沖の島釣行 364回目(2024年34回目)
2024年12月11日(水)
岡崎渡船/ノコバエ
・チョボ(ノコバエ)
出船 05:30 納竿 14:30
乗船客 8名
晴れ
最高 13.9℃ 最低 8.6℃(宿毛)
水温 20.3℃
潮 下り
いつもなら、釣行の翌日に書く釣行記を、今回は翌々日(今日)に書いています。
昨日は午後から授業が入っており、書く時間がなかったというわけですが、書こうと思えば書けたのも事実。
というか、実際には、昨日のうちに書いてしまっており、この部分だけを追加して、更新しているというのが正直な所。
釣行記の前文を書いていましたら、少し長くなってきて、これなら別記事にしてしまった方が得かなと思ったということです。
しかし、釣れません。
尾長狙いで釣れないのは当たり前として、モンズマとか口太とかを狙いにいっても釣れないとは。
ここまで釣れませんと、悔しさ、残念さを通り越して、清々しさすら感じてくるくらいです。
釣りの腕がないこと、センスがないことはよく分かっていますが、せめて運くらいは人並みにというのが本音。
僕が、東のハナに上がると、尾長が見えないことが多く、前日にはよく見えていたのに、前日には釣れていたのにという言葉を何度聞いたことか。
そして、今回は、モンズマがよく釣れていると聞いてやってきましたノコバエ周り。
潮があまりよくなかったのか、他の磯も含め、ノコバエ周辺でのモンズマの釣果はゼロで、口太も釣れていませんでした。
自分が釣れないだけならともかく、周囲を巻き込んでしまうこの状況。
僕のせいではないとはいえ、申し訳なく思えてきます。
今回はノコバエ周り。
お客さんは、他船から回ってこられた方を含め、全部で8名。
もう12月の中旬ですし、もっと多くなってもよさそうなものですが、お客さんが少ないのは片島港全体の話。
沖の島の方では、出船があった渡船やさんが2軒という残念な状況でした。
確かに、色々な物が値上げしており、なかなか厳しい状況ではありますが、もっと盛り上がっていって欲しいものです。
もっとも、この時期は、忘年会など、何かと予定の入りやすい時期でもあり、例年、お客さんが少なくなる傾向にはあるのですが。
なお、岡崎渡船のお客さんは、すべてよく知った常連さん。
いつも書いていますように、こういう日は、これだけで得した気分になれ、そして、それで満足するからなのか、釣果の方もあまり良くならないことが多いのも事実。
知り合いの方がおられないけど釣れる日、釣れないけど知り合いの方が多い日。
釣果を最優先に考えるのであれば、もちろん前者なのでしょうが、僕の沖の島釣行において、知り合いの方とお話する時間も、かなり重要な意味をもつのも事実。
というか、釣果だけを求めるのであれば、岡崎渡船での沖の島なんていう拘りをもつ意味がありませんし、そもそも、釣果だけを求めるのなら、釣りをしていないかも。
なので、釣れなくても、知り合いの方がたくさんおられたら、それで満足というのが僕のスタイル。
もっとも、知り合いの方がたくさんで、魚も釣れるのが一番で、その逆は、さすがに辛すぎるのですが。
ノコバエ周辺は、磯の数こそ多くないものの、いわゆる外れの磯がなく、ほぼすべての磯が一級磯。
その中で、僕が上げてもらったのがチョボ。
一級磯の中でも、特に人気のある磯で、ここ最近は、モンズマがよく釣れている磯の一つ。
普通であれば、希望をしても上がるのが難しいことも多いのですが、今回は、二人組の方が二組と、あとは、上物ではない方、足場の良い磯をご希望の方という内訳だったため、ここに上げてもらうことが出来ました。
ということで、今回の磯は、ノコバエのチョボ。
すぐ隣の大小島にもチョボという名前の磯があり、こちらも魚影の濃い一級磯。
あとで、書きますが、今回は、結構な差があったのではないかと。
ちなみに、袋に入っているのは船長から託されたサメ。
ここ最近、サメが多く、掛かったモンズマなどが餌食になっているようで、その対策として、各磯にサメを入れておいてくれとのこと。
また、サメをそのまま投げ込みますと、不法投棄になる恐れがありますので、ロープで繋いで、後で回収できるようにしてあります。
で、今回は、急ぐ理由もありませんので、のんびりと準備を開始し、まずは荷物の配置し直し。
ここは、狭い磯で、滑りやすい場所も多いですから、荷物の置き方が悪いと、釣りをしづらくなるだけでなく、自分が滑ったり、荷物が滑落したりする恐れもあります。
なので、慎重に、荷物の配置換え。
また、今回は、前日に時間がなかったこともあり、袋に入ったまま餌を持ってきていました。
そのため、それの準備も必要。
これだけでも、結構な時間が掛かりますので、急いで釣りを開始したければ、磯に上がるまでに準備しておくべきかなと。
といった感じで、昇ってくる太陽を見ながら、準備を進めていきます。
ちなみに、個人的には、ノコバエ周辺の磯から見る日の出が一番好きかも。
そして、準備が済んで、釣りを開始したのが、8時過ぎ。
潮は下り潮のようですが、あまり動いておらず、さらに、いつものような大ナダレの方に流れていく潮ではなく、当たってきて、隣のヌクモリバの方に回り込んでくるような潮。
これがどういう状況なのかは分かりませんが、釣れそうな雰囲気はあまり感じません。
実際、帰港後に聞いてみましたら、あまり良くない潮ではないかと言われていました。
もっとも、僕の場合、状況が良くても釣れないわけですから、あまり関係ない気もするのですが。
ということで、取り敢えず、足下付近から狙ってみるわけですが、最初に竿を曲げてくれたのはキツ。
下の方に、魚が見えていましたので、もしかしたらグレかもと期待してみましたが違っていました。
ただ、グレが混じっている可能性も否定できませんし、もう一度狙ってみますと、次に掛かってきたのがムロアジ。
そして、ここから、ムロアジの猛攻。
磯の周囲にはこれがたくさんいるようで、ひっきりなしに掛かってきます。
なお、帰ってから海中映像を見てみましたら、こんな感じでした。
割と厄介そうな状況ですが、沖の方はもっと厄介で、ダツ、ダツ、ダツ…
どの方向に投げてもダツ。
良さそうな感じの潮目の所には確実にいて、着水と同時に引っ張っていかれることもありますし、潮目を避けて、潮が動いていなさそうな場所を狙っても、いつの間に掛かっていたりします。
ノコバエ周辺は、ダツが多いエリアで、これまでにも、こういった状況になったことが何度もありますが、今回は、特に酷い状況。
ちなみに、他の方が上がられていた磯もダツだらけだったようで、クワンバエに上がられていた方は、磯代わりされていました。
そして、これが正解だったのではないかと。
大小島のチョボに磯代わりされ、そこでは、ダツが掛かってこなかったようで、モンズマを6本!!
一方で、僕の方は、納竿時まで、ずっとダツとの格闘。
せっかくのチョボでしたし、潮が変われば、ダツがいなくなるかもと期待してみましたが、ダツがいなくなることはなく、途中からは、足下付近でも掛かってくるようになり、一体、何匹のダツを掛けたことか。
どこに投げてもダツで、たまに掛かってくるムロアジとかキツとかが嬉しく感じるくらい。
一応、深いタナで、イサキが釣れたものの、どれも小さなサイズでしたし、本命のモンズマは不発。
また、湧きグレはいましたが、たまに寄ってくるだけで、基本的に届くような距離にはいませんでしたので、こちらは狙うことすらしていません。
なお、モンズマは不発と書きましたが、一度それらしき魚が掛かって、バラしています。
状況が状況なだけに、絶対に獲らないとというプレッシャーがあり、そして、そういうプレッシャーに弱いのが僕。
見事にバラしてしまったという。
そういえば、釣りをしている途中、3回程、ウキらしき物が流れてきました。
自分の物ではありませんし、流れてきた向きからして、他の磯に上がられていた方の物でもなさそうでしたので、無視して、流れ行くのを見守るだけでしたが、今考えてみますと、ウキ取りパラソルに付け替えて、狙ってみてもよかったのではないかと。
それこそ、何かの間違いで、それが松山だったりしたら。
まぁ、僕のことですし、回収してみたら、ウキではなく単なるゴミだったというオチになりそうですが。
あと、湧きグレは、道具を片付けたと同時に寄ってきました。
いつもながら、こちらの様子が見えているのかと思うくらいです。
ということで、今回も惨敗。
釣りの腕がないのはよく分かっていますが、最初にも書きましたように、せめて運くらいは、人並みにあって欲しいものです。
もっとも、僕の場合、腕がない分、人並み以上の運が必要なのでしょうが。
でも、釣れないことに慣れていることもあり、釣果自体はあまり気にしていませんし、好きな磯の一つでもありますノコバエのチョボで釣りができ、楽しかったと思っているくらい。
さらに、同船の方々は、特によく知っている常連さんばかり。
たくさんお話ができ、これまた楽しい時間でした。
なので、今回の沖の島釣行も、いつものように大満足!!です。
なお、託されたサメは、船着きの前に入れておきました。
ロープで繋いでありますので、ここに上がれる方はご注意下さい。
でも、これでサメが寄ってこなくなるならよいことなのかもしれませんが、今回は、サメがいてくれた方が、ダツがいなくなってよかったのではと思うくらいでしたが。
さて、来週の沖の島釣行は、水曜日の三ノ瀬周りか、木曜日の二並島周り。
尾長狙いをしたいという気持ちもあり、二並島の日に行きたいのが本音ですが、翌週以降の日程などを考えますと、1日でも早い方が都合がよいのも事実。
それに、三ノ瀬周辺の磯には、しばらく上がっておらず、こちらに興味もあります。
さらに、姫島の方であれば、尾長、モンズマに加え、ルアーも楽しめそうで、こちらも捨てがたいところ。
ただ、いずれの日も、まだ出船が決まっておらず、まずはそれを待たないことには。
また、出船が決まったとして、これだけ釣れない日々が続いていますと、少し間隔を空けた方がよいのかと思えてくる部分もありますし、それこそ、冬期講習の直前、大学入試の直前でもありますので、釣行を飛ばすという選択がないわけでもありません。
この辺りは、体調および仕事の進み具合をみて決めようかなと。