沖の島釣行 378回目(2025年13回目)


沖の島釣行 378回目(2025年13回目)

2025年6月18日(水)
岡崎渡船
東のハナ高場(二並島)
出船 04:30 納竿 13:30
乗船客15名
曇り時々晴れ
最高 29.6℃  最低 24.8℃(宿毛)
水温 ?
潮 上り/下り


先週の釣行は、魚の持ち帰りがゼロ。
クーラーが空っぽのまま、帰ってきました。
僕のような下手くそが、無謀な尾長狙いをすると、こういうことになってしまうのは必然ですから、これ自体は珍しいことではありません。
というか、クーラーが空のまま帰ってくることの方が多いくらいで、僕自身は気にしていません。
それこそ、帰ってからの片付けも楽ですし。
ただ、今は、イサキがよく釣れる時期。
さすがの僕でも、この時期のイサキなら釣れるはず。
そう思って出掛けていった分、釣れなかったショックが大きかったのは事実。
もっとも、先週は、想定以上の悪天候で、イサキ狙いの磯に上がることすらできず、イサキが釣れる釣れない以前の話だったのですが。
ということで、今週こそはと、イサキ狙いに出掛けていこうとしましたら、6月とは思えない猛暑の予報。
年齢を重ねるごとに、暑さには弱くなってきており、行くことを躊躇したのですが、無理してでも、出掛けていってよかったかなと。
釣果は抜きにして、楽しい1日になりました。
ただ、前回が少し違っていただけで、基本的には、沖の島釣行はいつも楽しく、今回が特別楽しかったわけではありません。
本当に特別な日にしようと思えば、思いがけない釣果でもないといけないわけで、そういう釣果は、今回も得られませんでした。


なお、当日は、帰り際こそ、晴れて暑くなっていましたが、曇っている時間がほとんどで、用意していましたパラソルも、ほとんど意味がないくらいの状況。
快適とは言わないまでも、どうにもならないといったような状況ではありませんでした。
ただ、普段よりは疲れたのは間違いありませんし、ほとんど寝ずに出掛けていった上に、着いてからも仮眠ができず、船の中でも横になることができず、帰りも、途中のSAで、5分程度の仮眠をとっただけ。
帰った時点で、結構な疲労感を感じており、そこから、道具類を洗って、魚の下処理を済ませ、すべてが終わったのは、1時前。
途中、何度か目が覚めたものの、身体を起こして、立ち上がることができたときには、9時を回っていました。
そして、当然のように、身体中がバキバキの筋肉痛。
また、水を使っての作業が多かったため、指先がつるつるになっていて、PCのキーボードが打ちづらい状態で、今回も、翌々日の投稿となってしまいました。
正直、翌々日に投稿した方が広告収入で得するという打算的な面があるのも否定できませんが、今後は、なるべく、翌日に投稿できるようにしたいと思っています。


今回の沖の島釣行は、二並島周り。
イサキが好調ということもあり、お客さんは、少し多めの15人。
ちなみに、月曜日の夕方に聞いた時点では、5名。
僕が予約をした前日の昼過ぎで、9名。
そして、最終的には、15名まで増えていたということ。
ここ最近は、天気が不安定ということもあり、直前での予約が多くなっており、今回こそ、早めに出船が決まっていたものの、出船が決まるのが前日なんてことも珍しくありません。
僕の場合、ギリギリでの日程変更にも対応できる方ですが、それでも、割と厄介。
で、これからは、それがさらに顕著になっていくという。

なお、さすがの二並島周り。
お客さんは、知り合いの方ばかりで、僕以外の14名の方のうち、10名以上が知り合いの方でした。
しかも、よく知っている常連さんばかり。
いつも書いていますように、僕の沖の島釣行において、知り合いの方にお会いできるかどうかは、釣果と同じか、それ以上に重要なポイント。
港とか船の上とかでお話するのは、もちろん楽しいですし、帰りに挨拶をしていますと、その日の楽しさが一気に増してきて、また来ようという気持ちになります。


少し早めの16:20に出港した船は、約45分で二並島に到着。
今回は、イサキ狙い。
そして、僕以外の方も、みなさんイサキ狙いのようで、尾長狙いの方はおられない様子。
よく知った常連さんのお一人の方が、イサキ狙いで高場を希望されているようで、一緒に上がらないかと。
さらに、船長からも「柴田君も、一緒に高場行く?」と声が掛かります。
今も書きましたように、今回はイサキ狙い。
高場に上げてもらう理由はありません。
と言いたい所ですが、尾長狙いのチャンスがあるようならということで、餌は、赤アミ6枚+αとボイル2枚をもっています。
つまり、尾長狙いのつもりもあったということ。
また、今回は、2人組のお客さんが3組おられるだけで、残りは単独の方。
磯の数を考えますと、僕がここに上がっておいた方が、船長にとっても都合がよいのではないかと。
まぁ、それは建前。
単純に、上がりたいというのが本音ですから、上げてもらうことにしました。


ということで、今回の磯は、東のハナの高場。
沖の島の磯の中で、最も多く上げてもらっている磯で、今回でちょうど50回目。
確かに、この50回のうち、20回くらいは、7月~10月の時期に上げてもらったものですし、どなたかの渡礁に便乗させてもらって、船着きに上げてもらったというのも、結構あります。
ただ、一人で上げてもらったこともありますし、その中には、僕にでも分かるくらい、状況が良さそうな日もありましたが、全く釣れません。
どれだけ下手くそなのだと、自分でも情けなくなってきますが、ここの難易度が高いのも間違いない事実。
実際、どなたかと一緒に上げてもらった際に、他の方が釣られたのを見たのもほんの数回ですし、尾長の釣果を聞くことも、それ程多くありません。
さらに、この磯よりも難しい磯はないと言われる方もおられるくらいですから、ここで尾長を釣るのは、結構大変なことなのでしょうが、たくさんの尾長が浮いてくる様子を見ますと、無謀と知りつつ、つい挑んでしまいたくなります。


とはいえ、今回はイサキ狙い。
使う竿は、マスターモデルⅡ尾長MH-53
道糸、ハリスは、ブラックストリームの2.75号
ウキは、松山NEXTの5-5
ハリスは約1ヒロで、針はMシステムEX 尾長速攻8号
イサキ狙いなので、尾長が見えようが見えまいが、関係ありません。
気楽な気持ちで釣り開始。
尾長らしき魚が見えていても、気になりません。
あくまで、狙いはイサキ。
尾長らしき魚が見えている所に仕掛けを入れて、魚が見切ったように反転していっても、全く問題ありません。
狙っているのは、イサキ。
掛かってくる魚がイサキばかりであっても、大丈夫。
イサキを狙っているわけですから、むしろ、狙い通りといってもよいでしょう。
といったように割り切ることができればよいのでしょうが、東のハナの高場に上がって、尾長らしき魚が見えれば、尾長狙いの気持ちになってしまいます。
そして、尾長には無視され続けて、掛かることすらありませんので、釣れていない気分にすらなってくるという。



ですが、それでも、イサキはよく釣れていますし、元々は、イサキ狙いで来た今回の沖の島釣行。
明らかに、キツが増えてきた8時頃からは、イサキ狙いにシフトチェンジ。
いざという時に備えて、竿こそ交換しなかったものの、イサキ狙いの仕掛けに交換し、ここまでは、避けてきましたイサキの群れの中も積極的に狙っていくことに。
入れ掛かりとまではいきませんが、それなりのペースで釣れてくれて、クーラーボックスの中身も、どんどん増えていきます。
そして、イサキ狙いと割り切ってしまえば、狙いの魚が釣れていることになるわけで、釣った!という実感も味わえるという。
で、赤アミ4枚とボイル1枚を撒ききった11時過ぎまでに、35匹くらいのイサキをキープ。
産卵後と思われる個体も混じっていて、それらはすべてリリースしましたので、それも合わせますと、40匹以上は釣れたと思います。


ちなみに、潮はあまり動いておらず、目の前がゴミだらけになっている時間もありました。
前日から、イサキの食いが落ちていたとも聞いており、実際、浮いてくるイサキの数も多くなかったように思います。
さらに、磯の周囲には、ダツがたくさんいて、割と厄介だったのも事実です。
ただ、そんな状況の中でも、東のハナの高場なら、イサキは簡単に釣れるということでしょう。
というか、僕にでも釣れるわけですから、間違いないと思います。
磯に上がるのは少し面倒に感じられるかもしれませんし、高い場所が苦手な方ならともかく、イサキ狙いで高場に上がるというのもありなのではないかと。

なお、持っていきました餌のうち、赤アミ2枚とボイル1枚は、使わないだろうと、餌用のクーラーに入れて、船に置いておきました。
そのため、割と早い時間に餌がなくなってしまいましたが、これ以上イサキを釣っても困るだけでしたし、この判断は正解だったのではないかと。


そして、残りの時間は、キビナゴ。
正直、これも、今回の楽しみの一つでしたし、磯の周囲には、とんでもない数のタマメがいましたので、もしかしたらと期待してみたものの、釣れたのは、極小サイズのアカハタのみ。


特に、潮が動いていない時間でしたし、仕方ありません。
キビナゴでの釣果は、次回以降に期待したいです。



ということで、今回は、イサキ狙いで出掛けていって、イサキを35匹確保。
リリースした分もあわせますと、結構な数が釣れましたので、釣れた!という実感があるのも事実。
ただ、尾長らしき魚の姿が見えてしまったため、尾長狙いの竿を持って、尾長狙いの仕掛けで、尾長狙いの真似事をしてしまい、その分、妙な敗北感を感じています。
もっとも、東のハナの高場に上げてもらい、尾長狙いの真似事ができるという、思わぬオプションがついてきたと考えれば、得したと言えないこともありません。
また、暑くなる予報でしたが、曇っている時間が長く、適度に風もあったため、普通に釣りができました。
そして、最初にも書きましたように、知り合いの方がたくさんで、本当に楽しい釣りになりましたので、今回の沖の島釣行は、文句なしの大満足!!です。



さて、来週は、水曜日の三ノ瀬か、木曜日の二並島。
尾長が難しいのは当然として、イサキも、産卵後の個体が混じるようになってきましたし、今回でラストにしてもよいかなと思い始めている所です。
なので、まだ6月ですが、次回からは、ルアーとキビナゴだけに、シフトチェンジしようかと。
もっとも、天気がどうなるか分かりませんし、暑さも気になります。
取り敢えず、行けるように準備だけしておいて、月曜日くらいにでも、決めるつもりです。

















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