沖の島釣行 297回目(2023年07回目)

沖の島釣行 297回目(2023年07回目)


2023年02月21日(火)
岡崎渡船/二並島
・東のハナ低場(二並島)
出船 05:30 納竿 14:30
乗船客 5名
晴れ
最高 11.3℃  最低 4.7℃(宿毛)
水温 17.0度(9:00頃)
潮 下り/上り (大潮)

上げてもらったのが、足場の悪い磯で、何度もロッククライミングをし、釣りの方では、惨敗。
疲労感を増す要素は十分とも言え、当然のように、釣行翌日の今日は、強烈な筋肉痛が襲っています。
ただ、気持ちの面では、思ったよりもすっきりしているというのが現状。
まぁ、良くも悪くも、それが二並島での尾長狙いといった所でしょうか。
なお、今回も、本当に何もなかったため、釣りそのものに関する内容は、非常に乏しくなっています。

お客さんは、全部で5名
平日ですし、多少風がある予報にはなっていたものの、この時期の二並島回りで、この人数とは、さすがに、残念な気がしてなりません。
釣行日程を組む際、二並島回りなら大丈夫だろうと考えている部分もありますが、それも考え直さないといけないのかも。
もっとも、お客さんが少ない原因の一つは、釣れていないことでしょうし、釣果が良くなってくれば、状況は変わってくるでしょう。

5:40に片島港を出港した船は、約50分で、二並島に到着。
まず、お二人の方が、高場に渡礁

続いて、お二人の方が低場に。
そして、その前に、船長から、「柴田君、ワレに行こうか」と声が掛かります。
ちなみに、このワレというのは、低場の釣り座の一つ。
足場が悪い(狭い)ため、3人で低場に上がられる場合を除きますと、あまり使われない釣り座で、僕自身も、まだ2回しか上がったことがありません。

渡礁しにくいということで、僕が先になったのでしょうか。
低場に上がられるお二人に手伝って頂きながら、渡礁完了。
いや、無事に渡礁というか、取り敢えず、荷物を下ろしただけ。
このままでは、釣りが出来ません。
なので、まずは、荷物の配置換えから。
荷物を置けるスペースは僅かで、すべての荷物を置いておくには、狭く感じますので、一部の道具を磯の上に運びます。
では、どの荷物を上に運ぶのか。
3個あるバッカンのうちの赤アミの予備を入れてあるバッカンは確定として、あと1つか2つは、上に運んでおきたい所。
ちなみに、道具を上に運ぶというのは、このロープを使って、上に持って上がることです。

道具を片手で持って、もう片方の手でロープを持つことになりますので、割と大変な作業です。
しかも、結構高いという。

で、運びやすいのは、おそらく、ロッドケースで、逆に、運びにくいのは、間違いなく、クーラーボックス。
ただ、その運びやすいロッドケースは、壁にフックがあるため、それを使えば、運ぶ必要はありません。

一方で、運びにくいクーラーボックスは、繋いでおかないと、滑落する可能性が極めて高く、置く場所が限られるため、どう考えても、これが一番邪魔な物。
ということで、仕方なく、クーラーボックスを運ぶことにします。

なお、この作業は、氷の入っている重いクーラーボックスを、片手で肩より上の高さまで持ち上げられることと、いざという時に、片手で自分の身体を支えられること、この二つに自信がなければ、無理にしない方が…
と書きますと、相当大変な作業のように思えるかもしれませんが、慣れれば、そこまで難しいことではありません。

そして、荷物の配置換えが済んだ後、バッカンだけを釣り座に運び、餌を撒いてみます。

日によって違いもあるものの、状況が良い(良さそうな)時には、すぐに尾長が見えてくることも多く、ある意味、最も緊張する時間。
果たして、尾長は見えてくるのか。
餌を撒いて、確認
餌を撒いて、確認
餌を撒いて、確認


尾長、見えてきません。
下の方に、ちらっと魚の姿が見えたような気もしましたが、尾長なのか、キツなのかも判別できませんし、そもそも、見えたのは1匹だけ。
群れで見えるわけでもなく、浮いてもきません。
また、餌取りとかイサギとかの姿も見えておらず、まさに、先週と同じような雰囲気。
ということは、マズい状況?
でも、ちょうど満潮時ですし、これから潮が下げてくれば、状況が変わってくるかも。
状況が好転することに期待して、一旦、道具の準備に入ります。
竿を取り出す前に、まず、ロッドホルダーの設置
と思っていましたら、持っていたロッドホルダーが手から滑り落ち、そのまま海にドボン。
いきなりのハプニング発生です。
まぁ、でも、落ちたのがこれでよかった。
リールとか、GoProとかなら、洒落にならなかったですし、それこそ、自分自身が落ちたりしたら…
それに、ロッドホルダーを落としたことで、注意をしようという気持ちが、より強くなったのも事実ですので、そう考えますと、ここで落としておいた(?)ことは、プラスだったと言えるかも。
いやいや、そんなはずはありません。
何も落とさないのが、一番です。
取り敢えず、ロッドホルダーは、2個持ってきていますので、もう1個を落とさないよう慎重に設置し、仕掛けの準備に移ります。
使う竿は、いつものマスターモデルⅡ尾長MH-50
リール、道糸もいつもと同じ
ハリスは3号、ウキ下は1ヒロ
僕の場合、魚が見えていようがいまいが、東のハナに上がった時は、意気込みを伝えるために、1ヒロから始めるようにしています。
まぁ、この辺りからも、僕が釣れない理由が分かりますよね。
海の状況とかよりも、自分の意気込みの方を優先。
気持ちだけ尾長狙いの僕には、割と重要なことではあるものの、釣果を考えますと、おかしなことなのかなと。

そして、そんな僕の意気込みなんて、当然のように意味はなく、尾長が浮いてこないまま、時間だけが過ぎていきます。
高場の方に聞きましても、全く見えていないようですし、沖の方を狙ってみても、たまにこいつが掛かるくらい。

となれば、ここは一旦割り切って、イサギでも狙ってみようかと、仕掛けを沈めてみますと、取り敢えず、イサギは釣れました。

高場でも、イサギ狙いにチェンジされている方がおられますし、こういう時は、浮いてくる気配のない尾長を狙っていくよりも、これの方がよいのかも。
ただ、このイサギ、竿1本半くらいまで沈めて、ようやく掛かったもので、しかも、高活性という感じでもなく、食べて美味しいとはいえ、釣りとしては、あまり面白くないのも事実。
さらに言いますと、僕の場合、クーラーが上にありますので、釣れる度に、ロッククライミングがついてくるわけで、とにかく面倒なんです。
で、それなら、チャンスを逃さないためにも、このまま尾長狙いを続行した方がよいかなと。
それに、尾長が見えてない海に、餌を撒き続けていますと、たまに、感覚がおかしくなるというか、気持ちがハイになるというか、餌を撒くこと自体が、妙に楽しく感じることがあり、今が、まさにその状態。
しかも、太陽光で反射した部分とかが魚に見えたりすることもあり、それが丁度良いクッションとなり、尾長が見えていない中での釣れそうにない尾長狙いを延々と続け、結局、何もないまま、13時半に納竿としました。
なお、何もないといっても、ハプニングはあり、昨日も書きましたように、ガン玉で歯を粉砕。
ガン玉潰しを使うのが面倒で、つい、歯を使っていましたら、ガチンという感触。
最初は、口の中でガン玉が割れたのかと思いましたが、出てきたのは、歯の欠片。
しかも、そこそこの大きさ。
食事とかは出来そうであるものの、違和感もありますし、すぐさま、行きつけの歯医者さんに連絡。
すると、翌日(水曜日)は、診療が午前中のみで、予約が取れる時間は、11時半のみとのこと。
いや、これは、まさに絶好の時間。
朝起きて、ブログ(釣行記)を書いていましたら、丁度良い時間になるのでは。
さらに言いますと、締め切り時間が出来たことで、集中して、釣行記を書けるはず。
ある意味、一番都合の良い時間ということで、予約を入れておきました。
釣りの方では、上手くいかないことだらけですが、こういうことは、上手くいくことが多いんです。
もっとも、ガン玉で歯を砕き、磯の上で、歯医者の予約を入れている時点で、おかしな話なのですが。

そして、13時半から、道具の片付けと、磯の掃除。
道具を落とさないよう、そして、自分自身が落ちないよう慎重に作業をしていましたら、1時間近く掛かりました。
ある意味、ここでの片付けは、高場よりも面倒かも。
もっとも、面倒な部分の大半は、上と下を行き来することであって、足場が狭い分、磯を洗うのは楽です。
なお、残った餌は、ビニール袋一つ分

それも、きっちり持って帰ります。
これだけでも、数百円にはなるはずですので。

というわけで、今回も、見事に撃沈。
しかも、先週に引き続いての、尾長が見えないままの完敗。
勝負の舞台に立つことすら出来ませんでした。
ここでの尾長狙いの場合、見えていて釣れないのと、見えなくて釣れないのでは、大きく違ってくるわけで、正直、もやもやがあるのも事実。
ただ、それでも、僕なりには、やり切った感はありますし、同礁させて頂いた方々と、楽しくお話しができ、充実した時間を過ごせたのは間違いありません。
ですから、今回の沖の島釣行も、当然、大満足!!です。

ちなみに、今回は、高場も、低場も、尾長が見えることは一度もなかったわけですが、この前日は、釣果こそなかったものの、ぽつぽつ見えていたとのこと。
水温が上がって、それが安定してきて、予測通り黒潮が接近すれば…
まぁ、不確定要素が強いのも事実ですが、そういったことも、釣りの醍醐味の一つと言えるわけで、今後の展開に期待したいです。
あと、竿1~2本くらいまで沈めていけば、イサギなら掛かると思います。
ここのイサギは美味しいですし、どうにもなりそうになければ、これを狙うのもありかも?

さて、次回の沖の島釣行は、27日の月曜日の予定
またしても、二並島回りです。
釣果だけを求めるなら、ノコバエとかムロバエとかの方が可能性がありそうですが、それでも、夢を求めるなら、二並島回りでの尾長狙いかなと。
もっとも、最初にも書きましたように、二並島回りでも安泰ではないというのが現状ですから、まずは、出船が決まること
そこからなのですけどね。


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