沖の島釣行 340回目(2024年10回目)


沖の島釣行 340回目(2024年10回目)

2024年3月14日(木)
岡崎渡船/二並島
・東のハナ高場(二並島)
出船 05:30 納竿 14:30
乗船客 11名
晴れ
最高 17.4℃  最低 7.8℃(宿毛)
水温 18.3℃
潮 上り

今回は、磯の上で、ブログを書きませんでした。
これは、出船時のブログにも書きましたように、最初からそのつもりでしたので、ある意味、予定通りの行動。
ブログを書かない分、いつもより釣りに集中できたようには感じており、これはこれでありなのかなと思いました。
ただ、ここ最近、回数が減っていたとはいえ、磯の上でのブログ更新は、沖の島釣行の楽しみの一つとして行っていたもので、それを完全になくしてしまうのを、少し寂しく感じたのも事実。
それに、ブログを書く時間は、休憩時間にもなっていましたから、それをなくしたことで、いつも以上に疲れたような気もしていますので、今後は、様子を見ながら、決めていこうかなと。
もっとも、今回につきましては、ブログで報告したくなるような出来事が起こらなかったというのが、一番の原因。
ここ最近は、このパターンばかりで、何を書けばよいか分かりません。
正直、磯の上でのブログより、翌日の釣行記を何とかしたいくらいです。



5時半に出港した船は、約50分で、二並島に到着。
最初に、お二人の方が、東のハナの低場に渡礁され、続いて、高場への渡礁。
その際、船長から、「柴田君、高場の船着きでいい?」と声が掛かります。
今回も、尾長狙いのつもりで来ており、断る理由はありませんし、むしろ、願ったり叶ったりといった所。
高場に上がられるお二人の方に、お邪魔させて頂く形で、上げてもらうことになりました。
で、高場ということなら、この玉の柄。


無理を言って、船に置かせてもらっている物ですが、尾長を掬わないまま返却したことが何度あることか。
というか、いつもそればかり。
今回は、是非とも、これで尾長を掬いたい、そう思いながら、玉の柄を受け取ります。

そして、荷物の運搬が終わり、普段であれば、ここで休憩をしながら、ブログを書くのですが、最初にも書きましたように、今回は、それをせず、すぐさま、釣りモードに移行。
まずは、様子をみるために、餌を撒いてみますと、少し深い場所に、尾長(らしき魚)の姿が見えてきます。
前日には見えていたという情報も入っていましたし、この日も見えるだろうと期待してはいたものの、1日で状況が大きく変わるなんてことは珍しくありません。
特に、僕が行く日は、やたらとそうなることが多いため、少し不安に思っていたのも事実ですので、少しほっとします。
魚が見えていて釣れないのも辛いですが、魚が見えていなければ、土俵にすら上がれないようなもので、東のハナに渡礁した場合、これが一番辛いですから、まずは、第一関門クリアという所でしょうか。
で、このまま、餌を撒き続けていくことも考えましたが、同礁の方もおられますし、ここ最近は、朝の時間だけがチャンスになることも多いため、取り敢えず、餌を撒くのを中断し、仕掛けを準備することに。
というか、魚が見えたことで、すぐにでも釣りを始めたくなったというのが、一番の理由ですが。
今回使う竿は、マスターモデルⅡ尾長 MH-53。


ウキは、松山NEXT


いずれも、尾長を釣るための道具ですが、僕の場合、尾長狙いをしているという気持ちを盛り上げるためだけのアイテムになっています。
こういった尾長用の道具を使いこなし、結果(釣果)を上げられるようになったら、格好良いのですが、僕には難しいかなと。

とはいえ、釣ってやろうという気持ちはあるわけで、大きな尾長が釣れてくれることに期待して、いざ、釣り開始。
が、いつものように、掛かることがないまま、餌を撒いて、仕掛けを入れて、仕掛けを回収の繰り返しのみ。
確かに、見えている尾長は少し深い場所ですし、極端に高活性というわけでもなさそうなのですが、一番問題なのが、僕が下手くそ過ぎるということ。
潮は、上り潮で、沖の方を見る限り、割と速く流れている様子。
ただ、前回の低場がそうでしたように、陰になってしまうのか、高場の前は、潮があまり動いていません。
ほぼ止まったような状態になったり、流れている時でも、僕の釣り座には、斜め方向から当たってくる形になり、非常に釣りにくいというのが本音。
潮が緩い時がチャンスという話を聞くこともありますが、僕の場合、こういった状況に対処する腕がなく、仕掛けを張ることができないため、当たりが分かりません。
仕掛けを回収してみて、餌がなくなっていたり、餌に触ったような痕跡があったりして、魚が反応していたことに気付くレベル。
こんな腕で、東のハナの尾長を釣ろうなんて、笑い話のようなもので、運だけに期待するのではなく、もっと腕を磨くことを考えていかないといけないなと。


また、天気がよく、風のないベタ凪の日というのは、釣り日和と言われることもありますが、僕の場合、腕のなさを誤魔化せなくなるため、釣れる可能性が極端に低くなってしまいます。
快適に釣りができるというだけで、釣り日和でも何でもありません。

ということで、前半戦は、当たりがないまま終了。
後半戦になって、状況が良くなるとは思えませんし、今回も、敗北ムードが漂い始めます。
そして、釣れそうな予想は、簡単に裏切ってくれるくせに、釣れなさそうな予想は、ことごとく的中するもの。
後半戦に入り、魚が見えている時間が少なくなり、見えても、深い場所。
さらに、明らかにキツだと思われる魚が増えてきて、尾長の中にキツが混じっているというより、キツの中に尾長が混じっているといった状況。
いや、たくさんのキツの中に、ほんのわずかだけ尾長が混じっているといった方が正解でしょうか。
撮っています海中映像でも確認しようと思っていますが、少なくとも、僕にはそう見えたということです。
また、キツだらけの中で、我慢してキツを釣っていたら、尾長も釣れたという話も聞きますから、そうなることに期待して、見えている魚の中に仕掛けを入れてみるものの、僕の場合、そのキツすら釣れないのが現状。
掛かってきたのは、この1匹のみ(小さなキツは除く)


ここ(東のハナ)のキツは、賢いとも聞きますが、仮にそうだとしても、さすがに、1匹では、まぐれ当たりも引けそうにありません。
重ね重ね、腕を磨くことの重要性を感じた次第です。

そして、当然のように、尾長が釣れないままタイムアップ。
キツ以外で釣れたのは、イサギとハリセンボンのみ。
そのイサギも、足下に、仕掛けを深く入れていって釣れたものですし、ほぼ完全試合のような敗北。
ここまでの完敗ですと、むしろ清々しく感じます。
と言いたい所ですが、メチャクチャ良い状況だったわけではないにしても、尾長は見えていたわけですし、釣るチャンスはあったわけですから、悔しさの方が大きいかなと。


なお、今回も、1時間前には釣りをやめて、片付けに入ったのですが、潮位が低い時間であったことに加え、僕の釣り座(船着き)の前は磯が張り出しているため、水が汲みにくく、磯の掃除が出来ませんでした。
軽くは、洗い流したものの、前日までの分も含め、餌がかなり残った状態になっています。


申し訳ありません。
ちなみに、この日は、新しいバケツを持って行ったのですが、持って帰る時には、半年くらい使い込んだような状態になっていました。


ということで、今回も、見事に撃沈。
前回の低場は、尾長自体がかなり少ない状態でしたので、下手くそな僕が釣れなくても仕方ないかなと割り切ることもできましたが、今回は、尾長が見えていて、釣るチャンスがあっただけに、残念で仕方ありません。
自分の腕のなさが、つくづく、情けなく感じます。
ただ、ここの尾長は、全国トップクラスに難しいという話も聞きますし、そう簡単に釣れてくれないのは承知の上。
それに、魚が見えていた分、何とかしてやろうと思えましたから、尾長狙いをしたという実感があるのも事実。
また、いつものように、船の中は、知り合いの方ばかりで、たくさんお話ができましたし、同礁させて頂きましたお二人も、非常に感じの良い方で、楽しい時間が過ごせたのは間違いありません。
なので、今回の沖の島釣行も、大満足!!です。


ちなみに、今回のお客さんは、全部で11名でした。
二並島回りでこの人数というのは、少し寂しい気がしますし、片島港全体で、あまり活気を感じなかったような。
年度末で忙しい人が多いというのもあるのでしょうが、ここ最近の釣果が今ひとつだというのも、影響しているのかも。
ただ、この時期は、一気に状況が変わることも珍しくありませんし、状況が悪い中でも、よく釣れている日、よく釣れている磯があるのも事実です。
自然を相手にした釣りの場合、運的要素も強いわけで、当たりを引くことに期待して、チャレンジしてみるのも面白いのでは。
特に、沖の島の場合、その当たりが、大当たり、特大当たりになることもありますので。
また、これからは、上物だけでなく、底物とかルアーとかも、楽しくなってくる時期。
もっと賑わってくることに期待したいです。


さて、来週の沖の島釣行ですが、火曜日から木曜日のどこかで行こうと思っています。
ただ、水曜日は祝日ですし、金曜日の午前中に、タイヤ交換の予約を入れてあることもあり、木曜日も、なるべく避けたいですから、
火曜日に行けることが理想。
今のところ、天気も悪くなさそうですし、大丈夫かなと。
もっとも、本音を言いますと、天気が悪くて、出船があるのが理想。
風がない、ベタ凪の日は、釣れる気がしませんので。

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