沖の島釣行 111回目(2019年01回目)


沖の島釣行 111回目(2019年01回目)

2019年01月04日(金)
岡崎渡船/一ツバエ
・ウノクソ(一ツバエ)
出船 05:30 納竿14:30
乗船客 26名
晴れ
最高 13.8℃ 最低 1.1℃(宿毛)
水温 20.2℃
潮 下り (大潮)

2019年の最初の釣行は、いつもの通りの釣行で、釣果もいつも通りでした。
ただ、結構な人数で、少しびっくりしましたが。

お客さんは、全部で26人
普段、週末に行かれる方にとっては、珍しくない人数なのかもしれませんが、僕の場合、平日釣行が基本ですし、GWとかもなるべく避けますので、このような人数になることはなく、実際、今回の人数は、これまでで最高でした。
ただ、お客さんが増えて欲しいとは思っているのも事実で、また、色々な方とお話しできたりするのも楽しいですから、こういうのも悪くはないかなと。
そんな中、僕が上げてもらいました磯は、一ツバエのウノクソ

ここの北西側にありますウノクソの地は、ルアーでの実績が高いということもあり、何度か上げてもらったことがあり、そこそこの釣果を出しています。
それこそ、僕が、沖の島の磯の中で、唯一、フエダイ(シブダイ)を釣ったことがある磯も、そのウノクソの地です。
一方、今回上げてもらいましたウノクソは、足場が高いということもあり、ルアーで上がることが少ない磯ですので、僕自身、上がるのは初めてとなります。
で、実際に上がってみますと、想像以上の高さで、船着きから、上に釣り座に移動するには、このようなロープで登っていくことが必要。

さらに、上の釣り座からですと、潮位によっては、玉網が届くか届かないかギリギリの線といった感じ。
ですが、今回は、潮が上りのようですから、下の方を釣り座に出来、それなら、玉網の心配はしなくてもよさそう。
ということで、釣りを始めていくわけですが、今回も、ルアーから投げてみます。
ほぼベタ凪に近い状態で、サラシも見当たらないものの、それでも、もしかしたらと、ルアーを投げたくなってしまうんです。

ただ、ここ最近は、ほんの数回投げてみただけで、ルアーを終了するというパターンが多くなっているのも事実。
なので、今回は、諦めずに、ルアーを投げ続けてみて、2019年の1匹目をルアーでと目論んでみますが、ルアーの後を追ってくるのは、ヤガラのみ。
1匹目はルアーでとは言っても、それがヤガラでは意味がありませんし、むしろ、勘弁して欲しいというのも本音ですので、ここでルアーをやめ、上物に切り換えることに。
ちなみに、このウノクソ、上の釣り座は足場が良いのですが、斜めになっていますので、荷物の滑落に注意しないといけません。
そして、荷物を滑落させないよう、十分に注意を払いながら、準備をしますと、今度はそれを持って、下の釣り座まで移動するという作業が待っています。

なので、釣りを開始するまでが、一苦労。
また、いざ釣りを開始するとなってみましたら、朝のうちに、よく流れていました潮が、かなり緩くなってきており、開始前から嫌な予感がするという。
ただ、初めての場所ですし、何かが起こるかもという期待感を持って、足元付近に餌を撒いてみますと、取り敢えず、魚の姿は確認できます。
正直、魚が何も見えないことも想定していましたので、少なくとも、そこだけはクリアできたようで、一安心。
といっても、見えているのは、餌取りが中心で、その中を、カラフルな色をした魚が、行ったり来たりしているような状況ですから、一安心と言ってよいのかは、疑問ですが。
ただ、せっかくですし、この群れの中にも、もしかしたら、当たりがあるかもと、くじを引く感覚で、釣りをしてみることにします。
当たりは、青色(回遊性グレ)のくじか、黒色(地付きグレ)のくじ。
一応、茶色(尾長)のくじというのもあるみたいですが、ここのくじには入っていないような気も。
取り敢えず、新年の運試しも兼ねて、くじを引いてみますと、1回目は、白色(バラし)。
続いて、2回目も、同じく、白色(ハリス切れ)のくじ。
そして、3回目に、やっと、白色ではないくじを引き当ててみたものの、引いたくじは、青色のくじでも、黒色のくじでもない、橙色のくじ。

ということで、2019年一発目の魚は、ヒブダイ。
これが当たりなのか外れなのかは、微妙な所ではありますが、1.5号の竿に、道糸がPEの0.6号、ハリスが1.5号という仕掛けでしたので、スリリングなやり取りの中、よく獲れたということで、大当たりとまではいかなくても、小当たりくらいには、考えてもよいかも。
そして、この後も、足下周辺で掛かってくる魚は、グレでもイサギでもない魚ばかり。
さすがに、これでは駄目だと、磯際狙いを諦め、沖の潮目を狙ってみますと、イサギが釣れました。
ただ、妙に細く、しかも、お腹が黒っぽい個体でしたので、この魚はリリース。
そして、この直後に弁当船の時間。
お客さんの人数から考えましても、良い磯が空いているとも思えませんし、初めての磯でもありますから、磯代わりはせず、このまま残ることを決定。
後半戦も、ウノクソで頑張ります。
その後半戦、潮が下りに変わってきたため、下の釣り座からでは少し釣りづらくなり、釣り座を高い場所に変更します。

で、この釣り座から、下りの潮に乗せて、イサギでも狙っていこうか。
そういう作戦ではあったのですが、潮が緩すぎて、上手く流せません。
沖の方にありますゴミも、ほとんど動いておらず、ほぼ同じ場所に留まったまま。
このような状況の中で、グレとかイサギを釣る技術は、当然、持ち合わせておらず、釣れない時間が延々と続きます。
ただ、そんな中、磯際を攻めている際、少し深めに入れた仕掛けに、何かがヒット!
結構な引きでしたし、もしかしたらと、期待してみたものの、上がってきたのは、バリ(アイゴ)

食べたら美味しいと言われる方も多い魚ですが、とにかく、毒が怖くて、触ることすらできません。
正直、掛かって欲しくない魚の一つ。
ただ、この周辺は、これが多いのか、この後も、何度か、掛かってきました。
もっとも、こんな魚でも掛かってきてくれるのは、まだマシな方で、12時を回った頃からは、餌取りすら掛からなくなり、完全に無の状態。
13時半、早めの納竿としました。
そして、片付けをしている最中に、潮が動き出すという、いつものパターン。
沖の島あるあるの一つですが、黒潮の影響を受けるエリアである以上、ある意味、仕方がないことと、割り切るようにしています。
ということで、2019年も、残念な釣果からのスタートとなりました。
一応、グレも何匹かは釣れたものの、最大で37cmですから、釣ったという実感がないのも事実。

また、今回は、こんな感じで大盛況の船内でしたので、当然、知り合いの方も多く、たくさんお那覇市が出来、楽しい時間が過ごせました。
なので、2019年の釣り初めとなります今回の沖の島釣行も、大満足です。

そういえば、僕の使用しています玉の柄は、6mの物なのですが、ウノクソの高い方の釣り座からは、ギリギリという感じでした。
5mとか5.5mとかの玉の柄なら厳しかったと思いますし、もっと潮位が下がる時であれば、6mでも届かなかった可能性大。
なので、ここに上がるのであれば、6.5m以上の玉の柄があった方がよいのかも。

あと、小さくて、少し恥ずかしかったものの、37cmのグレは、中村フィッシングさんのだーびーに、登録させてもらいました。
これで、4匹目の登録。
サイズは、全く話になりませんが、それでも、6回の釣行で、そのうちの4回で登録できていますので、検討している方なのかなと。
で、5回目の登録を目指しての次の釣行は、11日の金曜日の予定。
ただ、天気が微妙な上に、大小島回りですから、何とも言えない所。
また、日程の変更、調整が難しい時期に入ってきていますし、どうなるでしょう?



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