前回の釣行の際に、イサキを狙っていましたら、ウスバが寄ってきて、餌を食いそうになったため、それを交わそうとしたのですが、それが合わせのタイミングになってしまい、ウスバが掛かってしまいました。
釣りをしていたのは、東のハナの高場。
抜き上げなんて当然出来ませんし、9mの玉の柄を受け取る前でしたので、掬うこともできません。
なので、切れてくれないかなと、強引なやり取りをしていましたら、残念なことに、道糸の方が切れてしまい、ウキまでロストしてしまうことに。
使っていたのは、松飛。
松山と比べますと安価ではあるものの、約3千円。
尾長に切られたのならともかく、イサキ狙いの時の、しかもウスバにやられたとなると、さすがに、悔しい。
ですが、切られてしまったものは仕方ありませんし、運良く流れ着いてきてくれることに期待しながら、新しい仕掛けで釣りをしていましたら、何と、数分後、本当に流れてきました。
いや、流れてきたというより、浮いてきたという方が正解かも。
ふらふらと浮いてきて、また沈んでいく。
しかも、浮いてくる場所はバラバラ。
これは、もしかして、高切れした仕掛けが、ウスバに着いたままになっているのでは。
というか、ほぼ間違いないと思います。
切られてから1時間以上、浮いたり沈んだりを繰り返していますので。
浮いてくる場所が定まらない上に、完全に浮いてくる時間が短いため、しばらくの間、放置していましたが、近くに寄ってきたタイミングで、ウキトリパラソルを投げてみましたら、案の定、引っ掛かったウキから生命反応。
そして、強引に引っ張りますと、バチンと切れ、今度は、ウキが外れた状態に。
それを、再び、ウキトリパラソルで、無事に回収。
約3000円ということを考えますと、中途半端な釣果よりも嬉しかったかも。
ウキの様子も含め、一連の流れを動画に撮っておきたかったのですが、バッテリーの交換が面倒で、動画を撮っていなかった時間が長かった上に、撮っていたつもりの時間も、こんな感じで、フローティングベストが映り込んでいて…
残念でした。
もっとも、潮位の低い時間でしたし、高い足場から、ウキの様子などが鮮明に撮るのは難しかったのですが。
しかし、このような形でウキを回収したのは、もちろん初めて。
ある意味、奇跡のような回収ですが、ウスバって、浮いたり沈んだりはするとして、同じような場所を、ずっとウロウロしているということが、よく分かりました。
そして、ウスバでなかったら、この回収劇はなかったのではないかと。