沖の島釣行 72回目(2018年03回目)
2018年01月19日(金)
岡崎渡船/二並島
・ソトガシラ(一ツバエ)
出船 05:30 納竿 14:30
乗船客 14名
晴れ時々曇り
最高 15℃ 最低 8℃(高知西部)
水温 19.0℃
潮 下り
暖かく絶好の釣り日和になる予報。
そして、二並島回り
上物初挑戦にはもってこいの状況でしたが…
片島港には活気があり、沖の島は全船が出船。
岡崎渡船は、二並島回りですから、相当多いかなとも思っていましたが、片島港から7名、泊まりのお客さんが7名と、そこまでは多くありませんでした。
なので、どこに上がれるかと、ワクワクしていたものの、思っていた以上に風があり、ウネリもついていたため、満潮時と重なる朝は、使える磯が少なく、僕が上げてもらったのは、一ツバエ回りのソトガシラ
ちなみに、この磯は、風裏でもなんでもなく、まともに風を受けます。
また、移動のしやすさなどを考え、一番低い真ん中の石に上げてもらいましたので、磯に上がって早々に飛沫の洗礼。
しかも、上着は秋用の薄いもので、完全防水ではありませんから、朝っぱらからビショビショで、寒い!
ですが、そんな寒さを吹き飛ばすくらいの熱い展開が待っていれば。
そう期待しながらの、釣り開始。
まずは、ルアーから投げてみます。
今回は、上物も持ってきていますが、僕はルアーがメインですから、ルアーから始めるのは当然。
もっとも、この時点では、持ってきましたオキアミは、全く溶けておらず、ただの凍った塊の状態。
上物をしたくても、出来なかったのですけどね。
このソトガシラは、僕の中で、ヒラスズキの実績が高い磯の一つ。
そのヒラスズキが出るポイントを、一つずつ狙っていきます。
まずは、南向きの本島との間。
潮が下りの時は、ここにベイトが溜まることがあり、その時はチャンスです。
サラシがなくても釣れますし、青物が入ってくることもありますので、真っ先に狙いたいポイントの一つ。
そして、今回はその下り潮。
ベイトの姿こそ確認出来ないものの、釣れそうな雰囲気は感じます。
期待を込めて、投げてみますと、早々にヒット!
が、引きが弱く、ヒラスズキや青物ではなさそう。
で、上がってきたのがこいつ
カマスです。
残念と言いたい所ですが、食べたら美味しいようで、しかも、それを聞いてからは、ピタッと釣れなくなっていた魚。
やっと釣れてくれました。
なお、このカマス、納竿前の1時間で入れ食い状態となり、ミノーを投げるとガンガン当たってきて、十数匹釣れました。
何匹か確保しましたので、食べるのが楽しみです。
ただ、このカマス、今も書きましたように、釣れる時には、やたらと掛かってくることが多く、他の魚を狙っている時には、厄介者とも言えるのも事実。
なので、1匹目のカマスを釣った後、すぐにポイントを移動。
西側に移動して、ヒラスズキを狙います。
ちなみに、僕の中では、ヒラスズキの実績が最も高いのが、このポイント。
タイミングを見計らってキャストしますと、一発でヒット!
楽々抜き上げることが出来る小さなヒラスズキですが、嬉しい1匹。
青物とか根魚も好きですが、やはり、ヒラスズキ釣れると格別!
ちなみに、僕の場合、ヒラスズキは、どんなに小さくてもヒラスズキ。
ヒラセイゴなどとは、決して呼びません。
なお、ここは過去にヒラスズキが連発したこともあるポイント。
期待を込めて、すばやく釣りを再開しますが、2匹目の反応はなく、色々な攻め方をして、ヒラスズキを引きずり出すといったような技術は僕にはありませんので、次のポイントに移動。
その途中、沖向きでカマスを2匹追加し、30分後くらいに、再びこのポイントに戻ってきてみますと、さすがは実績ポイント。
またしても、ヒットしました。
1匹目と同じくらいのサイズのヒラスズキ。
少し時間を空けたのがよかったのか、ルアーを替えたのがよかったのか、そもそも、そんなのに関係なく、高活性なのか、その辺りはよく分かりませんが、こんな時期にまさかの2匹目。
初めて上物を持ってきた時に限って、そう思わないでもありませんが、釣れたことは、純粋に嬉しいです。
ちなみに、このヒラスズキ、帰って捌いてみましたら、抱卵していました。
この海域の産卵時期は一定ではないとも聞きますが、何かの目安にはなるかも?
で、ここまで、移動しにくい磯をガンガン動き回ってきたため、足に疲労感を感じます。
肉離れの再発も考えられますし、少し休憩することに。
これが9時前で、間もなく見回りの時間。
さて、残るのか、移動するのか。
ヒラスズキを狙っていれば、まだ釣れそうな気配はあります。
もっとも、これから潮位が下がりますので、ここまでに釣れたポイントがどうなるか分かりません。
ただ、少なくともカマスは釣れそうですし、もしかしたら青物にもチャンスがあるかも。
なので、ルアーなら、残る方がよさそう。
一方、上物ならどうでしょう?
潮がどうのこうの以前に、こんな風の中で仕掛けを作るのは、不器用な僕にはとても難しそう。
ですから、出来れば、風裏に移動したいのが本音ですが、空いている磯があるかどうか。
さて、どうしたものか。
取り敢えず、見回りが来るまでの残り時間、ルアーを投げてみて、そこで判断しよう。
ということになり、先程のポイントに戻って、ヒラスズキを狙ってみるものの、反応なし。
これなら、後半戦はルアーに見切りをつけ、上物をしようかな、そう思いながら、一つ上の石に登って、何気なくキャストしてみるましたら、ガツンという衝撃が手に伝わります。
投げるコースを変えたのがよかったのか、見事にヒットしました。
ただ、投げていましたルアーは、#6フックのsasuke120裂波ですので、無理は出来ません。
かといって、シモリだらけの磯で慎重にというのも困難な話。
取り敢えず、一つ下の石に移動しようとした時、暴れた魚からフックが外れてしまいました。
釣り上げていませんので、推測でしかありませんが、釣れた2匹よりは大きかったかも?
残念です。
ただ、これのせいで、ますます悩むようになったのも事実。
そして、弁当船の見回りの時間。
船長と話した結果、残ることになりました。
というか、考えてみれば、当たり前の話なのですが、上物の方が多いこんな日に、風裏になる良い磯が空いているなんて、あり得ません。
ということで、後半戦もソトガシラで続行。
その後半戦、ルアーの結果を、ざっと書いておきますと、最初にも書きましたように、カマスは大漁。ヒラスズキは1回のチェイスのみ
青物は、小さいネイリ
まぁ、これを青物と呼べるのかは、疑問ですが。
ということで、小さいながらもヒラスズキが2匹
カマスもたくさん釣れましたし、こんな時期にしては、珍しくいい釣りが出来ました。
ということで、今回も大満足!
なお、上物の方は…
改めて、後日書こうと思いますが、やはり、僕はルアーマンだということを確認できたとだけ書いておきます。
さて、来週は、寒波がやってくるようです。
高速道路が止まりましたら、行くに行けませんし、行くだけ行って、帰る時に通行止めというのも、シャレになりませんから、パスする方向で動いています。
もっとも、状況が好転すれば、行きますけどね。