沖の島釣行 356回目(2024年26回目)


沖の島釣行 356回目(2024年26回目)

2024年09月27日(金)
岡崎渡船/ノコバエ
・母島沖堤(三ノ瀬)
・ヒナダン(ムロバエ・白岩)
出船 05:00 納竿 13:30
乗船客 8名
晴れ
最高 31.4℃  最低 24.0℃(宿毛)
水温 28.1℃
潮 下り

2週連続で釣行が飛んだため、3週間ぶりの沖の島。
その前は6週連続で釣行が飛んでいますし、7月以降、2週連続で行けた週が1回もない状況。
確かに、7月の後半から10月の前半くらいまでは、上物のオフシーズンということもあり、出船が極端に少なくなりますので、ある程度は仕方ないと思っていましたが、まさかここまでとは。
ただ、今年は例年になく暑い日が多く、いや、猛暑の日が多く、釣りどころか、近くのコンビニに行くのでさえ躊躇してしまう日ばかりでしたので、自分の都合だけを考えますと、釣りに行けなかったことは、むしろ幸運と言えるのかもしれません。
とはいえ、沖の島に行きたい気持ちがあるのは間違いないわけで、いくらかでも涼しくなってくれて、出船が増えてくれたらと思っている所です。

なお、今回は睡眠不足の状態での釣行だったため、帰ってきて、片付けをしたら、それで限界。
撮ってきた写真とか動画の整理をする余裕はなく、それが、翌日(今日)に回ってしまいました。
しかも、今日は土曜日ですから、釣行記を書くのを明日以降に回すことも考えたのですが、それはそれで面倒。
それに、今回は、楽しかったかどうかはともかく、とにかく内容の薄い釣行。
早い話、釣れなかったということですが、書く内容がなければ、そんなに時間が掛からないだろうということで、ささっと書いてしまいました。


あと、今回の釣行からは、新しいスマホで写真を撮っています。
ただ、面倒だったこともあり、カメラの設定は、ほぼ手つかず状態。
それもあって、上手く撮れていなかった写真も多かったのですが、撮影を失敗して悔しくなるような魚は釣れておらず、全く問題ありません。


さて、今回はノコバエ周りですが、この時期の磯周りはあってないようなもの。
それに、直前の台風(熱帯低気圧)の影響で、うねりがついており、南側の磯は使えないことが濃厚。
というか、南側の磯だけの問題ではなく、使える磯があるのか。
朝一の船長の第一声が、「いけるやろうかね。最悪、全員で堤防に並んで…」でしたので。
もちろん、台風のことは知っていました。
また、天気予報などの波予想よりも、実際の波が高くなるのも知っています。
実際、天気予報では大した波になっていなくても、沖の島の方では大うねりだったなんて日を何度も経験していますので。
ただ、今回は2週飛んでいたことに加え、翌週も行けそうにない状況だったため、取り敢えず行きたいという気持ちが勝り、そのまま強行突破したということ。
自分で決めたことですから、仕方がありませんし、こんな日に出船してもらえるだけでも感謝しないと。


5時過ぎに出港した船は、約1時間で沖の島に到着。
最初に向かったのは、ソトガシラ。
うねりが一番マシなのがこの辺りとのことですが、それでも、結構荒れており、低い釣り座(西側の釣り座)はもちろんのこと、真ん中の釣り座も波を被っている状況。
ソトガシラでこの状態なら、一ツバエとかは論外ですし、二並島周辺の磯も、ほぼ使えません。
そして、次に向かったのが、白岩周辺。
風向きはあまりよくないものの、他に使える磯もなさそうですので、ここに渡礁することになり、白岩の地、バラス、ヒナダン、クボリ、タツバエ、スベリに他の方々が渡礁されます。


そして、最後に残った僕は、宮の下。
ここなら、キビナゴも出来ますし、ルアーでの青物にも期待できそう。
なので、ここに上げてもらってもよかったのですが、僕が選択したのは堤防。
どうせこんな日に来たのなら、普段上がらないような磯に上げてもらうのも面白いかなと、敢えて、選択してみたということです。
それに、眠たくなった場合、最も安全に仮眠がとれる場所ですし。
まぁ、それは冗談として、青物の実績が高く、釣り番組などでもよく使われる磯(?)
ここに上がりたくて沖の島に来られるルアーの方も多いですし、一度様子を見ておくのも面白いかなと。


ということで、今回の磯(?)は、母島の沖堤。
いわゆる、スーパー堤防です。
ここに上がられる方の荷渡しを手伝ったことは何度もありますが、自ら上がるのは初めて。
そして、上がってみて分かったのですが、潮位によっては、一人でここに上がるのは、意外と面倒だと。


しかし、沖の島の本島がすぐ目の前にありますが、沖の島の磯に上がっている気が全くしないという、何とも不思議な感覚。
ただ、足場は抜群によく、しかも、かなり広いですから、大人数でここに上がって、ワイワイしながら釣りをするのも、きっと楽しいのでしょう。


ちなみに、ここに上がるのは、今回が2回目。
前に上がったのは、2017年の1月27日


裸島のナダレから磯代わりする際、高い場所から、船に飛び移ったら、バチン!という感触とともに、左足の肉離れを発症。
磯に上がることは不可能だっため、納竿時間までをここで過ごしたということ。


なお、その時は、一切釣りをせず、歩き回ったり、昼寝をしたりして過ごしましたので、釣りをするのは、今回が初めてです。

そして、その初めての釣り。
このスーパー堤防、まさに、その名の通り、魚影の濃いスーパーな堤防。
釣り番組とかでも、やたらと釣れているシーンをよく見かけますし、他の磯が全く駄目でも、ここだけは釣れていたなんて日も珍しくありません。
なので、もしかしたら、下手くそな僕でも、たくさん釣れるかも。
そんな期待を胸に、いざ釣り開始。


まず最初はルアーから。
取り敢えず、ヒラスズキタックルで様子を見て、ぶち切られたりしたら、その時にタックルを変更しよう。
そう考えていたわけですが、ぶち切られるどころか、何も釣れません。
よい感じに潮が流れており、港の中では、小さめの青物がバシャバシャとしています。
釣れそうな雰囲気はあるのですが、僕の下手くそさがそれを勝っているようで、完全無反応なままルアーは一旦終了。
キビナゴにチェンジしてみます。
というか、今回はこれが本命。
上物のシーズンに入りますと、ルアーは持っていくことがあっても、キビナゴは持っていかなくなりますので、場合によっては、今回がキビナゴのラスト釣行。
何でもよいので、釣れてくれたら。
そう思いながら、釣りを始めますが、こちらも駄目。
魚からの反応はあるものの、おそらく餌取りの仕業。
そして、途中からはダツの猛攻。


どこを狙っても掛かってきます。
これは磯代わりした方がよいかも。
というか、元々、話のネタ的な意味で上げてもらった部分も大きく、磯代わりする気満々だったのも事実。
取り敢えず、片付けをしておこうかと思い始めた8時半頃。
ダツとは違う引きで、やたらと走り回り、そして、ブルブルとくる感触。
スーパー堤防を選んだ理由の一つに、ハガツオを釣りたいというのがありましたが、もしかしてこれは。
そう思い始めますと、バラしたくないという気持ちが一気に膨れあがり、ドキドキ。
やり取りの最中、回り込まれそうにもなりながらも、何とか耐えて、寄せてきた魚をも見ますと、何とハガツオではなく、モンズマ。いや、モンズマかヒラソウダか。
紋があるかないか、別の意味で、ドキドキし始めます。
思った以上に強烈な引きで、少し苦戦したものの、無事にランディングに成功。


そして、無事に紋もありました。
正直、釣れたから言うわけではありませんが、ハガツオよりこちらの方が釣りたかったのは本音。
ただ、時期的なことを考えれば、ハガツオの方が期待度が高いかなと。
実際、僕自身、モンズマを釣ったことがあるのは、すべて11月以降ですし。
ということで、まさかのモンズマ。
しかも、丸々と太った良い個体。
これでもう十分。
とはいえ、釣れることが分かれば、気持ちも盛り上がっていき、このまま残ろうかとすら思えてきます。
が、その前に、まだ回遊しているかもしれませんので、さらなる釣果を目指して。
そう思って、竿を持とうとした瞬間、船からの汽笛。
定期船の時間。


強制的に釣りは中断となりました。
で、釣りを再開しても、モンズマからの反応はなし。
もちろん、あのまま中断することなく釣りを続けていても、釣れなかった可能性が高いのですが、取り敢えず、掛かっている最中に船が来なくてよかったなと。
そして、たまに聞こえてきます定期船からの汽笛、あれって、堤防にいる釣り人への警告の意味もあったのだなと。


この後、ルアーで小さなネイリを何匹か釣ったところで、弁当船の見回りの時間。
磯代わりするつもりで、船に乗り込んだものの、今回は、うねりのせいで使える磯が限りなく少ない状況。
しかも、これから潮位が上がってきますので、果たして上がれる磯はあるのか。
ただ、駄目そうなら、また堤防に戻ってくればよいかなと。
ちなみに、見回り時間は、潮位が低い時間で、船との段差がこれくらい。


この段差を荷物を持って飛び降りないといけません。
先程も書きましたように、以前、ここに上がったのは、磯から船に飛んで肉離れを起こした時。
今回は、ここから飛ぶ際に、肉離れを。
そんな気もして、少しドキドキでした。



なお、磯代わりにつきましては、堤防に戻ることも考えたのですが、磯の方が好きですし、後半戦はキビナゴをメインにするつもりだったこともあり、ヒナダンに上げてもらうことに。


ヒナダンは底物場で有名な磯で、大型石鯛の実績が多数。
おそらく、キビナゴでも有望な磯なのでしょうが、僕自身は、4年前に一度上がったことがあるだけで、今回が2回目の渡礁となります。
ちなみに、4年前の時は、渡礁前に船のトラブルがあった時で、母島におられました澤近渡船さんに乗り換えての渡礁となりました。


なので、岡崎渡船さんでの渡礁は今回が初めて。
前半戦の堤防もそうでしたが、上がるのが2回目で、1回目の時は、何らかのハプニングがあった時。
今回は、いつもとは違った不思議な釣行となっています。


ですが、釣りの腕はいつも通り。
当然、釣果の方もいつも通り。
後半戦は、餌取りすら釣れませんでした。
魚がいなかったわけではなく、足下付近を、青物が何度も行ったり来たりしていましたので、ルアーを投げていれば、釣れたかもしれません。
ただ、磯上がりした直後に、お土産でも確保しておこうと、ワームをつけて攻めていましたら、早々に根掛かり。
また、今回は、気合いを入れてキビナゴを2パック持ってきており、それを使わないと勿体ない気がして、リーダーの結束が面倒だったこともあり、ルアーは片付けてしまっていました。
そんな時に限って、青物の回遊があるというのも、僕の運のなさ、実力のなさを表している気がします。


ということで、久しぶりの沖の島は、完敗。
辛うじて、モンズマが釣れてくれたため、完全ボウズは避けられましたが、根魚は1匹も釣れていませんし、モンツキすら釣れていません。
しかも、全体的に釣れていなかったのならともかく、皆さんそこそこ釣られていたようですから、自分の下手くそさを痛感しており、情けない限りです。
ですが、久しぶりの沖の島は、楽しかったですし、堤防で釣りをするという貴重な経験もできましたので、今回も大満足ということにしておきましょう。


次回の沖の島釣行は、水曜日から土曜日のどこかの予定でしたが、天気予報を見る限り、かなり厳しそうな状況。
なので、またしても休みの週になりそうです。
なお、10月の中旬からは、上物のつもりですので、来週の釣行が飛べば、次は尾長狙いの初戦になるかも。



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