沖の島釣行 333回目(2024年3回目)


沖の島釣行 333回目(2024年3回目)

2024年1月26日(金)
岡崎渡船/ノコバエ
・ノコバエ(ノコバエ)
出船 05:30 納竿 14:30
乗船客 9名
曇り時々晴れ
最高 11.8℃  最低 1.5℃(宿毛)
水温 19.2℃
潮 上り/下り

今回が、333回目の沖の島釣行。
特別な意味はありませんし、釣果にも全く関係ないのですが、ゾロ目というだけで、少し嬉しくなります。
しかも、誕生日の直前の釣行に、ちょうどこの回数になりましたので、素敵なプレゼント(良い釣果)でもあるのではと、期待して臨みました今回の沖の島釣行。
残念ながら、いつもと同じ、いや、いつも以上に酷い結果に終わりました。
誕生日プレゼントを渡すにはまだ早いということだったのでしょうか。
もっとも、そういうことであれば、次回に期待ができるのですが、今の調子なら、来週もプレゼントをもらえそうにないような気がしています。
しかし、こうも釣れませんと、釣行記を書くのも大変です。
釣れた時の倍近くの時間が掛かってしまうこともありますので、これから書きます今回の釣行記、どれくらいの時間が掛かるのか、心配です。


前日までの風と寒さが、少し収まる予報だったこともあり、この日の片島港は、少し賑やかな感じでした。
お客さんが多いと、良い磯に上がれる可能性は低くなるものの、楽しい気分になりますし、グレのシーズンであることを、実感できますので、嫌いではありません。
なお、岡崎渡船のお客さんは、僕を入れて、全部で9名。
そこまで多くはありませんが、知り合いの方ばかりで、こういう日は、これだけで得した気分になります。
ただ、これで満足してしまい、釣果の方がさっぱりなんて日も、珍しくありません。
まさに、今回が、そのパターンだったような。

5:45に出船した船は、約50分で、この日の磯回りとなりますノコバエに到着。
沖の島灯台の風速計を見ますと、12~13mの風となっていますが、風裏になるエリアということもあり、あまり風を感じません。また、波もなく、すべての磯が使える状況。
ということで、大ナダレから渡礁が始まり、カガリバ、ヌクモリバ、チョボ、コナダレ、クワンバエ低場と、お客さんが上がっていかれます。


そして、皆さんの渡礁をお手伝いした後、最後の僕が上げてもらったのは、ノコバエの先端。
ここに上げてもらうのは、3回目。
元々、上がる機会の少ない磯ということもありますし、ここが空いていても、ノコバエ3番の方に上げてもらっていましたから、意外にも、上物で上がるのは、今回が初めて。
ノコバエ回りの他の磯と比べますと、風の影響を受けやすくはなりますが、先日は50cm後半の尾長も釣れており、湧きグレも多い磯ですので、正直、一番上がりたかった磯。
ワクワクしながらの渡礁です。

磯に上がりましたら、まずは、荷物の配置。
朝のうちは、潮位が高いこともあり、この高い場所を釣り座にします。


ご覧の通り、斜めになっていますので、さすがに、鉄柱がないと不安。
なので、ここに鉄柱を立てたわけですが、今回持って上がっています鉄柱は、この1本のみ。
荷物用の鉄柱がありません。
今回は、波もありませんし、角の方に置いておけば、飛ばされる心配は少ないと思われますが、それでも、時折、身体ごと持って行かれそうな突風も吹き付けてきますので、念のためにと、それぞれの荷物をくっつけておくことに。
なお、その際、ホームセンターとかで売っていますカラビナが便利です。

で、荷物の配置が済みましたら、早速、餌撒き。
先程も書きましたように、大型の尾長が釣れたばかりですので、尾長が浮いてくることに期待しながら、餌を撒いてみますが、尾長は一向に見えてきません。
というか、この磯の場合、どこを狙えば良いのか分かっていませんし、そもそも、二並島周辺の東のハナのように、たくさんの尾長が浮いてくることがあるのかすら知りません。
ここ最近の、この周辺での尾長の釣果の中には、深いタナを狙ったものも多いと聞いています。
先日の大型尾長がどうだったのかは分かりませんが、もしそうだとしましたら、餌を撒き続けても、意味がないのかも。
とはいえ、何も分からない以上、撒いてみるしかありませんので、しばらくの間、餌を撒き続けてみますが、やはり、尾長の姿は見えてきませんし、それどころか、餌取りすら見えてこない状況。
水温が低下しているようで、それも影響しているのでしょうか。
また、潮もあまり動いておらず、これは、厳しい状況なのかも。
もっとも、僕の場合、いつも厳しい状況なわけですし、尾長が見えていても、釣れないわけですから、あまり関係ないといえばそれまで。
いつものように、運に期待して釣りをするだけのこと。


ということで、仕掛けの準備に入るわけですが、使う竿は、マスターモデルⅡ尾長
沖の方には湧きグレが見えており、それを狙うことも考えました。
でも、せっかくのノコバエですし、大型尾長を夢見て、まずは、この竿を使おうと。
いつも書いていますように、腕が伴わない僕の場合、尾長を狙うというより、尾長を狙っているつもりになるといった方が正解です。
なので、気持ちを盛り上げるために、せめて道具だけでもということです。

そして、まずは、足下付近から攻めてみますと、早速の反応。


といっても、掛かってきたのは、キツ。
ノコバエ周辺の磯は、キツ、サンノジ、ヒブダイなどが多く、足下を攻めますと、大抵がこれらなのですが、足下で尾長が釣れたという話もよく聞きます。
なので、もしかしたらに期待して、攻め続けてみるものの、掛かってくるのは、キツばかりで、たまに、違う魚が掛かったと思ったら、オヤビッチャなどの餌取り。
果たして、本当に尾長はいるのか。
ちなみに、釣りを始める前に、GoProで海中映像を撮っていましたし、この後も、何度か、海中映像を撮っていましたので、それを確認してみればよかったのでしょうし、それこそ、よく知らない磯であれば、地形の確認も兼ねて、見るべきだったはず。
ただ、そういうことを思うのは、いつも決まって、帰ってから。
磯の上では、そういうことに、頭が回りません。
こういう所も、上達しない原因の一つと言えるでしょう。
もっとも、GoPro本体で見るにしても、スマホで見るにしても、画面が小さいと、あまりよく分かりませんし。
それに、映像を見ようと思いましたら、一旦、GoPro本体を取り外さないといけないわけで、その際に、海に落としても嫌ですから、見ないのが正解と言えば、正解なのかも。


そして、弁当船の見回りの時間。
沖の島の場合、何故か、この時間が分岐になることが多く、この時間を境にという話はよく聞きますし、僕自身も、何度となく体験してきています。
しかも、弁当船の後から、ぴたりと釣れなくなった、魚が見えなくなった、潮が動かなくなったといった、マイナス要素のものが多いのも事実で、後半戦から、急に釣れ始めたという話は、あまり聞きません。
もっとも、後半戦の中でも、帰り際というのだけは別で、道具を片付けてから魚が見え始めたというのは、よくあることですが。
といっても、これは、あくまで、僕の感覚。
あまりにも釣れないため、マイナス思考になっているだけかもしれませんし、実際には、そんなことはないのしょう。
ただ、いずれにせよ、今回は、前半戦がよくなかったわけですし、逆に、こういう日は、ここから良くなってくるのかも。
そう期待して、後半戦に突入します。


後半戦は、一旦、マスターモデルを置き、湧きグレ狙いから。
ちなみに、ノコバエは広い磯ですし、2本の竿を置いたままにも出来るのですが、風がある日ですし、トラブルが生じても嫌ですので、仕掛けは着けたままにして、竿だけ畳んでおきました。
これも、いつも書いていることですが、僕は、道具を壊したり、なくしたりすることが、人一倍多くなっています。
釣りの腕は無理でも、道具を大切にすることは出来るわけですし、こういう部分はきっちりしておこうかなと。
と言いつつ、この日も、不注意で、いくつかの道具を紛失していますが。

さて、その湧きグレ狙いですが、朝のうちのように、見えているわけではなく、まずは、それを探す所から。
潮が、あまり動いておらず、どこを狙えばよいのか、分かりにくいのですが、問題はそこではありません。
どこに投げても、ダツ。


ダツ、ダツ、ダツ…
確かに、この周辺は、普段からダツが多いエリア。
ダツがいても不思議ではありません。
ただ、いつものような小さなダツではなく、今回掛かってくるダツは、このサイズ。


引きは楽しめるものの、仕掛けがめちゃくちゃになることもありますし、場合によっては切られたりすることも。
掛かって欲しくない上位にランクインするダツが、高活性。
また、ダツって、表層付近にイメージがありますので、大きめのガン玉を着けて、沈めてみたのですが、ほぼ無意味。
竿2本分くらいのタナでも掛かってきて、お手上げ状態。
これなら、磯際のキツの方がマシですし、もしかしたらに期待できそうな気もしますので、再び、竿をチェンジ。
朝のように、足下周辺を狙ってみます。
すると、よくある話なのですが、竿を変えた途端に見え始める湧きグレ。
今持っている竿は、マスターモデルⅡ尾長。
それはよいとして、着けているのが松田ウキ。
湧きグレが掛かってくれればよいですが、ダツが掛かって、切られでもしたら、洒落になりません。
かといって、仕掛けを変えていたら、今度は尾長が見えてきたなんてこともありそうで、それならと、湧きグレは無視することに。
まぁ、これが正解だったのかは分かりませんが、全く食ってこない湧きグレを狙い続けても、ストレスがたまるだけですし、それなら、マスターモデルⅡを握って、餌を撒き続けていた方が、スカッとするかなと。
もっとも、餌を撒きつつづけても、最後まで、尾長は見えませんでしたし、キツですら、朝のうちのようには釣れず、当然、グレと呼ばれる魚の釣果はなし。
誕生日のプレゼントをもらうことなく、納竿の時間を迎えました。


ということで、今回は、尾長はもちろん、口太も釣れず、さらには、イサギなどの持ち帰れる魚が1匹も釣れないという、まさに、完全敗北。
ノコバエに上げてもらいながら、この結果とは、情けなさを通り越して、清々しさすら感じるくらいです。
潮があまり動いていなかったり、水温が低下していたりと、釣りやすい状況ではなかったのかもしれませんが。
また、結構な風が吹き付け、曇天だったこともあり、とにかく、寒かったですし、ウキのロストなど、そこそこの被害がありましたので、なかなか厳しい1日でした。
ただ、そんな状況であっても、とにかく楽しいのが沖の島。
知り合いの方ともたくさんお話ができましたし、
今回の沖の島釣行も、いつもと同じように、大満足!!と言ってよいでしょう。


次回の沖の島釣行は、金曜日の三ノ瀬回りを予定しています。
三ノ瀬周辺の磯には、しばらく上がっていませんし、状況もよく分かっていませんが、例年、この時期には、大型の尾長が釣れたり、口太の数釣りができたりと、期待できるエリアであるのは事実。
また、姫島の方には、尾長が見えている磯もあり、さらには、モンズマにも期待が持てそうですから、こちらも面白そう。
あと、無理をすれば、水曜日か木曜日への変更も可能ですが、いずれにしても、天気が微妙。
ここ最近は、雨が降りますと、出船の可能性が極端に低くなりますから、不安です。
天気がよくなり。無事出船があることに期待したいです。

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