沖の島釣行 305回目(2023年15回目)
2023年05月16日(火)
岡崎渡船/二並島
・東のハナ高場(二並島)
出船 04:30 納竿 13:30
乗船客 13名
晴れ
最高 22.1℃ 最低 15.5℃(宿毛)
水温 ?
潮 下り (大潮)
釣行の翌日(今日)は、朝の10:00から病院の予約を入れていたため、釣行記の更新は、木曜日以降にする予定でしたが、内容に乏しい釣りでしたので、あっという間に書けてしまいました。
正直、助かったと思う反面、情けない気分にもなっています。
なお、足場が斜めの場所にずっと立っていたことで、今日も、バリバリの筋肉痛です。
二並島回りの今回、イサギ狙いの方を中心に、全員、上物のお客さん。
そして、当然のように、知り合いの方ばかりで、お得な気分になれるのですが、こういう日は、出船前の時点で、達成感のようなものを感じてしまうせいなのか、大抵、釣れません。
もっとも、知り合いの方がおられなかったら釣れるのかと言われますと、そうでもないのですが。
4:20、少し早めに出港した船は、最初に、裸島に寄り、この船着きに、お一人の方が渡礁されます。
そして、二並島に向かい、まずは、東のハナ高場への渡礁。
前日からの2日釣りの2名の方がおられ、その方の渡礁を手伝っていますと、船長から、「柴田君、船着きに上がる?」と声が掛かります。
今回は、前日が速い下りの潮だったという情報が入っており、この高場の船着きか、低場のワレのどちらかに上げてもらえれば、そう思っていましたので、まさに、願ったり叶ったりといった所。
しかも、高場に上がられるお二人は、知り合いの方ですし、低場もよく知った方。
これは、楽しくならないわけがなく、ワクワク、ウキウキの気分で、東のハナの高場に渡礁。
さて、尾長は見えるのか。
前日は、活性が高かったようで、55cm頭に、尾長が数枚、さらに、口太とかイサギも釣れ、クーラー満タンだったとか。
もちろん、上がられた方の腕もあるとはいえ、もしかしたら、チャンスかも。
ただ、釣れるか釣れないか以前に、まずは、尾長が見えてくれるかどうか。
ドキドキの時間です。
ちなみに、普段でしたら、渡礁してすぐに、餌を撒いてみて、様子を見るのですが、今回は、割り込ませて頂いたという立場ですし、先に餌を撒くわけにはいかないかなと、餌を撒くのは自重して、仕掛けの準備の方から入ります。
先程も書きましたように、僕の釣り座は、船着き。
東のハナの高場は、上がってしまえば、比較的足場がよい所が多いのですが、この船着き周辺は、足場が斜めになっており、足への負担が大きいのも事実。
しかも、病み上がりでの釣行ですので、無理をしないよう、休み休み釣りをしないと。
と、釣りの前には思ってみるものの、いざ釣りを始めてしまえば、そんなのは知ったことではないといった感じで、気にせず、釣りをすることになるのが、いつものパターン。
なお、今回は、写真を撮るのが面倒だったため、適当にGoProで動画を撮っておいて、そこから静止画をキャプチャしようと思っていたのですが、GoProの角度が悪かったようで、帰って確認してみましたら、こんな写真ばかりでした。
なので、写真は少なめになっています。
もっとも、写真とか動画とかを撮りたくなるような場面は、ほぼなかったのですが。
さて、今回使用します竿は、マスターモデルⅡ尾長 MH-53
東のハナの高場専用にしている竿です。
MH-50の方も含め、尾長狙いの磯で、マスターモデルを握りますと、それだけで、ワクワクした気分になれ、ついでに、自分が上手くなったかのような錯覚に陥るのは、気のせいでしょうか。
でも、僕の場合、腕がない分、こういう気持ちの面というのが、思いの外、重要だったりもします。
ということで、準備ができ、同礁のお二人も、既に釣りを始めておられますので、僕も、釣りを開始。
今回の餌は、赤アミとボイルのみ。
釣れるか釣れないかはともかく、これ以外の餌ですと、沖の島で釣りをしているという気分になりにくいのも事実。
それに、沖の島と鵜来島で、尾長釣りをされている方、特に、よく釣られている方々は、赤アミとボイルだけにされているケースが、圧倒的に多いようですし、釣果的にも、こちらの方がよいのかなと。
まぁ、僕の場合、圧倒的な腕の差というものがありますので、単純な比較はできませんが。
で、餌を撒いていきますと、最初のうちこそ、全く見えなかったものの、撒いていくうちに、少しずつ魚の姿が見えるようになってきます。
といっても、少し深めの場所ですし、尾長よりもキツの方が多いような。
前日はよく動いていたという潮も、あまり動いておらず、おまけに、快晴のべた凪状態。
これは、もしかしたら、厳しい状況なのではないかと。
もっとも、僕の場合、いつも厳しいわけですから、関係ないと言えば、それまでですが。
取り敢えず、いつものように、ハリスは1ヒロ。
魚が見えているのは、深めの位置ですから、ハリスを長めにとって、深い位置を攻めてみれば、魚が掛かるのかもしれません。
ただ、深い位置で掛けても、獲れないんです。
実際、今回も、少し沈めてみましたら、掛かってきました。
ただ、針を飲まれてしまったり、先手を打たれて、突っ込まれたりと、どうにもなりません。
それに、深い位置を攻めていますと、イサギが掛かってくるんです。
このイサギ、上の方まで、食い上がってくることは少なかったものの、下の方には、相当な数が群れており、その気になれば、いくらでも釣れる状況(だったはず)
美味しい魚ですし、お土産にはよいのですが、高場に上がって、イサギを狙っていますと、何となく負けたような気分になるのも事実。
まぁ、普段、負け続けている僕が、こんな事を言うのも、おかしな話なのですが。
それに、今回は、翌日以降のことを考えますと、魚の持ち帰りを、なるべく減らしたかったですから、イサギは無視することに。
もっとも、あれだけのイサギがいれば、狙っていなくても掛かってきますし、せっかく釣れたのであれば、捨てるのも勿体ないですから、掛かってきた分だけは、ありがたく持ち帰らせて頂きました。
で、肝心の尾長ですが、潮の動きにあわせて、見えたり、見えなかったりといった感じ。
ただ、それでも、ウスバが現れてきた8時半頃からは、尾長の活性が、少し上がったようになります。
このウスバ、守り神などと言われますが、本当なのだなと。
もっとも、これが割と邪魔で、下手くそな僕は、悪戦苦闘。
そして、これがいたのも、少しの間だけ。
弁当船の後からは、潮が動かない時間が長くなり、イサギすら見えなくなります。
また、目の前にいる大量の湧きグレが、すぐ目の前にまで、やってくることがあったため、冷やかし程度に、何度か投げてみましたが、ほぼ無反応。
というか、ブログのネタ作りのために、軽く投げてみただけですから、釣ろうなんていう気持ちは、全くなかったのですが。
それこそ、この時期に、高場で湧きグレを狙うのって、かなり邪道な気もしますし。
で、結局、12時20分、持ってきていました餌を、ほぼ全て撒ききって、少し早めの納竿。
8枚の赤アミがなくなるというのは、餌の撒きすぎなのかも?
そう思わないでもありませんが、僕の場合、どのタイミングで、尾長が出てくるか分かりませんから、取り敢えず、撒き続けるしかないわけで、実際、餌をガンガン撒き続けていたら、魚が見えてきた時もありました。
それに、これは僕だけかもしれませんが、餌(赤アミ)を撒き続けること自体が楽しいのも事実すから、全く問題ありません。
で、残りの時間は、磯の掃除。
潮位が低い時間だったため、水を汲むのが非常に困難で、完全に綺麗にするところまではいきませんでしたが、前日から残っていた分も含め、ある程度は、流しておきました。
この時期の高場にしては、十分、綺麗な方なのでは?
まぁ、これに関しましても、本当は、ギリギリまで釣りをした方が、釣果に繋がるのかなと思わないでもありませんし、実際、今回も、13時前頃から、潮が動き出し、あのタイミングで、餌を撒いていれば、尾長が見えてきたかもしれません。
ですが、磯の掃除をしたり、道具の片付けしたりする時間も、僕の沖の島釣行にとって、非常に大切で、楽しい時間の一つ。
バタバタしながらするのは、嫌かなと。
ということで、今回の尾長チャレンジも、見事に失敗。
持ち帰りは、イサギのみ
情けない限りですが、この時期に、高場で尾長狙いを出来たというだけでも、十分に価値があるかなと。
また、今回は、船内が、よく知った方ばかりでしたし、港でも、知り合いの方々と色々とお話しできました。
なので、久しぶりでした、今回の沖の島釣行も、当然、大満足!!です。
しかし、冗談抜きで、尾長が釣れる日は来るのでしょうか。
以前であれば、いつかまぐれで釣れることもあるだろうと、そう思えていたのですが、ここ最近は、まぐれすら起こらないのではと思うようになってきました。
また、前日はよく見えていたとか、前日はよく釣れていたとか、このフレーズを何回聞いたことか。
運にも見放されている気がしています。
ただ、それでも、尾長狙いをしたという気持ちになれるだけでも、十分に楽しいですから、懲りずに、続けていくつもりです。
次回の沖の島釣行ですが、月曜日の二並島は、休みにするのが難しいため、火曜日、木曜日、金曜日のいずれかで行こうと思っています。
取り敢えず、火曜日の一ツバエ回りは、問い合わせがあるようで、天気とかの問題がなければ、ここが本命かなと。
イサギ狙いでもよいですし、一ツバエの周辺なら、ルアーとかキビナゴとかも面白いかも?
もちろん、チャンスがあるようであれば、尾長も狙いたいですが。