沖の島釣行 076回目(2018年07回目)


沖の島釣行 76回目(2018年07回目)

2018年02月23日(金)
岡崎渡船/姫島南
・姫島二番(姫島北・鵜来)
裸島ナダレ(二並島)
出船 05:30 納竿 14:30
乗船客 22名くらい
晴れ
最高 14℃ 最低 5℃(高知西部)
水温 18.0℃
潮 上り

今回は姫島南回り
前日の昼前の天気予報は、「晴れ、波なし、風が少し強い」
まぁ、風はあったとしても、風裏になる磯回りですから、問題ないでしょうし、今回はいつもよりも、上物に力を入れてみようと思い、餌を増量して釣行に臨みます。
なお、釣具屋さんの前に並んでいます餌は、いつもと同じくらいの量。

また、朝の片島港も普通の賑わいでしたし、これなら、10人ちょっとかなと思っていましたら、続々とお客さんが乗ってこられ、出船の時点で、船の中には、16~17名のお客さん。

さらに、泊まりのお客さんが6名おられるとのことで、かなり賑やかな状態。
船室に座る場所はなく、眠たくなかったことあり、風を受けながら行くものいいかなと、デッキに上がります。
受ける風が気持ちよく、沖の島に着くまで、軽く仮眠でも、そう思ったのは、出船直後のみ。
薄着だったこともあり、すぐに凍り付くような寒さとなり、おまけに、沖の島に近づくにつれ、波が出てきて、船が揺れ始めます。
そして、降りる時間が近づいてきたため、ストレッチを開始しますと、急に船が大きく揺れ、その反動で、とんでもない勢いで両脚が開き、危うく股関節を痛める所でした。
また、よろめくのを防ごうと手すりを触りましたら、ビリビリ。
多分、漏電です。
いきなりのハプニングに、嫌な予感が頭をよぎる中、渡礁の開始。

これくらいの風になりますと、結構辛いですから、風裏になる磯を中心に渡礁していかれ、残り2名になった時点で、「どうする?シオフキに行く?」、「やれんことはないけど、被ると思うよ」と声が掛かります。
ちなみに、シオフキというのは、南の磯の前方にある釣り座。
ルアーならともかく、上物では厳しすぎますので、他の磯にしてもらうことにし、上げてもらったのが、姫島2番

鵜来島エリアの磯で、今回初めて上がる磯となります。
磯辞典シリーズ「沖の島」には、載っておらず、攻め方などは、全く分かりません。
まぁ、僕の場合、攻め方が分かったとしても、あまり変わらないような気もしますが。
なお、この磯、背後に大きな壁があります。

この壁のおかげで、風を遮ってくれそうにも思えるものの、風が吹いてくるのは、真正面。
ほとんど意味がありません。
でも、取り敢えず、上げてもらったからには、何かを始めないと。
ということで、まずはルアーから投げてみることにします。

この辺りなんか、ヒラスズキが出てきそうな雰囲気もありますし、思い切って攻めてみますと、見事にヒット!
魚ではなく、岩に。
風であおられたルアーが、岩にヒットし、そのまま戻ってきませんでした。
そして、このままルアーを続けていても、ルアーがなくなるような気がして、ルアーをやめ、上物にチェンジします。
ちなみに、僕は、この時期になりますと、指先が荒れるため、この時も、バンドエイドを貼っていたのですが、これが思いの外邪魔。
しかも、風をまともに受けますので、仕掛け作りだけでも一苦労。
さらに、何とか準備をして、釣りを始めてみましても、釣れてくるのは、カラフルな魚ばかり。
風で釣りにくい状況でしたし、今後上がる機会も少なそう磯ですから、船長に相談するまでもなく、早々に磯代わりすることを決定。
なお、磯代わりの時に、船長に相談してみましたら、姫島の周辺は、あまり状況がよくなさそうで、他の渡船やさんに確認をして頂き、連れて行ってもらったのが、裸島ナダレ。
 磯の紹介 裸島ナダレ/二並島

この磯も、風をまともに受けますが、先程よりはマシかも。
取り敢えず、軽くルアーを投げてみて、反応がないことを確認し、上物に切り替えます。
ただ、風が強く、上物初心者の僕にとっては、割と厄介な状況となっており、苦労の連続。
特に困りましたのが、回収しようとした仕掛けを取り損なって、背中などに針が引っ掛かった時。
一旦、安全な場所に移動し、ライフジャケットを脱いで、針を外して、再び、ライフジャケットを着る、これを何回したことか。
また、少しでも風を避けるため、南側に移動して釣りをしたため、仕掛けの交換の度に戻らなければならず、おまけに、釣りをしていた場所に鉄柱をさす所がなく、足場が斜めでしたから、戻る度に、餌用のバッカンを平らな場所まで移動させていましたので、かなり疲れました。
で、そんな中、チャンスがあったのは2回のみ。
1回目は、強引にいって切られてしまい、2回目は、ベールを起こして、ラインを緩めた時に針外れ。
ちなみに、2回とも魚は見えましたが、何の魚だったかは分かりません。
海の中の魚を見て、尾長だとかクチブトだとか、僕には何のことやら。
さすがに、カラフルな色がついていれば、グレでないことは分かりますし、海の中にグレとブリしかいないのであれば、その判別くらいは出来るでしょうが、観察力がないせいなのか、海の中の魚の判別は、僕には出来ません。
ということで、今回はグレが釣れず、このイサギが釣れただけ。

35cmちょっとの小さなイサキですが、正直、突然釣れたため、どんな感じだったのかよく分からず、再現性がなく、釣れたのは1匹のみ。
ただ、釣りたかった魚の一つですから、素直に嬉しいです。
ついでに言いますと、この魚のおかげで、ボウズ回避。
助かりました。
ちなみに、ルアーで釣れたのはヤガラ2匹のみ。
ここ最近の快進撃は、ストップ。
もっとも、今回はルアーをほとんどしていませんし、青物タックルは準備すらしていません。
潮は良い感じでしたので、もっとルアーをやっていれば、もしかしたら何か釣れたかも?
まぁ、もしかしてですから、実際、どうなっていたかは疑問ですが。
ということで、残念な釣果に終わりましたが、賑やかな船内で、楽しい時間が過ごせましたので、今回の沖の島釣行も大満足と言えるでしょう。

ちなみに、今回、20名以上の方がおられた中で、グレはたったの1匹だったそうです。
イサギも、各磯で2~6匹だったようですし、そんな状況で、僕が釣れなかったのは、ある意味、仕方ないことではないかと。
ただ、あの2回のチャンスを逃していなければ、一躍スターになれたチャンス。
それに、不調だったのは姫島の周辺であって、僕だけ二並島回りの磯にいたわけですから、僕にだけチャンスがあったようなもの。
それをみすみす逃したわけですから、やはり、残念と言わざるを得ません。
なお、釣れていない原因ですが、船長の話では、急激な水温の上昇なのではないかとのこと。
上の方だけ暖かく、底の方は冷たいらしいです。
冷たいなら冷たいで、安定していた方がいいのでしょうし、潮色もよくなさそうでした。

あと、今回は、道具の破損、紛失の危機が何度かあり、それをルアー1個で食い止めることができたのは、幸運と呼べるのかも?
というのが、今回、玉網と餌用バッカンを、それぞれ1回ずつ海に流し、気付かぬうちにスマホも落としていたんです。
これらが無事回収できて、金銭的な事を考えますと、釣果以上の成果と言えるのかも?
ただ、その分なのか、帰ってから、道具を洗っている際に、穂先を折ってしまうという大失態を演じましたが。
なお、この竿、安い竿ですし、保証もありますから、金銭的なダメージは少ないものの、次回の釣行に間に合わないのは確実。
そして、上物用の竿は、この1本しか持っていませんから、どうしましょう?
竿が直るまで釣りを休む、竿が直るまでルアーのみで行く、新しい竿を買って行く
まぁ、最初のはないとして、残り2つのどちらにするか。
ですが、元々、4月頃からはルアーだけにするつもりでしたし、このタイミングで上物を一旦休止してしまうのもありかも。
ただ、その一方で、3月はまだルアーでは厳しいのも事実。
それに、せっかく始めた上物、しかも、沖の島での上物。
春の青物が回遊する時期とか、真夏の大物狙いの時期とかならともかく、このまま続けていきたいですから、もう1本用意しておくのも、悪くないかも知れませんね。



関連記事

  1. 沖の島釣行 079回目(2018年10回目)

  2. 沖の島釣行 121回目(2019年11回目)

  3. 沖の島釣行 075回目(2018年06回目)

  4. 沖の島釣行 105回目(2018年36回目)

  5. 沖の島釣行 088回目(2018年19回目)

  6. 沖の島釣行 089回目(2018年20回目)