沖の島釣行 367回目(2025年02回目)


沖の島釣行 367回目(2025年02回目)

2025年01月23日(木)
岡崎渡船/
・東のハナ高場(二並島)
出船 05:30 納竿 14:30
乗船客 12名
晴れ
最高 18.0℃  最低 9.7℃(宿毛)
水温 21℃前後
潮 上り

先週は、仕事の進捗状況などを考え、釣行を見送ったため、2週間ぶりの沖の島釣行。
正直、今回も釣行を見送った方がよさそうな状況ではあったのですが、釣りに行った方が元気が出て、仕事の効率も上がるだろうと、そう自分に言い聞かせて出掛けてきました。
そして、こういう時に釣れないのは、いつものこと。
ただ、楽しかったですし、また来週以降も、可能な限り行きたいと思っています。


しかし、今回の釣行は、とにかく暑かったです。
日中は気温が上がるような予報になっており、ある程度は薄着にした方がよさそうなのは分かっていましたが、それでも今は1月。
しかも、朝のうちは割と気温が低かったため、さすがに、極端な薄着はどうかなと思い、アンダーウェアを薄い物にし、12月初旬頃のウェアで臨むことにしてみたところ、これが大失敗。
9時くらいからは汗だくになり、レインウェアはもちろんのこと、アンダーウェアも1枚脱いだくらいでした。
また、帰港後の車内の温度計は22度になっていましたし、秋用のウェアでも全く問題なかったのではないかと。
でも、昼と夜の気温差が大きく、こういう時は体調も崩しやすくなりますので、十分に気を付けないと。


なお、今回上げてもらった磯は足場が斜めの磯。
また、いつも以上に寝不足の状態で出掛けていきましたので、ここ最近では一番とも思える疲労感を感じています。
さらに、帰ってからの片付けで、指先がつるつるになっており、PCのキーボードが打ちづらい状況。
なので、大した内容でもないのに、釣行記を書くのに相当な時間が掛かってしまいました。


今回は、二並島周り。
お客さんは、他船から回ってこられた方も含めて全部で12名。
1月の二並島周り。
しかも、天気も良く、この時期にしては珍しいくらい穏やかな日でこの人数というのは、寂しい限り。
また、出船されていなかった渡船やさんもありましたし、着いたときの片島港の駐車場もガラガラ。
確かに、お客さんが少ない方が良い磯に上がれる可能性は高くはなりますが、それでも、もっと盛り上がっていって欲しいと思うのも事実。
釣果も含め、今後に期待したいところです。


5:40に出港した船は、母島港に寄って泊まりの方を乗せた後、二並島に向かいます。
泊まりの方は、2人組の方が2組。
そのうちの1組の方は東のハナの高場に渡礁され、もう1組の方は裸島のハナレに渡礁されるとのこと。
で、まずはこの泊まりの方々が、それぞれの磯に渡礁され、続いて、尾長狙いの2人組の方が東のハナの低場に渡礁。
そして、この後、船長から「柴田君、高場の船着きに行く?」「釣りにくいかもしれんけど」と声が掛かります。
今回は、事前に人数を聞いており、東のハナが難しいのは分かっていましたので、高場は完全な想定外。
持ってきている餌もいつもより少なめ。
どうするか迷って…
いやいや、迷う理由はありません。
高場に上げてもらえるなら、これ以上の磯はないわけで、しかも、高場に上がられているお二人は知り合いの方。
さらに言いますと、少なめの餌といっても、持ってきている量は赤アミ7枚とボイル2.5枚。
いつもより赤アミが1枚、ボイルが0.5枚少ないだけ。
尾長狙いのつもり満々。
当然、上げてもらうことにしました。


ということで、今回の磯は、東のハナ高場。
僕の釣り座は、船着きです。


一般に、高場の船着きというのは、このロープがある所が、その釣り座となり、船長からもここで釣りをすればよいと言われていました。
ただ、今回は、泊まりの方と一緒に上げてもらっているということもあり、邪魔にならないよう、船着きの真上の、いわゆる荷物を置く場所で釣りをすることに。


ちなみに、この釣り座の場合、先端の方にいきますと、足場が斜めになっているため、長時間立っていますと、指先が痛くなります。
さらに、すぐそばに荷物を置いてあるため、撒き餌で道具類が汚れることがあるという欠点も。

なお、餌を撒くのも、同礁の方が釣りを始められてから。
僕の場合、単独釣行ですので、東のハナに上げてもらう場合、基本的には、他の方と同礁させて頂くことになります。
その際、同礁させて頂く方に対して、いくらかは配慮するようにしていますが、正直、日帰りの方であれば、そこまでは気にしていないのも事実です。
ただ、同礁の方が泊まりの方の場合は、さすがに、可能な限りの配慮はしておいた方がよいかなと。
というか、僕のような下手くそが、意味も分からず餌を撒いてしまうより、他の方の様子を見てから動き始めた方が無難というのもあるのですが。



で、同礁の方が釣りを始められたのを見て、僕も餌を撒いてみますと、尾長らしき魚の姿が見えてきます。
今シーズンは、高場でも低場でも、尾長がまともに見えたことが一度もありませんでしたが、これはチャンス!?
が、当たってくる潮が思った以上に速く、これは釣りにくそうな感じ。
船長が、釣りにくいかもと言われていたのはこれだったのかと納得。
とはいえ、尾長が見えているわけですし、もしかしたら、まぐれが起こるかも。
そう期待して、狙ってみますが、当然のように食いません。
いや、食わすことができません。
ここの尾長は賢いとも言われていますが、餌の撒き方、仕掛けを入れるタイミング、仕掛けの向きなど、掛けるための要素が満たされていないのが原因。
つまり、僕の実力不足ということ。
もっと修行をしていく必要があるかなと思う反面、釣果を上げておられる方の話を聞けば聞くほど、次元が違いすぎて、どうにかなる気がしないのが現状。
それこそ、浮いてきている魚の中なら、狙う魚を1匹だけ決めて、それをピンポイントでとか、何のことやら。
なので、僕が釣れるとしたら、ごく希にあると言われています簡単に口を使ってくれる日に当たるとか、、何かの弾みで、たまたま魚が食ってくる要素が満たされたりしたりとか、そういった場合だけなのかなと。
格好を付けて尾長狙いなどと言っていますが、僕の場合、尾長狙いのふりをしているだけ。
他の方の尾長狙いとは似て非なるもの。
ですが、その尾長狙いのふりも十分楽しいですし、これだけ通っていれば、いつかはまぐれが起こってくれるかも。


なお、この日は、そのまぐれが起こるような日ではなかったようで、いつもと同じく、完全な沈黙状態。
さらに、尾長が見えていたのは、朝のうちだけ。
弁当船の後からは、尾長と思われる魚はほとんど見えなくなり、見えるのはキツばかり。
というか、そのキツすらあまり見えていませんでした。
腕が悪いのは事実として、状況もよくなかったのではないかと。
実際、こんな魚が2回も掛かりましたし。


東のハナで、こんなのを釣ったのは初めて。
これが釣れる時は、潮が動いていない時とも聞きますし、正直、釣れた時には、相当がっくりしました。
また、これは僕の腕の問題なのでしょうが、イサキですら、釣れたのはわずか3匹のみ。
確かに、尾長が見えている時には、イサキが寄ってきたら仕掛けを上げるなどして、なるべく掛からないようにしていたものの、途中からは、ブログネタ用に1匹釣ろうと思い、狙っていたくらいでしたが、それでもなかなか掛かってくれず、この写真を撮るためにどれだけの時間を要したことか。


なお、釣れたイサキはすべてリリース。
前回持って帰ったイサキが今ひとつだったからというのもありますが、帰ってからの手間をなるべく減らしたかったというのが正直な所。
もちろん、釣れたのが尾長だったら、どんなに面倒でも持って帰ったでしょうし、口太も、最近よく食べます鍋の材料になるため、持って帰ったかもしれません。
ですが、イサキなら、持って帰らなくてもよいかなと。
もっとも、すべてリリースと言っても、釣れたのはわずか3匹。
持って帰ったとしても、大した労力にはならなかったという。

あと、磯際に仕掛けを沈めていった際、一度だけ強烈な何かが掛かって、ぶち切られたというのがありましたが、海中映像には尾長らしき魚はほとんど映っておらず、尾長ではない魚ばかりでしたので、多分、そのどれかではないかと。


ということで、今回も見事に撃沈。
いや、大撃沈。
東のハナに上げてもらったにも関わらず、見せ場さえ作ることができませんでした。
ただ、久々に尾長と思える魚が見えましたし、高場で釣りが出来ただけでも十分かと。
また、同礁の方、同船の方々ともたくさんお話ができ、楽しい1日だったのは間違いありません。
なので、今回の沖の島釣行も、当然の大満足です。


ちなみに、今回は、水温が一気に上がって、21度くらいになっていたそうです。
数日前には17度前半くらいだったはずですが、沖の島の場合、黒潮の影響などで、こういうことが起こりがち。
これが釣果にどう影響するのかは分かりませんが、低場の方も含め、東のハナでは尾長の釣果がありませんでしたし、あまりよい状況ではなかったのかもしれません。
もちろん、僕が釣れなかった一番の原因は実力不足です。
ただ、いつもながら、何故こういう日に当たることが多いのかと。
釣りの腕がない分、運くらいはと思うばかりです。
いや、釣れなかった原因を状況の悪さのせいにできるので、ある意味、運が良いと言えるのかも。

なお、先日も書きましたように、沖の島では、2月から磯割りが変わります。
二並島、三ノ瀬・姫島、ノコバエ・ムロバエ・白岩、一ツバエ・大小島の4区分だそうです。
新しい磯割表は出来ていますが、まだ確認が出来ていませんので、明日にでも載せようと思っています。
今回は、磯割りの変更にあわせ、デザインも一新しましたし、放置していました鵜来島の磯割表も更新する予定です。


さて、来週の沖の島釣行は、火曜日の二並島周り。
この時期は、日程の変更がかなり難しくなっており、直前の変更はほぼ不可能な状態。
そのため、この日に行けなかったら、釣行が飛ぶことになるわけですが、現時点では微妙な状況。
天気が怪しくなっており、どうなることか。
ただ、行けるように準備だけはしておこうと思います。




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