沖の島釣行 299回目(2023年09回目)


沖の島釣行 299回目(2023年09回目)

2023年03月08日(水)
岡崎渡船/ノコバエ
・ヌクモリバ(ノコバエ)
・ノコギリ(三ノ瀬)
出船 05:00 納竿 14:30
乗船客 4名
晴れ
最高 20.4℃  最低 11.2℃(宿毛)
水温 18~19℃くらい
潮 上り/下り (大潮)

日中は、上着を脱ぎたくなるような陽気で、本格的に春の到来を感じました。
が、その一方で、僕の釣果は、ずっと冬のまま
良くなる兆しが見えてきません。
今回の釣行も、残念な結果に終わりましたし…
果たして、春は訪れてくれるのでしょうか。
このまま冬の状態が続きそうで、不安です。
なお、花粉症の方は、春真っ只中
今日も、目が痒いです。

ノコバエ回りの今回
お客さんは、わずか4名
確かに、年度末となるこの時期は、お客さんが少なくなりがち。
しかも、ここ最近は、天気が不安定で、直前になりませんと、天気予報もあてになりませんので、この状況は、ある意味、仕方がないのかも?
それでも、もう少しは盛り上がって欲しいと思うのも事実ですし、釣れることをアピールできるようなブログを書いて、少しでも貢献できたら…
そう思うのも事実ですが、如何せん、僕には腕がないため、運に期待するしかないというのが現状かなと。
5:15に出港した船は、約50分で、ノコバエに到着。
まず、最初に、2人組の方が、カガリバに渡礁され…
残り一人の方は、ノコバエ3番に上がられるとのこと。
そして、僕は…
船長から、ヌクモリバに上がろうと指示が出ます。
尾長がよく釣れていますし、潮も上りのようですから、期待大
そして、今回、一番上がりたかった磯
もちろん、断る理由はなく、ヌクモリバに上げてもらいました。

昨年の12月以来、2回目のヌクモリバ
前回は、狙うポイントも分からず、残念な結果に終わりましたが、今回は、狙うポイントも聞いており、前回のリベンジを…
そう思いながら、準備に入ります。
が、その前に…
前回見つけることが出来ませんでした携帯が使用できるポイントを、
もう一度確認しておこうと…
上の方まで行って、あちこちを歩き回ってみます。
が、残念ながら、携帯を使用できる場所は、みつけることが出来ず、携帯なしでの釣りが確定。
携帯が使えませんと、ブログも書けませんし、天気予報などの確認も出来ません。
そして、何より、いざという時に、船長を呼べないという大きな問題がありますので…
いつも以上に、慎重な行動が要求されます。
ということで、今回は、低い釣り座は諦め、高い場所から釣りをすることに。

というのが、今回は思った以上にうねりがあり、大ナダレなどは、かなり上まで波が駆け上がってきていたのです。
そして、この低い釣り座も、当然のように、波を被って、磯が濡れている状態。
さらに、潮位が高い時間で、船長からも、低い釣り座は使えない(使うな)という指示が出ていますので、無理はしません。
荷物を高い場所に置いて、駆け上がって来る波に備え、安全そうな場所で、仕掛け作りに入ります。
使用する竿は、マスターモデルⅡ尾長MH-50今回は、何でもよいので釣りたいという気持ちもありましたから…
湧きグレがいたら、まずはそれを狙ってやろうと考えていましたが、携帯の電波を探す際に、上の方から、見てみましたら、湧きグレの姿は確認できず…
それなら、尾長が掛かることに備えようと、この竿を選びました。
というか、この竿を使っていれば、尾長が掛かるかもという験担ぎのようなもの。
もっとも、僕の場合、この竿で釣った尾長はわずか。
験担ぎにはならないような…
で、準備が出来ましたら、いよいよ釣り開始!
潮は、上り
しかも、速い上り潮
黒潮が接岸してきていますし、それの影響ということでしょうか。
このヌクモリバは、上り潮が本命。
期待感が高まります。
が、一投目からダツ

そして、ダツ、ダツ、ダツ、ダツ…
沖の方で掛かるだけでなく、足下に撒いた餌にも寄ってきて、辺り一面、ダツだらけといった感じ。
着水と同時に反応があることも珍しくありませんし、当たりを無視していたら、飲み込まれる可能性がありますので、かなり厄介な状況。
少し前には、サメがいたという情報も入っていましたが、ある意味、これだけのダツなら、サメの方がマシかもと思えるくらい。
また、聞いていました磯際のポイントも、ウネリでサラシが出来ており、仕掛けを磯際に入れるのが難しく…
結局、8時半の弁当船までに釣れたのは、数匹の餌取りと数十匹のダツのみ
尾長はもちろん、口太の姿も見ることが出来ませんでした。
ただ、これから潮位が下がり、うねりも収まっていくはずで、そうなれば、本命の低い釣り座が使えるようになります。
また、ダツって、突然いなくなることも珍しくありませんし、湧きグレもこれから現れてくるかも?
それに、一番上がりたかった磯ですので、残るのが無難かなとも思いつつ、ここ最近、二並島(東のハナ周辺)とノコバエにばかり上がっていたため、たまには、違うエリアの磯にも上がってみたいという気持ちが働き、磯代わりしてみることに。

で、連れていってもらったのが、ムロバエ1番
ここは、上りが本命の磯
ただ、まだ潮位が高く、荷物が多めの僕では、ギリギリといった感じ。
さらに、当番船からの情報によりますと、餌取りが多い様子で、やめておこうということになり…次に、勧められたのが、地磯の宮の下とバラス浜
正直、どちらもよく知りませんし、取り敢えず、宮の下と伝えますと…
そこに向かう途中、再び、確認を入れて下さり、前日がヤズだらけで釣りにならなかったと。
なので、宮の下をやめ、バラス浜に向かうことになったのですが、こういうのは、本当に助かります。
岡崎渡船さんに限らず、沖の島、鵜来島の渡船やさんは、お客さんが少しでも釣れるようにと、本当によく考えて下さりますので、操船も含め、安心して任せられる渡船やさんばかりです。
で、バラス浜に向かっていますと、またまた船長から声が掛かり…
「柴田君」
「潮が上りなので…」
「三ノ瀬のノコに行ってみようか」
とのこと。
ここまで来ますと、船長に任せるのが正解でしょうし、急に行き先が変わった時って、大抵、良い方向に転ぶんです。
というわけで、最終的に決まったのが、三ノ瀬のノコギリ

今も書きましたように、少しでも釣れるようにという配慮
さらに言いますと、僕が、ここ(三ノ瀬のノコ)を好んでいるのを知っておられて、こちらにして下さったのかもしれませんし、本当に、感謝しかありません。
さて、後半戦の舞台となります三ノ瀬のノコギリ
口太、イサギの実績が高い人気磯なのですが、足場はあまり、よくなくて…
さらに、中央付近に水溜まりがあり、ここに上がった時には、かなりの高確率ではまっています。
そして、今回の釣行から、ブーツをやめ、シューズにしているという…
こういう所が、僕のズレている部分。
でも、仕方ありませんし、注意をしながら、釣りをします。
で、まずは、竿の交換
この磯で、尾長は期待薄ですから、マスターモデルを使う必要はなく、それこそ、尾長狙いでない時に、破損したりしますと、悔しくて仕方ないでしょうから…
デニオスの2号に交換です。
道糸とハリスも2号まで落とし、いざ、口太狙い!
というか、いざ、湧きグレ狙い!
周辺には湧きグレがたくさん。
これが、釣れる湧きグレなのかどうかは分かりませんが、釣果を考えれば、狙わない手はないはず。
まずは、船着きから、南(南西~南東)方向を狙ってみます。

この時期の湧きグレって、たまに、メチャクチャ簡単に釣れることもありますし、もしかしたらと期待はしてみたものの…
とにかく、掛かりません。
といっても、全く食わないのではなく、かじったような痕跡がありますから、釣れないのは、僕の技術の問題。
そして、中途半端に反応がある分、やめるにやめられず、ある意味、厄介。
ウキ下の長さを変えてみたり、針を変えてみたり、ガン玉を打ったり、外したり…
色々やってみますが、なかなか掛かってくれず…
11時過ぎ、釣り座を変えてみることに。
東向きの平たい釣り座に移動し、こちら側にいる湧きグレを狙ってみます。

ちなみに、この磯の場合、潮の向きによっては、ここが本命の釣り座となり、今回も、潮の向きを考えれば、最初からここを釣り座にしてもよかったはず。
ただ、ここへの移動が少し面倒で、特に、潮位が高い時には、重たいバッカンを持っての移動が、割と大変になりますので、面倒がってやめていたんです。
が、やはり、こちらを釣り座にするべきだったようで…
移動してすぐに、待望のヒット!

あまり大きくはないものの、貴重な1匹
慎重に寄せてきて、玉網を使って、キャッチ

ざっと、37~38cmくらい
喜ぶようなサイズではないものの、しばらくの間、釣れていませんでしたので…妙に嬉しく感じます。
そして、さらなる釣果を求め、釣りを再開しますと…
すぐにヒット!
1匹目よりも、明らかに小さかったため、そのままリリースしましたが…
もしかして、これはパターンを掴んだ?
久しぶりの爆釣か!?
そう思ったのも束の間。
昼前頃から、潮が緩くなり…
やがて、潮が、下りに変わってしまいます。
そして、ここの湧きグレって、潮が下りになりますと、その潮に乗って、沖の方に去って行くことが多く、今回も、潮が変わったと同時に見えなくなり…
その後、一度も姿を現しませんでした。

また、下り潮といっても、緩い下り潮ですから、池のような状態となり、釣れる気がしません。
こんなことなら、もっと早く釣り座を移動し、数を稼いでおけばよかったと、少し後悔
さらに言えば、2匹目のグレ
35cmくらいでしたが、キープしておいてもよかったかも。
で、結局、最後の2時間は、グレどころか、餌取りすら掛からず…
何もないまま、納竿の時間を迎えました。

ということで、またしても、撃沈
グレが釣れたといっても、小さな口太が2匹のみ
しかも、釣れる可能性のある湧きグレを狙っての釣果ですので、ある意味、尾長狙いの時の撃沈よりも、情けないような…
ですが、良い天気のもと、のんびりと釣りができましたし、不安視されていました腰も、問題はありませんでした。
また、磯の上で、合格の報告も受けることができ、充実した時間を過ごせたのは間違いありませんので、今回の沖の島釣行も大満足!!です。

ちなみに、今回のノコバエ周辺のカガリバ、ノコバエ3番もダツが多かったようで、グレの釣果は今ひとつだった模様。
ただ、黒潮も接岸してきており、今は、まだ潮が汚い状態ですが、これが落ち着いてきたら、釣果が上がってくるのでは?
そう期待している所です。
あと、船長から頂きましたカツオは、ムロバエの沖で釣れたそうです。
沖といっても、それ程離れているわけではないようで、磯からもチャンスがあるのでは?
となれば、ルアーかキビナゴでねらってみるのも面白いかも?

さて、来週の沖の島釣行は、金曜日の二並島回りで行くように日程を組んであったのですが、外しにくい用事が入りそうで、水曜日、木曜日のどちらかで行く方向で調整をしている所です。
ただ、いずれにせよ、今も書きましたように、釣果が上向いてくる可能性も十分にありそうですから…次回の釣行が早くも楽しみになっています。


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