沖の島釣行 136回目(2019年26回目)


沖の島釣行 136回目(2019年26回目)

2019年06月17日(月)
岡崎渡船/二並島
・東のハナ高場(二並島)
出船 04:00 納竿 13:30
乗船客 15名?
晴れ
最高 26.2℃ 最低 16.4℃(宿毛)
水温 ?℃
潮 下り

5週続いた二並島シリーズも、今回で最終回。
そして、その最終回は、まさかの、東のハナ高場。
考えてみますと、この二並島シリーズ、初回も、東のハナの高場だったわけで、何とも贅沢な話です。
いや、上げてもらっているのが、僕ですから、何とも勿体ない話といった所でしょうか。

出船前、片島港を歩いていましたら、先週もお会いしました常連さんから、声が掛かり、「一緒に高場に上がらないか」と。
正直、こういった状況は想定しておらず、びっくりしてしまいましたが、当然、断る理由もありませんので、是非ともと、一緒に上げて頂くことにしました。
ということで、今シーズン3回目の東のハナ高場

ルアーだけだった頃はもちろん、上物を始めてからも、上がる機会はないだろうと思っていましたこの磯に、こんなに上がることができるとは。
誘って頂いた方々、そして船長に対して、感謝の気持ちしかありません。
ただ、ここまで、毎週のように通ってきて、常連の仲間入りとは言わないまでも、知り合いの方が増えていったのは、大きかったでしょうし、そういう意味では、このブログを書いていたことも、それなりに、意味があったのではないかと。

この朝日を見ながら釣りの準備をする時間、何とも言えません。
竿は2号、道糸とハリスは2.5号。
先月(5/24)上げてもらった際、かなり浅いタナで、イサギが釣れましたし、今回は、もちろん、そのイサギ狙いですから、ウキ下は1ヒロで始めてみます。
取り敢えず、ここに上げてもらったからには、2桁の釣果は必須。
そう期待して、釣りを続けていくものの、なかなか1匹目が釣れません。
といっても、イサギがいないのではなく、あくまで、僕が下手くそだから釣れないということ。
実際、同礁の方は、ポンポンとイサギを連発されていましたので。
そして、そろそろ1匹目が欲しいなと焦りが出始めた頃、低場の前方で、ドボン!という大きな音

サメのジャンプです。
ここ最近は、サメの目撃情報が少なくなっていましたし、もしかしたら、いないかもなどと、都合の良い見方もしてましたが、甘かったようです。
このイサギが釣れる時期には、サメがいても不思議ではなく、ある程度の覚悟もしてきましたが、やる気満々の姿を見せられますと、あまり良い気がしないのも事実。
とはいえ、サメがいても、イサギを釣るチャンスは十分にありますし、それこそ、掛けたイサギを、サメに食われたとしても、それはそれで良い経験とも言えますので、割り切って、楽しむことにします。
が、さすがに、今回は、サメが多すぎ。
ぱっと確認出来ただけでも、6~7匹。
大小様々な奴らが、磯の回りをグルグルと、徘徊していました。

ということで、ここからは、サメを交わしながらの、イサギ狙い!
悠長に引きを楽しんでいますと、サメにやられてしまいますから、掛かったら一気に抜き上げ!
釣り本来の楽しみ方とは、少し違ってきている気がするものの、割り切ってしまえば、これはこれで楽しめます。

しかし、今回は、サメだけでなく、海全体が元気で、餌を撒きますと、たくさんのイサギが、水面近くまで食い上がってきましたし、磯際には、色とりどりの魚。
大きなタマメも、あちこちで、ガボガボしていました。
また、一時的にですが、尾長らしき魚の姿も。
まぁ、これに関しましては、見ているのが僕ですので、キツとの見間違いも否定は出来ませんが、結構上の方まで浮いてきていて、テレビとかで見ます尾長のシルエットと似ていたのは事実です。

なお、イサギの方ですが、弁当船までに、何とか7~8匹を確保。
見回りの際に、船長に聞いてみますと、ここ最近、一番よく釣れているのは、この東のハナ周辺とのことで、黒ハエ、中バエなどの他の磯は、日によってのムラがあるとのこと。
今回は、最初の見回りがここでしたので、他の磯の様子は聞けませんでしたが、好調なのは、間違いなさそう。
となれば、さらなる釣果に期待できそうと、気合いを入れて、後半戦をスタートします。

そして、その後半戦。
前半戦に元気でしたサメは、後半戦に入って、さらに、その勢いを増し、猛烈な勢いでアタックしてきますし、あまりにも頻繁に回遊してくるため、イサギが姿を見せなくなる時間が、結構あったのも事実。
ただ、それでも、サメが離れた隙に、上手く仕掛けを入れてやれば、イサギは掛かってきてくれ、どうにかこうにか、これだけのイサギを確保。(16匹)

ここ最近の状況から考えましても、高場でのこの釣果は、貧果と言えるのでしょうが、僕にとっては、十分な釣果です。
それに、これ以上釣りますと、クーラーが重くなってしまい、下ろすのが大変になりますから、丁度良い数だったのかなと。
もっとも、自分で調整してのその釣果と、上手く釣ることが出来なくてのその釣果とでは、大きな差があるのですが。

そして、十分なお土産(イサギ)も確保でき、満足できていましたので、同礁させて頂いた方と談笑しながら、中腰になって、のんびりと竿を出していましたら、突然の強烈な当たり。
磯際に仕掛けを入れていたこともあり、ほとんど何も出来ないまま、切られてしまいます。
同礁の方からは、尾長だったのでは?と言われましたが、実際は、どうだったのでしょう?
帰ってから確認しました海中映像には、たくさんのキツが映っていましたし、タマメとかヒブダイなどもいましたから、そういった魚だった可能性が高そう。
ただ、いずれにせよ、この海域には、大きな魚もいるということ。
そして、油断していてはいけないということが、改めて、よく分かりました。

で、この切られた時間が、12時半過ぎ。
磯の掃除などのことを考えましたら、そろそろ片付けてもよいかなと、ここで、納竿としたわけですが、その掃除が大変。
潮位が低い時間だったため、とにかく、水を汲むのが困難で、上の方からバケツを海に投げますと、磯に引っ掛かってしまい、上手く引き上げることが出来ません。
どうにかこうにか、引き上げてみても、上がってきた時には、ほとんど水が残っていませんし、それならと、バケツを持って、下の方まで、水を汲みにいってみますと、水の入ったバケツを持ちながら、片手で上に登っていく作業が、あまりにもきつくて、こちらは、2往復で断念。
結局、時間だけは掛けたものの、買ったばかりの水汲みバケツが、ボロボロになっただけで、磯があまり綺麗にならないまま、迎えの時間になってしまいました。
申し訳ありません。

ということで、イサギ16匹という情けないような釣果に終わったものの、僕的には、十分な釣果だったと言えますし、そもそも、東のハナの高場で釣りが出来たことだけでも、贅沢な話。
また、同礁させて頂いた方と、楽しくお話ししたりも出来ましたので、今回の沖の島釣行も、大満足!!です。

そういえば、今回は、ブログで知り合いました友人にも、お会いできました。
ヒラスズキ狙いで来られており、見事、そのヒラスズキをゲットされており、さすがです。
港で、たくさんお話しも出来ましたし、ヒラスズキまで頂き、本当にありがとうございました。
とにかく素敵な方で、この友人にお会いできたというだけで、今回の沖の島釣行の楽しさが、爆上がりしたのは、間違いありません。
またご一緒する機会がごさいましたら、その際もよろしくお願いします。

さて、来週は、木曜日のムロバエ回りか、金曜日の姫島南回り。
天気が良ければ、出船の可能性もあるとは思いますが、時期が時期ですから、ルアーマンの方次第かなといった所でしょうか。
ただ、この二並島シリーズの間は、ずっと中5日の間隔で、28日(4週間)で5回行ったことになりますので、仮に、次の出船がなくても、諦めがつくかなとは思っています。

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