沖の島釣行 313回目(2023年23回目)


沖の島釣行 313回目(2023年23回目)

2023年07月25日(火)
岡崎渡船/ムロバエ
・宮の下(ムロバエ・白岩)
ヒカリの子(二並島)
出船 04:30 納竿 13:30
乗船客 7名
晴れ時々曇り
最高 31.8℃  最低 26.1℃(宿毛)
水温 ?
潮 上り/下り

猛暑予報の中での、今回の釣行。
確かに、暑い一日ではあったものの、前半戦は、日陰になる磯でしたし、後半戦は、パラソルが活躍してくれ、割と快適に釣りが出来ました。
もっとも、それは、思っていたよりはマシだったということで、今年一番の暑さだったのは、間違いありません。
この先どうなっていくのかは分かりませんが、さすがに、これ以上暑くなるようなら、考えないといけないかも。
というか、それ以前に、これだけ釣れませんと、心が折れてしまいそうです。
なお、いつものことながら、釣れなかった日は、書く内容に困り、ブログを書くのに、時間が掛かってしまいます。

今回も、片島港は閑散としており、この日に出船があったのは、岡崎渡船さんのみ。
お客さんは、他船から回ってこられた2名の方と、定期船で来られて、当日の朝に合流されるお一人の方をあわせまして、全部で7名。
つまり、これが沖の島全体での人数ということです。
寂しい限りではありますが、この暑さの中ですし、むしろ、よくこんなに集まったなといった方が正解かも。

4時20分に出港した船は、約45分で沖の島に到着。
まず、他船(二並島の当番船)から回ってこられたお客さんが、中バエと西のハナレに渡礁されます。

ちなみに、この方々は、上物のお客さん。
確かに、この時期になりますと、上物は厳しくなるのですが、沖の島の場合、真夏でも、グレとかイサギとが狙えますので、しっかりと暑さ対策をした上で、上物をしてみるのも面白いはず。
実際、7月どころか、8月に入っても、通ってこられている常連さんもおられますし、僕自身、キビナゴの釣りをしていませんでしたら、おそらく、まだ上物をしていると思います。

そして、このお二人の方の渡礁が済んだ後、一旦、母島港に寄り、定期船で来られていた方と合流。
前日は、港の近くの堤防などで釣りをされ、この日は、スーパー堤防で釣りをされるとのこと。
沖の島の場合、片島港から渡船やさんを利用して沖の島の磯に向かうというのが一般的ですが、定期船でしたら、7時発の船でも、渡船やさんと比べ、1時間以上ゆっくりとできますし、14時半発なら、午前中に用事を済ませてから沖の島に向かうことも可能。
着いた日は、島をブラブラとしてみたり、母島港の周辺で釣りをしたりして、旅館に泊まって、翌日は渡船やさんを利用。
日程に余裕があって、荷物がそれ程多くない時とかであれば、こういうスタイルもありなのかも。

この後、船は白岩の方に向かい、岬のハナと白岩の地に、ルアーの方が渡礁された後、船長から、
「柴田君、宮の下でええ?」
「先週、初福のお客さんやけど、よう釣っとったけん」
と声が掛かります。
正直、白岩の周辺はあまり好きではないのですが、あくまで、それは、上物での話。
ルアーとキビナゴであれば、全く問題ありませんし、さらに言いますと、今回は、釣果よりも、暑さ対策の方が優先ですので、そういう意味では、日陰になりやすい白岩周辺は、むしろ、大歓迎といった所。
ということで、今回の磯は、白岩の宮の下。

ここに上がるのは、今回で3回目。
ただ、最初に上がったのが、2018年の11月で、弁当船の磯代わりで移動してきた時でしたし、2回目は、2019年の5月で、この時は、弁当船で磯代わりしています。
なので、この磯のことは、よく分かっていませんし、記憶もほとんどありません。
また、ルアーを投げたのは、2回目の時の約30分くらいだけ、キビナゴはまだしたことがなく、ほぼ初めて上がるような状態。
たまには、こういうのも楽しいものです。

取り敢えず、朝のうちは、日陰になりそうですし、あと、こういう磯の場合、磯代わりする可能性も高そうですから、パラソルを設置するのは後回しにし、釣りの準備の方から始めます。
というか、磯の上はこんな状態。

パラソルを設置しますと、相当邪魔になりそう。
この磯の場合、釣り座がたくさんありますので、荷物を移動させてしまえば、釣り座を広く使えますし、それこそ、パラソルの設置も可能なのかもしれませんが、時折、台風の影響と思われます大きめの波が来ており、低い場所に荷物を置くのは少し不安。
そして、何より、荷物を移動させるのが面倒ですので、敢えて、足場の狭い状態の方を選びました。
ということで、パラソルを設置するのは、ここに残ると決めてからでもよいだろうと、釣りの準備に入るわけですが、今回は、キビナゴから始めてみます。
普段でしたら、まずはルアーを投げて、その後、キビナゴというパターンが多いものの、釣れない日々が続いているため、現状を打破するという意味も込め、敢えて、こちらを選択。
さらに、竿も、いつもの我夢者ではなく、BASIS BGの5号。

リールも6000番の方を使い、道糸は8号、ハリスは10号からスタートします。
弱々しい感じもしますし、さらには、5号の竿ですので、アンバランスなのも否めませんが、あまりにも釣れていませんと、いつもと違うことがしたくなるのが本音。
特に、僕の場合、腕(技術)の方で何とかすることが難しいため、気持ちを維持するためにも、こういうのが、意外と重要だったりもします。
そして、準備が済み、いよいよ、釣り開始。
まず、期待したいのが、餌取りが多くないこと。
二並島周辺は、魚影が濃い分、餌取りが多く、特に、キツがあまりにも多いため、すぐに餌がかじられてしまう状況でしたが、果たして、この周辺はどうなのか。
ぱっと見、磯の周辺には、餌取りの姿が見えませんし、これなら、何とかなるかも。
さらに、目の前には、虹。

沖の島に行くようになってから、するのを一切止めてしまいましたが、パチンコでは、確定演出だったはず。
これは、釣れるということではないかと、大きな期待を胸に、釣りを始めてみるものの、現状はこれ。

ここにも、餌取り、キツが多いようで、すぐに餌がかじられてしまいます。
さらに、磯のことがよく分かっていない上に、潮があまり動いていないため、どこを狙っていけばよいか分からず、お手上げ状態。
結局、キビナゴの方は、ヒブダイを釣っただけで、チャンスらしいチャンスもないまま、終了。

また、アカハタでも釣れてくれないかなと、ワームを投げてみますが、こちらの方は、数投に1回、コツンという当たりがあるだけで、何も掛かりません。
しかも、コツンという当たりがあった時は、ワームがこの状態で返ってきます。

これの正体は、おそらくこいつ。

何とかハギとかいう、厄介な奴で、これがいる時には、ワームがいくつあっても足りません。
なので、3個かじられた時点で、根魚狙いも終了。

さらに、期待薄とは思いながらも、奥の方まで歩いて行って、ミノーで磯際を狙ってみますが、こちらは、ヒラスズキはもちろん、モンツキの反応もなく、イソゴンベが掛かっただけ。
早々に諦め、8時過ぎには、磯代わりの準備に入ります。
ちなみに、この磯、背後が壁になっているため、弁当船までの間は、ずっと日陰になり、適度な風もあったため、かなり快適でした。

正直、今日は曇りなのかなと思っていたくらいです。
ただ、弘瀬港の方は、日が照っていましたし、まさに、この磯の周辺だけが、日陰になっている状態。

おそらく、あと数時間は、日陰のままだったでしょうし、釣れていましたら、間違いなく、残っていたと思います。
残念でした。
ただ、岬のハナ、ヒナダンなど、白岩の周辺には、朝のうち日陰になってくれる磯が、いくつかありますので、暑さが苦手な方は、こういった磯を選択してみるのもありかも。

また、先程も書きましたように、台風の影響と思われます大きめの波が、何度も来ていましたし、あと、ここは定期船の航路にもなっているため、それが通過する際にも、大きな波が来ることになり、低い場所に荷物を置いておかなかったのは、正解でした。

ということで、久しぶりの宮の下でしたが、釣果がないまま、磯代わり。
移動してきたのは、二並島のヒカリの子。
 磯の紹介 ヒカリの子/二並島

ここなら、どちらの潮にも対応できますし、何度も上がっている磯ですので、狙うポイントなども、ある程度分かっています。
ここで、何とか、美味しい魚を!
が、その前に、まずは、パラソルの設置。
この磯も、多少は日陰になる場所があるものの、気休め程度のものですし、さらに、これから日が昇っていきますと、その日陰も、ほぼなくなります。
パラソルがありませんと、快適に釣りができないどころか、身の安全にも影響しそうですので、早急に設置することに。
しかし、まだ9時だというのに、この暑さ。
かなりヤバい状態です。
そして、それと同時に、先程までいました磯が、如何に快適だったかということが、よく分かりました。
なお、パラソルは、船着きの少し後方に設置。
船着きに設置し、パラソルの下で、釣りをすることも考えたのですが、トラブルの原因にもなりそうでしたので、このようにしました。

ちなみに、今回は、風もなかったため、パラソル立てだけで固定し、補助のロープなどは、
使っていません。
ただ、上手く設置できていたのか、最後まで、安定した状態でした。
また、トラブルの原因になるので、パラソルの下で釣りをするのは止めたと書きましたが、あまりにも釣れないため、途中で、手持ち用のパラソルを鉄柱にくくりつけ、その下に座って、釣りをしていました。

そして、ここでの釣りですが、糸がバチバチっと出ていったのが、3回のみ。
しかも、すべて針外れ。
美味しい魚どころか、キツとかヒブダイすら釣れず、ワームでモンツキが釣れただけ。

ルアーの方は、12時過ぎの根掛かりの段階で終了とし、キビナゴの方も、13時前に、餌がなくなって終了。
ちなみに、今回は、 1パック半のキビナゴを持っていきましたが、これでは少なかったようです。
餌取りが多い時期ですし、余ってもよいので、多めに持っていくべきかなと。
あと、釣れそうにない時には、仕掛けを入れないことも必要かも。
釣れそうにない時でも、餌取りは元気で、餌だけはなくなっていきますので。

ということで、今回も、見事に撃沈。
美味しい魚は、1匹も釣れず、クーラーは空っぽのまま。
正直、アカハタくらいなら釣れてくれるだろうと思っていましたが、それすら釣れないとは。
本当に情けなくなってきます。
ただ、猛暑の中、楽しい時間を過ごせたのは、間違いありませんので、今回の沖の島釣行も、大満足です。

次回の沖の島釣行は、8月5日の土曜日。
夏期講習に入るため、日程の変更は不可能で、この日が駄目なら、行くことが出来ません。
昨日聞いた時点では、まだ予約が入っておらず、次の台風が影響してくる可能性もあり、何とも言えない状況。
もちろん、行きたいという気持ちはあるものの、下手くそな僕には厳しい時期ですし、おまけに、この暑さ。
夏期講習中の疲れている時に、無理して行くことはないのではと、そう思ってしまうのも事実です。
なので、いっそのこと、悪天候とかで、明らかに出船がないという状況になってくれた方が楽なのかもしれませんが、それでも、出船があることに期待して、待ちたいと思います。


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