沖の島釣行 106回目(2018年37回目)


沖の島釣行 106回目(2018年37回目)

2018年12月01日(土)
岡崎渡船/ムロバエ
・ムロバエ西の船着き(ムロバエ)
出船 05:30 納竿 14:30
乗船客 10名
晴れ
最高 19℃ 最低 7℃(高知西部)
水温 21℃
潮 上り (小潮)

今週で、9週連続の釣行。
よく考えてみますと、エンジンの積み替えが終わり、営業を再開されてからは、毎週行っていることになります。

今回のムロバエ、ほぼベタ凪のような状態で、駆け上がってくる波もなく、このようなムロバエは珍しいなと思うくらい、穏やかです。
まず、底物のお二人が、底物場に渡礁され、西の船着きの方に回った後、船長から、「どなたかムロバエに上がりませんか?」と声が掛かります。
正直、すぐにでも「上がります!」と返事をしたかったのですが、他のお客さんに対して遠慮する気持ちもあったため、少し様子を見ていますと、お一人の方が手を挙げられ、北の船着きに渡礁されることに。
ただ、西の船着きは、まだ空いており、どうしようかなと思っていましたら、船長の方から、「柴田君、西の船着きに行こうか」と声が掛かります。
今も書きましたように、僕自身は上がりたいと思っていたわけで、船長から声が掛かれば、遠慮することもありませんので、上げてもらうことにしました。
ということで、今回の磯は、ムロバエ西の船着き

まだ6回目だからというのがあるのかもしれませんが、ここは、上がっただけで、ゾクゾクしてきます。渡礁後、まずは、ヒラスズキタックルを準備し、磯際を中心に、ランガンしながら、ヒラスズキを狙っていくものの、何も反応もないまま、ぐるっと一周。
西の船着きまで戻ってきましたら、北の船着きに上がられた方が、既に釣りを始めておられるのが見えたため、ここで、ルアーは終了。

僕も、上物に切り替えます。
この西の船着きは、足元の左に大きなシモリがありますので、強い竿の方がよいかなと、一度は、2号の竿に手を掛けてみたものの、狙いは口太ですし、大丈夫だろうと、いつもの1.5号の竿を選択。
ですが、この選択が、後々の…
で、1.5号の竿を手に、口太を釣ろうと、釣りを開始しましたが、掛かってくるのは、キツばかり。
掛けても掛けても、キツ。
どこに投げても、どこを攻めても、とにかく、キツ。
面倒になってきますと、やり取りも雑になってきて、切られたはずみで、ウキを1個ロスト。
結局、グレもイサギも釣れないまま、前半戦は終了。
北の船着きに上がられている方にお聞きしましても、キツばかりだったとのことで、もしかしたら、状況が良くないのかも。
ただ、せっかくのムロバエですし、磯代わりするのもどうかなと思い、このまま残ることを決め、後半戦も、この西の船着きで勝負します。

そして、その後半戦、さすがは名礁ムロバエといった所でしょうか、磯際に見える魚の数が、かなり増えてきました。
前半戦は、取り込みのことも考え、磯際を狙うことが少なかったのですが、これだけ魚が多ければ、もしかしたら、グレとかイサギも釣れるかも。
そう期待して、狙ってみますと、掛かってきたのは、キツ

まぁ、前半戦、嫌と言うほど掛けてきたわけですし、磯際もキツまみれになっていることは、容易に想像できます。
それでも、もしかしたらと思ってみましたが、甘かったようです。
また、磯際の場合、切られるリスクも高くなるわけで、それなら、まだ沖の方がチャンスがありそうと、沖の方を攻めていましたら、キツとは少し違う感触。
ゴンゴンと暴れるような引きではなく、これはもしかして!?
そう期待しながら、慎重にやり取りをし、寄せてました魚は、待望のグレ!

しかも、僕にとっては、十分すぎるサイズの、嬉しい1匹

写真の撮り方が悪く、35cmくらいに見えるものの、おそらく、40cmはありそうですから、本日のミッション達成といった感じ。
これで、気が楽になり、続いて、2匹目、3匹目のグレを…
そうなれば理想なのでしょうが、僕にそんな腕はなく、ここからは、再びキツの猛攻。
今、グレが釣れましたポイントを、同じように攻めているつもりでも、掛かってくるのがキツばかりということは、何かがズレているということなのか。
あるいは、そもそも、1匹目のグレが、本当にたまたま釣れただけのものなのか。
その辺りの真相は定かでないものの、とにかく、2匹目のグレが釣れません。
そして、さらに追い打ちを掛けるように、ハプニングが発生。
小さめのキツを掛け、やり取りをしていましたら、竿先の方で、聞き慣れない音がし、その部分に目をやってみますと、何と、竿先が折れています。
何かにぶつけたとか、無理な体勢だったとか、そういうわけではないはずですが、折れていることだけは確か。
9月末に買ったばかりの竿を、早くも折ってしまうとは、本当に、何をしているのだか。
ちなみに、こんな感じで折れていました。

こんな折れ方は初めて。
まぁ、がっくりだったのは、間違いないものの、竿が折れることは想定済み。
そのために、5~6万円の安い竿にしているのも事実ですから、気を取り直して、釣りを再開。
ここからは、2.0号の竿を使用します。
道糸は、PEの0.8号からナイロンの4号に交換し、ハリスも、3.5号にサイズアップ。
一体何を狙うんだといった気もしますが、これくらい太い仕掛けでしたら、割と強引な勝負できますので、これで磯際のデカいやつを仕留めてやろうかと。
ただ、竿や仕掛けが変えても、そこにいる魚が変わるわけではありませんし、そして、これが一番重要なのですが、竿を持っている者(僕)の腕は、何一つ変わりませんので、掛かってくる魚は、キツとかサンノジばかり。

たまに、こんな魚が混じるものの、グレ狙いの時には、お呼びではないゲストの一つ。

また、申し訳程度に、グレも釣れてくれましたが、これは30cmちょいといったサイズ。

そんなわけで、名礁ムロバエでの上物は、32cm、35cm、42cmのグレ3匹
ちなみに、この42cmというのは、中村フィッシングさんのだーびーに登録する際に、測ってもらってものですので、正確な数値です。
正直、僕の中では、頑張った方かなとも思っていますが、ムロバエでこの釣果となりますと、やはり、貧果ということになるのでしょう。
ただ、42cmというサイズは、岡崎渡船さんのグレダービーの基準(40cm以上)も満たしていますし、釣れる釣れないに関係なく、名礁ムロバエでの釣りが楽しくないわけがありません。
悲しいハプニングがあったことを除きますと、今回の沖の島釣行も、大満足といってよいでしょう。

さて、来週は、木曜日か金曜日のどちらかを考えていますが、天候も微妙ですし、微妙な線。
「入るならノコ(木曜日)やろう」とは言われていましたが、どうなるでしょう。
なお、竿につきましては、修理に出すついでに、新しい竿を買っておきました。
これにつきましては、後日のブログネタということで。


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