沖の島釣行 341回目(2024年11回目)


沖の島釣行 341回目(2024年11回目)

2024年3月19日(火)
岡崎渡船/二並島
・東のハナ高場(二並島)
出船 05:00 納竿 14:30
乗船客 5名
曇り時々晴れ、昼頃一時雨
最高 13.9℃  最低 8.6℃(宿毛)
水温 18.1℃
潮 上り

尾長が簡単に釣れないことは分かっています。
東のハナの尾長が難しいことも、よく分かっています。
そして、自分が実力不足であることも、痛いくらいよく分かっています。
なので、今回の結果は、仕方がないと言えるのかもしれませんが、尾長も見えていましたし、海中映像にも、たくさんの尾長が映っていました。
しかも、風があまりない曇天という好条件。
さらに、釣りをしていたのは、最も期待度が高いと思われる釣り座。
尾長を釣るチャンスは、十分にあったはず。
大型の尾長を釣り上げるのは難しいとしても、それなりには何かあってもよかったのではないかと。
釣れないことに慣れている僕でも、さすがに、へこみました。
そして、珍しく、釣りに行きたくないという気持ちにもなっており、来週の沖の島は、休みにする予定。
少し頭を冷やそうかなと。
なお、今回は、何度も上がっている磯であることに加えまして、動画とか写真とかを撮るような場面がほとんどなかったため、ブログ用の写真がほとんどない状態。
まぁ、書く内容もありませんし、写真がなくても困らないような気もしますが、この辺りにつきましては、釣りに集中する部分との兼ね合いで、少し考えていかないといけないかなと思っている所です。


今回は、出船が決まったのが、前々日(日曜日)の18時過ぎ。
僕を入れて3人になったとのことでしたが、ここ最近は、前日に予約が入ることも多く、10人くらいにはなるかな、そう思いながら、行ってみますと、お客さんは、2人増えただけの5人。
また、到着した時の片島港の駐車スペースもガラガラで、夏の閑散期を思わせるような状態。
雨が降る予報にもなっていましたし、年度末で忙しい方もおられるのでしょうが、さすがに、これは歓迎すべき状況ではなく、もっと盛り上がっていって欲しい所です。
そういう意味では、今回の釣行はチャンスだったとも言えるわけで、僕が尾長を釣っていれば、下手くそな僕でも釣れるならと、集客に貢献できた可能性も。
ただ、実際には、釣れないアピールをしてしまった形になり、残念に思っています。
もっとも、僕に釣れるなら、他の方でも釣れるのは当たり前として、僕が釣れなくても、他の方には釣れる可能性は十分あるわけで、ここまで釣れない釣行を続けていましたら、僕の釣果が当てにならないことは明らか。
全く問題ないでしょう。


今日から、出船が5時に変わりました。
なので、他の方も含め、5時までには乗船していましたし、船長も早めに来られていたのですが、出船したのは、5時20分頃。
船長が来られた際、「5時になったことを、弁当屋さんに言うのを忘れとった」と仰っていましたし、それが原因?
ただ、今回の磯回りは、片島港から最も近い二並島。
泊まりの方もおられませんので、直行できますし、曇っていて、薄暗かったですから、これくらいでちょうどよかったのかも。


6時過ぎに、二並島に到着。
今回のお客さんは、僕を含め、すべて単独釣行の方。
そのため、船長から、希望を聞かれる形になり、僕は、高場に上げてもらうことにしました。
見た感じ、潮は上りのようですし、前回のこともあって、低場の方が良いかなとも思ったのですが、それでも、高場に上がれるチャンスがあるなら、やはり、こちらかなと。

ということで、前回に引き続いての東のハナ高場。
ただ、今回の釣り座は、船着きではなく、大本命と思われます北東の先端。


ここ最近、尾長が、最もよく見えている釣り座です。
大きな期待を胸に、早速餌を撒いてみますと、すぐに魚が見え始め、割と上の方まで浮いてきます。
餌を食べ、やる気を感じる個体も多いですし、中には、ここでしか見ないような巨大な魚影も。
この時点で、ドキドキ。
来る前には、魚が見えても、すぐに竿を出さず、餌を撒きながら、じっくりと観察をしてから、そう考えていたものの、浮いてくる尾長を見てしまいますと、そんなものは吹き飛んでしまい、すぐに、仕掛けの準備に入ります。


使う竿は、もちろん、マスターモデルⅡ尾長のMH-53
東のハナの高場用に買った竿で、ここでしか使ったことがありません。
ただ、いつも書いていますように、気持ちを盛り上げるためだけに使っているようなもので、使い手が使い手だけに、非常に残念な境遇にある竿とも言えます。
なので、今回こそは、この竿で尾長を!
気合いを入れて、釣り開始です。

正直、いつもそうなのですが、浮いている尾長を見ましたら、釣れそうな気はします。
仕掛けを入れたら、すぐに食ってくるのではと。
ただ、実際には、そう簡単なものではなく、魚が賢いのか、僕が賢くないのか、サシ餌には無反応。
また、潮が上りで、緩く当たってきますので、仕掛けを張るだけでも一苦労。
さらに、上りの本流が、離れたり、近づいたりするせいなのか、潮がフラフラとして、狙いを定めることができません。
たまに、ウキがピクッとくるのも、尾長が触っているのか、タカベとかイサギとかが触っているのか、それすら分からない状況。
取り敢えず、怪しげなものは、片っ端から合わせていましたので、冗談抜きで、肩が外れそうなくらいでした。



そして、よく見えていたのは、最初の1時間程度。
しかも、この1時間というのは、磯に上がってからの時間ですので、釣りをしていた時間ということになりますと、もっと短くなります。
この短いチャンスを物に出来るかどうかも、釣果に大きな差を生むのでしょうが、僕の場合、尾長の釣り方が分かっていませんので、的確な攻め方が出来ず、取り敢えず、色々とやってみるうちに、時間が経ってしまうというのが、いつものパターン。
今回も、尾長が浮いてきていているチャンスタイムを、無駄にしてしまいました。

とはいえ、今回は、全く見えなくなるわけではなく、餌を撒き続けていれば、見えてくることがありますし、潮が動いている時とかには、割と上の方まで浮いてきますので、まだまだチャンスはあるはず。
そう思いながら、頑張ってみるものの、朝一の高活性時に釣れないものが、そうでない時に、釣れるはずもありません。
見えている尾長は、かなり深い所ですし、時間が経つにつれ、混じっているキツの数も増えていきます。
ちなみに、僕はキツに見えていましたが、帰ってから確認しました海中映像には、キツよりも尾長の方が多く映っていましたので、キツを尾長と見間違えるのと同様に、その逆で、尾長をキツと見間違えるケースもあるようです。
ついでに言いますと、尾長だけでなく、キツも掛けることが出来ませんので、その辺りが、磯の上では判別しにくいという。


結局、13時半過ぎに、持ってきていた餌がなくなって、終了。
今回は、中村フィッシングさんで、赤アミ6枚とボイル2枚を買っていき、さらに、冷凍していた分(赤アミ約2~2.5枚分、ボイル0.5枚分)を持って行っていましたので、余るくらいかなと思っていましたが、意外となくなりました。
おそらく、無駄に、餌を撒いていたのだと思いますし、餌の撒き方が悪かったのも、釣果に影響した可能性大。
ただ、これも、いつも書いていることですが、尾長狙いの餌の撒き方を、知りませんので、仕方ありません。

そして、残りの1時間は、磯の掃除。
昼前頃から、雨が降っていましたし、翌日(今日)は爆風の予報で、出船があるのかも怪しそうでしたから、そのままでもよいかなと思ったものの、釣れなかった反省の意味も込めて、軽く掃除をしておきました。


ちなみに、この北東側の釣り座は、高場の中で、最も水が汲みやすい場所。
なので、何も考えずに、ポイッとバケツを投げましたら、バケツとロープが繋がっておらず、バケツだけが落下してしまいました。
しかも、普段であれば、最後に片付けるはずの玉網を片付けてしまっていた後でしたので、同礁の方に掬ってもらうという。


ご迷惑をおかけしました。

なお、釣果の方は、キツが数匹と、イサギが数匹。
あと、多分、尾長だったと思うのですが、掛けた後、一度は止めたものの、手前の方に突っ込まれ、アウト。
正直、大型の尾長を釣りたいと思っているとはいえ、獲れる可能性のありそうな魚が掛かって欲しいものです。

ということで、今回の尾長チャレンジも完敗。
ここまで釣れませんと、尾長狙いを諦めた方がよいのかとも思えてきますが、いつも書いていますように、釣れなくても楽しいですし、まだまだチャレンジしていこうと思っています。
また、少人数ながらも、よく知った方ばかりでしたので、楽しい1日だったのも間違いありません。
なので、今回の沖の島釣行も、大満足!!と言ってよいでしょう。


この時期は、上物だけでなく、ルアーも面白くなってくる時期。
次回は、ルアーも持って行こうかなと思っていますが、最初にも書きましたように、来週の沖の島釣行は、お休みにします。
もっとも、釣りに行きたくないというのではなく、釣りに行けないということが実際の所。
例年ですと、春期講習中にも、釣りに行けるよう、休みの日を設定しているのですが、今年は、曜日の巡り合わせなどの関係もありましたし、仕事の方も楽しみたいと思い、休みを作りませんでした。
そのため、次の沖の島釣行は、早くても、来月の5日。
また、その日は、金曜日になっており、翌日以降への日程の変更もできませんので、その日の出船がなければ、さらに、次の週になってしまいます。
ノコバエ回りの日ですし、天気もどうなるかわりませんが、取り敢えず、その日の出船があることを信じましょう。
でも、この時期に、釣りに行けないのは、少し辛いというのが本音。
なので、その代わりと行っては何ですが、今年は、半夜に挑戦しようかなと、目論んでいる所です。
なお、しばらく空くということで、釣り以外の内容のブログも増えるかもしれませんが、ご了承下さい。

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