沖の島釣行 381回目(2025年16回目)


沖の島釣行 381回目(2025年16回目)

2025年10月29日(水)
岡崎渡船/一ツバエ
スクモバエ(二並島)
一ツバエ(一ツバエ)
出船 05:00 納竿 13:50
乗船客8名
晴れ
最高 21.2℃  最低 15.8℃(宿毛)
水温 ?
潮 上り


1ヶ月ぶりの沖の島。
正直、10月に1回しか来られないとは思ってもいませんでした。
ただ、僕が来られなかったなんてことは、些細な問題で、深刻なのは各渡船やさんの方ではないかと。
今年は、悪天候の日が多く、週末も含め、出船の回数自体が、かなり少なかったと思われます。
ですが、この夏は、ルアーを中心によく釣れていましたし、その勢いで、これからの上物シーズンも、良い釣果が出てくれたらと。
そして、例年以上の盛り上がりをみせてくれ、活気のある片島港が戻ってくることに期待するばかりです。


しかし、1ヶ月前の釣行の際は、日中の気温が30度を越え、かなり暑い1日でしたが、ここ数日で、一気に気温が下がり、来る途中には、一桁台の外気温表示を何度も見ました。
また、出船前の船の上も肌寒く、ウェアも、今回から秋用にチェンジ。
で、それと同時に、上物のシーズンが近いことを感じ、少しワクワクした気分にもなったのですが、お客さんの大半はルアーの方。
さらに、帰港後にはかなり気温が高くなっていて、帰りの車中では、冷房が必要なくらいでしたので、本格的なシーズンインは、もう少し先かも。
もっとも、僕自身は、今回の釣果に関係なく、次からは上物で行く予定にしており、キビナゴは、今回が最終戦。
最後くらいは、しっかりと釣って、満足のいく状態で、上物にチェンジできたら。
そう思って、臨んだ今回の釣行でしたが、予想通りの大撃沈。
未練が残るどころか、むしろ、すっきりした気分で、上物に突入できそうです。


さて、今回上げてもらった磯は、スクモバエ。
潮が上りですし、絶好の磯。
ただ、ここに上がっていられるのは、弁当船までの2時間半。
潮位的には問題なさそうではあるものの、この先、波が出てきそうなので、変わっておいた方がよいとのことです。
このような状況のとき、上物でしたら、ほぼ間違いなくパスするのですが、磯代わりがしやすいのも、ルアーの利点の一つ。


ちなみに、このスクモバエ。
磯が濡れていると、とんでもなく滑ります。
正直、ここに上がれることは想定していなかったため、付けているソールは、ビブラムソール。
船から降りた一歩目で、いきなり滑りそうになりました。
なので、釣りの準備の前に、まずは、ソールの交換。


これにつきましても、不要だろうと、最初は、荷物から外していたのですが、念のためにと、持ってきておいてよかったです。
もっとも、替えのソールを持ってきていなかったら、ここには上がっていませんが。
あと、いくらソールを交換したとしても、滑りやすいことにはかわりありません。
特に、中央付近の、凹凸の少ない部分は、半端なく滑りますし、斜めになっていますので、滑ったら、そのまま海にドボンなんてことも。
十分に注意をして、釣りをしないと。


ということで、ソールを交換し、いよいよ釣り開始。
まずは、ヒラスズキタックルを準備して、磯の周りからチェックしていきます。
使うルアーは、いつものRowdyではなく、komomoⅡ90
前回は開始数投目、前々回は開始1投目で、ルアーをぶち切られており、しかも、前々回に切られたのは、このスクモバエ。
何となく嫌な予感がして、投げるルアーを変えてみたということです。
で、それを投げていますと、数投目に何かがヒット。
重量感もなく、磯際でよく掛かってくるイソゴンベだろうと思っていましたら、釣れたのは、何とアカハタ。



これまでにも、ミノーで釣ったことが何度かありますが、底付近で釣れることが多い魚ですので、表層付近で釣れると、少しびっくりします。


さらに、ルアーをRowdyにチェンジしますと、今度は、モンツキ


この日は、割と高活性だったようで、磯代わりするまでに、7匹釣れました。
ちなみに、僕は、モンツキを食べません。
また、釣果写真を撮るためだけにキープするわけにもいきませんし、タフな魚ですので、リリースしたら、元気よく帰って行きます。
なので、釣って、逃がす。
僕にとっては、釣る楽しさを味わうだけの魚ということです。
というか、この魚に限らず、基本的には、あまり魚を持って帰りたくないというのが本音。
沖の島の魚は美味しいですし、たくさん食べたいという気持ちもあるのですが、それ以上に、帰ってからの手間が面倒で。
ただ、モンズマ、イサキ、根魚などは、面倒でも持って帰ります。


そして、今回、持って帰りたかった魚の一つが、ネイリ(カンパチ)
青物のルアーも投げてみたものの、トップも、ミノーも、ジグも不発。
ネイリの持ち帰りは叶いませんでした。
とはいえ、チャンスがなかったわけではなく、むしろ、大チャンスだったのも事実。
ベイトもたくさんいましたし、青物の回遊も何度か目撃。
さらには、磯際でのボイルも数回。


ちなみに、2回ヒットしたのですが、運の悪いことに、ヒットしたのが、2回ともヒラスズキタックル。
しかも、掛かった魚が予想以上に大きくて、僕の腕では、どうすることもできませんでした。
でも、僕の使っていますヒラスズキタックルは、90cm超のブリ、80cmのタマメ、ロウニンアジなど、そこそこの大物を獲ってきたことのあるタックル。
今回の魚がそれ以上だったかどうかは分かりませんが、ルアーを投げる機会が減っていて、腕が落ちていることも否めません。
そして、敗因の一つが、動けなかったこと。
磯が滑りやすかったため、移動しながらのやり取りが不可。
小さい魚ならともかく、ルアーでのやり取りで、動けないというのは、意外と大きかったりも。
ただ、今も書きましたように、腕が落ちているのも間違いないでしょうし、そもそも、元から、大した腕はもっていません。
獲れなかった一番の原因は、僕の実力不足に他なりません。


なお、前半戦は、キビナゴを一切しておらず、竿の準備すらしませんでした。
本当は、7時くらいから、キビナゴにチェンジするつもりだったのですが、青物のボイルが発生したため、それどころではなくなってしまい、これは少し残念だったかも。


で、弁当船での磯代わり。
一ツバエのルアーの方が磯代わりされたとのことで、そこに上げてもらうことにしたのですが、ここで、釣れたのは、キツのみ。


餌取りが多く、キビナゴは瞬殺されますし、アジでも、すぐにやれてしまう状況。


というか、このアジは、小さすぎたかも。
もう少し大きいアジにすれば、マシだったかもしれませんが、今回の状況なら、大差なかったのではないかと。
なお、一ツバエは、大物の期待が持てる超一級磯。
ただ、餌取りの多さも、沖の島でトップクラスで、今回のような状況になりますと、下手くそな僕ではどうにもなりません。
なので、早々に諦めてしまい、12時前には、キビナゴの竿を片付けていました。


ちなみに、ここでは、ルアーも不発。
青物狙いだけでなく、根魚を狙って、ワームまで投入してみたものの、釣果ゼロ。
こんなことなら、他の磯を選択しておけば。
そう思わないでもありませんが、それはあくまで釣果に関してのこと。
釣れなくても、ルアーを投げている時間は楽しかったですし、底物の友人と一緒でしたので、たくさんお話もできました。
なので、魚の釣れた前半よりも、むしろ、後半の方が楽しかったかも。


ちなみに、途中から、波が出てきて、ざわざわし始めましたので、スクモバエに残っていたら、全身びしょ濡れになっていたでしょうし、荷物を流してしまったり、最悪、自分自身が流されていたなんてことも。
磯代わりの際には、大丈夫そうな感じもしていましたが、やはり、船長の判断というのは重要だということを再認識。



ということで、キビナゴの最終戦は、見事に撃沈。
まぁ、予想通りの結果といえばそれまでですし、特に悔しさもありません。
それどころか、これだけ釣れませんと、逆に、諦めがつくのも事実で、次からは、迷うことなく、上物にチェンジできそうです。
もっとも、やめるのはキビナゴの方だけで、ルアーは、もうしばらく持っていく予定にしていますが。
でも、今回は、天気もよく、気持ちよく釣りができました。
また、よく知った常連さんが何名かおられ、たくさんお話ができましたので、それだけでも来た甲斐があったといえるのではないかと。
なので、当然、今回の沖の島釣行も、大満足です。


なお、次回の沖の島釣行ですが、来週は、雨の予報になっており、今のままですと、再び、お休みになることが濃厚。
まぁ、1週間くらいならよいとして、また1ヶ月くらい待たされるなんてことには、なって欲しくないものです。



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