沖の島釣行 101回目(2018年32回目)


沖の島釣行 101回目(2018年32回目)

2018年10月25日(木)
岡崎渡船/ムロバエ
・タツバエ(三ノ瀬)
・白岩の地(三ノ瀬)
出船 05:00 納竿 14:10
乗船客 4名
晴れ
最高 23℃ 最低 16℃(高知西部)
水温 24.7℃
潮 下り (大潮)

今回は、中3日の釣行でしたが、無理なことはないですね。
ただ、翌日の疲れが、いつもと比較になりませんので、やはり、中5~6日くらいが丁度良いというのは、間違いありません。

お客さんは、全部で4名。
ただし、僕以外の3名の方は、母島港の泊まりですので、片島港からは僕一人。
となれば、荷物の積み込みは、完全に一人で行うことになり、しかも、この潮位。
4時半頃からは、荷物の積み込みが、かなりきつくなるため、今回は、片島港に到着すると同時に、荷物を積み込み、船室で仮眠をとったのですが、その際、寝袋を持ち込んでみましたら、微妙な揺れもあいまって、非常に快適で、熟睡できました。
今回は、ムロバエ回り。
泊まりの方は、ムロバエと大バエに分かれて渡礁されるようで、まず、大バエに向かったのですが、どうやら、大バエの回りには、グルッと網が入っている様子。
そういえば、去年の12月、僕が上がった際にも、この大バエで、網を回収する船を見たような。
ちなみに、この網は、伊勢エビ漁のものとのことで、ルアーならともかく、底物でしたら、目の前に網が入っていますと、厄介でしょうから、大バエをパスし、ヒナダンに変更されていました。
また、この周辺まで来ますと、結構ウネリがついていましたが、台風の影響ということでしょうか。
ということで、底物の方が、ムロバエとヒナダンに上がられた後、僕は、タツバエに渡礁。

このタツバエ、北風の時には、風が真横の方から吹いてきますので、割と釣りにくくなります。
もっとも、今回の風は、10~11m程度の風。
沖の島において、この程度の風は、風のうちに入らないという話も。
さて、このタツバエは、グレとかイサギとかの実績も高いのですが、船長がここに上げてくれた理由は、多分それではないはず。
ここ最近、白岩周辺では、モンズマがよく釣れているようで、それを狙えということではないかと。
ただ、モンズマの釣り方なんて、分かりませんので、まずは、いつものように、ルアーを投げてみます。
磯際には、サラシができており、ベイトも確認できていましたので、ヒラスズキでも出てきてくれないかなと、そこから攻めていっていますと、ヒラスズキの代わりに出てきてくれたのが、モンツキ。
モンツキは、前回の釣行で、割と釣れましたし、これはリリースでよいかなと、磯際でしゃがんだ瞬間、少し大きめの波が来て、その飛沫を頭から被ることに。
さらに、このモンツキをリリースした後、さらに、磯際を攻めていますと、今度は、風で飛ばされましたルアーが、岩にぶつかって破損。
早々にモンツキ釣れて幸先がよいのか、早々にルアーを破損して幸先が悪いのか、何とも言えない所です。
そして、ルアーを交換し、今度は、沖の方向を狙ってみますと、こちらでも、魚からの反応があり、ヒットこそしないものの、何かがコツコツと当たってきています。
ダツなのか、モンツキなのか、あるいは、この周辺でよく釣れますカマスという可能性も。
取り敢えず、何かを確認しようと、同じコースに投げ続けていますと、ガツンという手応えとともに、掛かった魚が一気に走り出します。
明らかに、ダツとは違う引きですし、ネイリとかモンツキとかとも違う感じ。
時折、ブルブルという感触も伝わってきて、これはもしかして!
そう思いながら、抜き上げた魚がこれ

一番釣りたかった魚ですので、飛び上がる程嬉しかったものの、よくよく見てみますと、お腹に黒い点がありません。
スマガツオ(ヒラソウダ)ということでしょうか。
少し残念な気もしますが、この手の魚って、全く釣ったことがありませんでしたので、嬉しい1匹であることは、間違いありません。
取り敢えず、鮮度が落ちるのが早いとも聞いていますし、急いで魚の処理に取り掛かります。
頭を岩にぶつけ、動かなくなりましたら、次にエラを取って…
そう思って、ナイフを取り出そうとしましたら、何と、ナイフがありません。
どうやら、忘れてきたようで、こういうのが、中3日の弊害ということでしょうか。
ただ、救いだったのは、バンノウハサミを持っていたこと。
魚の棘を切るために容易しておいたハサミでしたが、意外と役に立ってくれました。
ということで、氷水の中で血抜きをした後、エラと内臓を取り出し、ビニールにくるんで、クーラーの氷の中に収納。
これでよいのかは分かりませんが、これ以上のことを知りませんし、僕が、磯の上で出来るとしても、この程度が限界かなと。
そして、処理が済んだ後、さらなる1匹を目指して、釣りを再開するものの、反応はなし。
どこかに行ってしまったということでしょうか?
こういう場合、素早く処理をして、次の1匹を狙うべきという記事を、何かで読んだ記憶もありますが、今回は、釣れたことがあまりにも嬉しく、それどころではなかったというのが、正直な所です。
それに、すぐに投げていたとしても、2匹目が釣れていたかは、何とも言えない所ですし、そもそも、ルアーではなく、上物の方で狙うべきだったのではないかとも。
ということで、反応がなくなった後も、しばらくはルアーを投げ続けてみましたが、モンズマどころか、モンツキすら釣れず、8時過ぎにルアーは終了。
ここから、上物に入ります。
が、こちらの方は、風が、右から吹いたり、左から吹いたりし、潮も、左に流れたり、右に流れたりと、狙い所が定めにくく、こういう時の対処の仕方が分かっていない僕には、難しい状況。
結局、何の釣果もないまま、弁当船の時間を迎えます。
ベイトはいましたし、ルアーをメインにするのであれば、残っても良かったのかもしれませんが、後半は上物がメインのつもりですので、少しでも風裏にということで、磯代わりをお願いし、連れていってもらったのが、白岩の地。

先端付近は、風をまともに受けることになるため、船着きの周辺で、釣りを始めるわけですが、とにかく、ダツだらけ。
この白岩の地、今月の8日に上げてもらった際にも、ダツがたくさんいました。
ただ、今回は、磯際にまでいますので、半ばお手上げ状態。
しかも、僕は下手くそですから、針を飲まれる事も多く、針がいくらあっても足りません。
ということで、ここでも、上物は惨敗。
イサギは、掛かりもしませんし、グレも、30cm弱の小さいのが2匹のみ。
あとは、ダツとか、キツばかり。
そういえば、この変な魚

名前も知らない魚ですが、結構な引きでしたので、上手く釣り上げることが出来たのは、少しだけ自信にもなったかも。
なお、12時前に上物を片付け、残りの時間は、ルアーでも投げていようとしましたら、急に風が弱くなってくるという。
まぁ、こういうのは、いつものことですから、気にしていませんが。
ただ、納竿時間は、少し予想外。
弁当船の際に、時間を聞いていませんでしたが、多分13時半頃の迎えだろうと、13時過ぎには道具を片付け、磯の上で待っていたものの、13時半を過ぎても、迎えが来ません。
夕釣りも終わりましたので、14時半迎えになったのか?
いや、日曜日も13時半でしたし、今はまだ13時半のはず。
おかしいなと思いつつ、飲み物を飲んだりしながら、待っていますと、迎えの船が見えましたのは、14時15分
どうやら、柏島の方に行かれる用事があったようで、迎えの時間を伝え忘れていたとのこと。
そういうことでしたか。
他の方には伝えられていたようですし、それなら、全く問題ありません。
僕自身は、のんびりと海を眺めている時間も大好きですし、むしろ、得した気分ですので。

ということで、今回も、残念な結果に終わり、上物は向いていないのではと、本気でも思い始めてはいるものの、楽しくて仕方ないのも本音ですので、当然、やめたりはしません。
もちろん、釣れないよりは、釣れた方がよいのは間違いないとして、それ以前に、楽しいか楽しくないかが一番のポイント。
そして、今回も、非常に楽しい時間が過ごせましたので、大満足!!です。

さて、次回の沖の島釣行は、金曜日を予定しています。
底物の友人が来られるとも聞いており、多分、大丈夫でしょう。


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