昨年のこの時期は、裸島周辺の磯、一ツバエ周辺の磯で、スズメバチに遭遇することがありました。
こちらが何もしなければ襲ってこないとも聞きますが、この時期のスズメバチは気性が荒く、かなり攻撃的。
何かの弾みで、刺されないとも限りません。
また、スズメバチを避けようと、磯の上を走って転倒になんてことになったら、洒落になりませんし、そもそも、足場の狭い独立磯なら、逃げることすら困難です。
いずれにしても、磯の上で遭遇するスズメバチが危険なことは間違いないわけで、何らかの対策をしていても悪くないはず。
ということで、次回の釣行からは、スズメバチ対策のアイテムを持っていこうと思っています。
ちなみに、そのアイテムですが、まずは、おにやんま君。
効果が絶大という話を聞くことも多く、発売当初は、購入することすら難しかった商品。
ただ、この商品、僕としましては、効果に疑問というのが正直な所。
スズメバチが寄ってこないどころか、これ本体の上に止まっていたことがあるくらいですし、攻撃的な状態のスズメバチなら、逆に、これが攻撃対象になることもあるのではないかと。
それなりの効果はあるのでしょうが、少なくとも、これだけで安心ということはないはず。
なので、アクセサリー感覚で着けておいてもよいかなという商品ではないかと。
次が、山などで作業をされる方にはお馴染みであろうパワー森林香。
蚊取り線香の強力verで、夜釣りに持って行かれる方も多いではないでしょうか。
そのパワーは本当に強力で、以前、塾の教室で、軽い気持ちで使用してみましたら、大変なことになり、その教室の使用がしばらく出来なかったくらいです。
ただ、この森林香も、スズメバチに対しては気休め程度にしかならないようで、状況によっては、むしろ刺激を与えてしまうことになる可能性もあるのではないかと。
もっとも、磯の上にいるのはスズメバチだけではありませんし、虫が多い時期には、持っていて損ではない商品ですが。
そして、もう一つが、スズメバチジェット。
向かってくるスズメバチに直接噴射しないといけないというリスクは伴うものの、これが一番効果があるのではないかと。
通常の殺虫剤と比べ、かなり高価な商品ですし、割とかさばるという欠点もありますが、スズメバチが気になる場合には、バッグの中にこれを入れておくとよいかも。
あと、黒っぽい服装をしないというのも効果があるようですし、餌のキビナゴを放置しないことも重要。
キビナゴを持っているかどうかで、寄ってくる頻度が全然違いますし、面倒でも、使わない時には、クーラーボックスの中に入れておくなどの対策はしておいた方がよいでしょう。
取り敢えず、少しでも安全に釣りをしたいのであれば、スズメバチ対策も軽視できないというのは間違いないと思います。