沖の島釣行 292回目(2023年02回目)

沖の島釣行 292回目(2023年02回目)

2023年01月19日(木)
岡崎渡船/ノコバエ
・コナダレ(ノコバエ)
出船 05:30 納竿 14:30
乗船客 16名
晴れ
最高 11.5℃  最低 4.3℃(宿毛)
水温 ?
潮 上り(実際には下り) (中潮)

この1週間は、割とバタバタしていて、さらに、この先も、仕事を中心に、やるべき事が盛りだくさん。
普通に考えますと、釣りを休みにした方がよさそうですし、以前はそうしたこともあったのですが、僕の場合、釣りに行けませんと、気持ちの面から、仕事のペースが落ちてしまいます。
さらに、時間がない時の方が、良いアイデアが浮かんだりすることも多いですから、自分を追い込むためにも、釣りに行きます!
まぁ、ただ単に、釣りに行きたいだけとも言えるのですけどね。

今回は、ノコバエ回り
ここ最近、良い釣果が出ているようですし、北西風の風裏にもなりますので、お客さんは、平日にしては少し多めの16名

そして、当然、知り合いの方もたくさん。
いつも書いていますように、僕の沖の島釣行にとって、これは非常に重要な意味を持ち、知り合いの方がおられるかどうかで、楽しさ、満足感が大きく変わってきます。
ですから、知り合いの方がおられた時点で、この日の釣行が大満足になるのは、ほぼ確定。
あとは、より満足度が上がるよう、釣りの方を頑張るだけです。
まぁ、これが難しいのですが…

4:45に出港した船は、途中、あまり揺られることもなく、ノコバエに到着。
4人組の方から順に、ノコバエ3番、本ノコ、大ナダレ、ヌクモリバ、カガリバと渡礁されていき、チョボの渡礁が済んだ後、船長から「柴田君、どうする?」と声が掛かります。

「下りでええのは…」「2番とか、コナダレとか…」「ただ、2番はねぇ…」「3番もぱっとしてないし…」
確かに、前回(先週)の3番は、ダツとキツだらけ。
となれば、2番も同じような状況になっていることが、十分に考えられますし、それなら、コナダレの方が無難かなと、こちらを選択。
ちなみに、コナダレも、尾長の実績がある磯
最近は、尾長狙いをしたいというのが船長に伝わっているため、尾長が釣れる可能性のある磯に上げてもらうことが増えています。
船長には感謝しかないのですが、尾長が釣れる可能性があるだけで、腕のない僕が上がっても…
取り敢えず、船長の期待を裏切り続けていますし、そろそろ期待に応えたい所です。

ということで、今回の磯は、コナダレ
ここに上がるのは、4回目
最初に上げてもらったのは、2015年の5月5日
つまり、初めて沖の島に来た日です。
あれから、7年と9ヶ月
こんなに通うようになり、ましてや、上物をしているなど、あの時には、想像できるはずもありませんでした。
取り敢えず、渡礁した後、まずは、荷物の移動

この磯は、足場が低いこともあり、少し大きな波が来ますと、荷物を流される可能性があります。
実際、船着きの前は濡れていましたし、少なくとも、この辺りまでは、波が来るということでしょう。

というか、納竿までに、この足場全体を濡らすような波が、数回来ました。
こういう部分は、面倒であっても、きっちりしておくべきでしょう。
で、荷物の整理が済みましたら、仕掛けの準備。
今回使う竿は、PROTECH 1.7-500

湧きグレ狙いの時とかには、よく使う竿ですが、最初からこの竿を準備するのは、久しぶりです。
正直、今回は、尾長を狙うことより、とにかく、魚を釣ることが優先。
となれば、口太がメインターゲットになってきますので、この竿を選択したということ。
もっとも、1.7号ですので、この竿でも十分な強さがあるとは思いますが。
また、道糸とハリスは、ともに2号
こちらも、この号数から始めるのは、久しぶり。
僕は不器用ですから、細い糸に小さい針ですと、仕掛け作りも苦労します。
まぁ、一番の原因は、老眼でよく見えていないせいということなのですけどね。
で、仕掛けの準備が終わり、いよいよ釣りを開始するわけですが、ぱっと見る限り、湧きグレの姿はなさそう。
正直、湧きグレがいたら、一投目からでも狙っていこうと思ってもいましたので、少し残念な気もしますが、逆に言いますと、もし湧きグレがいたら、それを掛けることだけに集中してしまった可能性もあったわけで、いなくて正解だったのかも。
それに、この磯は、湧きグレが多い磯。
今はいなくても、いずれ現れてくるでしょう。
ということで、まずは磯際から攻めてみますと、何と、いきなりのヒット!

が、敢えなく、玉砕。
今のは、何だったのか。
確かに、尾長だった可能性も否定はできませんが、この磯の周辺には、キツ、サンノジ、ヒブダイなど、強い引きの魚がたくさんいますし、おそらく、これらのどれかでしょう。
というか、餌を撒いた時点で、青い魚が寄ってきていましたから、多分、これではないかと。
ただ、そんな事考えるより前に、ウキの救出が先
ギリギリ届きそうでしたので、玉の柄を、目一杯伸ばし、無事救出成功。

しかし、一番最初に掬ったのが、キツどころか、魚ですらない物
もう、こうなってきますと、ネタ作りに走っているのかとさえ思えてきます。
とはいえ、ウキを救出できるかどうかで、数千円の違いが出るわけで、無事救出することが出来て、一安心。
ただ、大きい魚がいるなら、少し太い仕掛けにした方がよいだろうと、竿と道糸はそのままで、ハリスと針の号数だけを上げます。
すると、その直後に、湧きグレが現れてくるというお決まりのパターン。
僕の釣りは、裏目に出るのが通常状態ですから、特に、気にはならないものの、何というか。
取り敢えず、今切られたポイントの周辺を軽く探ってみた後、湧きグレ狙いに、シフトチェンジ。
ハリスと針は、太くしたままです。
ここで細くしますと、またデカいのが来て、切られるという、嫌な予感がしたため、そのままにしたということ。
ですが、今回の湧きグレは、どうやら、食い気があるようで、太めの仕掛けのままで、本日、1匹目のグレを確保!

ぱっと見た感じでは、35cmは越えていそう。
ちなみに、今回の持ち帰りの基準は、いつもの40cmではなく、35cmにしてありましたので、キープするかどうか迷う所です。
そして、ここで思い出したのが、もう1個のバッカンの存在。
今回は、ここに上がることが決まった時点で、予備の餌を持ち込むつもりがなく、もう一方のバッカンは、空のまま磯に置いてありました。
それに水を入れ、活かしバッカンの代用としてみることに。

ブクブクこそないものの、グレの生命力なら、すぐに死ぬことはないはず。
これより大きい魚が釣れたら、入れ替えようという算段です。
ただ、早々に釣れてくれたこの1匹で、気持ちが楽になったのは、間違いなく、2匹目以降を目指して、釣りを続けていきますと、今度は、磯際で2匹目のグレ!

1匹目より、一回り大きく、35cmを越えているのは明らかですが、40cmを越えているかどうかは、微妙。
ということで、先日貼ったばかりのメジャーステッカーの出番です。

測ってみましたら、41cm
帰るまでには縮むでしょうが、それでも、40cmは越えているはず。
で、この魚をキープすることにし、先程の魚をリリースしようと、手を突っ込んでみますと、1ひきめのグレが瀕死の状態になっています。

海に戻したら、復活するかもしれないものの、そうでないなら、大きな魚の餌食になってもおかしくないですし、それならキープしようということになり、今釣れました2匹目と一緒に、きっちり締めて、血抜きをして、クーラーの中にイン。
しかし、久しぶりに、クーラーの中にグレを入れました。
なお、先程の書き方ですと、1匹目を釣った後、すぐに2匹目が釣れたようにも受け取れそうですが、実際には、1匹目と2匹目の間に、1時間近くの時間があり、ブクブクがないままでのキープは、さすがに無理があったかなと。
もちろん、途中で水の入れ替えでもすれば、いくらか違ったのでしょうが、さすがに面倒ですので。
それに、今回は、久しぶりに魚を食べたいという気持ちもありましたし、結果的に、これでOKでしょう。
そして、この後、小さめのグレをもう1匹追加して、弁当船の時間

尾長の姿は見ていないものの、3匹の口太が釣れたら上出来
しかも、この前日は、弁当船の後から、下りの潮が良くなったようで、となれな、さらなる釣果に期待できそう。
もしかしたら、クーラー満タンというのも。
そう思って、残ることにしたのですが、後半戦に入った途端、潮が上りに。
いや、正確に言いますと、潮は下りのままで、チョボからクワンバエの辺り、つまり、僕の磯の周辺だけが上りの向きに変わったということ。
しかも、よく動いてくれるならともかく、あまり動かない潮
魚の気配も消え、湧きグレも見えなくなり、釣れない時間が、延々と続きます。
周辺の磯でも、竿が曲がらなくなり、これは、失敗だったか。
いやいや、前半戦で、3匹も釣れていましたし、それこそ、東のハナが空いたなんてことにでもならない限り、磯代わりの選択はなかったはず。
仕方ありません。
でも、沖の島って、急に潮が変わることはもちろん、一部の場所だけ違う向きに流れるなんてこともありますから、本当に、難しいです。
で、結局、潮が下りの向きに流れ始めたのは、14時を過ぎてから。
後半戦は、当たりすらない完全試合でした。
ただ、餌をかじられたような痕跡は、たまに見受けられましたし、釣れなかった一番の原因は、自分の実力不足というのは、疑いようのない事実。
実際、大ナダレなどでは、よく釣れていましたので。

というわけで、前半戦(開始早々)に釣れたグレで、ボウズこそ回避できたものの、よく釣れているノコバエ周辺の磯で、この釣果であれば、完敗と言ってもよい釣果。
毎度ながら、情けない限りです。
ただ、釣れていない時間も、あれやこれやと考えてみたりして、楽しかったのは事実ですし、風裏だったこともあり、思った以上に快適でした。
また、いつものように、知り合いの方がたくさんで、楽しくお話をさせて頂き、良い1日が過ごせましたので、今回の沖の島釣行も、当然、大満足!!です。

さて、来週は、悪天候の予報となっている日が多く、釣行を予定しています金曜日も、雨マークがついています。
昨日聞いた時点では、出船が決まっていましたが、どうなるか分かりません。
なので、一応、木曜日への変更も検討している所。
もっとも、日程の変更をする場合、相当な無理を強いられることになってしまいますので、なるべくは、金曜日に行きたいと思っています。
なお、僕の場合、雨とか風とかはあまり関係なく、出船があるかどうかが一番。
出船があるなら、金曜日に行くつもりです。
ただ、昨年末で懲りましたので、雪の予報とかなら、さすがに中止にするとは思いますが。

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