沖の島釣行 139回目(2019年29回目)


沖の島釣行 139回目(2019年29回目)

2019年07月12日(金)
岡崎渡船/二並島
・東のハナ高場(二並島)
出船 04:00 納竿 13:30
乗船客  7名
晴れ
最高 32.4℃ 最低 21.6℃(宿毛)
水温 24.0℃
潮 下り

普段でしたら、厄介だと思う風も、昨日のように暑い日には、かえってありがたく感じます。
実際、他の磯に上がられた方達も、風のおかげで結構快適だったと仰っていました。
ただ、僕の上げてもらいました磯は、見事に風裏となり、ほぼ無風状態。
太陽光だけが降り注ぎ、かなり暑かったです。
また、その太陽光のせいで、スマホの画面がほとんど見えず、魚の写真をほとんど撮っていません。
もっとも、写真を撮っていないのは、太陽光のせいだけではありませんが。

今回の二並島回り、お客さんは全部で7名。
まず、他船からのお客さんが、一ツバエに渡礁されます。

その後、二並島に向かい、上物の方が、中バエと黒ハエ船着きに、渡礁され、残ったのは二人。
ウネリもなく、ほぼすべての磯が使える状態です。
そして、船長から
「お二人さん、どうします?」
と聞かれるわけですが、東のハナが空いているならということで、今週も、東のハナの高場に上げてもらうことにしました。

まさかの、2週連続での東のハナ高場。
さらに、今週も一人での渡礁。
何とも贅沢な話ですが、この時期ですと、上物のお客さんが少なくなり、尾長狙いの方に至ってみますと、ほぼおられない状況ですので、下手くそな僕が上がっても、迷惑になりにくいというのは、ありがたいこと。

東のハナの高場も、今回で5回目ですから、磯に上がるのも慣れたもの。
そうと言いたい所ですが、普段なら、3人以上で荷物を運ぶ場所ですので、2人での渡礁は、少し大変でした。
手伝って頂いたのが、沖の島の磯のことをよく知っておられる常連さんでしたので、何とかなったものの、そうでなければ、きつかったはず。
少し前に、一人で上がれるようになったらなどといったことを書きましたが、この磯に、一人で渡礁するのは、なかなか難しそうです。

そして、磯に上がるだけで、体力をかなり消耗したため、ブログを書いたりしながら、少し休憩。
落ち着いたことを確認した後、ゆっくりと準備をし、釣りを開始します。
釣り座は、いつもの船着き。

先週上がった時には、潮が上りでしたが、今回は、下りのようです。
この周辺は、下り潮の時の方が、潮が速くなることが多く、僕は、こちらの方が好きです。
ただ、尾長狙いということになれば、そうでもないのでしょう。
その辺りにつきましても、分かっていくとよいかなと。
で、取り敢えず、足下を中心に、餌を撒いてみますと、予想通り、たくさんの餌取りが浮いてきます。
ただ、イサギの姿は確認できず、今週も、厳しい釣りになる予感。
というか、予感というより、確信に近い状態で、奇跡的にイサギが釣れることに期待して、仕掛けを入れてみるものの、掛かってくるのは、オヤビッチャなどの餌取りばかり。
この時期でしたら、まだイサギを釣るチャンスもあるのでしょうが、僕の腕では、イサギに辿り着くことができません。
また、釣り座に向かって、潮が当たってきていますので、少し釣りにくいのも本音。
こういう潮の時は、他の釣り座に移った方がよいのかもしれませんし、それこそ、一人で上がっているわけですから、移動することは可能でしたが、僕の使っています玉の柄は6m。
奥の方の高い釣り座ですと、おそらく、届きません。
もちろん、掛かってくるのが、イサギとかオヤビッチャとかだけというのであれば、問題なかったのですが、今回は、オヤビッチャなどの餌取りに混じり、抜き上げることが難しそうなサイズのキツが、掛かってきていましたので、玉網は必須の状況。
ということで、釣り座を変えることなく、船着きで、釣りを続けていきます。
ただ、こんな時期ですし、餌取りとか、キツとかでも構わないと、割り切ってしまえば、それなりに楽しめるわけで、気楽な気持ちで釣りをしていますと、それが功を奏したのか、本日1匹目のイサギをゲット!

少し小振りではあるものの、嬉しい1匹です。
さらに、8時頃からは、潮が変わり、低場の方に流れるようになってきて、餌取りの中に、イサギらしき魚の姿が見られるようになってきます。
このチャンスを逃してなるものかと、気合いを入れ、2匹目のイサギを狙っていくわけですが、今度は、別の問題が発生。
サメです。

サメ自体は、朝一からいたのですが、数がやたらと増え、さらに、旋回する範囲が狭くなり、ほぼ磯の周辺に居座っているような状況。
元気一杯のサメ達が、イサギだろうが、オヤビッチャだろうが、掛かった魚には、お構いなしに攻撃してきます。
特に、イサギの時は、それが顕著で、猛烈なスピードでやってきて、イサギを掛けた後、サメが食いつくまでに、2~3秒といった感じですから、どうにもなりません。
いつも、イサギ狙いの時のサメは、あまり気にならないと書いていますが、限度を越えてきますと、さすがに、嫌な存在と言うしかないかなと。
そして、前半戦は、サメとの格闘で終了。
イサギは、1匹も追加出来ませんでした。

弁当船の見回りの際、他の磯の様子を聞いてみますと、中バエ、黒ハエ、低場、いずれも釣れていないとのこと。
潮は悪くないようですが、相変わらず餌取りが多いですし、前日までの大雨も、少なからず影響している模様。
まぁ、僕の場合、状況が良くても、釣れないわけですから、あまり関係ないとも言えますが。

さて、後半戦ですが、潮が良い感じだったのは、最初のうちだけ。
すぐに、朝のうちのような微妙な状態に戻ってしまいます。
ただ、魚の活性は、朝よりも上がっており、特に、キツに関しましては、どうにもならないくらい元気一杯。
ちなみに、浮いてくる魚の中に、キツとは違うような魚の姿が見えたため、もしかしてと思い、磯の上でのブログに、そう書いてみましたが、帰ってから、撮っていました海中映像を見てますと、映っているのは、キツばかり。
となれば、尾長かもと思っていた魚のほとんどが、キツだった可能性が高そう。
ただ、同じキツであっても、キツだと分かって釣りをするのと、もしかしたら尾長かもと思って釣りをするのでは、気持ち的に違うのも事実。
特に、僕のような、尾長を狙って釣るということが出来ない者にとっては、割と大きなポイントだったりもします。

で、結局、後半戦は、グレはもちろんのこと、イサギも姿を見ることが出来ず、キツと格闘しただけ。12時頃には、餌がなくなり、上物は終了。
ちなみに、今回は、ボイル4枚、赤アミ3枚という量でしたが、これでは足りませんでした。
餌の撒き方に問題があるのは、ともかくとして、持っていく量も、考えないといけないのかも。

上物をやめた後、まずは磯の掃除。
今回はバケツを流さないよう、十分に注意をしながら掃除をし、ここまでは綺麗にしておきました。

この時期の東のハナでこの状態なら、問題ないのでは?
そして、その掃除が済んだ後、せっかくならと、軽くルアーを投げてみることに。

東のハナの高場でルアーを投げる機会なんて、そうそうあるものではありませんし、期待をしてみたものの、ルアーにキビナゴが引っ掛かっただけ。

魚からの反応がないまま終了となりました。
ただ、キビナゴが、何かに追われるように、バシャバシャしている様子を、何度か目撃しましたし、何かがいたのは間違いなさそう。
朝一は、シイラを目撃していますし、場所が場所でなければ、ルアーも面白そうと感じました。
もっとも、高い場所からですと、ルアーの操作が難しいですし、仮に掛けたとして、無事に取り込めるのかは何とも言えない所ですが。

ということで、今回も、沖の島を代表する超一級磯を、ただの岩に変えてしまいましたが、ここでの釣りは、釣果に関係なく、ワクワクできますので、全く問題ありません。
さらに、今回のお客さんは、岡崎渡船の常連さんの中でも、特によく知っている方ばかりで、たくさんお話ができ、楽しい時間を過ごすことができました。
なので、今回の沖の島釣行も、当然の大満足!!です。

さて、来週も、もちろん、行きたいと思っていますが、この時期には、上物の方の予約が期待できませんし、週間予報によりますと、来週は、ずっと雨の予報。
なので、厳しいかもしれません。
ただ、僕自身は、雨であっても、出船があれば行きたいと思っていますので、出船があることに期待したいです。



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