沖の島釣行 371回目(2025年06回目)
2025年4月3日(木)
岡崎渡船
東のハナ低場(二並島)
出船 04:30 納竿 14:30
乗船客5名
晴れ
最高 17.5℃ 最低 7.1℃(宿毛)
水温 18℃台
潮 上り/下り

今年は、思うように来ることが出来ない状況が続いており、今回も、26日ぶりの沖の島釣行。
上物がシーズンオフとなります夏の時期ならともかく、こんな時期に、1ヶ月近くも来られないとは。
そして、これだけ間隔が空きますと、船長からも、久しぶりだねと言われたわけですが、考えてみますと、1ヶ月弱来なかっただけで、久しぶりと言われるのも、おかしな話。
それだけ、これまでのペースが異常だったとも言えるわけで、これからは、無理のない範囲で、沖の島釣行を続けていこうかと。
いやいや、行けるのであれば、毎週でも行きたいというのが本音。
悪天候で出船がない場合とかは仕方ないとして、行きたいときにいつでも行けるよう、努力を続けていこうと思っています。

なお、今回は、釣行の翌日(昨日)に出掛ける用事があったため、釣行の翌々日に、この釣行記を書いているわけですが、気持ちが完全にリセットされてしまっており、書くのが非常に面倒。
いつ何があったかも覚えていませんし、釣行記は、余韻の残っている翌日に書くべきものだということを再認識しました。
もっとも、何があったかも覚えていないというより、何もなかったというのが正解なわけで、それが、書くのを面倒にしている原因なのは間違いありません。
数日間、余韻に浸っていられるような釣果に巡り会いたいものです。
ということで、今回の釣行記は、かなり適当に書いてあり、動画からのキャプチャも面倒だったため、内容と写真が合っていない部分も多々あります。
さて、今回の二並島周りは、わずか5人での出船。
年度始めのこの時期は、お客さんが少なくなることが多いのですが、だとしても、この人数は寂しいと言わざるを得ません。
もっとも、この日は強風の予報。

風の島とも呼ばれる沖の島でも、これくらいの風になりますと、敬遠される方も増えてくるのは事実。
仕方ないのかなと。
というか、僕でも、この風は嫌です。
今回は、他の日に変更も出来ませんでしたし、しばらく行けていなかったこともあり、強行突破しましたが、中止にしていてもおかしくなかったかも。
ただ、これくらいの風、いや、これ以上の風が吹いても、風向きさえ悪くなければ、釣りを出来る場所があるのが沖の島。
そして、北西風に抜群に強くなっているのが、二並島の東のハナ。
今も書きましたように、お客さんは、僕を含めてわずか5人。
運良く、東のハナの低場に上げてもらえることになりました。

ということで、今回の磯は、東のハナ低場。
ここに上げてもらったからには、尾長狙い!
尾長狙いの道具は持ってきていますし、餌もいつもと同じ量を持ってきています。
持っていないのは、尾長を釣り上げる腕だけ。
まぁ、これが一番重要とも言えるわけで、それを持ち合わせていない僕の場合、尾長狙いではなく、尾長狙いの真似事。
尾長狙いの道具を持って、餌をたくさん撒いて、尾長を狙っている気分になるだけということです。
もちろん、それはそれで楽しいですし、どんなに釣れなくても気になりません。
だから、懲りもせずに続けているわけですが、今回は、それ以前の問題。
よりにもよって、最初に持ったのがルアーロッドだという。
確かに、僕の場合、尾長を狙ったとしても、実際に釣れる可能性は1%もないと思いますが、ルアーを投げたのであれば、完全な0%
ここ最近は、朝一に釣れることが多いとも聞いていましたし、この日の潮を考えても、朝がチャンスなのは分かっていたはず。
自ら、釣れる可能性をなくす行動に出てしまったわけで、バカとしか言いようがありません。
そして、ルアーで釣果が出ていれば、まだ救えたものを、約30分投げてみて、完全な不発。
一体、何をしているのだか。

で、ルアーを投げた後は、本番(?)の尾長狙いですが、いくら餌を撒いても、魚は見えてきません。
まぁ、自ら釣れなくするような行動をしているわけですから、当然と言えば当然かと。
結局、折り返しとなる10時過ぎまでに、尾長が見えることは一度もなく、釣れたのは、たまたま釣れてくれたイサキ1匹のみ。
途中、足下に沈めてみましたら、強烈なのが2回掛かりましたが、何が掛かったのかも分かりませんし、2回目は、中途半端に踏ん張ることが出来た分、道糸がボロボロになってしまい、スプール交換を余儀なくされる始末。
いつものことですが、釣りに来ているのか、ネタを作りに来ているのかといった状況です。

後半戦に入っても、尾長が見えてくる気配はなし。
また、お土産が確保できたらと、ワームを投げてみるも、こちらも不発。
前半戦に唯一釣れたイサキは、小さかったこともあり、リリースしてしまっており、クーラーは空っぽのまま。
翌日に出掛ける用事がありますし、丁度よいかなと思ってはみたものの、ここしばらく、魚を食べていません。
というか、それ以前に、魚を釣りたいというのが本音。
東のハナの低場に上がって、イサキを狙うのもどうかと思いますし、それこそ、お客さんが多い時とかでしたら、他の方に申し訳ない気持ちにもなるのでしょうが、今回は、お客さんが少ない日。
僕以外の上物の方は、高場に上がられている3人組の方のみという状況。
それに、今回は、釣れる物なら何でもという気持ちで来ていますから、イサキもターゲットに入っています。
遠慮することなく狙ってみようかと。
もっとも、イサキを狙ってみるといっても、イサキが見えているわけではありませんし、イサキを狙って釣る技術もありません。
尾長とか口太とかが釣れなくても、イサキならまぐれで釣れてくれるのではという意味でのイサキ狙いということです。
そして、そのイサキ狙い。
ウキ下を長めにとり、沖の潮目付近を狙ってみますと、狙い通り(?)のイサキ!

梅雨どきのように、引ったくっていくような掛かり方ではなく、コツンと小さな当たりがあるだけで、掛けにいかないと掛かってくれませんし、どこを狙っても掛かってくるといった状況ではありません。
ただ、その分、釣ったという実感があるのも事実ですし、掛かった後は、ガンガンと引いてくれますので、楽しい!
しかも、釣れてくるイサキの中には、よく太った個体も混じってきます。
やはり、魚が釣れてこその釣り。
腕もないのに、格好をつけて、尾長狙いの真似事をしていますが、僕のような下手くそは、何でもありのスタイルでいくべきなのではないかということがよく分かりました。
というか、そんなことはとっくに分かっており、それを承知の上で、尾長狙いを続けているのですが。
で、このイサキ狙いが思った以上に面白く、後半戦の大半をこれに費やし、お土産の確保に成功。

きっちりと処理をしておけば、翌々日以降でも大丈夫でしょうし、これで久しぶりに、沖の島の魚を食べられます。
よかった、よかった。
が、実のところ、尾長もチャンスがあったんです。
少し深めのところではありましたが、潮が変わったタイミングで、尾長と思われる魚の姿が見え始め、すぐに、仕掛けを作り直して、狙ってみましたら、見事にヒット!
掛かった直後の初速、突っ込み方など、明らかに、キツとは違っていました。
タマメもいましたし、それだったことも否定はできないのですが、尾長だった可能性もありそう。
ただ、掛かったのが、僕では太刀打ちできない魚。
少しは踏ん張ってみたものの、切られてしまいました。
でも、あれが尾長だったとして、あのような魚を獲れる方は、本当に凄いのだなと、改めて思いました。

ということで、今回も、尾長には辿り着けず、口太も釣れませんでしたので、そういう意味では、撃沈ということになるのか。
その一方で、途中からは、イサキを狙いにいって、イサキが釣れたわけですから、そういう意味では、撃沈ではないのかも。
でも、他の磯ならともかく、今回の磯は東のハナの低場。
ここでイサキを狙いにいって、10匹くらいしか釣れなければ、やはり、撃沈ということになるのか。
もっとも、僕自身は、魚が釣れたという気持ちになっていますし、楽しかったのも間違いありません。
大好きな磯で釣りが出来、怪我などもなく、安全に釣りを楽しめましたので、今回の沖の島釣行も大満足と言ってよいでしょう。

なお、次回の予定は、来週の木曜日の三ノ瀬周り。
出船はあるようですが、天気が怪しくなっており、キャンセルになる可能性も否定はできません。
それに、僕自身も、悪天候の中での釣りは、なるべく避けたいというのが本音。
取り敢えず、木曜日が駄目な場合、水曜日に変更が出来るようにはなっており、それも含め、様子をみようと思っています。
ただ、いずれにしても、僕自身が行ける状態でなければ意味がないわけで、体調管理も含め、しっかりと準備をしておくつもりです。