沖の島釣行 141回目(2019年31回目)


沖の島釣行 141回目(2019年31回目)

2019年07月28日(日)
岡崎渡船/ムロバエ
・東のハナ高場(二並島)
出船 04:00 納竿 13:30
乗船客 19名
晴れ
最高 32.5℃ 最低 26.4℃(宿毛)
水温 27.5℃
潮 上り (若潮)

今回は、友人との釣行。
一人の釣行も気楽で好きなのですが、誰かと話をしながら行くのも、楽しいものです。
また、いつもとは、行動パターンも違ってきますから、少し新鮮な感じもしました。

お客さんは、全部で19人。
日曜日とはいえ、7月の下旬にこの人数というのは、少しびっくりしました。
なお、当然のように、大半がルアーの方で、上物は、僕も含めて、わずか4名。
上物のシーズンも、いよいよ終わりかなと。

さて、今回は、ムロバエ回り。

まず、最初に、常連の疑似餌部の面々が、西の船着きに渡礁されます。
少し荒れ気味のため、足場が、波で洗われているような状況ですが、百戦錬磨の方々達ですので、問題ないでしょう。
さらに、この後、白岩周辺の磯に、ルアーの方々が渡礁されていき、残り5人になった時点で、船は、二並島の方に向かいます。
そして、その際、船長から
「柴田君、東でもええよ。」
「上がるなら言って」
と声が掛かり、せっかくですし、上げてもらうことに。

というか、今回は、上物できていますし、これ以上の磯はありません。
もちろん、餌取りは多いでしょうし、サメがいることも想定済み。
ただ、ここには、夢がありますので。
なお、今回は、キビナゴの釣りをされる友人、そして、その息子さんと同礁することに。
一緒に来ておいて、別々の磯というのも、少し残念な気がしていましたから、良かったです。

磯に上がり、荷物を運搬し、僕は、休憩も兼ねて、ブログを更新。
すると、友人が、既に、何かを掛けられており、見に行ってみますと、上がってきたのは、大きなイトヒキアジ。
開始早々、というか、いきなり、第一投目からのヒット。
キビナゴの威力は、凄いです。
そして、よく知ってはいましたが、友人の腕前は、さすがとしか言いようがありません。
さらに、この後も、友人および息子さん、お二人とも、ガンガン掛けて、ガンガン釣っていかれましたので、自分の釣りに集中できない程でした。
ちなみに、あまりにもよく釣れるため、キビナゴを分けて頂いて、僕も、チャレンジしてみましたが、すぐに魚からの反応があり、それと同時に、強烈な引き!
ただ、僕の竿は、2.0号の磯竿。
道糸、ハリスも2.5号ですから、強引なやり取りは出来ず、そのうち、低場の方に回られてしまい、無念のラインブレイク。
いや、無念でも何でもなく、正直、獲れる気のしない魚でしたので、仕方がないかなと。
で、ここで諦めてしまうのもありでしたが、せっかくならと、GoProをセットして、再チャレンジ。
すると、またまた、すぐに魚から反応があり、

掛かってきたのは、ヘラヤガラ。

上物はともかく、キビナゴでも、狙いの魚とは言えないのでしょうが、それでも、割と引いてくれて、そこそこ楽しめましたので、よしとしましょう。
なお、キビナゴでの釣りは、釣れそうな気がするため、このまま続けたかったのが本音。
ただ、僕の仕掛けは、普通の上物の仕掛けで、強引にいけない分、磯で擦れることがあり、道糸がボロボロになってしまうため、ここで止めておくことにしました。

そして、元の釣り座に戻ろうとした際、その方向から、バサバサという音がして、駆けつけてみましたら、何と、置いていましたバッカンが倒れ、餌が流出しています。
黒っぽい鳥が飛び立つ姿も見えましたし、もしかしたら、奴の仕業か。
もっとも、自然に倒れ、こぼれた餌に、鳥が寄ってきたという可能性も否定は出来ませんが。
ただ、いずれにせよ、オキアミの大半が流出してしまっており、バッカンの中に残っているのは、2割程度。
この量ですと、納竿まで持たないのは明らかですので、仕方なく、磯の上にこぼれた餌を、手で掬うことに。
場所が場所ですから、無理をしますと、自分自身が海に落ちる危険性があり、回収できる範囲の餌を回収。

残りの餌は、洗い流してしまうことにしました。
ただ、毎度のことながら、ここでの水汲みは、かなりの重労働。
しかも、気温が上がってきて、暑い中での作業ですので、確実に、体力が奪われていきます。
そして、さらに追い討ちを掛けるようにハプニングが発生。
水汲みバケツを引き上げようとした際、ロープが外れ、バケツの部分が流出。

何とか回収できたものの、もうこの時点でヘトヘト。
さらに、上物を再開してからは、餌取りの猛攻。
おそらく、グレとかイサギとかもいたのでしょうが、僕の腕では、どうすることもできず、掛かってくるのは、オヤビッチャなどの餌取りばかり。

結局、前半戦は、まともな魚を釣らないまま、終了。
餌および水汲みバケツの回収で、体力を失った後での、この攻撃は、思った以上にきついものでしたが、友人と一緒でしたので、楽しさの方が勝っており、全く問題なし。

元気一杯、楽しさ満開のまま、後半戦に突入します。
その後半戦ですが、最初のうちは、餌取りしか見えていなかったものの、時間が経つにつれ、大きめの魚が見えてくるように。
これは、もしかして尾長か!?
少しだけ期待してみましたが、そんなはずはありません。
この時期に、この時間から見えてくる魚は、こいつであることが濃厚。

掛けても掛けてもキツばかりですので、おそらく、見えている魚はキツでしょう。
実際、帰ってから確認しました海中映像には、キツばかり映っていましたし。
しかし、今回のキツは、これまでに見た中でも、最もすごくて、湧きグレのように、ずら~っと、帯状に並んで見えていることもありました。
で、こうなりますと、下手くその僕には、お手上げ状態。
キツを掛けて遊ぶか、時々回ってきますタカベを狙ってみるか。
いずれにせよ、グレとかイサギとかを釣るのは、絶望的。

結局、お土産用に、タカベを5匹ほど確保しただけで、納竿の時間を迎えました。
ということで、今回も、見事に撃沈。
ただ、東のハナの高場で釣りが出来ただけでも、十分ですし、さらに、今回は、友人と同礁出来ましたので、楽しい時間を過ごせたのは、間違いありません。
友人および息子さんの釣りも見学でき、充実した1日となりましたので、今回の沖の島釣行も、大満足!!です。

しかし、上物は本当に厳しい時期になったなというのが本音で、いつもの常連さんとも、次は10月の終わり頃かなと、お話ししました。
さらに、船長からも、次はルアーだなと言われましたし、上物は、一旦、お休みにしようかなと。
ただ、上物がメインになったとはいえ、ルアーも好きですし、元々は、ルアーマンなわけですから、次回以降の釣りも楽しみです。

ちなみに、そのルアーでの釣果ですが、ムロバエの西の船着きでは、お二人で、モンツキを70匹!!!
イサギの70匹は、たまに聞くことがありますし、それでも、多いなと思うくらい。
それが、まさかの、モンツキ70匹。
モンツキって、たまに、入れ食いのような状態になることがありますが、さすがに、これは初めて聞きました。
びっくりです。
そして、さらに、その中には、シブダイ(シロテン、フエダイ)も含まれていたとか。
何とも羨ましい限りの釣果ですし、やはり、ムロバエのポテンシャルは凄いなと。
また、友人のルアーマンの方は、メーターオーバーのシイラを釣っておられましたし、あちこちの磯で、アカハタがよく釣れていましたので、ルアーが面白い時期になってきたようです。

さて、今週から夏期講習に突入し、夏期講習中の日程変更は、かなり難しいため、予定している日に出船がなければ、行くことは出来ません。
一応、日曜日を休みにはしてあるものの、果たして、出船はあるのか。
そして、それ以前に、この暑さの中、出かけていく体力があるのかが問題。
年齢が年齢だけに、去年まで出来ていたことが、今年も出来るとは限りませんし、さらに、今年は、日曜日を休みにするために、割と厳しい日程を組んでいますので、不安があるのも否めません。
とはいえ、出船があれば、無理をしてでも行くのが僕ですから、出船があることに期待をして、待つことにしましょう。


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