沖の島釣行 75回目(2018年06回目)
2018年02月16日(金)
岡崎渡船/ムロバエ
・大バエ(ムロバエ) ・ムロバエ1番(ムロバエ)
出船 05:30 納竿 14:30
乗船客 10名
晴れ/曇り
最高 12℃ 最低 8℃(高知西部)
水温 16.9℃
潮 上り
僕の場合、上げてもらう磯は、基本、船長任せにしています。
なので、普段は声が掛かるまで、どの磯に上がれるか分かりません。
ただ、大体予想がつく時もあり、まさに今回がそれ。
磯回り、お客さんの人数、潮の向き…
これらを考慮しますと、おそらく、あの磯になるかなと。
で、その磯が、大バエ
以前は、尾長も釣れた磯のようですが、ここ最近は、上物の方が上がられることが少なくなっている磯で、ルアーまたは底物がメインとなっています。
先週に引き続き、ここになりそうだなと思っていますと、予想通り、声が掛かりました。
僕自身は、あまり釣ったことがなく、携帯電話が繋がりにくいという厄介な面はあるものの、釣れそうな気がして、好きな磯の一つ。
多分、船長も、僕がこの磯を好きなことを知っておられるのではないかと。
さて、大バエに上げてもらったからには、上物は後回し。
弁当船までは、ルアーで勝負します。
ただ、こんな時期ですので、青物は期待薄。
釣れてもネイリ、ヤズだとおもわれますので、狙いはヒラスズキ。
ここでヒラスズキを釣ってしまえば、後半戦は上物に集中出来そうですし、何とか1本!
そう思いながら、攻めてみるものの、掛かってくるのは、ヤガラばかり。
さすがに、この状況なら、粘るのもどうかなと、前倒して、上物を始めようとした時、ふと目の前に、ルアーを投げたくなるようなサラシが出来ていたため、そのサラシの先にキャストし、ゆっくりと引いてきますと、足下付近で…
ヒット!!!
僕は、潮を見るのが苦手ですので、かなりいい加減な釣りをしていますが、それでも、何か感じた時には、動いてみるべきだなと再認識。
で、このヒットした魚は、もちろん、ヒラスズキ。
それ程大きくなさそうでしたから、抜き上げることも考えたものの、地形的に難しそうで、さらに、玉網は手元にありません。
さぁ、どうしましょう。
このまま玉網を置いています船着きまで、魚を引っ張っていくのか。
無理矢理、引き抜くのか。
悩んでいましたら、波が来たタイミングで、掛けていました魚が、岩と岩の間に挟まってしまいます。
その岩と岩の間というのが、これ。
手前に引っ張ってこれないのは当然として、海の方にも戻らなってしまい、非常にまずい状況。
なので、仕方なく、ラインのテンションを微妙に保ちながら、船着きまで戻り、玉網を持ってきて、玉の柄の部分で、魚を海の方に押し戻し、改めて、玉網で掬うという、なかなか大変な捕物帖となってしまいました。
ただ、この大捕物の結果、魚の表面はボロボロになり、ルアーのフックは、3本とも折れ曲がった状態。
さらに、低い場所に降りた際、水溜まりに足を突っ込み、ブーツが浸水するという。
といった感じで、なかなか大変であったものの、待望のヒラスズキをゲット!!
ヒラスズキは、一番好きな魚で、一番釣りたい魚ですから、嬉しいです。
ちなみに、サイズの方も、僕にとっては大満足のもの。
これで、心置きなく、上物に専念できます。
そして、これを釣ってすぐに、弁当船の見回りの時間。
このままルアーで勝負するのであれば、大バエに残るのも悪くない選択。
潮もよく動いていましたし、ベイトも見えていましたので。
ただ、今回は、上物がメインのつもりで来ており、船長から、「上物をするなら、磯を代わった方がよい」と言われましたので、磯代わりすることに。
そして、磯代わりしてきましたのが、ムロバエ1番
ムロバエには、何度か上がったことがありますが、ここは初めての磯。
足場が狭いため、上物をするなら、ルアーは片付けた方がよさそう。
ただ、目の前にはサラシがあり、しかも、ムロバエのサラシを反対側から狙えるなんて、滅多にない機会ですから、少しだけルアーを投げてみますと、コツンという小さな反応。
ヤガラの反応にも似ていましたが、何だったのか。
もしかしたら、ヒラスズキ?
ですが、深追いするのも何ですから、この後、数回投げてみて、ルアーの道具は片付けました。
でも、こうなってみますと、大バエでの1匹は、大きかったかも?
あそこで釣れていなければ、このままルアーで粘った可能性も否定できませんので。
ということで、ここからは上物。
まずは、ムロバエとの間を流してみますと、キツがポロポロと掛かってきます。
持ち帰りこそしないものの、こんな魚でも、上物初心者の僕にとっては、釣れると嬉しい1匹。
とはいえ、グレではなくキツが釣れるということは、タナがあっていないということなのかもしれませんし、取り敢えず、タナを変えてみますと、今度は何も掛からなくなります。
上物って、難しい。
そして、面白い!
ただ、僕の場合、誰に聞くわけでもなく、あまり深く考えずに始めてみたものですから、釣れなくて当たり前という気楽さがあるのは事実。
釣果を気にせず、のんびりと釣りをしていましたら、12時半頃、待望のグレ!
狙って釣ったわけではなく、まぐれで釣れたものではありますが、嬉しい1匹。
そして、これが狙って釣れるようになって、さらには、もっと大きいサイズが釣れるようになったら、きっと楽しいのでしょうね。
なお、今回釣れましたグレは、この35cmくらいの1匹と、30cmあるなしの1匹
この2匹のみ
貧果ということになるのでしょうが、初心者の僕にとっては、十分な釣果。
また、前半戦の大バエでは、ルアーで満足サイズのヒラスズキが釣れましたし、初めての磯にあがれたというのも、大きなポイントですので、今回の沖の島釣行も、大満足!!です。
ちなみに、ここ最近、ムロバエ周辺は好調で、2日前には船着きで90匹釣れたとのこと。
また、今回も、西の船着きでは、イサキが40匹も釣れていましたし、ムロバエの2番では、岡崎渡船きっての名手の方が、グレを20匹釣っておられました。
あと、今回釣れましたグレ、帰宅後の計測では、36cm
前回釣れましたグレが、35cmでしたから、ほんのちょっとだけサイズアップです。
さて、来週ですが、ここまで3週連続で行っていますし、1週空けて、などとは考えていません。
出船があれば、もちろん、行きます。