沖の島釣行 347回目(2024年17回目)


沖の島釣行 347回目(2024年17回目)

2024年05月15日(水)
岡崎渡船/ノコバエ
・黒ハエウラ(二並島)
出船 04:30 納竿 13:30
乗船客 8名
晴れ時々曇り
最高 22.5℃  最低 18.3℃(宿毛)
水温 ?
潮 上り/下り

日が長くなってきて、今回は、岡山に戻ってきた時でも、まだうっすらと明るい状態。
明るい中での運転は、周りの景色を楽しむこともできるのですが、瀬戸大橋を渡る頃からは、西日が眩しくなり、夜間よりも運転しにくく感じるゾーンもあります。
また、冬場には見えなかった景色が見えるようになったことで、上物のシーズンが残りわずかになったことを実感させられ、少し寂しい気持ちになったのも間違いありません。
僕の場合、夏には、ルアーとキビナゴをしますので、基本的に、オフシーズンというのは存在しないのですが、それでも、夏の釣りは、サブ的なもの。
メインとなるのは、あくまで上物ですから、それが終わりになるというのは、やはり、辛いものです。
それに、夏の釣りもすると書きましたが、暑い中での釣りが、年々きつく感じてきており、今年は、夏の期間を休みにすることも考えていますし、完全なオフではないにしても、行くペースを落とすのは間違いありません。
そういう意味でも、残り少ない上物のシーズンを、悔いが残らないよう、しっかりと楽しみたいと思っているのですが、今回も、悔いの残る釣行になってしまったという。


今回のお客さんは、全部で8名。
沖の島の場合、シーズンの終盤になりますと、イサキがよく釣れる二並島、三ノ瀬に、人気が集中する傾向があり、他の磯周りは、お客さんが少なくなる傾向があります。
なので、この人数でも多い方と言えないこともありませんが、それでも、寂しく感じるのは事実。
しかも、今回は、知り合いの方がほとんどおられず、いわゆる「いつもの常連さん」ということになりますと、一人もおられませんでした。
まぁ、その分、行き帰りの船の中で、休むことも出来ましたが、常連さん達にお会いすることも、沖の島釣行の楽しみの一つですから、そういう意味では、少し残念だったかなと。


今回は、船長が時間を勘違いされていたようで、少し遅めの5:45に出港。
ただ、来られてから、出港するまでは数分。
出港してからも、快調に進み、約35分で母島港に到着しました。
おそらく、この所要時間は、最短に近いものではないかと。
で、結局、いつもと同じような時間になったわけで、この辺りは、さすがというのか何というのか。


そして、母島の堤防に2名の方を降ろした後、この日の磯周りとなりますノコバエに向かうわけですが、そこまで穏やかだった船が、櫛ヶ鼻(南の先端)を回った直後から、大きく揺れ始めます。
大バエは、完全に潮を被っていますし、大ナダレも上の方まで、波が駆け上がってきており、とても使える状態ではありません。
多少うねりはあるだろうと思っていましたが、北と南、西と東で、こんなに違うものなのかと、少しびっくり。
また、今回は、ノコバエ周辺の磯に上がれることを期待し、どこに上げてもらうか、色々と考えていた分、少し残念かなと。
でも、安全が最優先ですので、仕方ありません。
今回は、底物の方が多く、まずは、その方達が、宮の下、ヒナダン、クボリに渡礁。
さらに、上物の方のお一人が、ハツフクバエに渡礁されます。


ちなみに、ハツフクバエというのは、その名の通り、初福渡船さんのお客さんが初めて渡礁されたという磯。
おそらく、一級磯、人気磯という部類には入らないと思いますし、僕は一度も上がったことがありません。
ただ、実績の高い磯で、白岩周辺の中で、ここが一番釣れていたなんて日もありますし、口太グレの二桁釣果というのもよく聞きます。
特に、船頭さん達がすすめて来られる時には、期待度が高いのではないかと。



で、残りは二人。
他の方々が、白岩周辺に渡礁されていましたので、僕もそうなるのかなと思っていましたら、船は、岬のハナの前を通過し、二並島を目指します。
正直なところ、今回は、ノコバエ周辺の磯に上がりたくて決めた日程ではなく、二並島の日に行けなかったから決めた日程でした。
尾長狙いにしても、イサキ狙いにしても、二並島周辺の磯に上がりたいというのが本音。
他の磯周りの日に来ておいて、都合の良い話なのは分かっていますが、これが理想なのも事実。
わざわざ回って下さった船長に感謝です。


そして、上げてもらった磯は、黒ハエウラ。
尾長の実績こそ少ないものの、この時期のイサキ狙いでは、本命の磯の一つで、潮の向きとかによっては、表側(黒ハエ船着き)よりも良い釣果になることも珍しくありません。
さすがの僕でも、イサキくらいは釣れるでしょうし、ここ最近は、尾長狙いというていの無謀な釣りばかりしていましたから、久しぶりに竿が曲がる感触を味わえそう。
そう期待しながら、準備に取りかかるわけですが、今回はルアーも持ってきています。
渡礁時に、船長からも、ここ最近ルアーの調子が良くなってきていると伝えられていましたし、まずは、ルアーから投げてみることに。


この黒ハエウラは、青物の回遊が多い磯。
さらに、アカハタ、オオモンハタなどの根魚もよく釣れます。
ただ、ルアーの準備をしている時点で、根魚狙い用のワームを忘れてきたこと、正確に言いますと、ワームは持ってきたけど、ジグヘッドを忘れてきたことが発覚しており、少し残念に思っていたという。
ですが、今回は、上物(イサキ)がメイン。
釣れたら儲けものくらいの気持ちで、ルアーを投げていくわけですが、魚からの反応は全くありません。
しかも、それで、さっさと見切りをつけてしまえばよかったものの、ルアーを投げていること自体が楽しく、1時間近く、ルアーを投げ続けていました。
でも、このように、ルアーを投げる時間を割くことができるのも、イサキ狙いのよさの一つ。
尾長狙いの時、特に、東のハナでの尾長狙いの時でしたら、最初から緊張感がいっぱいで、ルアーを投げる気にもなりませんので。


とはいえ、ここまでまだ釣果なし。
イサキの場合、1日中釣れ続くことも珍しくないものの、それでも、朝のうちはチャンスのはず。
急いで準備に取りかかります。
使う竿は、デニオス2-50。
イサギ狙いに2号の竿というのも、どうかと思いますが、この時期の二並島周辺には、サメがいることが濃厚。
この黒ハエウラも、サメが多い磯で、サメだらけになったことが、何度あったか。
なので、掛かった後に、強引に引っ張ってこられるよう、太めの仕掛けで臨むようにしています。


で、準備が出来て、早速釣り開始。
と思った瞬間、アクシデントが発生。
いや、馬鹿なミスが発覚。
写真がぼけていて分かりづらいかもしれませんが、ガイドの一つに糸が通っていません。
ウキをつけて、ハリスを結び、あとは竿を伸ばしてという段階で気付きました。
つまり、仕掛けの作り直しということ。
がっくりです。
でも、尾長狙いの時に、こんな事をしてしまいますと、焦って、次のトラブルを引き起こしそうですが、イサキ狙いの時は、気楽なもの。
のんびりと作り直すことができます。
とはいえ、面倒なのは、間違いありませんが。

そして、仕掛けを作り直し、すべてガイドに糸が通っていることを確認して、釣り開始。
まずは足元に餌を撒いてみますと、たくさんの餌取り。
もちろん、これは想定内。
イサキだけが食い上がってくるなんてことは、まず考えられませんし、これはこれで問題ありません。
その餌取りの中を、かき分けるように食い上がってくる活性の高いイサキがいれば、餌取りのど真ん中に仕掛けを入れたら、高確率でイサキの方が掛かってきます。
そう期待して、餌を撒いていきますが、イサキが食い上がってくる様子はなし。
たまに、1~2匹のイサキが、餌取りの中に混じることがありますが、茶色くなるくらいの状態ではありません。


というか、赤い魚がたくさんいて、さながら公園の池のような光景。
赤い魚がこんなにたくさんいるのは、おそらく初めてですし、そもそも、これは何なのか。
新手の餌取りなのでしょうが、まぁ、気にすることはないかなと、そのまま仕掛けを入れてみましたら、気にするというレベルの話ではありません。


活性は高く、しかも攻撃的で、やたらと掛かってきます。
前にも釣ったことがある気もしますが、少なくとも、入れ食いになったのは初めて。
ただ、如何せん、正体が分かりません。
食べられるのか、食べられたとしても、美味しいのか。
こういう赤い魚は、美味しいイメージもありますが、表面が妙に固くて、少し怪しげ。
なので、調べてみましたら、アカマツカサという魚のようです。


いや、アカマツカサと思われる魚。
というのが、これに似た魚で、ウロコマツカサ、ナミマツカサという魚もいるようで、僕では判別が難しいのが現状。
ですから、取り敢えず、マツカサの一種ということにしておこうかなと。



で、磯際では、これしか釣れませんので、狙いを沖の方にシフトチェンジ。
遠投して、流してみますと、バチバチバチ。
イサキ(と思われる魚)が、仕掛けを引ったくっていきます。
かなり沖の方で掛かりましたし、流れも速く、さらには、この時期のイサキですので、元気いっぱい。
グイグイとくる感触が、楽しい!
この時期のイサキ狙いの場合、数を釣りたければ、磯際を狙う方が効率的なのですが、それこそ、足下付近に浮いてくるイサキを狙う釣りは、ある意味、漁のようなもの。
さすがの僕でも、数匹で飽きてしまいます。
その一方で、沖に流してバチバチバチとくるイサキ狙いは、楽しくて、特に好きな釣りの一つ。
潮があることが前提ですし、サメが多い時には、難しいことも多いですが、チャンスがあるなら、是非ともやりたい釣りですから、1匹目がこれだったのは、大きいかも。


ちなみに、これは2匹目のイサキの写真です。
1匹目は、写真を撮ろうと思って、磯の上に置いたら、落ちて、逃げてしまいました。
なので、2匹目は、締めてから撮影。
まぁ、この辺りも、イサキ釣りならではのこと。
1匹の重要性が低く、落としても、あまり気になりませんし、それこそ、玉網なんて使いませんので、抜き上げる際に、10匹以上落としたことも。
ただ、今回は、この1匹が、思った以上に、重要だったという。
もちろん、この時には、数釣りが出来ることを疑っていませんでしたが。

ということで、ポンポンと釣れたことで、楽勝だと思ってみたものの、このあとが続きません。
めまぐるしく変わる潮に翻弄され、数が伸びていかず、9時の弁当船までに確保できたイサキは、わずか4匹。
ルアーをしていた時間があるとはいえ、これは、あまりにも貧果。
ですが、考えてみますと、僕がイサキの数釣りをした時のほとんどは、磯際狙いによるもの。
いわゆる、誰にでも簡単に釣れる釣りということです。
一方で、今回は、潮目を狙ってのイサキ釣り。
ポンコツな僕に、数釣りは難しかったのかも。


でも、強がりを言うわけではありませんが、たくさん持ち帰っても、捌くのが面倒なだけ。
楽しい釣りが出来ていれば、問題ありません。

そして、後半戦。
ここまでの上り潮が、下り潮に変わってきて、そのタイミングで、湧きグレが登場。
今回のメインターゲットではないですし、狙ってみたところで、多分釣れないはず。
なので、無視するのが無難なのかもしれませんが、尾長狙いの時ならともかく、そうでない時に、無視してしまうのは勿体ない話。
仕掛けを作り直して、潮目にいます湧きグレを狙っていますと、何と、ヒット!
ただ、掛かったのは、かなり速い流れの中。
しかも、思った以上にパワフルな引きで、なかなか寄ってきません。
というか、これって、口太なのかというような引き。
結局、何度目かの突っ込みの際に、バチンと切れてしまいました。
で、この後、その潮目付近で、タマメが、ガボガボしていましたし、掛かったのは、こっちだったのかも。
ですが、いずれにせよ、強い引きが楽しめて、満足!
というのは、ただ単に切られた場合の話。
切られた際に、ウキが流出してしまいました。
使っていたウキは、松遠
松山と比べますと安価ではあるものの、3000円近くするウキ。
速い流れの中でしたので、回収ができず、がっくり。
やはり、湧きグレ狙いなんてするんじゃなかったと、少し後悔しました。
ところが、これには、さらに、おちがあって、約20分後、潮の向きが変わって、ウキが戻ってきたという。
しかも、今回は、ルアーロッドを用意していましたから、素早く、それにパラソルをつけ、見事回収に成功。


まさに、奇跡のような展開。
一度諦めた分、そのまま回収できた場合よりも、格段に嬉しかったです。
なお、こういう時、再び切られて、結局回収できなかったというのが、いつもの僕のパターンなのですが、さすがに、学習しましたので、今回は、そうならないよう、このウキは、封印しておきました。

そして、この後の釣りですが、イサキが、ポロポロと釣れただけ。
足下付近には、たくさんのイサキが見えていたものの、DF陣(表層から中層の餌取り)が強力で、なかなか仕掛けを通すことができません。
さらに、やっと通ったと思ったら、最後に待ち構えているのが、若林源三君みたいなGK(キツ)


ゴール(イサキ)を許してもらえませんでした。
なので、釣れたイサキは、すべて沖の方に流して釣ったもの。
たくさん釣れたように見せようと、写真の撮り方を工夫してみたものの、さすがに、十数匹ではだめでした。


ということで、今回も撃沈。
一応、食べる分くらいのイサキは釣れましたが、今回の磯は、イサキの釣果への期待度が高い黒ハエウラ。
しかも、潮がよく動いていましたし、サメはいましたが、深刻なものではありませんでした。
20匹どころか、40~50匹釣れていても不思議ではない状況の中では、やはり、貧果と言わざるを得ないでしょう。
ただ、釣り自体は楽しかったですし、ちょうどよい天気で、快適に過ごせましたから、今回の沖の島釣行も、大満足といってよいでしょう。


さて、来週は、木曜日の二並島周りが本命。
出来れば、尾長狙いでいきたいと思っていますが、これは、お客さんの人数次第。
ただ、イサギも面白いですし、ルアーとかキビナゴとかを持っていくのも悪くなさそう。
取り敢えず、出船は決まっているようですので、あとは、天気が悪くならないことを願うだけかなと。

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