前回(6/7)は、東のハナの高場でイサキ狙い。
尾長狙いにも対応できるよう餌も多めに持ってきていましたし、磯に上がった時には、そのつもりだったのですが、餌を撒いたら、一面が真っ茶色になるくらいのイサキの群れ。
さらには、磯の周囲を徘徊する数匹のサメ。
これではどうしようもないと思い、イサキ狙いに切り替えました。
もっとも、状況が良さそうな時であっても、尾長を釣ることが出来ないわけですから、僕にとっては、今回のような状況の方が良かったと言えないこともないような。
で、釣れたイサキのうち、15匹だけを持ち帰り。
というか、本当は、持ち帰りを10匹くらいに抑えるつもりだったのですが、気付いたら、たくさんキープしてしまっていました。
なので、知り合いの方に、数匹引き取ってもらえたのは、本当に助かったというが本音です。
そして、持ち帰ったイサキですが、小さめの魚が多く、お腹周りの脂は今ひとつといった感じ。
前回のこともあって、少し不安でしたが、焼いてみましたら、それが全くの杞憂だったことがすぐに判明。
グリルの下には、脂がいっぱい。
美味しくない魚の場合、脂が落ちなかったり、落ちても、水っぽい脂であることが多いのですが、これは間違いなく美味しい魚の脂。
もちろん、美味しかったです。
とはいえ、2日目(日曜日)に食べたうちの1匹は、サイズこそ大きめだったものの、脂の乗りが今ひとつで、梅雨時期のイサキにしては、物足りなかったかも。
前回の魚もそうでしたが、大きい方が美味しいとは限らないようで、全部持ち帰るならともかく、僕のように、一部だけを持ち帰る場合には、その選別が難しくなります。
もっとも、その目利きというのも、面白さの一つとも言えますが。
ちなみに、今回は、週末だったため、刺身で食べるのは避け、すべて加熱して食べましたが、次回は、刺身も食べたいと思っています。
なお、この日(6/7)に、イサキがよく釣れていたのは、中バエとスクモバエ。
中バエでは、相当な数が釣れていましたし、サメもいなかったとか。
元々、中バエの周辺は、サメが多い場所ですが、こういう日もあるということでしょう。
また、この日の前日には、ヒカリの子などでもよく釣れていたとのことで、二並島周辺では、どこでもイサキの数釣りに期待が持てるようです。
美味しいイサキを釣るなら今がチャンス!?
釣る楽しみを優先するか、魚を確保することを優先するかで違いが出てきますが、イサキ漁だと割り切ってしまえば、そこそこの数が見込めるのではないかと。
あと、サメにつきましては、ほぼすべての磯にいると考えておいた方がよいと思います。
ただ、絶対に交わせないものではありませんし、そこまで気にすることはないでしょう。