前回と前々回は、大小島回りの日でした。
大小島回りの日は、出船がないことも多く、僕自身、2020年から2022年の3年間は、大小島回りの日には、一度行っていません。
さらに、これまでの317回のうち、大小島回りの日で行ったのは、前回と前々回を含めましても、わずか19回という少なさ。
最も多い二並島回りの日が97回ですので、それの5分の1以下ということに。
そのような中で、2週続けての大小島回りというのは、かなり珍しいケースかなと。
大小島回りが好きかと聞かれますと、正直、何とも言えない所なのですが、好きか嫌いか以前に、他の磯回りと比べ、出船の可能性が低くなることの方が大きな問題。
僕の場合、出船がありそうな日が釣行日になるように、予定を組んでいますので、どうしても、大小島回りの日に行くことは少なくなってしまいます。
で、この大小島回りですが、尾長の実績こそ少ないものの、口太グレに関しましては、大きさ、数ともに、他の磯回りと比べましても、見劣りしませんし、冬場の時期には、大小島の周辺が最もよく釣れたなんてことも珍しくありません。
また、北西風には強いエリアとなりますので、ノコバエ周辺とあわせまして、風が強い日の狙い目のポイントとも言えます。
さらに、モンズマ(ヤイトガツオ)が回ってくることも多いエリアで、特に、冬場の釣果は、随一かも。
あと、上物だけでなく、底物の実績も高く、大小島船着き、タテバエなどでは、大型石鯛の釣果をよく聞きますし、クエが狙えるという話も。
そして、大小島回りの場合、期待が持てるのがルアー。
ヒラスズキの実績は、沖の島の中でもトップクラスで、青物の回遊も多いエリア。
アカハタなどの根魚は、地形的に狙いにくい磯も多いようですが、タマメの実績もありますし、キハダの目撃情報も多数。
また、広い範囲を移動できる磯もあり、ルアーマンの方にとっては、うってつけの磯回りかも。
うねりがありますと、磯が使えなくなり、6月~10月には、使える日が、極端に少なくなりますが、運良く上がれるチャンスがあるようなら、一発大物狙いというのも面白いのでは?
ということで、良い磯がたくさんありますし、大小島回りだからといって、避ける必要はないと思います。
それこそ、お客さんが少ない分、スレていないポイントも多いですし、好釣果に期待できることもありますので、是非、チャレンジしてみては、如何でしょうか。
ちなみに、僕自身は、実力もないくせに、尾長狙いという無謀なことを好んでいるため、大小島回りの日は敬遠しがちですし、さらには、最初にも書きましたように、出船の可能性が高い日を釣行予定日にしているため、来年の3月までは、大小島回りの日に行く予定は入っていません。
北西風の強い日とかには、大小島回りの日に変更することもあるかもしれませんが、次に、大小島回りの磯に上がるのは、いつになるのでしょう。
もっとも、この時期の磯回りは、あってないようなものですし、意外と早く、その機会が来るかもしれまんが。