夏の時期は、餌のバッカンが不要となり、その分だけ、荷物が少なくなるわけですが、その一方で、持っていく荷物自体は、上物のシーズンよりも、多くなってしまうのも事実。
まずは、リール。
持っていく個数が増えるだけでなく、大型の物になりますので、大きさ、重さともに、かなりの違いが生じます。
僕は、10000番までのリールしか使っていませんが、それでも、10000番のリールですと、上物用のリースの約3個分の重量。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 22 ステラSW 10000HG ステラ
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 21 BB-X テクニウム 2500DXG SR 磯
そして、当然、リールが大きくなれば、替えのスプールも大きくなります。
もっとも、10000番用の替えスプールは、6月20日の釣行の際、三ノ瀬スクモの船着きの前に、沈めてしまって、今はありませんから、その分だけは軽くなるかなと。
次に、パラソル。
暑い時期の必需品ともいえ、これがあるかないかで、快適さが全然違ってきます。
パラソル本体は、ロッドケースに入れるとして、問題なのが、パラソル立ての方。
これをタックルバッグに入れますと、かさばる上に、結構重たくなってしまいます。
また、これ以外にも、ルアーのケースとか、いざという時のレインウェアとか、持っていく物が増えてしまい、上物のシーズン中に使っていますプロテクトタックルバッグ VABA-75では、すべての道具を入れるのが困難に。
ということで、次回の釣行からは、ルアーの時に使っていました35Lのタックルバッグを使ってみようと、それを引っ張り出してきて、ステッカーを貼り直し。
容量も大きくなり、これなら大丈夫。
そう思っていたのですが、いざ、持ってみますと、とにかく、重いんです。
全ての道具が入る分、全ての道具を入れてしまえば、重くなるのは当然。
僕自身は、持つことが出来るものの、荷渡しを手伝って頂くことになれば、多少、申し訳なく感じてしまうような重さですし、それならと、タックルバッグを2つに分けてみることに。
わざわざ買うのもどうかなと思ったため、持っていましたクールバッグに、パラソル立てと、海中映像用の補助具、ロッドホルダーを入れてみましたら、うまく収まってくれて、タックルバッグの方にも余裕ができました。
荷物の数は増えてしまうのですが、1個1個の重さは軽くなりますし、こちらの方が無難かも。
ただ、夏の時期は、キビナゴ用のロッドケースとは別に、ルアー用のロッドケースを持って行っていますし、クーラーボックスも、魚用と飲み物用の2個。
タックバッグが2個になりますと、まさに、2人分の荷物ということに。
ちなみに、持って行っている荷物の中で、最も不要と思われるのが、魚用のクーラーボックス。
魚が釣れませんので、ほぼ未使用の場合も、珍しくありません。
ですが、それでも、釣りに行く前は、魚を釣る気満々ですし、一応、持っていっておこうかなと。
なお、釣り雑誌などには、渡船で磯に渡る場合には、荷物をなるべく少なくした方がよいと書いてあることも多いのですが、沖の島の場合、そこまで気にすることはないと思います。
磯割りが決まっていますので、急かされることもありませんし、船頭さんだけでなく、他のお客さんからも、「急がなくてよいから気を付けて」といった声が掛かることも珍しくありません。
また、荷物が多いと、上がれる磯に制限がつくのも事実ではあるものの、沖の島の場合、そのような磯は、ほんのわずか。
磯がたくさん空いている時期ですし、これも、気にしなくてもよいかなと。
お客さんが多くない時期でもありますし、あれも持ってくればよかったかなと後悔するくらいなら、持っていきたい物を全て持っていくのもありだというのが、僕の考えです。