沖の島釣行 369回目(2025年04回目)


沖の島釣行 369回目(2025年04回目)

2025年2月25日(火)
岡崎渡船
マサバエ(三ノ瀬・姫島南)
出船 05:30 納竿 14:30
乗船客 23名
晴れ
最高 11.8℃  最低 0.8℃(宿毛)
水温 16.6℃
潮 上り

今回が、2月のラスト釣行だったわけですが、1月に続き、2月も2回しか行けませんでした。
1月と2月は、シーズンの真っ只中。
少々の悪天候でも出船があるのが普通で、僕自身も、毎週行くのが当たり前のような状況。
なので、上物を始めた2018年以降、1~2月の釣行回数は、すべて7~9回になっています。
ところが、今年は、悪天候とか、仕事の都合とかで、行けたのはその半分。
確かに、釣りに行けなかった分、仕事も出来ましたし、お金も浮いたのですが、少しモヤモヤが残ったことも否定はできません。
そして、ただでさえ腕がないのに、釣行回数が少なくなれば、釣れる可能性は激減するわけで、今年に入って、40cm以上のグレを手にできていない状況。
もちろん、今回も、残念な釣果に終わりましたので、来月以降に期待です。


あと、やはり、釣行記は翌日に書くべきものだなと。
翌々日になりますと、完全に通常モードに戻っていることもあり、書くのが面倒で仕方ありません。
なので、今回の釣行記も、簡易版のようになっています。
もっとも、詳しく書きたくなるような釣果もなかったわけですが。


さて、今回の三ノ瀬・姫島南周り。
お客さんは、23名!
前々日に予約を入れた時点では、火水の泊まりの7人組の方と、それ以外に3人とのことでしたから、それ以降に、一気に増えたということ。
いつも書いていますように、ここ最近は、前日の予約がかなり多くなっています。
それこそ、今回は、雪による通行止めの可能性などもありましたし、ギリギリまで待っておられた方も多かったのではないかなと。
ちなみに、よく知った常連さんも数名おられましたが、台湾からの7名の方をはじめとして、半数以上は知らない方々。
よく知った方がたくさんおられる日も楽しいですが、こういう日はこういう日で悪くありません。
しかも、三ノ瀬・姫島南周りは、磯の数も多く、一人でしか上がれないような小さな磯から、大人数で上がれる足場のよい磯まで、色々な磯がありますので、どこに上げてもらえるかも、楽しみの一つ。


そして、今回上げてもらった磯は、姫島のマサバエ。
正直、姫島の北面は、あまり好きではないのですが、それは尾長狙いのイメージがないからというのが大きいわけで、口太狙いであれば、南面よりも期待できることも少なくありません。
というか、僕の場合、姫島の北面に上げてもらうこと自体が少なく、これまでの釣行で上げてもらった496回のうち、姫島の北面の磯に上げてもらったのは、鵜来島領域の磯をあわせましても、わずか5回という少なさです。
なので、好きか嫌いか以前に、よく知らないというのが本音かも。
また、姫島の北面に上げてもらう機会が少ない理由の一つとして、北西風をまともに受けるということもあります。
つまり、冬場にはなかなか上がれないということで、この日のように、風が弱い日は絶好のチャンス。
今回は、お客さんの人数が多かったために、こちら側の磯になったということかもしれませんが、むしろラッキーだったと言えるのかも。
しかも、この日は上り潮。
上げてもらうマサバエは、上り潮が本命のようで、釣果にも期待がもてそう。
もっとも、それで船長がこの磯をすすめて下さったわけですが。


とういうことで、今回の磯は、姫島のマサバエ。
ここに上げてもらうのは2回目。
前回が2019年の3月29日ですので、相当経っており、記憶もほとんどありません。
その分、新鮮さも感じられるものの、移動の仕方、荷物の置き方などには、いつも以上に注意が必要です。



なお、このマサバエでの本命は口太。
尾長が釣れないことはないのでしょうが、大型尾長の釣果は聞いたこともありませんし、少なくとも、浮いてくる尾長が見えるような磯ではないと思われます。
ただ、口太につきましても、狙って釣るような腕は持ち合わせておらず、いつものように、運良く釣れてくれたらというスタイルはか変わりません。
また、ここ最近は、魚を食べておらず、イサキも大歓迎。
特に、脂の乗った美味しいイサキは、是非とも持ち帰りたい魚。
なので、イサキも本命の一つ。
さらには、少し沖の方を、初福渡船さんが行ったり来たりされており、もしかしたら、モンズマを釣っておられるのかも。
となれば、これが大本命。
近くまで回遊してくることに期待したいところです。


といった感じで、いつもとは違った感じのわくわく感を感じながらの渡礁となったわけですが、釣りの準備を始める前に、まずはシューズのソール交換。
下の低い足場はもちろんのこと、船着きの前も濡れて滑りやすくなっています。
前回の釣行が、二並島周りだったこともあり、ビブラムソールのままにしてありましたが、少し不安を感じましたので、フェルトスパイクに交換しておくことに。
もっとも、ドンゴロスでも用意しているならともかく、フェルトスパイクだろうが、なんだろうが、滑る時には滑るわけで、十分に注意をして釣りをしなければなりません。
しかも、あまりよく知らない磯で、どこが滑りやすいかも分かっていませんので。


ソールを交換した後、荷物を配置をし直したり、磯の様子を見て回ったりして、仕掛けの準備が出来た時には、8時を回っていました。
ですが、特に急ぐ理由もありませんし、のんびりと釣りを楽しんでいこうかなと。
が、少し残念のは、寒いこと。
晴れているはずなのですが、姫島の陰になって、全く日が当たってきませんし、吹き付けてくる風も冷たく、寒くて仕方ありません。
もっとも、これも朝のうちだけの話で、昼前には、暖かくなってきました。




で、いよいよ釣りを開始するわけですが、上り潮(沖に向かって左に流れる潮)が本命ということですので、この先端の釣り座が釣りやすそう。
しかも、その釣り座の向こうには、たくさんの湧きグレも見えます。
ただ、それは、そこで釣りが出来るならという場合の話。
この日は、まともに潮を被っており、見るからに滑りやすそうですので、釣りを始めても、すぐに滑落してしまうのは明らか。
というか、その釣り座に行くだけでも、かなり困難と思われます。
こんな時期でなくてもそうですが、海に落ちるわけにもいきませんし、釣果よりも安全が優先。
船着きの上の高い場所から釣りをすることに。
そして、狙うのはこちら側。


船着きの上の釣り座からでも、沖の方を狙えないわけではないのでしょうが、上りの潮が思った以上に速く、ガンガン流されていきます。
そうなりますと、下の釣り座が邪魔になってきますし、沖の方にいます湧きグレも、ここからでは届きませんので、取り敢えず、手前の方から狙ってみますと、早々に魚からの反応。


釣れたのは、グレではなく、イサキでしたが、これも本命の一つ。
また、東のハナで掛かってくるイサキのように、釣ろうと思っていなくて釣れてしまう魚ではなく、釣りたいと思って釣る魚ですので、嬉しい1匹。
さらに、この直後にもう1匹釣れ、これは調子がよいかもと。
そう思った途端、ぴたりと釣れなくなるのが僕。
キツとか、餌取りとかは掛かってくるものの、グレはもちろんのこと、イサキも釣れません。
下の釣り座に行くことが出来れば、チャンスはありそうですが、相変わらず、潮を被っていますし、船長からも、かなり滑りやすくなっているからと言われています。
ちなみに、その釣り座に行くまでの、最も滑りやすいと思われる部分がここ。


潮位が低くなって、磯が乾いてきた時間に、恐る恐る移動して、ここの手前まで辿りついたわけですが、この上に乗る勇気はありませんでした。
波を被らなくなった状態でこれですから、波を被っている時に、ここを移動するのは、相当危険だったはず。
しかも、僕が移動した際には、完全な手ぶらの状態でしたから、道具を持っての移動となりますと、ヤバかったと思われます。
ということで、安全を優先して、先端での釣りは、一度もしませんでした。


で、その代わりに移動してみたのが、こちら側の先端。
一番上の高い場所のとこで、これが釣り座の一つなのかは分かりません。


結構な高さでしたし、滑りにくくはないものの、足場が悪く、行く途中には、かなり狭い場所もありますので、これはこれで危険かも。
東のハナの高場では、高くて怖いと思うことが微塵もない僕ですが、ここは怖かったです。
それに、仮に魚が掛かったとしても、取り込むのは難しそうでしたので、早々に戻ってきました。


ということで、潮は良さそうであったものの、腕が悪すぎたため、非常に残念な結果に。
釣れたのは、イサキ数匹と35cmくらいの小さな口太1匹のみ。


35cmくらいと書きましたが、それもあったかどうか。
明らかに小さいと感じましたので。
しかし、尾長狙いで釣れないのは当たり前として、口太イサキ狙いでも釣れないとは。
あまりの下手くそさに情けなくなってきます。
といっても、それは表向きだけの話。
僕自身は、釣れようが釣れまいが全く気にしていませんし、今回も、メチャクチャ楽しかったので、それで十分。
当然、今回の沖の島釣行も大満足です。


なお、来週の沖の島釣行は、火~金のどこかを予定しています。
沖の島の磯周りの数は4つ。
行ける日が4日ありますので、どの磯周りでも行けるということです。
もっとも、このうちで休みに出来るのは1日のみですし、なるべく早めに決めてしまいたいというのが本音ではあるのですが。
そして、来週は、悪天候の予報。
火から金が全滅という可能性も否定はできません。
正直、風向きが悪かったり、波が高かったりしたら行きませんが、雨は問題ありませんし、少々の風なら我慢できますので、出船があることに期待したいです。




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