沖の島釣行 363回目(2024年33回目)
2024年12月04日(水)
岡崎渡船/二並島
・東のハナ低場(二並島)
出船 05:30 納竿 14:30
乗船客 11名
晴れ
最高 16.7℃ 最低 8.9℃(宿毛)
水温 22.1℃
潮 下り
今回は、中4日での釣行。
しかも、その途中の日曜日には、実家(米子)に行く用事があったため、そこでも300km以上の運転をすることになりましたし、その日に仕事が出来なかった分、翌日以降にしわ寄せが来て、前日も22時過ぎまで仕事をしてから出発することになり、通常の中4日よりもきつめの日程となりました。
また、上げてもらった磯が、足場のあまりよくない磯で、風もありましたので、足腰へのダメージが大きく、これも疲れた原因。
さらに、釣りの帰りには約50分の洗車。
疲れている時にしなくてもと、そう思わないでもありませんでしたが、翌日以降にわざわざ出掛けていくのは時間の無駄となり、こちらの方がよほど嫌でしたので、ついでに済ませてしまおうと。
ただ、21時くらいになりますと、気温も低くなりますし、真水での作業は思った以上に辛く、失敗だったような。
そして、帰ってからは、約2時間掛けて道具の片付け。
普段でしたら、道具の片付けが済んだ後で、何かを食べながら、撮ってきた映像を見たりするのですが、そんな元気は残っていませんでした。
でも、魚を捌く手間がなかったのは救いだったかも。
これがあれば、さらに遅くなったはずですので。
そういう意味では、釣れなかったのは正解だったと。
いやいや、釣ってきた魚でしたら、捌く作業も苦になりませんし、魚が釣れた日は、帰りの運転中はもちろんのこと、片付けとかをしている時もうきうき。
なので、翌日(今日)の疲労感を大きくさせている原因の一つが、釣れなかったことによる精神的なダメージであることは明らかなわけで、次回の釣りでは、疲れを吹き飛ばすような釣果を上げたいものです。
さて、今回の二並島周り、お客さんは全部で11名。
すべて上物の方です。
前回までは、ルアーのお客さんがおられ、それこそ、ルアーの人の方が多いなんて日もあったくらいでしたが、今回はついに0名。
僕もルアーを持っていきませんでしたし、ルアーの方はシーズンオフということでしょうか。
もっとも、沖の島の場合、真冬でも、その気になれば、ルアーでの釣行は可能で、それにつきましては、また書こうと思います。
そして、12月に入ったこともあり、上物の方は、本格的なシーズンに突入!
そう言いたい所でしたが、片島港の賑わいは今ひとつ。
沖の島で出船があったのは、岡崎渡船さんだけだったと思いますし、鵜来島の方も一部の磯周りの渡船やさんのみ。
まだ、週末以外はお客さんが少なめの状況。
釣果も含め、もっと盛り上がっていって欲しいというのが本音です。
5:30に出港した船は、約1時間で二並島に到着。
まず、3人組の方が東のハナの高場に渡礁され、続いて低場。
今回は、知り合いの2人組の方に誘って頂いており、僕も低場に上がれることに。
僕が上げてもらった釣り座は、西側の釣り座。
いわゆる、船着きと呼ばれる釣り座です。
ちなみに、前日の火曜日には、高場で尾長がよく見えていたとのこと。
しかも、上がられていたのは、本物の尾長ハンター(名手)の方々ですから、信憑性は非常に高い情報。
なので、この日も見えてくれたらと。
そして、何かの間違いで釣れてくれないかなと期待するわけですが、前日は見えていたけど僕が上がったら見えなかったというパターンが、これまで何度あったことか。
というか、ここ最近は、このパターンばかり。
なので、逆に、前日見えていなかったと聞いた方が期待できるくらいなのですが、今回はどうなのか。
明るくなるのを待って、餌を撒いていきますと、少しずつ魚が見えるようになってきます。
そして、いつの間にか、目の前にはたくさんの尾長!
キツも混じってはいるものの、大半が尾長ですし、中には60cmを越えるよう魚も見え隠れしており、撒いた餌に、我先にと食いついている状態。
活性は高そうで、間違いが起こっても不思議ではない状況。
これなら、僕にもチャンスがあるかも。
ドキドキする気持ちを抑えながら、いつもよりも慎重に仕掛けを作り、いざ釣り開始!
というのは、数分前まで頭の中で描いていた僕の理想。
実際は、尾長どころか、キツすら見えておらず、先に餌を撒き始めておられた同礁の方に聞いてみても、尾長が見えていないようで、高場の方もあまり見えていない様子。
しばらく餌を撒き続けていましたら、かなり深い所に魚の影が見えるようになってくるものの、尾長なのかキツなのか、あるいはそれ以外の魚なのか、それすら判別できませんし、見えている数も少なく、これはかなり厳しそう。
確かに、僕の場合は、餌の撒き方自体が悪い可能性も否定はできません。
ただ、僕以外の方は、上手い方ばかり。
それで見えていないということは、本当に状況が今ひとつなのかも。
またいつものパターンなのかと、がっくりきてしまいます。
とはいえ、どこかのタイミングで尾長のスイッチが入る可能性も否定はできませんので、その時に備えて、気持ちだけはキープしておかないと。
ということで、不安を感じるスタートとなったわけですが、取り敢えず、餌を撒きながら、沖の方を少し深いタナで狙っていますと、同礁の方に尾長がヒット!
大型でもないものの、40cm台半ばの良型。
2ヒロくらいの所に見えていた魚を狙って釣られたようです。
素晴らしい!
そして、それを聞いて、僕も同じようにしてみるわけですが、僕にヒットしたのはイサキ。
しかも、細くて小さなイサキ。
さすがに、これはリリースです。
さらに、この直後もイサキがヒットし、今後はマシそうなサイズであったものの、これもリリース。
今週は、木金土と魚を食べることが出来るようになっており、たくさん持って帰ることも可能。
そういう意味では、美味しいイサキはもってこいなのでしょうが、最初にこれをキープしてしまいますと、この日がイサキ狙いになってしまいそうで。
尾長とか、モンズマとかをキープした後でイサキを追加するのはありとして、いきなりイサキをというのは、どうかなと。
それと、イサキをリリースしますと、尾長だけを狙っているという感じになって格好良さそうだったというのも大きな理由。
というか、これが一番の理由かも。
いつも書いていますように、僕の尾長狙いは、気持ちの部分が大半を占めており、尾長を狙っているという気分になれたら、ある意味勝ちのようなものですので、そのためなら、少々の犠牲(魚を食べられないこと)は厭いません。
しかし、すぐ隣の方が釣られたのは尾長で、僕に釣れたのはイサキ。
しかも、その方は同サイズの尾長を立て続けに2枚で、僕は立て続けにイサキ。
一体何が違うのか。
実力が大きく違うのは明らかとして、運とかも含め、根本的に全てが違っているということでしょう。
その証拠に、このイサキの後、僕にヒットしたのがヤズだったその一方で、
同礁のお二人にはモンズマがヒット。
そして、その直後、僕にヒットしたのはツムブリ。
ここまで来ますと、実力云々以前の問題のような気がしてきますし、逆に、コントのようで楽しい気分にすらなってきます。
結局、前半戦は、尾長が見えないまま終了。
もちろん、このまま残って、尾長狙いを続行するわけですが、後半戦も状況は変わらず、尾長が浮いてくる様子はなく、少し深いタナを狙ってみますと、掛かってくるのはイサキのみ。
また、沖の方を狙いますと、ダツが掛かってきますし、僕の腕ではお手上げ状態。
14時頃、少し早いかなと思いつつ、納竿としました。
尾長狙いの方の場合、割とギリギリまで釣りをされることが多く、それこそ、船が見えるまで釣り続けるという方も珍しくありません。
そして、納竿間際にチャンスタイムが来ることもあり、最後の最後に釣り上げたなんて話もよく聞きます。
最後まで諦めずに釣りをした方がよいのかもしれませんが、僕の場合、慌てて片付けをしますと、道具を壊したり、忘れ物をしたりする可能性が高くなるため、余裕をもって片付けに入りたいというのが本音。
それに、可能な限りは、磯の掃除もしておきたいですから。
まぁ、磯に上がって準備をするのも遅いですし、こういった所も釣果の差になるのかも。
それこそ、ここの尾長狙いなんて、ほんの僅かな時間が勝負なんてこともよくあるわけですから。
ちなみに、前々回、低場に上げてもらった際、針のケースを忘れてしまいましたので、今回は、慎重に忘れ物のチェックをしました。
多分、忘れ物はしていないと思います。
また、磯際を狙っている際に、何度か切られたのですが、ウキはすべて救出でき、被害はなし。
さらに、買ったばかりの柄杓。
こちらも、流出の危機があったものの、玉網で無事に掬うことができました。
なので、針とかガン玉とかを除きますと、道具の被害はなかったことに。
もちろん、怪我などもしていませんし、敢えていうなら、シューズが濡れて、帰りの船の中で、足が冷たかったことくらいでしょうか。
釣りをしている時は、駆け上がってくる波にも注意をし、水溜まりにもはまらないようにしていたのですが、磯の掃除をしている時に、バケツの水をまともにかけてしまい、シューズが中までびしょびしょ。
真冬でなくてよかったというところではあるものの、気を付けないと。
でも、そういう意味では、冬場のシューズは、ブーツタイプの方がよいわけで、次回くらいからは、そちらに交換しようと思っています。
ということで、今回の尾長狙いも見事に撃沈。
イサキは10匹近く釣れましたが、狙って釣ったものではありませんし、そもそも尾長狙いの時のイサキは、ある意味、餌取りのようなもの。
モンズマならともかく、これで釣ったとは思いにくいのも本音ですから、今回は(も)、釣果ゼロと言ってもよい結果ではないかと。
いつもながら情けない限りです。
ただ、一番好きな磯でもあります東のハナの低場で釣りをすることができましたし、同礁の方ともたくさんお話ができ、楽しい時間を過ごせたのは間違いありません。
なので、今回の沖の島釣行も大満足!です。
来週は、二並島周りの日が月曜日と土曜日。
どちらも、行くのが難しい曜日です。
なので、水曜日のノコバエ周りか金曜日の三ノ瀬・姫島南周りを候補に考えています。
ノコバエ周辺では、モンズマがよく釣れているようですし、姫島の方なら、モンズマだけでなく、尾長にも期待ができるかも。
さらに、しばらく上がっていない三ノ瀬周辺の磯も気になり、これはこれで楽しみかも。
ただ、昨日の時点では、水曜日も金曜日も問い合わせなしとのこと。
まずは、出船が決まってくれないことには。