1℃  最低 18.4℃(宿毛)
水温 19.5℃
潮 上り

出船決定の連絡を受けたのが、前日の昼過ぎ。
準備もしていませんでしたし、この日は、仕事が終わるのが22時過ぎ。
ここから準備をして出掛けていきますと、体力的にきつくなることは、目に見えています。
また、天気のことを考えますと、木曜日の方が良さそうで、僕自身、そのつもりで動いていました。
ただ、連絡を受けた時点で、木曜日は問い合わせがない状態。
GWの直前のお客さんが少なくなる時期でもありますし、磯周りも、この時期にはあまり人気のないノコバエ周り。
出船が決まる保証はありません。
行ける時に行っておいた方がよいというのは、これまでの釣行でよく分かっており、さらに、火曜日(昨日)は、二並島周り。
ですから、行かない手はないだろうと、僕も行くことにしたわけですが、宿毛に向かう途中の道中は結構な雨。


釣行当日の天気予報も、見る度に悪くなっていっており、この日にしたことを少し後悔もしました。
ただ、いつものように、全く釣れなかったものの、楽しい1日になりましたし、行って良かったかなと。
なお、かなり無理をした釣行だったことに加え、雨のせいで、磯が滑りやすくなっていて、前回の通し釣りと同じくらい疲れました。
そのため、今朝も、なかなか起きることができず、この釣行記を書くのも遅くなってしまい…
もっとも、釣行記を書くのが遅くなっている 最大の原因は、ブログ自体を書くのが面倒になってきていることなのですが。


お客さんは、全部で6名。
二並島周りの日でこの人数というのは寂しい限りですが、雨の予報でしたし、むしろ、よくこの人数になった方だと言うべきなのかも。
ちなみに、僕以外の方のうち、3人の方は、よくお会いします常連さん。
こんな雨の日に来なくてもと思わないでもありませんが、皆さん、こんなに雨が降るとは思っておられなかったようです。


4時45分頃に出港した船は、約45分で、二並島に到着。
まず、高場に上がられる方の渡礁をお手伝いし、その後、船長から、「柴田君、低場に行くかい?」と声が掛かります。
正直、釣果のことを考えますと、裸島周辺とかの方がチャンスがありそうなのは分かっています。
ただ、どんなに釣れなくても尾長狙いをしたいというのも事実ですし、今回は、低場に上がれる気満々で来ていましたので、もちろん、上げてもらうことに。
なお、残っているお客さんうち、お二人は、足場の良い磯でのイサギ狙いがご希望で、残りのお一人は底物の方だったため、低場には一人で渡礁します。
通常、東のハナの低場は2~3人で渡礁する磯で、僕自身、他の方と一緒に上がったことの方が多いくらいですが、一人での渡礁の場合、釣り座を自由に移動できますし、荷物も置きやすくなるため、ありがたいです。
もっとも、僕のような下手くそにとって、釣り座を移動できることは、逆に、マイナス要素にもなりかねませんし、他の人とお話ししながら釣りをするのも楽しくて、捨てがたいのですが。


ということで、今回の磯は、前回に引き続いての東のハナ低場。
なお、その渡礁の際、波もなさそうでしたので、クーラーボックスは、下に置いていたのですが、船長から、「柴田君、少し波があるから気を付けてね」というアナウンス。
そして、その直後に、足下を洗う波。


何とか、掴むことが出来ましたが、危うく、クーラーボックスを流出させる所でした。
前々回(4/10)の釣行では、クーラーボックスの蓋を海に落とし、書いていませんでしたが、前回の釣行では、餌のバッカンを海に落としています。
幸い、どちらも、玉網で救出できたものの、クーラーボックス本体は、さすがに、玉網では掬えません。
気を付けないと。

で、荷物を配置し直し、早速餌撒き。
前回は、魚が一切見えませんでしが、今回は、どうでしょう。
釣れる釣れない以前に、せめて、見えて欲しいところですが、その餌撒きの前に、まずは、傘の設置。


手持ち用のパラソルですが、これだけでも、結構な違いになります。
ちなみに、高場に上がられた常連さんは、本格的なパラソルを設置されていました。


低場は狭いので、このサイズのパラソルは設置できませんが、広い磯なら、これもありかも。
暑い時期には必須のパラソル。
雨の日にも、便利です。

で、パラソルを設置し終わったら、ワクワク、ドキドキの餌撒きの時間。
まずは、軽く餌を撒いてみますが、尾長は見えてきません。
ただ、前回と違い、餌取りの姿は見えますので、そのまま餌を撒き続けていますと、約30分後、魚が姿を見せ始めます。
上の方まで、食い上がってくるわけではないものの、魚が見えるか見えないかは大違い。
ちなみに、魚と書いていますのは、尾長かどうかの確信が持てないということ。
少し深めということに加え、雨で薄暗いため、魚の影しか見えませんので、キツの可能性も否定はできませんが、どうせ釣りをするなら、尾長と思っていた方が楽しいのも事実。
見えてきた魚が尾長だと信じて、竿の準備に入ります。
なお、魚が見えてきた際、どこまで餌を撒き続けるのか、どれが釣りやすい状態なのか、そういったことはよく分かりません。
僕の場合、ずっと一人でやってきていますし、如何せん、釣った経験があまりにも少なくて…
釣れるようになりたいという気持ちがあまりないと書きますと、強がりのように見えるかもしれませんが、実際、釣れるようになりたくても、僕には無理だというのがよく分かっていますから、諦めているという方が正解かも。
これまで通り、通えるだけ通って、運良く釣れてくれるのを待つだけかなと。


ということで、取り敢えず、釣りを始めるわけですが、こんな適当な感覚で釣れるはずはありません。
また、魚が見えているといっても、ずっと見えているわけではなく、潮の速さ、向きなどによって、見えたり、見えなかったりといった状況。
前回のように魚が見えていなければ、仕方がないと思える部分もありますが、魚が見えていて釣れなければ、実力不足なだけ。
言い訳ができません。
ただ、実力不足なのは分かっていることですし、魚が見えているだけでも、尾長狙いをしているという気分になれて、楽しいです。


で、結局、前半戦に釣れたのは、イサキ2匹のみ。
これとは別に、尾長かもしれない何かが2回掛かったのですが、いずれも、何もできないまま、切られてしまいました。
掛けたというより、掛かったという方が正解ですし、完全に後手に回っていたことは否めません。
ただ、本音としましては、そんな強烈な魚でなくてよいので、もっと善戦できる魚が掛かってくれないかなと。

そして、後半戦に入るわけですが、こちらは、イサキすら釣れませんでした。
切られたのが、1回。


この日で、一番魚が浮いてきていた時間でしたので、多分、尾長だと思います。


一瞬、耐えてみたものの、糸を出されてしまい、プツン。
前半戦に切られた際、ドラグがきつすぎたかなと思い、少し緩めていましたら、今度は、緩すぎたようです。


今になってみれば、ドラグを手で抑えればよかったのではと思ったりもしますが、とっさに、そんな判断はできません。
まぁ、この辺りは、経験の差ということかも。
ちなみに、これは、少し深めに沈めていて掛かったキツ。


55cmくらいのキツでしたが、これが尾長になると、途端に獲れなくなります。
しかも、尾長では、こんな所には、なかなか掛かってくれないという。
ただ、同じサイズでも、尾長とキツでは、比べものになりません。
今の切られた尾長も、掛かったのは、磯際ギリギリで掛けたわけではありませんでしたが、合わせた時には、磯際まで突っ込んできていました。
確かに、ウキが入ってから合わせており、後手に回ったのは否めないとして、あの突進力。
掛けること以上に、獲るのには、腕が必要だと再認識した次第です。


ということで、今回の尾長チャレンジも失敗。
尾長の姿を見ることはできませんでした。
ただ、前回と違い、魚は見えましたし、何度か、掛けることもできましたので、少しは前進したかなと。
いやいや、掛けたというより、掛かったという方が正解ですし、何も出来ないまま、切られてしまっていますので、まだまだ。
尾長に辿り着くまでに、ギブアップしてしまいそうな気がしてなりませんが、釣れなくても楽しいですから、これからも続けていくつもりです。
なお、今回も、同船のお客さんは、よく知った常連さんばかり。
たくさんお話ができ、楽しい時間が過ごせました。
また、大雨を覚悟していた分、雨もそれ程気になりませんでしたし、怪我もなく、道具の破損・紛失もなく、無事に釣行を終えることができましたので、今回の沖の島釣行も、大満足!と言ってよいでしょう。


なお、今回は、13:00前には釣りをやめ、片付け・掃除に入ったのですが、水を汲んでいる時、バケツがこのような状態に。どうしたらこうなるのか分かりませんが、磯にくくりつけられたようになっています。
当然、下の方まで降りていくことはできませんし、玉の柄などで突いてみましたが、取れる気配がなく断念。
取り敢えず、ロープは、鉄柱を立てる場所に繋いでおいたものの、かなり邪魔になる状態。


また、バケツがないため、掃除も出来ず、この後で上がられた方には、ご迷惑をおかけしました。
申し訳ありません。
なお、このバケツですが、そのままにしてはいけないということで、船の上から、この棒を使って、回収しておきました。


掃除ができなくて、餌が残ったままというのも申し訳ないとして、こんなロープがあったら、釣りをする際に、邪魔で仕方ありませんので、これだけでも回収できてよかったです。


今週末から、GWに突入します。
お客さんが多くなること自体は、あまり気にしないのですが、問題なのは、道路の混み具合。
以前、GW期間中に出掛けていき、とんでもない渋滞に巻き込まれ、辛い思いをしたことがあります。
そのため、GW期間中の釣行は、なるべく避けたいというのが本音で、行くとしても、平日扱いになります30日~2日かなと。
もっとも、それ以外の日は、普通に仕事ですので、行こうと思っても、行けません。
ですから、現時点では、次回の釣行がいつになるかは、白紙の状態。
仕事、天気などの様子をみながら、決めようと思っています。

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