今回の魚は


今回は、口太が3匹とイサギ5匹が釣れてくれて、そのうちの1匹ずつを持ち帰りました。


元々、口太は、持ち帰るつもりではなかったのですが、最初に釣れた1匹が45cmくらいあったため、嬉しくなってしまい、つい、持ち帰ってしまったということ。
お腹の周りこそ、そこそこ太かったものの、全体的には、あまり太っておらず、美味しいのかは疑問で、正直、リリースしました37~38cmくらいの口太の方が、美味しそうだったくらいです。
で、この魚、持ち帰ってみましたら、お腹の中には、大きな白子。
僕は、白子を食べませんので、すべて廃棄処分としましたが、白子が好きな方にとっては、嬉しい物だったのでは?
でも、沖の島の場合、産卵時期がバラバラで、この時期でも、白子が入っていたり、真子が入っていたりといった状況。
先日も、常連さんとそのお話をしたばかりですが、産卵時期がバラバラな分、よく釣れる時期が無い代わりに、全く釣れない時期というのがないように思います。
もちろん、日ごとのムラはあり、メチャクチャ好調の日、全く釣れない不調の日というのはありますが、いつ来てもチャンスがあるというのは、面白いのではないかと。
それこそ、8月とかでも、グレが釣れることがあるようですし、その気になれば、オフシーズンをなくすことも可能です。
もっとも、僕の場合、いつ来ても、チャンスを逃し続けていて、1年中、オフシーズンのような状態になっていますが。
なお、持ち帰りましたグレは、翌々日に、刺身にして食べました。


といっても、それは1切れだけ。
美味しくなかったわけではありませんが、基本的に、火を通して食べる方が好きですし、体調面を考えますと、刺身は、なるべく避けたいというのが本音。
なので、残りの刺身は、ぶつ切りにしていた身と一緒に、炙って、ネギとポン酢をかけて、食べました。
しかも、炙るといっても、軽く火を当てる程度ではなく、中心部まで火が通るくらい炙りましたので、ほぼ焼いたような状態。


せっかくのグレが台無しだった気もしましたが、火の通し方が良かったのか、魚が良かったのか、身がふわふわで、予想以上に美味しかったという。


また、イサギにつきましては、太っていて、ほぼ間違いなく美味しいだろうということで、当然の持ち帰り。
ただ、この日は、夕釣りが控えており、しかも、東のハナの低場に上がれることが分かっていたため、こちらも、最初の1匹だけをキープし、残りはリリースしてしまいました。
東のハナの場合、狙っていなくても、イサギが掛かってくることが多いですし、これは、僕の勝手な思い込みですが、東のハナのイサギは、脂が乗って美味しいと。
また、ずっと尾長が見え続けるとは思っておらず、見えていない時には、イサギを狙うのもありかなと思っていたのも事実。
さらに言いますと、尾長が釣れてくれれば、イサギも不要ですから、前半(昼釣り)でのキープを控えていたということ。
ところが、いざ、半夜に挑んでみますと、渡礁時から納竿時まで、尾長どころか、イサギすら見えない状況。
深く沈めてみても食ってきませんし、持ち帰りの魚を追加することができませんでした。
しかも、帰って捌いてみましたら、お腹の中には、たくさんの脂。
これも、翌々日に、焼いて食べましたが、美味しくないわけがありません。


こんなことなら、前半(昼釣り)で釣れたイサギを、もっと持って帰るべきだったと後悔しています。
ただ、自分が下手くそなことは十分に理解しているはずなのに、何故、夕釣りで釣れるように思ったのか。
それこそ、ほとんど釣ったことのない尾長ですら釣れる気になっていました。
これが、夕釣りの魔力というものかと。
ですが、それはともかくとして、他の方のお話などを聞いてみましても、イサギに脂が乗ってきたのは間違いなさそうですから、今後の展開が楽しみです。


あと、沖の島ではよくあることなのですが、ここ最近は、弁当船までの時間がチャンスのようです。
弁当船の後くらいから、ぴたりと釣れなくなるなんてことも珍しくないようですし、釣果を上げたければ、弁当船の時間までを、如何に有効に使うかが重要になってくるのかも。
となりますと、朝一に、ルアーを投げるわけにはいきませんし、悩ましいところです。
また、二並島周辺よりも、裸島周辺の方がよく釣れているようで、尾長混じりで、口太、イサギの数釣りをしたいのであれば、こちらを狙ってみるのもありかも。


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