沖の島釣行 357回目(2024年27回目)
2024年10月11日(金)
岡崎渡船/一ツバエ
・一ツバエ(一ツバエ)
出船 05:00 納竿 13:30
乗船客 8名
晴れ
最高 26.4℃ 最低 20.0℃(宿毛)
水温 26.1℃
潮 下り
2週間ぶりの沖の島。
通常であれば、久しぶりということになるはずなのですが、これだけ行けない週が多くなりますと、久しぶりどころか、割と早く行けたなと思えてくるくらいです。
それ程、今年の夏は異常だったということ。
ただ、見方を変えますと、週一で通い続けていることが異常だったとも言えるわけで、いっそのこと、このまま2~3週に1回くらいのペースに変えていくのも悪くないかも。
そんなことさえ考えてしまう始末。
ただ、それは、まだこんな時期だからという可能性も否定できず、上物のシーズンに入っていけば、気持ちも変わってくるはず。
そして、今回がその上物の初戦。
気持ちが盛り上がるような釣果になったかというと、残念ながらとしか言えません。

今回のお客さんは、他船からの預かりのお客さんを含め、全部で8名。
ルアーの方だけでなく、上物の方、底物の方もおられます。
もっとも、そのうちの上物というのは、僕のこと。
そう、今回は、上物の初戦。
少し早いような気もしますが、運がよければ何か釣れてくれるかなと。
まぁ、僕の場合、シーズンの真っ只中であっても、常に、運がよければということなのですが。
5:00に出港した船は、約1時間で今回の磯回りとなる一ツバエに到着。
ここに、知り合いの底物の方が上がられるようで、その際、船長から、「柴田君、今日は何かな?一緒に行くかい?」と声が掛かります。
今回狙っている魚は、モンズマとハガツオ。
一ツバエは、モンズマとハガツオの実績が高く、上げてもらいたいと思っていた磯の一つです。
また、今回は、上物だけでなく、ルアーとキビナゴも持ってきており、荷物が多めになっていますが、一ツバエならそれにも対応可能。
さらに、底物で上がられる知り合いの方とは久しぶりにお会いしましたし、一緒に上がって、話をしながら釣りをするのもきっと楽しいはず。
となれば、断る理由はなく、僕も一緒に上げてもらうことにしました。

ということで、今回の磯は一ツバエ。
帰ってから調べてみましたら、一ツバエに上げてもらうのは今回で18回目のようです。
前回が、昨年の10月12日でしたので、まさにちょうど1年ぶりということ。
その時は、底物の友人と一緒に上げてもらっていました。
今回一緒に上げてもらう方も前回の友人も、岡崎渡船の常連さんで、これまでに何度もお会いしていますし、一緒に渡礁させてもらったこともあります。
しかも、お二人とも、常連さんの中でも、特に好きな方達で、連絡先を知っている数少ない方々のうちのお二人。
ついでに言いますと、お二人とも香川の方だという。
ちなみに、その時の釣行記がこちら
読み直してみましたら、その日もハガツオ狙いだったと書いてありますが、当然のように釣れていません。
餌取りの猛攻に遭っただけのようですし、しかも、GoProを海に落としたり、シューズのレースが切れたりと、ハプニング続きだった模様。
釣果の方はともかく、GoProをなくしたりとかは再現したくありません。
そういう意味では、このことに気付いたのが帰ってからでよかったです。
事前に知っていましたら、吸い込まれるようにハプニングを繰り返してしまうのが僕ですから。

さて、今回は上物の初戦。
ただ、状況が全く分かっていませんし、上物だけで来るのはさすがにと思い、ルアーとキビナゴも用意してきています。
なので、弁当船まではキビナゴとルアーをやって、上物は後半戦から。
そう決めて、準備に入るわけですが、今回は、ルアーではなくキビナゴからやってみることに。
磯の上でのブログには、キビナゴの方が釣れそうな気がすると書いてみましたが、そんな格好いいものではなく、いつもの釣れない流れを変えてみようかというのが一つの理由。
そして、餌が勿体ないというのがもう一つの理由。
後半戦は上物をメインにするつもりですので、朝のうちにキビナゴを使っておかないと、せっかく持ってきた餌が余ってしまい、勿体ないかなと。
そんなセコい考えのもとで釣りを始めるわけですが、当然のように釣れません。
餌取りが凄すぎて、どうにもならない状況。
元々、一ツバエは、沖の島の磯の中でも、キツとか餌取りとかが特に多い磯の一つ。
しかも、まだ10月の半ば。
予想通りと言えば予想通りの結果。
餌が余るどころか、弁当船までに1パック分を使い切ってしまうのではという勢い。
そして、こういう時に限って、アジとかイカとかを用意してきていないという。
今回が、キビナゴとルアーだけで来る日であれば、確実に用意してきていたはずですが、上物をしようと思っていた分、用意してきていませんでした。
また、ルアーの方もやってみましたが、こちらも全く駄目。
というか、ルアーは予備のつもりでしたので、持ってきていたのは、ヒラスズキタックルのみ。
ルアーも、ミノーがいくつかと、あとはスピンテールとワームだけ。
大型プラグはもちろん、ジグすら持ってきていませんので、攻め方が限られてしまいます。
おまけに、スプリットリングとスナップを入れたケースを忘れてきたため、ルアーを直結しなければならず、ルアー交換が面倒で仕方ありません。
なので、キビナゴが駄目で、ルアーも駄目ならと、予定より早めの8時前には、上物を始めることに。
ただ、当然のように餌取りの猛攻。

潮が緩いこともあり、かなり沖の方まで餌取りが出て行くため、なかなか厄介。
また、餌取りを交わそうと、遠投をしてみますと、そこに待ち受けているのはダツ。
これは、キビナゴで狙っている時から分かっていたことですが、モンズマが釣れそうな潮目には、ことごとくダツが待機しており、これまた非常に厄介な状況。
結局、この状況を打破することができず、クーラーが空っぽのまま弁当船の時間を迎えることに。

正直、通常であれば、磯代わりしてもよさそうな状況。
ですが、上げてもらっているのは、超一級磯の一ツバエ。
ここで駄目なら諦めもつきますし、前半戦までの緩い下り潮が、本命の上り潮に変わってくれたら、大チャンスが訪れるかもしれません。
また、たくさんの荷物を広げており、磯代わりの準備をするのが面倒というのも事実です。
それに、知り合いの方とワイワイ話しながら釣りをするのも楽しく、正直、釣果よりもこちらを優先したいのが本音。

ということで、このまま残ることにしたわけですが、潮は下りのまま。
磯周辺の餌取り、沖合のダツも相変わらず。
また、途中からは、風が強くなってきて、少し釣りにくい状況に。

それでも、奇跡を信じて、上物、ルアー、キビナゴをサイクルしながら頑張ってみましたが、駄目。
僕の下手くそな腕では、アカハタを数匹釣るのがやっと。

本命と考えていましたモンズマ、ハガツオは当然として、モンツキなども釣れませんでした。
しかも、アカハタが釣れたのは、キビナゴのみですから、ルアーでの釣果はゼロ。
そして、もちろん、上物の釣果もなし。
残念な結果といえば残念な結果ですが、オヤビッチャとかキツとかがガンガン掛かってきましたから、魚が掛かった感触だけは味わえましたし、こういう楽しみ方もありかも。
そう思うことにしておきましょう。

なので、上物の開幕戦は、見事に撃沈。
餌取りの多さとかは、ある程度予想できていたものの、自分の下手くそさが予想以上で、どうにもなりませんでした。
ですが、同礁の方とたくさんお話できましたし、楽しい釣りになったのは間違いありませんので、今回の沖の島釣行も大満足!です。

来週は、水曜日から土曜日のどこかで行きたいと思っていますが、現時点では、天気が微妙。
というか、天気予報が日替わり状態ですので、近くになってみないと分からないというのが現状。
また、上物で行くのか、キビナゴとルアーで行くのかも未定。
本当は、今回がキビナゴのラスト釣行にし、次回からは上物のみで行こうかとも思っていましたが、キビナゴへの未練が残ったのも事実。
今回の上物をオープン戦扱いにして、開幕はまだだったことにすれば、今回の撃沈もリセットできそうですし、それもありかなと。
もっとも、それ以前に、出船がある事が前提なのですが。