今回のイサキ(再)と小さな尾長


昨日も書きましたが、釣行の翌日に食べましたイサキは、大きな白子と真子が入っていたものの、身の方は脂が乗っておらず、ぱさぱさ。


身をほぐして、ご飯に乗せて食べましたが、捨てるのも勿体なかったから食べたようなもので、積極的に食べたいといったものではなかったのは事実です。
しかも、1匹だけではなく、持って帰った4匹のうちの3匹がそのような個体。
今シーズンのイサキは今ひとつなのではと、少し不安に思っていましたが、最後に残しておきました腹回りに脂が乗ったイサキを、昨日食べてみましたら、大当たり!
いわゆるこの時期のイサキというやつで、めちゃくちゃ美味しかったです。


イサキの場合、他の魚のように、産卵期になっても味が落ちにくい魚と聞いていますし、釣行の翌日に食べたイサキが、たまたま外れの個体だっただけで、基本的には、美味しい個体が中心なのではないかと。
そして、これから梅雨時期にかけて、さらに美味しくなっていくと思いますし、引きもパワフルになってきて、釣りとしての楽しさも増していくはず。
今後の展開が楽しみです。


あと、40cm弱(35cm強とも言う)の尾長。
口太も含め、普段でしたら、このサイズのグレはリリースすることが多いのですが、今回の魚は、妙に太っていましたし、如何せん、東のハナ高場の魚ですから、ありがたく持って帰りました。
で、この魚、お腹を開けてみましたら、中には、とんでもない量の脂。


このサイズの魚で、このような脂というのは初めて。
1日置いて、昨日のお昼に、刺身、炙り、焼き魚などにして食べてみましたら、びっくりするくらいの美味しさ。
さすがは、東のハナの尾長だなと。


僕の場合、大きな尾長を釣ることができませんので、本当に美味しい尾長を食べるのは難しいですが、このサイズならチャンスはありそうですし、今度からは、このサイズの魚も、積極的に持って帰ってみようかなと思っている所です。

でも、上物のシーズンも残りわずか。
尾長、口太、イサキ…
しっかりと楽しみたいと思います。



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