沖の島釣行 321回目(2023年31回目)
2023年10月12日(木)
岡崎渡船/三ノ瀬
・一ツバエ(一ツバエ)
出船 05:00 納竿 13:30
乗船客 5名
晴れ
最高 24.4℃ 最低 18.4℃(宿毛)
水温 25.9℃
潮 上り
前回(10/6)は、大好きな磯に上げてもらい、ハガツオとオオモンハタが釣れ、さらに、納竿後には、母島を散策できるオプション付き。
また、道具の破損、紛失なども一切なく、まさに、理想とも言えるような釣行でしたので、今回も、前回と同様に、充実した釣行になってくれたらと期待していたのですが、待っていたのは、数々のハプニング。
なかなか、大変な釣行となってしまいました。
とはいえ、今回も楽しい釣行だったのは、間違いありませんし、ハプニングも、後になってしまえば、良い思い出の一つになるのかなと。
お客さんは、全部で5名。
前回と同様に、少人数での出船となりますが、今回は、よく知っている常連さんばかり。
知り合いの方とお会いして、お話をしたりすること、これは、僕の沖の島釣行において、重要な要素の一つでもありますから、出船前の港で、知り合いの方を見つけた時は、嬉しくなります。
5:00、出船。
今回は、三ノ瀬回りですが、底物の方がおられるため、最初に、一ツバエに向かい、そこで、船長から、どなたか上がりませんかと声が掛かります。
ハガツオ狙いということなら、二並島周辺の方が期待できる気もしますが、潮は上りですし、ここでも、十分にチャンスはありそう。
また、根魚狙いでも面白い磯ですし、そして、何より、ここに上がられる底物の方は、よく知っている常連さん。(僕は、勝手に、友人だと思っていますので、以下、友人とします)。
一ツバエは、複数で上がって、話をしながら釣りをするのは、もってこいの磯ですので、僕も、一緒に、上げてもらうことにしました。
ということで、今回の磯は、一ツバエ。
勝手を知っている磯ですし、荷物を適当に配置した後、すぐに、釣りの準備に取り掛かります。
もちろん、今回も、ルアーから。
狙いは、ハガツオ、オオモンハタ、アカハタなどの美味しい魚。
なので、いきなり、スピンテール(PB-30)を使用することも考えたのですが、磯の周囲には、小さめながらもサラシが出来ていますので、まずは、ミノーでヒラスズキを狙ってみることに。
そして、開始して間もなく、南面のサラシの際で、何かがヒット。
下から食い上がってきましたので、一瞬、ヒラスズキかなとも思ったのですが、掛かってきたのは、良型のモンツキ(クロホシフエダイ)。
僕は、リリースすることが多い魚ですが、食べても美味しい魚です。
久しぶりに持って帰って、食べてみるのも悪くないかなと思いつつ、まだ開始して間もない状況。
ハガツオとか、アカハタ、オオモンハタなどを釣る気満々ですので、それらが、釣れた場合、キープしたことを後悔する可能性も。
そういう意味でも、1匹目にキープサイズのオオモンハタが釣れてくれた前回は、まさに、理想の展開とも言えるわけです。
また、このモンツキ、見ての通り、ルアーを丸飲みにしており、こうなりますと、無事にリリースできるのか心配になります。
そのため、どうしようか迷っていましたら、同礁の友人が引き取ってくれるということでしたので、お譲りすることにしました。
まぁ、都合の良い話ですが、ファイトだけ楽しんで、魚の処理は回避できる。
僕にとっては、これが一番かも。
で、ルアーを丸飲みにするくらいですから、活性が高いのだろうと、さらなる釣果に期待して、ルアーを投げ続けてみるものの、釣れたのは、この1匹のみ。
狙っていましたヒラスズキも姿を見せないため、ルアーをPB-30に交換し、狙いをハガツオの方にシフトチェンジします。
ただ、磯際狙いを早々に切り上げたのは、もしかしたら、失敗だったのかも。
帰ってから確認しました海中映像には、ヒラスズキらしき魚の姿も映っていましたし、青物の群れも。
さらには、ハガツオに負けず劣らず美味しくて、沖の島では、なかなか釣れないあの魚も。
もっとも、狙っていたからといって、これらが釣れたかどうかは分かりませんが。
そして、ハガツオ狙いに切り換える際、どうせならと、ジグを投げるための青物タックルも用意し、さらには、キビナゴ用の竿も準備しておくことに。
一ツバエの場合、磯が広いため、複数の竿を用意していても、邪魔になりませんので、このようにしたわけですが、結果的に、これが大失敗。
というか、僕の行動が大失敗だったということ。
キビナゴの竿を準備する際、道具類を置いています平たい場所ではなく、釣り座となります南面の船着きに移動して準備をしていましら、結ぼうとしていた針を落としてしまい、それを拾おうと、頭を下げた瞬間、頭に装着していましたGoProが、ヘッドマウントごと、ボトッと落下。
このヘッドマウント、多少不安を感じていた部分があったため、以前は、落下防止用のワイヤーなどを着けていたのですが、そのワイヤーが割と鬱陶しかったですし、これまで、落下しそうになったこともなかったため、ここ最近は、外していました。
まさか、落下することになろうとうは。
で、それが足元に落ちただけならよかったものの、足場が斜めになっていて、しかも、濡れて滑りやすくなっていたため、そのまま転げ落ちるように、海の中に。
ヘッドマウントごと落としたのは、初めてですが、GoPro自体を落としたのは、これで3回目。
すべての場合に共通して言えるのは、落ちていく瞬間は、スローモーションのようであること。
そして、落ちた後は、何が起こったのか分からず、しばらく、呆然としてしまうこと。
で、落ち着いた後、取り敢えず、玉網を持って、現場に向かってみるものの、当然、見える範囲には、引っ掛かっておらず、しかも、波があるため、磯際まで行くのは危険な状況。
このまま諦めて、釣りをするのも手ではありましたが、GoPro本体だけでも約5万円。
microSDなどと合わせますと、かなり高額となりますので、さっと諦めてしまう気にもなりません。
なので、ここからしばらくは、GoProの救出作戦。
といっても、ジグとか、メタル系のルアーとかで、底の方を引っ張っていくだけですので、回収出来る見込みはほぼありません。
また、海中映像を撮って、その都度、確認してみようとしてみましたが、画面が小さいことに加え、晴れていたため、よく見えず、これも、ほとんど役立たず。
結局、回収できないまま、約1時間で断念。
というか、よく1時間もやっていたなというのが本音かも。
ちなみに、GoProを落としたことは、同礁の友人には言っていませんでしたし、今も書きましたように、ルアーで回収しようとしていましたので、普通に、釣りをしているように見えたのではないかと。
なお、このGoPro回収作戦の際、ルアーを2個ロストしてしまい、被害額が、さらに、数千円上がることになりました。
ということで、GoProを落としたことにより、前半戦は、まともに釣りをしていない状況。
もっとも、普通に釣りをしていても、釣れたかどうかは分かりませんが、いずれにせよ、弁当船までに釣れたのは、朝一のモンツキと、GoPro回収作戦中に釣れました小さなアカハタのみ。
ハプニングのせいで、釣れたのは、朝一のモンツキのみ。
後半戦は、気持ちを切り換えて、釣りに集中!
といっても、僕の場合、本気で釣りをしようが、適当に釣りをしようが、結果はほぼ同じ。
速い上り潮に翻弄され、本命の魚は、全く釣れません。
ハガツオの方は、運的な要素も強いため、釣れてくれたらラッキーくらいに思っていましたが、正直、根魚の方は、釣れてくれるものだと思っていました。
それも釣れないとは、本当に情けない限りです。
さらに、潮が速かったこともあり、根掛かりが頻発。
前回のように、回収できたことも何度かあったものの、回収できずに、ロストしたルアーが3個。
GoPro回収時の2個とあわせまして、合計5個のロストとなりました。
ただ、金属系のルアーは、比較的安価なため、8千円程度で収まっていますし、如何せん、GoProを落とした後ですので、もはや、怖い物なしといった状況。
全く気になりませんでした。
また、キビナゴの方は、辺り一面、キツだらけのため、僕の腕では、太刀打ちできません。
どこに投げても、餌が一瞬でなくなり、たまに掛かってくるのは、キツばかり。
辛うじて、モンツキが1匹釣れてくれたものの、こちらの本命とも言えますタマメの姿は、見ることが出来ませんでした。
さらに、釣れないだけではなく、途中、針で唇の上を怪我するハプニングまで。
針を結ぶ際、プライヤーで手元になかったため、取りに行くのが面倒で、歯で噛んで、締め付けようとしましたら、誤って、針先がザクッと。
これは、先程撮った写真ですが、唇の上を少し怪我してしまいました。
磯の上では、割と血が出て、魚の気持ちを少し味わうことに。
なお、何故、裸なのかということですが、今日は、やたらと暑くて、上半身の服を着ずに、ブログを書いているからということです。
結局、クーラーが空っぽのまま、納竿時間を迎えることになったわけですが、釣れなかったのは、あくまで、僕の腕の問題。
沖の方では、何度も、ボイルが起こっていましたし、ネイリらしき魚が、足元付近まで回遊してきたことも何度かありました。
あと、根魚狙いでも、全く反応がなかったわけではなく、乗らなかった当たりが何度かあったのも事実。
さらには、先程も書きましたように、磯際には、キツとか餌取りとかだけではなく、ルアーのターゲットになります魚もいましたから、上手い人であれば、釣果に繋げることができたはず。
残念です。
ということで、釣れたのは、ルアーとキビナゴで1匹ずつ釣れましたモンツキ2匹のみ。
小さなアカハタは、5~6匹釣れたものの、どれも、25cmくらいまでのリリースサイズ。
狙いのハガツオは釣れませんでしたし、オオモンハタなどの根魚も不発。
見事に撃沈です。
釣る気満々だった分、残念な気持ちがあるのも事実ですが、いつもの状態に戻ったと思えば、特に、問題はありません。
また、GoProの紛失などの道具の被害に関しましても、それこそ、スマホとかを海に落としたりするよりは、遥かにマシですし、大きな怪我などもなかったわけですから、あまり気にすることではないかなと。
まぁ、そう思い聞かせているだけですが。
ただ、いずれにせよ、良い天気のもと、大好きな磯で釣りができ、しかも、友人と一緒でしたので、楽しい時間が過ごせたのは、間違いありませんので、今回の沖の島釣行も、大満足!!です。
あと、書き忘れていましたが、今回は、このようなハプニングも。
シューズのワイヤーが切れていました。
気付いたのは、片付けをしている時でしたが、途中から、違和感を感じていましたので、早い段階で切れていたのかも。
切れた後、上手い具合に引っ掛かってくれていて、問題にはならなかったものの、一歩間違えますと、大惨事になっていた可能性もあるわけで、気を付けないと。
なお、このBOAシステムの交換用のワイヤーは、常に持っており、磯の上でも交換できるのですが、帰り際だったこともあり、今回は、ハリスで補強して、済ませておきました。
次回の沖の島釣行は、火、木、金のどこかで行こうと思っていますが、仕事の都合なども考えますと、木曜日の二並島回りが理想。
ただ、その日の出船は決まっておらず、その一方で、火曜日の出船が決まっていて、金曜日も2名の問い合わせがあるという、何とも言えない状況。
まぁ、今回の釣行のことを考えますと、こうなっても仕方がないのかなと。
ただ、釣行予定日までは、まだ日数がありますし、どの日になっても対応できるよう、準備だけはしておくつもりです。
なお、釣行が、火曜日か金曜日になった場合は、これまでと同様に、ルアーとキビナゴで行く予定ですが、木曜日の二並島の日になるなら、上物(尾長狙い?)の開幕戦にしようかなと思っています。