沖の島釣行 091回目(2018年22回目)


沖の島釣行 91回目(2018年22回目)

2018年06月21日(木)
岡崎渡船/二並島
・一ツバエ(一ツバエ)
出船 04:00 納竿 13:30
乗船客 11名
曇り一時雨
最高 25℃ 最低 20℃(高知西部)
水温 24.0℃
潮 下り (小潮)

日程を変更してまで行ってきましたが、まさかの持ち帰りなし。
このイサギ祭りの時に、イサギが1匹も釣れないとは、さすがの僕でも、へこみます。

6月も下旬になり、おまけに雨の予報でしたので、出船がある渡船やさんは、ほんのわずか。
片島港の駐車場もガラ空きでした。
ただ、岡崎渡船さんは、イサギが絶好調の二並島回りということもあり、お客さんは11名。
ちなみに、そのうちの5名の方は、先週の金曜日にも来られていた方でした。
二並島に着き、イサギ狙いの方々が、黒ハエ船着き、中バエ、ヒカリの子などに渡礁されていき、残ったのは、底物の方と僕だけ。
ここで、船長から言われたのが、「一ツバエ」
ヒカリの親、裸島など空いている磯はありましたので、イサギを釣りたいのであれば、そちらの方がよかったのでしょうが、一ツバエと聞けば、イサギが釣れにくいとしても、こちらを選びます。
ということで、底物の方と、一ツバエに渡礁。

ちなみに、底物の方というのは、いつもの方(いの町の友人)のことで、これで5週連続。
僕は、週に1回来ているだけですが、この方の場合、僕が来ていない日にも来られていますし、さらには、足摺などの別のエリアにも。
もう何と言ってよいのか。
この一ツバエ、上がっただけで興奮します。
また、前日までの大雨のおかげで、磯が綺麗になっていますので、最高の状態で釣りが出来るという。
ただ、浮かれすぎたのか、釣りを開始する前から、ハプニングが発生。
準備をしていましたら、ランディングシャフトの先っぽの部分が、ぽろっと落ちて、ころころと転がり、そのまま海の中に、トポン。
で、その部分が、まだ磯の端の方に残っていたため、ルアーで取ってやろうと思い、ルアーを沈めていましたら、そのルアーが、磯に絡んだ糸に引っ掛かってしまい、回収不能な事態に。
ランディングシャフトの先っぽの回収に失敗しただけでなく、ルアーまでロストという大損失。
がっくりです。
でも、シャフトは、先っぽの部分がなくても、使おうと思えば使えますし、気を取り直して、釣り開始。
先週は、裸島ではナブラがあったようで、青物も釣れていましたので、この一ツバエでも期待できるかなと、青物用のルアーを投げてみますが、反応はありません。
今回も、上物がメインですし、深追いしてもどうかなと思い、30分程度投げた所で、上物に切り替えます。
狙いの魚は、イサギ。
二並島周辺であれだけ釣れているわけですし、ここでも少しくらいは釣れるだろうと、安易に考えていましたが、その考えは甘かったようで、全然釣れません。
というか、餌取りが多すぎて、どのように攻めてよいのか。
足下付近で掛かってくるのは、オヤビッチャばかり。

また、少し遠投して、沖の方を狙ってみますと、今度は、ダツの猛攻。

しかも、僕が下手なこともあり、仕掛けを丸のみにされることが多く、その度に結び直しが必要となり、面倒で仕方ありません。
正直、お手上げ状態で、イサギを釣りたいなら、磯代わりした方がいいのかも?
ということで、すぐに磯代わりできるよう上物を片付け、弁当船までは、ルアーで遊びます。
モンツキでも釣れてくれないかなと、ヒラスズキタックルで、ミノーを投げていましたら、潮目付近を通過した時に、何かがヒット!
ハマチとは違う感じの引きですし、ダツでもなさそう。
一体、何が掛かったのだと、ドキドキしながら寄せてきましたら、その正体は、シイラでした。

ただ、残念ながら、取り込むことは出来ず、無念のラインブレイク。
しかも、掬いましょうかという申し出があったにも関わらず、大丈夫と格好をつけて、結局は切られてしまうという大失態。
ランディングシャフトを持っていたため、片手でロッドを操作しなければならず、急な突っ込みに耐えきれず、PEラインが磯に触れてしまいました。
ですが、このシイラという魚、持って帰るかどうか悩む魚であるのも事実。
特に、今回は、イサギ狙いで来ていますから、こんなのをキープしていましたら、大変なことになる可能性があります。
そういう意味では、バラしたのは正解だったのかも。
もっとも、単なるバラしではなく、ルアーをロストしてのバラしですから、痛かったのですけどね。
そして、ルアーでの反応はこれだけで、弁当船の時間を迎えます。
やはり、二並島周辺は、イサギが好調のようで、中バエ、黒ハエなどで、よく釣れているとのこと。
ただ、潮があまり動いておらず、この後どうなるかは分からないとも。
確かに、ここ最近は、弁当船の後くらいから、急に釣れなくなることも多いようですし、それなら、ここに残るのもありかなと、残留することを決定。
まぁ、一ツバエなら、イサギが釣れなくても、そこそこ楽しめそうですし、何より友人と一緒ですから、楽しい時間を過ごせるのは確実。
ということで、後半戦も一ツバエで釣りをします。
一旦片付けていたました上物を、準備し直し、イサギ狙いで釣り再開。
もっとも、イサギ狙いといっても、イサギを狙って釣るような腕は持っていませんから、イサギが釣れたらよいなといった程度のものですが。
そして、再開してしばらくは、朝と同じような状況でしたが、潮が変わってきて、掛かってくる魚が、オヤビッチャからキツに変化します。
このキツ、かなり高活性のようで、餌を撒きますと、かなり上の方まで食い上がってきますし、しかも、割とデカい。

持ち帰りの魚ではありませんが、猛烈に引きますから、これはこれで楽しいです。
さらに、掛かったキツに、こんな魚が寄ってくることも。

クエですね。
一ツバエにはいると聞いたことがありましたが、初めて実物を見ました。
迫力があります。
ただ、あんな魚が掛かったとして、青物タックルならまだしも、上物の竿ではどうにもならないでしょう。
そして、さらにはサメまで

一ツバエって、サメが少ない場所のはず。
ただ、これがいるということは、イサギもいるということでは?
そう期待しながら、釣りを続けるものの、結局、イサギの姿を見ないまま、納竿の時間となってしまいました。
ということで、非常に残念な結果に終わりましたが、釣り座や狙う位置などを変えてみたり、仕掛けを変えてみたりと、自分なりには頑張ってみたかなと。
また、底物の名手の方と一緒でしたので、お話をしながら、楽しい時間が過ごせました。
なので、今回の沖の島釣行も、大満足です。

さて、来週ですが、金曜日が大小島回りですから、厳しい気はします。
ルアーのお客さんに期待という所ですが、どうなるでしょう。



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