沖の島釣行 83回目(2018年14回目)
2018年04月27日(金)
岡崎渡船/二並島
・一ツバエ(一ツバエ)
出船 04:30 納竿 13:30
乗船客 18名
晴れ
最高 23℃ 最低 17℃(高知西部)
水温 19.8℃
潮 上り※二並島周辺は下り
今回で、5週連続。
釣れないのに、よく毎週行くなと思われるかもしれませんが、僕は全く気にしていません。
釣れようが釣れまいが、楽しいですから、それで十分です。

4月も最終週、とっくにルアーに専念しているはずだったのですが、気が付けば、まだ上物を続けているという。
これって、どこかでやめる時期が来るのでしょうか。
さて、今回の二並島回り、先週ほどではないものの、それでも、泊まりの9名の方を含めて18名。
また、港の前の駐車スペースも、久しぶりに満車で、賑わっている感じでした。
で、まずは、泊まりのお客さんが、スクモ、黒ハエに上がられ、東のハナの高場には、平和さんご一行。

さすがに慣れておられるようで、スイスイと登っていかれました。
初めてお会いしましたが、他の方の磯上がりを、先頭に立って手伝われていましたし、僕が声を掛けさせて頂いた時にも、笑顔で対応して下さいました。
本当に、釣り番組のままの、いや、それ以上に素敵な方で、朝から良い気分になりました。
で、その後、上物、底物の方が、二並島の各磯に渡礁され、残ったのはルアーマンのみ。
もちろん、その中に、僕も含まれています。
この時点で、二並島の主要な磯は、ほぼ埋まっており、空いているのは、北の地と裸のナダレくらい。
となれば、僕は、ソトガシラかな?
そんなことを思っていますと、船長からルアーの2人組の方に、「ソトガシラに行こう」と声が掛かります。
そして、その後、「柴田君、上物も持ってきとる?」「一ツバエ行こうか」との指示。
え!? 一ツバエ!!
少し前に85cmのクチジロが上がり、前日にも83cmが釣れたばかりの超一級磯。
もちろん、上物とかルアーとかでも実績が高く、お客さんが少ない時期とか、悪天候の日とかでもない限り、上がるチャンスがないと思っていました。
僕の中では、ムロバエとともに、沖の島のツートップをなす磯。
ここに、他船の底物の方とご一緒させてもらうことに。
ちなみに、この底物の方も、元々は他の磯回りの方でしたので、一ツバエが空いていたのは、ラッキーだったのでは?

磯に上がりましたら、まずは、ルアーでの青物狙い。
この一ツバエは、ヒラマサが当たることもある磯で、僕自身も、以前にヒラマサらしき魚を、何度か掛けたことがあります。
ただ、この時期のハマチ、ブリなら、二並島周辺の方に分がありそうですし、果たして、釣れてくるのか。
取り敢えず、潮は上りの様子。
裸島の方から当たってきて、柏島の方へ流れています。

ちなみに、後で船長に聞いた話ですが、二並島の周辺は下り潮だったそうです。
沖の島の場合、全体が上りになったり、下りになったりするとは限らず、場所によって違う場合もありますので、それによって、難しくもなり、面白くもなると。
まさに、そうだと思いますし、そういった時、他の渡船やさんも含め、頼れる船長(船頭)の存在は、非常に大きいと思います。
ということで、まずは、潮が当たってくる方から攻めてみますと、こちら向きは、反応なし。
青物が回っている気配もありません。
それなら、反対側は、どうでしょう。
が、こちらも、反応なし。
一応、潮は流れていますが、一ツバエにしては緩い方ですし、潮色も良くないように見えます。
先週は、良い色になっていましたが、また悪い色に逆戻りしている感じです。
釣れそうな雰囲気はないものの、ここは一ツバエ、そのポテンシャルに期待して、投げ続ける事を決意し、8時過ぎまでは頑張ってみますが、結局は、ギブアップ。
上物に切り替えます。
しかし、上物を始めてから、ルアーで粘れなくなってきたのは間違いなく、時には、ルアーを投げるのが面倒とすら思うことも。
まさに、皆さんの仰るとおりで、すっかり、上物に、はまり込んでしまったようです。
そして、少しの休憩を挟んで、上物を始めるわけですが、どこを狙えば良いかなど、全く分かりませんので、取り敢えず、潮が当たってくる方を避けて、南側の船着きに釣り座を構えてみることに。

足下付近に、餌を撒いてみますと、ワサワサと、たくさんの魚が寄ってきます。
どう見ても、グレではない魚ばかりですが、この中にグレはいるのか。
先週も同じことを思っていたような気がしますが、一か八かで、この魚の群れの中に、仕掛けを投入してみますと、すぐに強烈な当たりがあり、釣れてきましたのは、少し大きめのキツ。

まぁ、そんなものですよね。
この後も、魚からの反応はあるものの、釣れるのは、キツ、サンノジ、アイゴといった、いわゆる外道と呼ばれる魚ばかり。
ただ、どれも強い引きの魚ですから、十分に楽しめますし、上物を始めたばかりの僕にとって、良い練習になるのも事実。
しかも、獲れる魚ばかりでなく、切られたり、針を伸ばされたりといったことも、何度もあり、さらには、湧きグレも現れて、大忙し。
あっという間に、時間が過ぎていきました。
ということで、湧きグレも含め、グレと呼べるような魚は、1匹も釣れないまま、納竿の時間を迎えましたが、強烈な引きが何度も楽しめ、それなりには練習になった気がします。
また、知り合いの方もたくさんで、色々とお話しも出来ましたし、今回の沖の島釣行も、大満足と言ってよいでしょう。

これで、3週連続の持ち帰りなし。
上物はともかく、ここまで青物が釣れないとは思ってもいませんでした。
ただ、船長の話では、去年が早かっただけで、月末くらい調子が上がってくることも多いとのことですし、今回、白岩の岬のハナでは、ハガツオ、ヤズが釣れていたとのこと。
さらに、この周辺で、今年最初のキビナゴ漁が行われたという話も入ってきており、GWの釣果に期待したい所です。
ちなみに、一ツバエでも、小規模ながら、ナブラらしきものが起こっていました。
底物の方に声を掛けられ、その方向を見てみますと、水面がザワザワしており、しかも、ルアーが十分に届きそうな距離でしたので、すぐにでもルアーを投げたかったのですが、運の悪いことに、キツと格闘中。
そのキツに切られた時には、気配がなくなっており、絶好のチャンスを逃してしまいました。
まぁ、上物を始めましたら、こういう事が起こるのも、仕方がないのかなと。
さて、次回の釣行ですが、4日の金曜日は天気の関係で、少し減ったとのことでしたが、それでもまだ結構多いようで、仕事のことを考えましても、避けた方が無難そう。
なので、行くとしましたら、5日か6日になると思います。
【通行止め情報】
5月14日夜 ~ 5月19日朝
高知自動車道 高知IC~須崎西IC
5月21日夜 ~ 5月26日朝
高知自動車道 土佐IC~須崎西IC