沖の島釣行 342回目(2024年12回目)


沖の島釣行 342回目(2024年12回目)

2024年4月05日(金)
岡崎渡船/ノコバエ
・裸島ナダレ(二並島)
出船 05:00 納竿 14:30
乗船客 5名
曇り時々雨
最高 18.4℃  最低 14.7℃(宿毛)
水温 ?℃
潮 上り

久しぶりの沖の島釣行。
少し間隔が空くだけで、自分が下手くそだという認識が薄れてきて、釣れる気満々で出掛けていったのですが、結果はいつも通り。
間隔を空けるだけで、釣れるようになるのであれば、苦労はしないわけで、取り敢えず、今回も、腕のなさを痛感させられた釣行となりました。
ただ、久しぶりだった分、前日の昼食、行きの運転なども含め、いつも以上に楽しめたのも事実。
たまには、こういうのも悪くないかなと。
といっても、あくまで、たまにはということで、基本的には、毎週行きたいというのが本音です。
なお、釣行の前日にも書きましたように、今回は、撮っていた動画から静止画を書き出す方法をとってみたのですが、GoProの向き(角度)がよくなかったようで、手元付近の写真ばかりになっていました。
ただ、スマホでは、ほとんど写真を撮っていませんので、これを使うしかなく、この辺りは、今後の課題になるかなと。



今回のお客さんは、全部で5名。
といっても、そのうちの2名の方は、他船からの預かりのお客さん。
この方々がおられませんでしたら、最少人数での出船になる所でした。
ただ、天気予報が、ずっと微妙な感じでしたし、前日の夕方くらいからは、雨の予報に変わっていましたので、仕方ないのかなと。
ちなみに、岡崎渡船の僕以外のお二人は、よくお会いします常連さん。
岡崎渡船のお客さんの中でも、特に大好きな方達ですので、僕的には、このお二人だったことで、10人分かそれ以上の価値を感じられたくらいです。
もっとも、船長にとっては、どんなお客さんだろうが、人数分の渡船代しかはいってこないわけですし、お客さんが増えてくれることを願うばかりです。


5:10に出船した船は、預かりのお客さんを一ツバエに下ろした後、裸島に向かいます。
この日は、ノコバエの日になっていましたが、うねりが残っていたため、二並島の空いた磯にということのようです。
沖の島の場合、行ってみたら、思った以上にうねりがあったなんてことは珍しくなく、天気予報のサイトの波予想などは、参考程度にしかなりません。
行ってみて、船長の判断というのが、すべてです。
正直、ノコバエ周辺の磯に行きたかった気持ちもありましたし、少し残念に思ったのも事実ですが、ここ最近、裸島の周辺は好調で、特に、40cm後半くらいまでの尾長がよく釣れているとのこと。
また、春の尾長狙いの磯としても定評があり、過去には、60オーバーも含め、数多くの大型尾長の釣果があります。
しかも、今回は、ルアーも持ってきていますから、色々と楽しめそう。




ということで、今回の磯は、裸島のナダレ。
裸島の磯に上げてもらうのは、久しぶりではありませんが、ここに上げてもらうのは、2019年の6月以来。
約5年ぶりの渡礁です。
もっとも、裸島の場合、船着きからは、このナダレまで歩いてこられますし、日によっては、ハナレからも移動してこられますので、途中、何度もきているのですが。
ちなみに、裸島のナダレは、2回目の沖の島釣行の際に、上げてもらった磯。
1回目の時には、何も釣れませんでしたので、ここで釣った魚が、沖の島での1匹目の魚。
その魚は、モンツキ(クロホシフエダイ)でしたが、ここ数年、この魚があまり釣れなくなっているという。
パワフルな引きで楽しめる魚ですし、以前のように、たくさん釣れるようになってくれたら嬉しいです。


渡礁が済んだ後、まずは、荷物の配置決め。
裸島のナダレは、その名の通り、斜めになっている磯。
ただ、上の方には、平らな場所もあり、荷物を置きやすくなっています。
久しぶりだったこともあり、少し戸惑いましたが、荷物の配置が済んだら、次は、ブログの投稿。
正直、尾長狙い!という気持ちが少ない分、東のハナとかに上げてもらった時のような緊張感もなく、かなりのんびりしたムード。
ついでに言いますと、この磯では、イサギしか釣ったことがなく、そもそも、狙うポイントとかも分かりませんので、釣れるような気がしておらず、逆に、気が楽だったりもします。


で、道具の準備を始める前に、ブログを書こうとしたわけですが、渡礁直後から降り始めた雨のせいで、上手く操作できません。


タオルで拭いてみても、すぐに濡れてしまい、どうしようもないため、ここで、秘密兵器を投入することに。


ルアー用のロッドケースから取り出したのは…


手持ち用のパラソル!!
出発直前に見た天気予報が、雨の予報になっていたため、急遽、ロッドケースの中に突っ込んでおいた物です。
半分冗談のつもりで持ってきましたが、まさか本当に使うことになるとは。


そして、このパラソルを結束バンドで、鉄柱に固定。
何という用意周到さ。
こういう部分が、いくらかでも、釣りの方にも向けば、釣果も違ってくるのでしょうが、そうもいかないのが僕だという。
仕方ありません。


なお、設置が完成した状態がこれ。
こんな時期に、パラソルを設置する人は少ないでしょうし、僕自身も初めて。
ただ、こんな物でも、あるかないかで大違い。
そんなにかさばる物でもありませんし、風のない雨の日の釣行の際には、おすすめのアイテムかも。




そして、ブログを書き終え、やっと準備開始。
まずは、フローティングベストの中のハリス、針などの入れ替え。


尾長用の一式を入れていましたので、口太用の一式に交換します。
ここ最近、尾長が釣れていると聞いてはいるものの、正直、自分には釣れる気がしていませんし、狙いは湧きグレ。
それに合わせて、入れ替えておこうというわけです。
ただ、上物の準備は、ここまで。
この磯に上がった時点で、最初はルアーからと決めていましたので、ヒラスズキ用のタックルをセットし、足下付近のサラシを狙っていきます。


裸島は、ヒラスズキの実績の高い磯。
期待しながら、ランガンしていくものの、反応なし。
ここで、何らかの釣果を上げておけば、ブログのネタとしても助かりましたし、それが美味しい魚なら、お土産確保にもなったのでが、そう上手くはいかないということかと。
まぁ、僕の釣りが上手くいったことなんて、そうそうないのですが。
でも、釣れなくても、サラシの中に、ルアーを投げているだけで、十分楽しいですし、約1時間ばかり、ルアーを満喫しました。

そして、7時半頃から、ようやく上物を開始。
尾長が見えてくる気はしませんが、それでも、一応と思い、餌を撒いてみますと、餌取りすら見えてこない状況。
期待していました湧きグレも、いることはいるものの、狙えるような距離ではありません。
最初に、ルアーを投げることにした目的の中に、状況の確認というのが入っており、サラシを狙った後に、メタル系のルアーで、沖の方にも投げてみていたのですが、湧きグレがいたのは、40gのルアーをフルキャストした辺り。
上物の仕掛けで、そこまで投げるのは至難の業。
ただ、湧きグレ狙いが無理と分かれば、割り切れるのも事実。
中途半端に、届きそうな距離にいたら、しつこく狙いたくなりますし、それこそ、それが食わない湧きグレなら、時間の無駄にもなりかねませんから、これはこれで良かったのかも。


とはいえ、ここは、ほとんど何も分かっていない磯。
おまけに、広い磯というのが困ったポイントで、どこを釣り座にすればよいのかすら分かりません。
でも、何度も上がっている磯でも、分からないことだらけなのが僕ですし、適当にやってみるというのは、ある意味、僕の真骨頂。
渡礁後に船長からも、「船着きでもいいけど、一ツバエ側の端っこで釣る人もいるし、あちこちやってみて」というありがたいアドバイスも頂いていますので、取り敢えず、船着きから始めていき、駄目そうなら、動いていくことに。


ちなみに、今回も、バッカンinバッカンのスタイル。
どこに上がれるか検討もつかなかったため、余った餌を持って帰りやすいようにと、このスタイルにしたのですが、これなら、持ち運びが楽。
まさに、この磯には、うってつけのスタイルと言えるのでは。



ということで、まずは、船着き周辺から攻めていくわけですが、足下付近を狙っていますと、早々に、魚からの反応。


重量感はないものの、グイグイと突っ込んでいく感触。
いつものキツかなと思っていましたら、浮いてきたのは、グレ。


40cm弱と小さなサイズですが、久しぶりに見た尾長。


嬉しい1匹です。
しかし、この魚、良さそうな感じに、針が刺さっていましたが、大きいのが掛かった時に、こうなって欲しいものです。


ということで、久しぶりに魚を釣って、気分良く、釣りを再開するものの、弁当船までに釣れたのは、この1匹のみ。
釣り座の移動もしてみましたが、当たりすらありませんでした。

なお、弁当船での磯代わりはなし。


正直、ここに上がった時点では、ほぼ間違いなく、磯代わりするだろうと思っていましたし、そのつもりだったのですが、たまたま1匹釣れてしまったことで、その気持ちが揺らいでしまい、さらに、パラソルを設置したこともあって、磯代わりするのが面倒になり、残ることにしたというわけです。

そして、後半戦。
ここも、まずは、ルアーから。
せっかくの裸島ですし、ルアーも楽しまないと損だろうと、ルアーを投げて回っていましたら、一ツバエ側の先端付近で、湧きグレを発見。
しかも、かなり近い距離にいます。
これは狙わない手はないだろうと、上物の道具を取りに行き、早速狙ってみることに。


ただ、湧きグレがいるのは、大きなシモリの向こう側。
掛かっても、取り込めるのか、何とも言えない所です。
もっとも、そんな心配は無用で、1時間近く狙い続けてみたものの、一度も掛かりませんでしたので。
しかも、これが全く反応がないなら、早々に見切りをつけていたのかもしれませんが、微妙に餌をかじったようなあとがあるため、ついつい。

で、湧きグレに見切りをつけ、再び、ルアーを投げてみてから、船着きでの釣りを再開。
この時点で、11時前。
時間はまだまだあります。
また尾長が釣れてくれないかなと、足下付近を狙っていますと、ヒット!
前半戦の魚よりも重量感があり、ドキドキしながらやり取りするもののの、浮いてきた魚が、再び、潜ろうとした瞬間、プツン。
チモトで切れていましたので、飲まれていたようです。
残念。
そして、針を結び直し、再度狙ってみますと、またまたヒット!
掛かってきたのは、またしても尾長。
これも飲まれていましたが、サイズが小さかったこともあり、無事確保。


さらに、この直後に、バシュンとウキが入り、これは瞬殺。
道糸の結び目付近で、切れていました。
ヒブダイとかもいましたし、何が掛かったのかは分かりませんが、もしかしたら、尾長だったのかも。
ちなみに、ここまで使ってきました、道糸とハリスは、ともに2号。
大きな魚もいるようですし、深めのタナで食ってきているため、どうしても後手になってしまい、しかも、僕の腕ですから、飲まれる可能性大。
それなら、少しでも獲れる可能性を上げようと、仕掛けを太くすることに。


さらに、尾長が掛かってくるならと、竿も、マスターモデルⅡ尾長に交換。
いつも書いていますように、僕の尾長狙いは、尾長を狙った気持ちになれるかどうかが、一番のポイント。
取り込みやすいかどうかはともかく、尾長という名前がついている竿を持つことに意味があります。
なので、竿を交換し、仕掛けを太くして、再度狙っていくわけですが、ここから、ピタリと当たりが止まります。
ハリスを太くしたのが悪かったのかもと、最初に使っていた竿の方で仕掛けを入れてみてみても、反応なし。
竿を交換している頃から、雨風が強くなってきていて、潮も変わってきていました。
また、ここまでいなかったカモメが、大量に飛来してきます。


餌を流したりもしていませんし、突然やってきたのは何故なのか。
彼らは、納竿前にもやってくることが多いですが、もしかして、もう釣れないよという合図をしにきたとか。
実際、東側の先端付近にいました湧きグレも、完全に姿を消していましたし。
まぁ、それはともかく、魚からの反応がなくなりましたし、風も強くなってきたため、マスターモデルⅡ尾長は、早々に片付け。


使っていた時間は、15分程度でした。
ただ、東のハナの尾長狙いの時とかならともかく、こんな所で、トラブルでも起こしてしまいますと、悔しくて仕方ないはず。
片付けてしまったのは正解でしょう。



さらに、全く釣れそうになかった上に、雨で濡れて寒かったため、最初に使っていました竿の方も、13時前には片付け、1時間以上残した状態で、上物は終了。
先に、残った餌を持ち帰るための作業と磯の掃除を済ませ、残り時間は、ルアーで遊ぶことに。
そこで、ヒラスズキでも掛かってくれましたら、ナイス判断!ということになったのかもしれませんが、釣れたのはヤガラのみ。


何もないよりはマシとはいえ、さすがに、これでは。
でも、ルアーも楽しいということを再認識でき、それはよかったかも。


ということで、釣れたのは、40cm弱の尾長が2匹のみ。
イサギにいたっては、掛けることすら出来ませんでした。
他船の方ですが、船着きでは、結構釣れていたようですし、釣れなかったのは、自分の実力不足に他なりません。
いつもながら、情けなく感じます。
ただ、久しぶりの釣りで、悪天候ですら、楽しく(?)感じられましたし、最初に書きましたように、同船のお二人は、大好きな常連さん。
当然のように、楽しい1日が過ごせましたので、今回の沖の島釣行も大満足!!です。


来週の沖の島釣行は、水曜日~金曜日のどこかを予定しています。
日程の都合を考えますと、木曜日がベストなのですが、ムロバエの日ですし、尾長を狙いたいのであれば、水曜日のノコバエか金曜日の三ノ瀬かなと。
ただ、いずれにせよ、ここ最近は、直前になりませんと、予報が当てになりませんので、月曜日くらいに決めようと思っています。
もっとも、月曜日といっても、もう明後日なのですが。

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