沖の島釣行 366回目(2025年01回目)


沖の島釣行 366回目(2025年01回目)

2025年01月08日(水)
岡崎渡船/
・東のハナ低場(二並島)
出船 05:30 納竿 14:30
乗船客 8名
曇り
最高 9.9℃  最低 6.0℃(宿毛)
水温 18℃台
潮 上り


今年最初の沖の島釣行。
釣れなかった昨年から、年が変わってリセットされ、何かかが変わってくれたら。
そう思って、新年最初の釣りに挑んでみたものの、釣りの腕が変わることなんてあり得ないわけで、変わってくれるとしたら運。
昨年は、その運もなかったため、残念な釣果になってしまったわけで、今年は、せめて運くらいは人並みに。
いや、僕の場合、人並みの運では釣れませんから、人の2倍、3倍くらいの運が必要。
果たして、運気は上昇しているのか。
一発目のくじ引きに出掛けてみたわけですが、あまり変わっていませんでした。
なお、今回は写真もあまり撮っておらず、動画につきましてもほとんど撮っていません。
撮るような状況がなく、撮るような魚が釣れなかったということですが、写真と動画がないと、状況を思い出すのに苦労します。
そのため、ブログを書くのに時間が掛かってしまいました。


2025年1回目の沖の島は、二並島周り。
お客さんは、全部で8名。
シーズン中の二並島周りとしては少し残念な人数といえないこともありませんが、今週は正月休み明けの週。
しかも、強風の予報。
むしろ、よくこの人数になったなといった方が正解かも。
なお、僕以外のお客さんは、3人組、2人組、2人組の方。
このうち、知り合いの常連さんお二人は、他の磯周り(ノコバエ周り)の磯に行かれるとのことですが、残りの方はすべて尾長狙い。
3人組の方が東のハナの高場、2人組の方が東のハナの低場に上がられるとのこと。
そして、僕は風次第。
低場の西の端が使えるかどうか。
低場の場合、通常であれば、この西の端が一般的な船着きとなり、僕が上げてもらうとしましたら、高場との間のワレの部分のはず。
ですが、今回は、西向きの風の予報になっており、西の端の釣り座はまともに風を受けます。
また、風は我慢するとして、問題なのは波の方。
足場の低いこの釣り座が使えるかどうかは行ってみないと分からないとのこと。
ただ、使えないなら使えないで、どこか風裏の磯に上げてもらえばよいだけで、それこそ、ここ最近、尾長がよく釣れているのは、ノコバエ周辺。
低場の西の端が使えたとしても、ノコバエの方に行ってもらうのが正解なのかも。
とはいえ、低場に上げてもらえるのであれば、そこで尾長狙い(の真似事)をしたいというのが本音ですが。


5:40に出港した船は、途中から揺れるようになってきて、二並島に近づく頃には大揺れ状態。
滅多なことでは船酔いしない僕ですら、途中、外の空気を吸いたくなったくらいですので、船に弱い方なら厳しかったのでは。
もっとも、冬場の沖の島で、このような状況は珍しくないわけで、知っておられる方なら、何らかの対策をされているのでしょうが。
そして、二並島に到着し、船長から「柴田君、どう? やれそう?」と声が掛かります。
潮位が低い時間だったこともあり、波は問題なさそうで、あとは風の問題。
そこそこの風が吹いてはいるものの、この程度で無理だとは言っていられません。
元々、低場に上がりたくて、準備もしてきていましたし、上げてもらうことにしました。


ということで、今回の磯は東のハナの低場。
新しい年の一発目の磯が、一番好きな磯ということで、最高の気分。
これだけで満足してしまいそうですが、本番はこれから。
尾長は釣れてくれるのか。
そして、その前に尾長は見えてくれるのか。
11月以降、低場には3回上げてもらっていますが、深いタナでそれかもしれない魚が見えたことが数回あるだけで、尾長と確信できる魚は一度も見ていません。
しかも、数日前(前日を含む)には見えていたのに、この日はさっぱりというパターンばかり。
もちろん、海の状況を変える力なんて僕にはありませんので、単なる偶然(のはず)。
ですが、僕が来る日はいつも尾長が見えないなんてことが続いてしまいますと、一緒に上げてもらいにくくもなりますし、僕自身の気持ちにも影響が出てきます。
ここらで状況が変わって欲しい所。



尾長が見えてくれることに期待しての餌撒き開始。
今回持ってきている量は、赤アミ8枚とボイル3枚。
このエリアでの尾長狙いにおける平均的な量ではないかと。
ただ、僕の場合、これを撒ききることは少なく、余った分を持ち帰ることが大半。
1枚(4kg)で約1500円と高額な赤アミということで、ついついケチってしまうというのもありますが、早めになくなってしまうのが嫌で、撒く量を抑えてしまっているというのが現状。
そういう意味では、持っていく量も増やした方がよいのかも。
もちろん、正しい撒き方を知っていて、餌のタイミングが分かるのがベストで、それならば、使う餌の量も少なくて済むのでしょうが、僕にそんな技術はありません。
ガンガン撒いて、運良く出てきてくれることに期待するだけかと。
もっとも、間違った撒き方でガンガン撒いても逆効果なのでしょうが。


で、今回、しばらくの間は、全く浮いてこず、キツとか餌取りすら見えていませんでしたが、撒き続けていましたら、下の方にそれらしき魚の姿が見え始めます。
数は多くないものの、そこそこのサイズと思われる魚の姿が見えて、ほっと一安心。
いや、本当に大切なのここから。
この後の餌の撒き方で、この日の釣果が大きく変わってくるはず。
それは分かっているのですが、どうすればよいのかが分からないため、どうしようもありません。
しかも、餌を撒き続けるならまだマシで、魚の姿が見えますと、つい釣りを始めたくなってしまいます。
僕の釣りは運が中心の釣り。
魚が見えた段階で、場合によっては、それすらないままくじ引き(釣り)をしたくなってしまいますが、100万分の1のくじを引くよりは、10万分の1、1万分の1、千分の1…と当たる確率の上がったくじを引くのがよいわけで、運任せの釣りをするのであれば、せめてそれくらいはしないといけないのではないかと。
とはいえ、どうすればよいのか、調べる手段もありませんし、自力で何とかなるものではないのも分かっています。
冗談抜きで、上手い方にお願いして、釣りを見学させてもらうのも悪くないかも。
もっとも、そうなりますと、他船で行かなければなりませんし、沖の島ではなく鵜来島の方になるのでしょうが。

そして、今回のくじ引きで当たったのは参加賞。
でも、僕の場合、参加賞でも貰えたら上出来かも。


40cm弱とサイズ残念であるものの、新年一発目の魚がこれだったのは縁起が良いかも。
例年ですと、1匹目はよくてイサキで、大抵がキツか餌取り。
それこそ、今回は、撒き餌にダツがよってきていましたので、それを避けてこれが釣れたのはラッキーでした。
もっとも、大きな魚もいた中で、これを引き当てるのは僕の運のなさ。
いや、このエリアの尾長の場合、釣れる魚のサイズは運だけではないはず。
大きい魚を掛けることができなかったのは、僕の腕の問題ということでしょう。
なお、格好を付けて40cm弱と書いてみたものの、実際には35cm強ともいえるような魚。
というか、むしろそちらの方が正解かもしれません。
普段ならリリースすることが多いサイズですが、中村フィッシングさんのぐれだーびーが始まっており、それには2回以上の登録が必要なため、キープしておきました。


そして、この魚をさっさと締めて、クーラーボックスに放り込み、再びくじ引きに戻りますが、くじ引きの時間はここまで。
くじ引きが開催されていたのは朝一の短い時間だけだったようで、終了してしまっていました。
餌を撒いても撒いても、それらしき魚の姿も見えてこず、くじ引きにすら参加できない状態に。
朝のうち動いていた潮も動かなくなっており、出てくる気配すら感じません。
まぁ、朝一だけというのはよくあることなのですが、それなら、なおのこと、1回目のくじ引きをもっと慎重に引くべきでした。



で、しばらく餌を撒きつづけてみたものの、くじ引きが再開される様子もなく、それならばと、もう一つのくじ引きに参加することに。
もう一つのくじ引きというのは、足下の深いタナを探る釣りのこと。
いわゆる、ずぼ釣りと呼ばれる釣りのことです。
正直、僕の場合、釣れるなら何でもよいというのが本音ですので、これで釣れたとしても、まったく問題ありません。
ただ、この釣り方、魚自体はよく掛かるものの、深いタナで掛ける分、取り込むのが難しくなります。
さらに、掛かってくる魚の大半は、キツ、サンノジ、タマメなどの強い魚ばかり。
ウキのロストのリスクもありますし、ハリスだけでなく道糸も傷つくことがありますので、あまりやりたくないのが正直な所。
それこそ、この釣りのせいで道糸に傷がついていて、本物を掛けた時にブチンとなったら、洒落になりませんので。
とはいえ、せっかく釣りに来ていて、何もせずに待つも残念ですし、ロストしてもよいウキに交換し、針も変えて、沈めていっていますと、プシュン!
強烈な何かが掛かります。
いつもなら、ここで切られてしまうことが多いのですが、今回は切れません。
結構踏ん張ってみても切れる様子がないため、これは飲み込まれず、上手く掛かっているのかも。
しかも、キツとは違うような引き。
もしかしたら、当たりを引いた?
そう思いながら、どうにかこうにかして浮かせてきますと、見えてきた魚は尾長!
ではなく、タマメ。
魚の姿を見た瞬間、一気に気が抜けました。
そして、取り込んだのがこの魚


50cmくらいと大きくないですし、本命ではありませんので、そこまで嬉しくありませんが、それでも、取り込んだという実感はあるかなと。
しかし、僕のくじ引きの運なんてこんなもの。
当たり(尾長)なんて引けるわけがありません。
するるーで釣れなかったタマメを、狙っていないときの上物で釣るというのも僕のずれた所。
ちなみに、上手く針が掛かってと書きましたが、しっかりと飲み込まれていました。
タマメだから獲れただけで、尾長だったら確実に切られていたと思います。



で、この後は、沖の方を狙ったりしながら、尾長が出てくることに期待し餌を撒き続けるものの、何の見せ場もないまま終了。
結局、釣れたのは、朝一の小さい魚と、磯際のタマメ、それとイサキが数匹のみ。
迎えの時間の1時間前となります13時半に納竿としました。


なお、先月、ここで針の忘れ物をしましたので、今回は忘れ物がないか慎重に確認をしました。
特に、針のケースは、Mシステムの新しい針を入れており、なくしましたら被害が高額になり。洒落になりませんので。


ということで、今年1回目の沖の島釣行も見事に撃沈。
ただ、辛うじて魚は持ち帰ることができましたし、道具類の被害もほとんどなく、竿とかリールなどはもちろんのこと、ウキもロストしておらず、さらには、針を1個もなくしていないという。
今回から高価な針を使っていましたので、これは意外と大きかったかも。
また、風とそれにともなう飛沫のせいで、かなり寒かったものの、怪我などもせず、無事に釣りを終えることができました。
大好きな常連さんたちともお会いできましたし、新年1回目の釣行としては及第点といってよいでしょう。


さて、来週の沖の島釣行は、水曜日のノコバエ周りか、金曜日の三ノ瀬周り。
尾長狙いか、口太狙いか。
それ以前に、出船があるかどうかが問題。
天気次第といった所でしょうか。




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