沖の島釣行 50回目（2017年14回目）

2017年06月09日(金)
岡崎渡船／ノコバエ
・ノコバエ2番(ノコバエ)
・ウモレ(ムロバエ)
・白岩の地(三ノ瀬)
出船 04:00　納竿 13:30
乗船客 9名
晴れ
最高 25℃　最低 19℃（高知西部）
水温 ？　（大潮）

9名を乗せて、定時に出港した船が、途中に寄ったのは、いつもの母島港ではなく弘瀬港
初福渡船さんの出船がないようで、泊まりの2名のお客さんが乗ってこられます。

そして、その2名の方をムロバエに下ろし、船は、ノコバエに向かいます。
今回、僕が上げてもらったのは、ノコバエ２番

ルアーでの実績も高く、人気の磯の一つなのですが、僕自身は、割と苦手な磯です。
これまでに2回上げてもらっているものの、まだ何も釣っておらず、果たして、今回はどうなるでしょう？
取り敢えず、潮的には船着き側よりも、裏側の方が良さそうで…

そちらに回ってみるのですが、大潮の満潮時とも重なり、割と危険な雰囲気。

ドンゴロスも、1枚しか持っていませんし、前に出ることが躊躇われます。
また、手前の方からであれば、少し危険度が下がるものの、ここで掛けても、獲れないことが濃厚。

なので、裏側は諦め、船着き側の高い場所で、釣りを開始。
ここ最近、この周辺でナブラが発生していたという情報もあり、青物狙いからやってみましたが、当然のように、何の反応もなく、さらに、釣れる気もしなかったため…
早々に、青物を諦め、ヒラスズキ狙いに変更
船着き側には、それなりのサラシがあり…

小さいながらもベイトの姿も確認できましたので、もしかしてと期待しましたが、正体不明のバイトが
一度あっただけ。
鬼門とも呼べるノコバエ2番は、今回も釣れないまま、磯代わりすることとなってしまいました。
そして、その磯代わりでは、大ナダレも候補に挙がったものの、波が駆け上がってきていたため、パスをし、こちらのウモレに上げてもらいました。

ここも初めて上がる磯。
いい感じで潮が流れており、磯の回りにはベイトもいましたが、青物、ヒラスズキともに不発。
で、約1時間後、再度、見回りに来て下さり、
「久しぶりに…」「白岩の方に行ってみる？」
とのこと
ちなみに、白岩の周辺は、青物の回遊も多く、春の青物祭りの時には、最も期待できるエリアの一つ。ただ、祭りが済んだこの時期はどうなのか、興味もありますし、行ってみることにしました。
で、移動してきたのが、白岩の地

ここは、移動できる範囲がかなり広くなっており、あちこち動きながら、攻めていくことができます。
今回も、移動を繰り返しながら、ひたすら投げ続けてみますが、魚からの反応が全くないまま、気付けば、残り1時間
ここまで、まだ何も釣っていませんし、とにかく魚を釣りたい！ということになり、最後の切り札とも言えます根魚狙いに変更。
一旦、船着きに戻り、Powerbladeを投入してみますと、一投目から、いきなり魚の反応！
結構引きますし、重量感もあります。
ただ、根魚とはちょっと違うような感触。
釣れてきましたのは、久しぶりのモンツキ！

割と大きくて、赤っぽかったため、一瞬、フエダイ(シブダイ)かとも思いましたが、残念ながら、点が黒く、いつものモンツキでした。
とはいえ、これも非常に美味しい魚。
僕的には、青物系よりも、こちらの方が好きなくらいですから、本日１匹目のお持ち帰り！
ちなみに、この魚、測りましたら、45cmくらいありました。

そして、今度は、西の先端に移動して、Powerbladeを投げてみますと、再びヒット！
今と同じ感触。
釣れたのは、本日2匹目のモンツキ

しかも、サイズアップした良型。
さらに、同サイズをもう１匹追加し、これで十分かなと思っていた頃、モンツキとは少し違った反応。ヒットこそしなかったものの、水面を覗いてみますと、大きなタマメの群れ！
で、やめておけばよいものを、つい興味本位で、ルアーを投げてみましたら、ガツンと食ってきて、ギューンと走られ、瞬殺。
無駄にルアーをロストし、投げるんじゃなかったと、少し後悔しながら、納竿としました。
でも、帰ってから思ったのですが、どうせタマメを狙うのであれば、青物タックルの方でやっておけば、もしかしたらチャンスがあったのでは？
もっとも、仮に釣れたとしても、リリースする魚ですし、余計な事をしないというのが、正解だったのでしょうけどね。

というわけで、青物、ヒラスズキは釣れなかったものの、45cm～50cmのモンツキが3匹
しかも、起死回生の残り1時間での釣果ですので、より釣れた感じがしたのも事実。
そして、いつものように、楽しい時間を過ごすことができ、今回の沖の島釣行も大満足です。